おはようございます。
25日の投稿は、マブナで、
レッツスタディーの投稿でした。
そして今日は、
マブナの相棒というか、
いなきゃいけない
マブダチっていうか、
そんな関連性の
コイと、
コイ釣りについて、お話ししようと思っています。
その前に皆さん、
『鯉の泡月(アワヅキ)』って、ご存じですか
仮にその場所にコイの姿が見えなくっても、
泡月が出ていれば、確実にコイは居る―
と、見当が付く、
コイからのサインなんです。
そして、
コイがおおよそポイントのどの辺りに居るか―
と、云うバロメーターにもなり、
泡月から想像できるコイ釣りのヒントは、
本当にたくさんあるのです。
ところで、近年のコイ釣りは、
「カープフィッシング」として、
確立した釣りのジャンルになっています。
以前からの、
「吸い込み針仕掛け」に限らず、
『ボイリー』の、普及により、
一気にメジャーな釣りになって来ました。
特に河川よりも湖沼で、
大物を狙う傾向が強くなって来ました。
県内でも、
富士五湖もそうですが、四尾連湖、千代田湖など、
県外からも、コイ釣り人がやって来る様になりました。
アタリを取るのも、以前だったら鈴が鳴って・・・
じゃなく、アラーム音がなったり、
車に居ながらして、アタリが見えたり分かったりなど、
ハイテク化している状況が見られます。
ではどうして、大物のコイを狙うために、
わざわざ越県までして、訪れる人がいるのでしょう
裏を返せば、当県から他県へ、
海釣りじゃなく、コイを釣りに行かれる人もいます。
それは、コイは釣れる確率が非常に高い魚―
だからだと思います。
実は、
コイは一日の行動範囲や行動パターンが、
ほぼ、ルーティーン化されている魚なのです。
捕食する時間、場所、遊泳ルート・・・
これらがほぼ一緒なので、
情報が集まりさえすれば、
必ずそのポイントに、
巨ゴイはやって来ます。
群れで動くときには、
必ず群れの中で最大の個体が先頭で動き、
他のコイはそれに追従します。
なので、真っ先に釣れるのが、
群れの中の、
最もデカいヤツ―
と、云う事になります。
それが釣れてしまうと、
他の魚は散ってしまいますから、
より大物のみを、
釣り上げられる確率が高い訳です。
その釣るための情報の一つが、
前記の
「泡月」です。
コイは捕食する際に、
口の中にエサの周りにある泥も、
堆積した落ち葉や、ゴミの様な物まで、
凄い吸引力で吸い込みます。
この時、エサ以外の物は、
エラから外に放出するのです。
固形物は、咽頭歯で砕いて食べます。
空気を含んでいますから、
当然そこに泡が立ちます。
泡は丸くてお月さんみたいで、
ポコポコと水面に月が浮かぶのです。
これが
「泡月」です。
この泡が沖の方に出てるのか、
岸に近い所なのか、中州の周辺なのか、
ポイントによって様々なのですが、
数日通って居れば、
どんなルートで泡月が出ているか―
その場所の
、コイの行動が予測できるんです。
それこそ、
今はSNSがあるので、
どこそこの湖の、あのワンドの あの辺りで、
たくさん泡月が出てる―
とか、
狙うんだったら、朝だとか、
あそこは 昼だ、夕方だとか、
情報を共有すれば、釣るのは難しくありません。
只、それが
「主」級のバカでかい個体だったりすると、
バラす確率も高いよ―
バラした事が
拡散されて、
より、大物をバラした湖沼として、
伝説化されちゃうんですよね
とまあ、こんな風に、
コイ釣り人同士のネットワークが幾つも自然発生し、
コイ釣りがよりアツくなっているんですね。
まあ、でも水面にポコポコ浮かぶお月様―
これはこれで、風流ですよ