鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2022/04/27 9:06:01|トピック
レアなカエルさん発見!!
おはようございます。

過日20日に、毎日更新2年を境に、
書ける日投稿に切り替えまーす!!
って、2年間の感謝を込めてお伝えしました。

それから1週間、
こりゃあ、報告せずにはいられない!!
そんな貴重な体験ができたので、
今日はそのご報告です。

もっと詳しい事は、
先に、もいっこあるHOOKかんきょう『協育』事務所の
サイトで既に報告させて戴いていますので、
是非ともそちらもチェックしてみて下さいネ。

4月23日の土曜日に、
清里のキープ協会さんの春の自然観察プログラムに、
講師として呼んで戴きました。

このプログラムの告知も、
こっちのHPでさせて戴きましたよネスマイル

プログラムのテーマは、
『清里にヤマアカガエルが住む理由は?』でした。

でね、
ヤマアカガエルの卵塊を見つけたら、
もうオタマジャクシになってる子もいっぱいいて、
ゼリーの中から抜けだそうって子もいっぱいいて、
他のカエルさん達より、
ひと足速い、繁殖のサイクルを見つける事ができました幸せ

が、HOOKの方でも興奮気味に伝えちゃってるんですが、
声はすれども姿が見えぬ、幻のカエル―

なんと、
『タゴガエル』様に、人生57年を経て、
初めてお目にかかれたのでございますうラブ

まあでも、釣り好きな自分としては、
タゴガエルさんの事を知ったのは、
今の仕事を始めた頃で、かれこれ20年前の事。

それまで、カエルさんと云えば、
鮎釣り時季の「カジカガエル」さんとの出会いが、
嬉しかった訳ですが、

森に暮らす、タゴガエルについては、
名前も知らず、
知ってたのはモリアオガエルくらい

渓流釣りで山道を歩いてるときに、
カエルが鳴いている事は認識していても、
どんなカエルなのかまでには、
無関心な自分がいました。

でも、今の仕事を始めて、
自然がみんな繋がっている事に気付いて、
全ての命が愛おしいと思える様になった事が、
すっごく大きい事だったんです。

そして、なかなか会えないって言う、
タゴガエルの事も知って、

キープの森で鳴いてる場所があるんです。

レンジャーさんから、そんな情報も戴き、
今回も、

鳴き声を聞きに行こう―

そんな隠れタイトルも携えて望んだのです。

そしたら・・・
会えちゃったんですよぉラブ

思った以上にちっちゃくて、
でも、きゅきゅきゅ・・・
って、鳴き交わすあの声。

恋を実らすための鳴き声の共演。
その声を奏でているご本人(いや、ご本カエル様)に、
会えたんです。奇跡って起るんです。

テーマのヤマアカガエルさんのオス達よりも、
更にひとまわり小さいカエルさんです。

湿地の泥の中に暮らしているので、
身体の表面は、割とツルツル滑っこくって、
頭が扁平で尖った感じになってます。

そのお姿を拝見(上写真)し、
どうして、湿地にいらっしゃるのかも想像できました。

トンネルも掘るんですびっくり
卵も見ましたびっくり

ヤマアカちゃんは、ソフトボール大のゼリー球―
に、対して、タゴガエルの卵は、
数珠状に繋がるグミの球―ポカン

釣りをしている皆さんなら想像できると思いますが、
エッグルアー(ワーム)って、あるでしょびっくり
あんな感じなんです。

「すげー、初めて見た!!」

と、参加者さん達より、興奮してしまいました。
それにね、参加してくれたキッズのメンバーさん達の、
ポテンシャルが凄すぎる・・・

全員、生きもの博士になれますよ。

専門学校の教え子だったレンジャーさんと一緒に、
いやあ、すごかったねえ!!

