鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/07/12 9:06:01|お気に入りの場所
お気に入り水族館3(沖縄美ら海水族館)
この水族館がオープンした直後から、
いつか行ってみたい・・・。
ずっと、夢見ていた水族館でした。

が、今の仕事を始めてからは、
なかなか沖縄旅行なんて楽しめる経済状況ではなく、
本当に、憧れだけの場所でした。

それが、仕事とは全く違う事情で、沖縄に行くことになり、
ついに2017年の11月に実現したんです!!

その事情とは、姪っ子の結婚式だったんです。
まあでも、最初はご祝儀だけ渡して式への出席は、
遠方過ぎる―。と、云う理由で遠慮するつもりでした。

そしたら、兄と姪っ子から、
遠い場所で式をするから、ご祝儀は不要だよ。って、
招待状が届き、ならば絶対に祝福しなきゃと、
沖縄行きを決断したのでした。


これは、美ら海に行かない手はない―。と、
旅の計画を練り、式の当日の朝にここに行って、
会場に直行する―。と、云うプランを立てたのでした。
当然、当日ですから、新郎新婦は式で会う事にして、
兄の家族とは、美ら海で合流することにしました。
式場までは、車で30分くらいの距離だったので、
ギリギリまで楽しもうと、
自分は、開館30分前には到着し、ゲートで開館を待ちました。

いよいよオープン!!
夢に見た「美ら海」に、ついに入館できました。

ここのイチバンの見せ場と言えば、
やはり、マンタやジンベエザメが泳ぐ巨大水槽でしょ(^o^)/
もう、何度も水槽の前を行ったり来たりして、
色んな角度から、見てしまいました。

他の展示も、「さすがっ!!」の臨場感。
兄たちと合流して一緒に見た、
クジラのショー最高でしたよ。

また、かつて巨大水槽に尾びれを無くし、
人工の尾びれをつけて泳いでいたジンベエザメの、
ひれの展示なんかも印象に残っています。

11月でしたが、気温はなんと30度(>_<)
夏みたいなお天気で、正に常夏の沖縄って感じで最高でした。

もちろん、たっぷり英気を養ってからの祝福だったので、
式は大盛りあがり!!の、ビーチウェディングでした。

笑えたのが、新郎のお父様が、
自分を兄と間違えて、挨拶して下さった事―。

夜の二次会で笑い話になりましたが、
ちょっと会わない間に、背が縮んだ?って、
思ったんですって。顔は、激似なんで仕方ないかあ(^^;)

いやあ、沖縄は素晴らしいです。
コロナが収束して機会があれば、
また絶対にいつか行きたいですね。

今度は、姪っ子ジュニア(男の子なんです)に、
お魚と、釣りを教えてあげたいなあ!!
怒られちゃうかなあ(^^)

大叔父バカでございます!!







2020/07/11 9:06:01|トピック
感謝の気持ちを込めて釣り場をきれいにしたい!!
大雨被害に見舞われた被災地で、
ボランティアの活動が始まっているそうです。
新型コロナウィルスへの感染リスクを抑えるため、
受け入れるボランティアさんは、
同じ県内の人に限定されているとの事です。

今やボランティアさんのマンパワーなしでは、
復興は語れません。が、
今年は今まで通りにはいかないんでしょうね。

ところで、災害時と言う事ではなく、
普段の生活の中でお役に立てるボランティアとして、
応急手当の普及に関わるボランティアをしていますが、
平常時・災害時に拘わらず、
ボランティア活動に向かう動機は、「感謝の気持ち」です。
昨年のラグビーワールドカップで、
台風被害に遭った、岩手県や宮城県で、
選手の皆さんが、ボランティアで泥かきなどの、
ボランティアをしてくれたと云うニュース。
あの姿こそ。感謝のお返しですよね。

誰かのお役に立てる事の喜び―。
それは、今ある自分を支えてくれた、
人や、物や、自然への恩返しがしたい・・・。
「お陰様」って、言葉の通り、
私たちの生活は、
全て誰かの何かのお陰で成り立っているからです。

その感謝の気持ちを表す行動として、
使った場所を綺麗にする―。
清掃活動もまた、素晴らしいボランティアだと思います。

上の写真は、
例年続けている八丈島キャンプで、
1日だけ自分がやりたい事に取り組める、
『自主活動の日―』と、云うのがあるのですが、
魚釣りを選んだ中学生たちが、
釣りが終わった後の堤防を、
自主的に掃除している場面です。

