鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2022/11/16 9:06:01|釣果報告
ここど〜こだ!? ○○ッパヤの川
おはようございます。

11月15日は、七五三でした。
が、平日でしたから、
お参りとか、写真の撮影は、
きっともう先に済ませちゃったかも!?
ですね。

もう何処にいってしまったか知りませんが、
ワタクシの5歳の七五三の時の写真は、
そりゃあもう、凄い写真だったですカメラ

洋服は、蝶ネクタイのスーツでしたが、
まあ、その顔の不機嫌そうなこと!!

なんでそんな顔になってしまったのか、
全く覚えて居りませんが、
千歳飴で手がベタベタになった事だけは、
不思議に覚えています。

さて、先週の土曜日、
ある町を流れる、ある小河川で、
小物釣りをしてみました。

この川で魚釣りをしている人は、
自分は全く見た事がないのですが、
過日、写真の橋の上から川を覗き込むと、

シュ、シュ・・・

と、走る魚影魚をたくさん見つけたので、
その正体を確かめたくて、
急に思い立って、釣りに行ってみました。

が、前の記事に書いたブルーギル釣りで、
餌を使い切ってしまったので、
先ずは餌を確保しないといけません。

ですが、いつも行っている釣具店は、
この川の近くではありませんから、
釣り餌以外の何かを、代用する事にしました。

で、向かった先は、コンビニです。
そこで買ったのが、

ジャーン!!
2枚目の写真のコレであります。
そう。魚肉ソーセージでございますョチョキ

もう午後の3時を回っていましたから、
釣りができるのは、頑張っても1時間くらい―。
まあでも、あれだけ魚影が見えていれば、
そこそこ釣れるかも!?

そんな目論見で、竿を出してみました。

すると・・・
最初に釣れたのは、アブラハヤくん。
でした。が、山梨では、大概こう呼びます。

アブラハヤじゃなくて、アブラッパヤです困った

続いて釣れたのは、モツゴちゃんでした。
この魚は、「クチボソ」って、呼ぶ人も居れば、
酷い呼び方ですが、
マグソッパヤなんて、呼ばれちゃいます。

きっと、役に立たないって意味で、
こう呼ばれちゃうんだと思うのですが、
実は、佃煮などにすると、
とっても美味しい川魚なんです。

まあ、それはともかく、
同じ場所で、2種類の○○ッパヤが、釣れましたグッド

ポイントは、おそらくポンプ小屋だと思うのですが、
その取水口に設置された、小さな堰堤の周りです。

お次に釣れたのは、
オイカワさんです。

オイカワさんは、
通常、シロッパヤと呼ばれます。

が、婚姻色が強く出ると、
身体が赤黒くなって来るので、

同じ魚なのですが、
アカッパヤと、呼び名が変わります。

そこから、この3種が、
入れ替わりながら、ポツポツ釣れ続きました。

で、日が陰って、間もなく寒く感じたので、
午後4時過ぎに、納竿としました。
残った釣果が3枚目の写真です。

シロッパヤ、意外と大きかったですよ幸せ
15a以上ある個体も釣れましたから・・・

シロッパヤが多かったのでありますが、
アブラッパヤ、マグソッパヤ・・・

と、○○ッパヤが釣れる川に、
勝手に認定グッド

これに、ウグイが釣れてくれていれば、
ウグイ=ハヤが、常識的な呼び名ですから、
ハヤコンプリートになった訳です。

居ないことはないと思ったので、
今度は、ウグイも含めて再戦してみたいと思います。

さあ、最後の写真の橋の欄干に、
この小河川の名称が記してありました。

「古川」でーす。

もう一方の欄干には、ひらがなで、
「ふるかわばし」と、ありました。

さて、ここは、
どの町のどの辺の川でしょうか!?スマイル

分かりますかぁスマイル

 







2022/11/07 9:06:01|釣果報告
紅葉に染まる千代田湖でブルーギルと遊ぶ
おはようございます。
早いもので、
もう霜月―。
今年も、残りひと月余りになってしまいましたョ自信まんまん