驚きと感謝のオンパレードでした。

そんな素敵な皆さんと一緒に、
清里の春と、カエルたちの恋の歌を、
満喫できた、素晴らしい一日でした。

今後も、レンジャーさんによるガイドウォークや、
楽しそうな観察イベントが目白押しですので、

是非、明日からのGWに、
清里も加えてみて下さいネ。

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きゅーっハート

 







今日を区切りに・・・(2年間の感謝)
おはようございます。

コロナ禍が始まった、
2020年4月20日から、

このブログの毎日更新を誓い、
釣りの事・魚の事・環境の事・・・etc
色んな話題で、更新し続けて来ました。

出張中の1日。
そして、釣りの師でもあった叔父が亡くなり、
喪に服した数日―

それ以外では、なんとか続けて来れました。
そして本日、
連日投稿丸2年になりましたチョキ

そこで、誠に勝手ながら、
​​​今日で一旦、
連日投稿の区切りの日にしようと思います。

この2年の間、本当にたくさんの方々が、
このブログを見て下さいました。

開始時、30位くらいであったアクセス数が、
現在、6位というランキングにまで伸びましたラブ

これも一重に、皆様のお陰であると、
心から感謝して居りますハート

拙い文章、変に長い文章、
まとまらない感じ・・・よろよろ

そんなブログに寄せて戴いた、
数々のご意見や、日ごとに変わるアクセス数に、
励まされ続けて、今日まで来ました。
本当に本当に、ありがとうございました。

ただ、決してブログから離れてしまうのではなく、
単に連日投稿から、書ける日投稿に、
切り替えるって云うだけですので、
引き続き、ご覧戴けたら嬉しく思います。

コロナ禍も3年目となって、
もはや「収束」は、ない
そう思います。

が、ウイズコロナで、「共存」しつつ、
元の生活に戻していく段階に来たと思います。

少しづつではありますが、
徐々に仕事の依頼も回復して参りました。

だからこそ、
飛躍に向かって舵を切る事に致しました。

先ずは、夏の八丈島でのキャンプが、
無事に再開される事を信じて居ります。

そして、プライベートの釣りも、
仕事で行う釣りも、釣行機会が増えれば、
またこれまでとは違った投稿ができると思います。

是非、ご期待下さい。
またの投稿の時間も、
961だイにしますので、
ヨロシクお願いします。

2年間、連日お付き合い戴きまして、
本当にありがとうございました拍手

写真は、今年こそ行きたい八丈島の日の出の光景晴れ
こんな荘厳な朝日に、また会いに行きたい・・・
 







2022/04/19 9:06:01|提供できるプログラム
やっぱり釣りは食育に通ず!!
おはようございます。

今日4月19日は、
語呂合わせで『食育の日』なんだそうです。

食育と云えば、
新しい朝ドラで、

これぞ食育

そんな素晴らしいシーンがありました。

ヒロインと、そのお兄さんが、
大切に世話をしていた2頭の豚さん、

ある日、夕食に招いたお客様へのおもてなしの膳には、
らふてー や、 てびちーなど、
豚肉の料理が並んでいます。

が、その料理になった豚さんは・・・

けれど、お父ちゃんが、
黙って豚を潰した事を詫びたうえで、

「いただきます」は、命をいただくこと

と、みんなを諭して、
改めて食材に手を合せ、

「いただきます」と云って、
しっかり味わったあの食事のシーン―
本当に感動しました。

そう。人間も動物。
動物である限り、
他の命を食べる事でしか命は繋げません。

食とは、それほど残酷な事であって、
命は、命の犠牲のうえにしか成り立ちません

ただやはり、
自分の手で命を処して味わう―
この行為というのは、多くの人にとって、
かなりハードルが高い行為です。

ましてや家畜や、野生生物の命を処す行為は、
なかなか目にするものではありませんし、
体験できる行為でもありません。
でも、それを知る事は、とても大事です。

一方で、魚釣りで自ら釣った魚を、
自分の手で捌いて食べる行為であれば、
同じ野生生物でも、だいぶハードルが下がります。

そして、
この活動は、生きる事を理解するのに、
本当に大きな体験となるでしょう。

そんな事から、
自分の活動として釣りを指導させて戴く際には、
可能な限り、釣って、捌いて、食う
この事を、実践して戴ける様に工夫しています。

このブログの毎日更新を始めた最初の頃、
「釣りの七要素」と、云う概念をお伝えしました。
海の釣り本文 (lab2c.net)

その中に、「絞める・捌く」「料理する」
「食べる」「片付ける」と、
七つの要素のうちの4つまでもが、
「食」と、「食事」に関わるものになっています。

魚にも、心臓があり、胃があり、腸があり、
血液があり、細胞があります。

解剖ではありませんが、
魚を捌いていく段階には、魚がまだ生きていたら、
瞬時に命を絶って、細胞を活かしておく事が大事だし、
血液から毒素が出ない様にするためにも、
「絞める」と、云う行為が大事です。