以前は、声を掛けてからでないと始めたかったのですが、
もうここ数年は、何も云わなくても、
道具さえ持って行けば、
自分達がコマセなどで汚してしまった場所を、
デッキブラシで磨き、更に水で流して綺麗にしています。

手が空いている子も、
堤防に落ちているゴミを全体で拾い集めます。
この自主活動は、8泊9日の期間中の7日目に行いますが、
子どもたちは、この島の人たちに支えてもらって、
島の自然に鍛えてもらって過ごしてきただけに、
何の躊躇もなく、感謝の気持ちで掃除を始めるのです。

『来たときよりも美しく―』
この気持ちは、子どもたち全員が共有しているからこそ、
自発的なアクションとして動けるんでしょうね。

こんな事をしていると、
釣っている他の方にも波及して、手伝って下さったり、
子どもたちに「ありがとう」って、声を掛けてくれたり、
感謝の気持ちが伝わっていくのが、よく分かります。

災害時のボランティアさんもきっと同じ気持ちですよね。
「ありがとう。」その一言があれば、
何よりのご褒美ですものね(^o^)/







2020/07/10 9:06:01|レッツスタディー!!
ペットボトルの大冒険!!
この大雨被害は、九州のみにとどまらず、
岐阜県や長野県などにも、
大きな被害をもたらしています。
まだまだ予断を許さない状況ですので、
どうか引き続き、警戒して下さいね。

ところで、写真のペットボトルの表記をご覧下さい。
そう。この文字は、おそらく中国の文字ですね。
何て書いてあるのか、どんな飲み物なのか、
自分には全く読めないのでありますが、
実はこれ、日本の海岸で見つけたペットボトルです。

それでは、今日のレッツスタディーは、
このペットボトルを見て考えて下さいよ。

このペットボトルを見つけたのは、
新潟県と富山県の県境に近い、
新潟県のI市内の海岸で見つけた物です。
名前に魚の字が入ってる場所ですよ。
敢えて地名は書きませんので、想像して下さいね。

I市内の海岸に、中国文字のペットボトル―。
ここで、かの地の人が飲んで捨てた物―。
では、なさそうですよね。
おそらく、かの地からここまで漂着したんだと思います。

だとすれば・・・
さあ、ここから問題ですよ。
このペットボトルは、どうやって日本海側のI市に、
辿り着いたのでしょうか?

この仮説を、皆さんに考えて欲しいのです。
このペットボトルの漂流記を、
書いてもらいたいなあ!!って、問題です。

かの地と、日本の間に流れている海流のこと、
どうして、太平洋側ではなかったの?とか、
このペットボトルと旅の途中で出会った、
漂流者は、他にはどんな物・人が居たのでしょうか?

近いようでも外国からのお客様。
日本でできる事はないでしょうか?

色んな可能性も考えながら、
このペットボトルの大冒険を讃えましょう!!







2020/07/09 9:06:01|トピック
ご存じですか!?内水面漁協という組織
今年もまた九州を中心とした、
大雨被害が発生してしまいました。
被害に遭われた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。
また不幸にも犠牲となられた方々へ
謹んでお悔やみ申し上げます。辛いですね。

こうした豪雨災害は、
年を追う毎に、甚大になっている様な気がします。
こうした大雨の際、そこに居る魚たちは、
どうなるのでしょう!?

おおよその場合、特に小魚たちは、
川辺の水草の奥にエスケープして、
大水が引くのをじっと堪えて待ちます。
こんな時、川底の砂や小石を飲み込み、
魚体を重くすることで耐える―。
そんな事も実際にあります。

ところで、多くの漁師さんが、
『漁業協同組合―』。
略して「漁協」と云う組織に、
所属されているのをご存じですよね。

海域での漁の場合であれば、
どんなお仕事をされているか―。って、云うのも、
なんとなく想像できますよね。

では、河川域にある『漁協』の、お仕事って、
どんな事をされていらっしゃるか、ご存じでしょうか。

そこでは、海域の漁協さんとは、
ちょっと異なった仕事があります。
また、海域と直接つながる河川の漁協さんと、
全く内陸部の河川の漁協さんと比較しても、
様々な特色があり、法律面での適応も、
必ずしも同じではありません。