あなたのお住まいの地域では、
秋が深まっていますか?
もう我が家のある八ヶ岳の麓は、
朝晩めっきり冷えて、
特に朝起きるのが辛くなって来ましたよろよろ

さて、日本の秋と云ったら、
そう。紅葉ですよね。

そこで、先日から再び小物釣りを再開したのを受けて、
紅葉狩りを兼ねて、甲府市郊外の丸山貯水池へ、
​​​​行って来ました。

「丸山貯水池」と書いても、ピンと来ないですよね困った
このブログにも何度かあげていますが、
丸山貯水池の別名は、表題に書いた「千代田湖」です。

棲息している多くの水生生物たちが、
外来種って事もあって、
ある意味、良いイメージはない人も多いかもしれません。

只、ここにいる生きもの達が、
棲みたくてここに棲んでいる訳でもなく、
こうした情況を招いた人間こそ、
罪深い厄介者なのかもしれません。

が、紅葉で有名な昇仙峡にも近いこの水辺は、
今頃はまさに紅葉が見頃を迎えています。

そこで、イチバン釣れる対象でもある、
『ブルーギル』を釣りに行って来ました。

エサは、先日行った鎌田川で使ったエサの残り―
使い切ってしまおうと思い出掛けました。

湖畔には、ブラックバス釣りに講じる方や、
へら鮒釣りのボートも数艇ありました。

まあ敢えてブルーギルを釣る人は余りいないので、
短時間でも、そこそこ釣れるでしょう!!

で、初めて小一時間で、
あっと云う間に「ツ抜け」に達し、
エサも無くなったので納竿となりました。

釣りが終わるまでバケツにストックして、
数えたら、18尾でした。

お子さんでも簡単に釣れますから、
初めての釣りにはうってつけです。

親子でブルーギルを釣りながら、
ギルの正しお話しを聴かせてあげるのは、
とっても良い、環境教育になると思います。

外来種を頭ごなしに侵略者と決めつけるのは、
決して良いことではありません。

今月いっぱいは、紅葉も楽しめるでしょうから、
良かったらお出かけしてみて下さいネ。







2022/10/29 9:06:01|釣果報告
再び小物釣りを再開!! あの魚を探して・・・

おはようございます。

朝晩、もうめっきり冷えますね。
木々の色付きも、日を追う毎に深まって来ました。

さて、八丈島から戻った後も、
暫く忙しかったので、
随分と、更新をご無沙汰してしまいましたが、

少し時間に余裕が出て来たので、
再び、あの魚を探して、県内の小河川での、
小物釣りを再開致しました。

で、今回釣りをしてみたのは、
昭和町の、中央道の下を沿うように流れる、
『鎌田川』です。

高架下のため、
昭和バイパス側からは良く見えないので、
殆ど、釣り人を見た事がありませんし、
自分も釣りをしたことはないのですが、

側道に車を止めて下見をしてみたところ、
けっこうたくさん魚が泳いでいました。

上から見る限り、
アブラハヤ、オイカワ、カワムツ・・・
かな・・・。
と、思われる魚が、キラキラしていました。

また、あの魚を見つけるための
バロメーターでもある、
コイもたくさん泳いでいました。

しかも、水草が良い具合に繁茂していて、
適度なワンドも形成されているので、
姿は見えなかったものの、
あの水草に隠れてるんちゃうの・・・
そう考えて、釣りしてみる事にしました。

冒頭から、「あの魚」と、記しているのは、
県内で、殆ど見ることがなくなった、
『ギンブナ(マブナ)』の事です。

おそらく本流筋からは、
もう姿を消してしまっていて、

こうした余り人の来ない脇川で、
ひっそりと命を繋いでいるのではないか―。

そう仮定して、
いるかもしれない川を探し歩いて居ります。

このブログで何度か紹介した、
あの水路のポイントも、そんな貴重な場所でした。

では、果たして首尾良く、
あの魚は、釣れたでしょうか・・・。

残念ながら、あの魚の釣果は、
最後まで一尾もありませんでした。

が、アブラハヤや、オイカワが、
コンスタントに釣れてくれました。
魚も綺麗な魚体です。

加えて、コイがエサの周りを、
すい〜っと泳いで来て、
結構、ハラハラドキドキ・・・困った
でも、コイにはフラれてしまいましたハート

そんな訳で、
久々の小物釣り再開では、

あの魚は釣れず―
コイも釣れず・・・よろよろ

では、あったものの、
やっぱり、どんな魚でも釣れてくれると嬉しいし、
楽しかったで〜す!!