その様に絞めた魚は、
血合いの臭いも殆どせず、白身は白身のまま
赤身は赤いまま、細胞が生きているので、
美味しそうに輝いてみえます。

捌き方も理にかなっています。
3枚下ろし、5枚下ろし、
魚体に合せた魚の捌き方を学びます。

調理(料理)もそうです。

刺身のツマはどうして付けるのか

煮魚する時、
煮汁は先に火を入れ沸騰させてから魚を入れます。
それだけに臭いは消されます。
それは何故か―

焼き魚なら、遠火の強火で焼けって言われます。
じゃあ、遠火の強火ってどういう意味

全て処した命を美味しく味わうための、
所作の様なものです。
命への感謝するための行為です。

自分は、過去の活動の中で、
自分で魚を捌いている子ども達の目が、
次第に真剣に向き合う姿に出会います。

例えば、
例年の八丈キャンプの釣りができる日―

釣れたら・・・

の、条件で、自分で釣った魚を自分で捌いて、
そこにいる全員で、料理して食べています。

最初は、気持ち悪がっていた子も、
自分のやっている行為に責任を感じて、
真顔で包丁を握る姿に感動させられます。

上手にできなかった子ほど、
申し訳なさそうに魚を扱い、
本当に味わって食べている姿に目を見張ります。

もしかしたら、
借りに八丈に行けても、
釣りは、できないかもしれません。

期間が1日短縮の予定なので、
釣りができる日が削られたからです。

でも、命と向き合う活動は、
それだけではありません。

食べると云う事は当たり前ではない。
食事は命に感謝するための大切なセレモニー。

育ち盛りの子ども達に、
伝わって欲しい「命」の尊さ・・・

だからこそ、今年はなんとしても行きたい。
短縮になっても、
活動に制限が掛かってしまったとしても、
島で命と向き合って欲しい。
自分自身と向き合って欲しい。

釣りはやっぱり、食育に通ずびっくり




 