今回は、この内水面漁協と云う組織について、
少しだけ踏み込んで書いてみようと思います。

河川域で、
釣り以外のレジャーを楽しまれる方がいらっしゃれば、
参考にして戴けると思いますので、
暫しお付き合い下さい。

先ず押さえておきたいのが、
漁業を営む為の法律である『漁業法』と、
水産物を採捕する方法や、権利などを定めた『漁業権』です。

漁業権は、個人ではなく漁協に付与される権利で、
5つに分類されています。
内水面については、『第五種共同漁業権』が適応します。

漁協には、資源の繁殖―。と、云う義務がある訳ですが、
内水面は海域にくらべ、
水産物の繁殖が持続可能ではない為、
足りない分を「放流」に、頼る事になります。
が、放流する為には、当然ですが原資が必要です。

その原資を確保する為に、内水面漁協では釣り人に、
臨時の組合員として資金面の協力してもらう為に、
入漁料を繁殖の為の資金として支払い、
対象となっている魚種を釣る事が許される訳です。
なので、入漁料(鑑札)は、遊ぶ為の入場料―。
では決してないのです。

この辺は、釣り人も知っている方が少ないのか、
度々、同じ川で他のレジャーを楽しんで居られる方との、
トラブルが発生してしまいます。
釣り人にしてみたら、「こっちは金を払ってるんだ!!」
と、言いたくなる気持ちも分からなくはないですが、
そもそも主旨が違うので、お門違いのクレームでもあります。

ですが、他のレジャーを楽しまれている方も、
あの人たちのお陰で、この川に魚が住めるんだ―。って、
お互いをリスペクトする気持ちが持てれば、
トラブルは激減していく事でしょう。

では、一旦話しを戻しますね。
内水面漁協の主な仕事は、上記した通り、
漁業権の対象魚種になっている魚の繁殖の為の放流と、
産卵場所等の整備(要は漁場整備)が主な仕事です。
魚を採捕するのは、
また別の法律や、資格が適応となります。

ですから内水面漁協では、
どの魚をどこへどのくらい放流したかを、
臨時の組合員である釣り人や、当該地域の知事に、
報告しなければならないルールであるため、
写真の様なポスター等で告知をし、解禁日の通達も行います。

釣り人はその情報を得て、釣りを楽しむのです。
ですから、釣れるとか釣れないと言うのは、
それも文句を言うべきものとは違いますよね。

ですが、内水域の上流などには、
ダムが存在したりしているため、
漁業者に保証金を支払う義務なんかもあって、
これが結構な額になったりするので、
傍からは理解しにくい構造になっている側面もあります。

釣り人も、そうでない人も、
公共材としての河川を占有できる権利などと云うのは、
鼻から存在しないので、お互いにルールを遵守して、
仲良く共有しなければいけないんだと考えます。

機会があれば、
他の漁業権についても紹介させて戴きますね。







2020/07/08 9:06:01|お魚紹介
堤防でこのサイズが釣れたら!?
このお魚の名前は、『カンパチ』と、云います。
実はこのカンパチ、
以前、八丈島で中学生が堤防で釣りあげたもの。
結構、大きいでしょ!?
30センチくらいは充分あったと思います。

これが浜の子だったら、「まあ、まあか・・・」
くらいでしょうけれど、海なしの山梨県の子が釣ったと思えば、
立派なサイズですよ。
釣った後、凄いコーフンしてました(^^)

ところで、この『カンパチ』と云う名前の由来ですが、
ご存じですかね?。このブログを見て下さっている方には、
簡単な質問かもしれませんが、
もしかしたら、ご存じでない方もいらっしゃるかもしれません。
なので、改めてお話しさせて戴きますね。

カンパチを漢字で表記すると「甲八」と、書きます。
「甲(かぶと)。」即ち頭に、
漢数字の「八」を逆さまにしたようなラインが、
歌舞伎役者の隈取りの様に刻まれています。

写真でも良く分かりますよね!?
これが名前の由来です。また、同じカンパチでも、
尾びれの上側が長い個体もあって、
それは、『ヒレナガカンパチ』と呼ばれ、
このカンパチとは、別種とされます。

また、いわゆる出世魚とは異なるのですが、
40a未満ほどの個体は、『ショゴ』と、
呼ばれたりもします。

こんなカンパチが堤防で釣れちゃう八丈島に、
今年はいけないんだあ・・・。
って、思うと、やっぱり淋しいです。
島でも、観光客を受け入れるか否か、
まだまだ迷っているかと思います。

とにもかくにも、一日も早くコロナパニックが、
収束してくれる事を、祈るばかりです。