この鎌田川では、
あと何カ所か、ポイントを変えながら、
攻めてみたいと思っています。

写真は、釣った場所と釣れたお魚です。







2022/09/12 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
アカテガニは海を目指して・・・
おはようございます。

今日は、お魚のお話しではなくって、
変化球で、カ二さんのお話しをしたいと思います。

今年の海洋道中の期間中、
度々、ベースキャンプに現れた珍客がいました。

それが、『アカテガニ』です。
確かにベースキャンプは海の近くなんですが、
完全に陸の上です。

普通、カ二と云えば、
磯とか、堤防とか、
絶えず海水がある場所に住んでいますよね。

ところがこのアカテガニは、
普段は陸の湿った場所に棲んでいます。
いわゆる「陸ガニ」なんですね。

フォルムは、いかにも「カニさん!!」
って、言いながら、子どもがお絵かきする、
「カニ」って云えば分かり易いでしょうかねスマイル

でも、
このカ二の姿を、テントの中で目撃したら、
そりゃあ、ビックリすると思いますよ。

ましてや、山梨県の子が、
陸地では先ず見ることがないカニと、
いきなり遭遇する事を想像すると、

パニックしちゃう怒る

そりゃ、そうですよ。

そんな事件が、
上陸したその日に、実は起ってしまったんですよろよろ

日中、子ども達が頑張って建てたテント。
暑い一日でしたから、当然ですが炎天下での作業晴れ

消灯時間のちょっと前だったでしょうか・・・
テントサイトから、突然に悲鳴が聞こえたんです。

女子の声でしたから、
女性の指導者が、慌てて確認に行ってくれました。

すると、
参加者のある子が、ブルブルと震えて、
カニ、カニ・・・
と、嗚咽しながら、パニック状態

指導者が確認すると、
甲羅の大きさが5aほどのカ二が、
なんと、テントの三角屋根の下、
要するに、天井あたりを歩いていたんだそうです。

それを聞いた自分は、
「アカテガニ」って、直ぐに分かったのですが、
心配なのは、カ二じゃなく、
突然ありえない光景を見てしまったその子の事・・・

ヘルスカウンセラーの指導者が、
彼女が落ち着くまで、
話しを聴きながら、
そばに付いていてくれました。

が、

「このテントでは眠れない」 

と、云う事で、
救護用に建てた大きめのテントに、
一時エスケープしたのでした。

では、どうしてこのカニは、
ベースキャンプをうろついていたのでしょう。

実は、ここだけでなくて、
シャワーを浴びに行った底土の野営場などでも、
結構たくさん見つけました。

おそらくですが、
産卵に備えて海を目指している最中だった―
って、予想しています。

前記した通り、アカテガニは普段は陸にいて、
満月・新夜の夜に、
海にやって来て、一斉に産卵をしますグッド

産卵時期は、おおよそ6月〜8月くらいです。
時季もだし、丁度、満月に向かって、
大潮に向かっていく潮周り夜だったので、
いつもの夏より、多く見かけたんだと思います。

アカテガニは、
ちゃんと月と海との繋がりを体で覚えていて、
海を目指していたんでしょう!!

やっぱり、自然って不思議ですよね嬉しい

 







2022/09/07 9:06:01|お魚紹介
泳いでヤガラぁ!!
おはようございます。

今年の海洋道中では、
2回のスノーケリングの機会がありました。

が、2回目の時は、海が少し荒れていて、
海水浴場の一部のエリアが、
遊泳禁止になっていました。

なので、2回目はスノーケリングより、
堤防から、飛び込んだり、ジャンプしたり、
午前中の八丈富士登山の疲れも何のその!!
単純な遊びなだけに、逆にやたらと楽しい幸せ

アラ還の自分でさえ、
都合5回も、堤防からジャンプで飛び込んでしまったので、
終わってから、もうヘロヘロよろよろ
やっぱり、年相応と云うのを考えなきゃいけませんね怒る

ですが、
2回目も海の中を覗く事も、もちろんしました。
そこで発見したお魚を、
今日はご紹介しましょう!!

そのお魚はと云うと、
『アオヤガラ』と、云うお魚です。

上の写真の左の方ですが、
細長くて、口ばしがあるみたいに見えますでしょ。

それに、海中で見ると海水の青を映して
青っぽく見えます。

変わったフォルムですが、
八丈の海には、このお魚が結構居て、
特に、こうした海水浴場にも、よく出没します。
コイツが悠々と泳いでやがったですよスマイル

ヤガラが泳いでヤガラ〜

・・・無反応

一方、沖合の方には、
同じ様なフォルムで、更にでっかい似たお魚がいます。

こっちは、『アカヤガラ』って云うお魚で、
別名、『トランペットフィッシュ』
な〜んて、呼ぶこともあるんです。

ねっ、言い得て妙ですよねグッド

しかも、この姿からは想像出来ないほど、
このアカヤガラの方は、
食味がバツグンなのです美味しい

それに対して、
アオヤガラの方は、地味だし、食味はイマイチガッカリ
なので、釣る方の人気はないんです。

トランペットより小さいから、
アオヤガラの方は、『コルネットフィッシュ』
とでも、呼んであげて下さいなスマイル

アカにアオ、これに黄色いのが居れば、
正に信号機ですねスマイル