2022/04/18 9:06:01|その他
定置網漁業を考える
おはようございます。

さて、昨今の物価高に伴う原油価格の高騰は、
やっと少しづつ、
コロナ禍から抜け出せそうになった途端に、
自分達の生活を、ジワジワと苦しめています。

なかなかℓ170円を切って来ないガソリンの値段。
クルマで遠出もできません。
ああ、でも海釣りがしてーっびっくり

ですが、自分が燃料費で悩む以上に、
漁業者は苦境に立たされています

漁師さん達は、高騰する燃料費で漁にも出られません。
本当に死活問題ですよね。

やはり、燃料こそ原動力ですから、
一日も早く、適正な値段に戻って欲しいですよね。

ところで、今の状況の中で、
どんな魚の獲リ方が最も収益が高いのか

そんな事を、ふと考えました。

前提として、漁師と云う仕事を営むには、
漁業権がないと漁師はできません。

単独として取得する場合もあれば、
共同漁業権として、
漁協や、漁連に付与される場合もあります。
付与するのは、当該地域の知事になります。

さて、最もリスクが高いのは遠洋漁業でしょう。
続いては、底引き網やトロール漁業。

やはり、船も大型で、しかも漁場が遠い、
深い、1船では無理・・・
こうした漁業は、相当に厳しいでしょう。

また、小型の船舶での漁は、
小回りは利くものの、
燃料費が嵩んで儲からない。

そんな状況ではないかと予想できるのです。
遊漁船も同様ではないでしょうか。

こうした様々な不安な状況を考慮した場合、
最もリスクを軽減できる漁業は、
定置網漁業ではないだろうか・・・
そんな風に考えています。

定置網漁業は、定置網漁業権が、
網が設置される海域の、
知事から付与されます。

まず、は個人所有ではない、
共有の資産である事です。

漁協や、漁連の組合員が出資しあって、
定置網様の網を所有する。

その漁網を、
組合員が漁をする特定の海域に仕掛ける。

網を上げるのも組合員総出で行い、
取れ高を分配する。

誰かが吐出して獲った

そう云う結果にはならないと云うのが、
定置網漁の最大のメリットではないでしょうか。

一攫千金はないのでしょうが、
確実な漁獲と、その分配が保障されます。
また、技術がきちんと受け継がれる―
そう云うメリットもあるかと思います。

ところで、2019年の3月に東伊豆で、
『海辺の環境教育フォーラム』が開催されました。

その際、様々な分科会が行われ、
自分は伊東市内の某漁協の、

定置網漁の元締めの方―。

の、お話しを伺ったり、
漁業の課題などについて意見交換する―
そんな分科会に参加しました。

そこで伺ったお話で特に印象に残ったのは、
組合員の月収などの所得のお話しでした。

20代〜30代の漁師で、
おおよその額だとして、35万円ほど―
そんなお話しをして下さいました。

勿論、漁協に所属されていますから、
各種の保険や補償も整ったうえでの月収です。

この額を聞いて、

へえー、そんなに安定しているんだ・・・

と、素直に感じました。
が、通常漁師さん達が動かす額は、
1回の操業で、
ウン百万円とか、数千万円とか、
きっと、そんな数字だと思います。

そこから経費をさっ引いて、

幾ら利益として残るのか―

手にする額も大きいのだろうけれど、
経費が嵩めば、赤字だってあり得る―

そんなギリギリの状況の中でも、
それが漁師だと、
懸命に頑張る漁師さんもいらっしゃる・・・

生き方とか、
生き様論で、漁業を語る人もいると思うのですが、
これからは、やはり安定収入と、補償だと思います。

定置網漁業の今後を、
経済と、漁師の方々の生活水準の双方から、
しっかり見ていきたいと思っています。

どんな状況であっても、
日本が海と共に生きていく事は、
この先も変わらないのだから・・・

上の写真は、
前記のフォーラムの中で、実行委員会のメンバーが、
漁に参加した際の、写真です。
 







2022/04/17 9:06:01|レッツスタディー!!
どっちがどっち!? 海ホタル&夜光虫

おはようございます。

4月も折り返しを過ぎました。
一方で、新型コロナは一進一退です。

けれど、経済活動も、子ども達の体験の機会も、
徐々に回していかねばならない、
そんなタイミングだと思います。

どうかGWに、
急ブレーキが掛かってしまわない様に、

ひとり一人が、感染防止対策を怠らない様、
しなきゃいけませんネ。

そして、思いっきりGWを楽しみたいですねグッド

さて、今日は久々に、
レッツスタディーのカテゴリーで投稿します。

知ってるようでよく分かっていない、

呼び方が違うだけなんじゃねびっくり

どっちがどっちだろう・・・

そんな課題でレッツスタディースマイル

どっちがどっちか分かりますかぁびっくり

さあ、左の4つの写真をご覧下さい。

実はコレ、
時折、夜の海を光らせる、
「海ホタル」と、「夜光虫」の放つ光と、
その本体をランダムに並べたものです。

この写真を見て、
海ホタルと夜光虫を区別して下さい。

仮に上から1番・2番・3番・4番としますので、
海ホタルは何番と何番、

夜光虫は何番と何番です。
と、区別して欲しいんです。

当てずっぽうではいけません。

光り方、色、光っている場所など、
良く考えて戴いて、
ちゃんと理由も説明できるといいです。

そして、
何となく神秘的で不思議な光景ですが、

海にとって両者は、

なくてはならない

なければ困る

その様な存在なのでしょうか。

先ずはご自身で調べ学習して下さっても良いですし、

海に行って実際に観察してみる

そんなのも楽しいと思います。

昨日の、延べ竿でキスの投稿で触れた、
専門学校の実習で、
年度は違うのですが、
どっちかで妖しく光る夜の海を見ました。

学生達の殆どが初めてだった様で、
結構、感動してましたねえ・・・

自分と相棒の先生は、
学生達のそんなリアクションを見て、

なんか、
「へ〜っ」って、感じでした。

自分も、相棒の先生も、
共通している事があるんですよ。

実は二人とも、

清水に住んだことがある

って、事なんです。

で、割と清水の海には
どちらかが度々発生します

なので、見慣れた光景なんですよね。

それに、釣りにも割と影響します。

そんなところも参考にして戴いて、
『海ホタル』『夜光虫』について、
色々学んで戴けたら嬉しいです。

さあ、あなたなら、
どっちがどっちびっくり