鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2022/01/16 9:06:01|レッツスタディー!!
今日は囲炉裏の日― と、云う事で・・・
おはようございます。

今日は、大学入学共通テストの2日目ですね。
昨日の感触が良かった人は勢いに乗って、
仮にそうでなかったとしても、
自分を信じて切り替えて、頑張って下さい。

ところで、
1月16日は語呂合わせで、
『囲炉裏の日』なんだそうです。

で、思い出したのが、
一昨年の11月15日の投稿で、

囲炉裏の上に魚がいるのはどうして?

って、云うレッツスタディーの課題を出しました。
(※ここでレッツスタディーしています)
鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」 (easymyweb.jp)

覚えて下さっている方、いらっしゃいますでしょうか!?
取り組んで下さった方、誠にありがとうございました。

投稿から1年以上を経過しましたが、
囲炉裏の日に因んで、今日はアンサー編を投稿します。

実は、この魚は、
火事を起こさない「おまじない」として、
火の上で泳いでいます。

魚は水の中の生きものですから、
火の上に、
予め水を呼んでおけば火事は起きない

そんな願いが込められていて、
そんな意味があるんです。

最近とても火事が多いですよね。
空気も乾燥してしまっているので、
余計に火は広がります。

そして、
機密性が高く材料に様々な薬剤が使われる事で、
哀しい事に、人的な犠牲を伴ってしまっているのが、
最近の火事の被害の現状です。

囲炉裏を使っている家は、
火を家内で使っているのに、
火事は少なかったようです。

それくらい、火を大事にしていたし、
自宅を大事にされていたのでしょう。
日本家屋は、木造ですからね・・・

一方、何処かで火事が出てしまうと、
一帯が燃えてしまう―
それが、昔の火事の被害の傾向だったようです。

この火を機にして戴いて、
もう一度、我が家の防火対策を見直してみて下さい

明日は、どんな日かもご存じですよね。
そうです。1月17日は、
阪神淡路大震災が起ったその日です。

地震後の火災が、被害をより大きくしました。

もう一度、火の用心・・・
 







素敵なドライバー(他人を喜ばせろ!!)のあっこさん
おはようございます。

早いもので、
1月も半分が過ぎようとしています。

オミクロン株の急激な感染拡大は心配ですが、
今日から大学入学共通テストが始まります。

各地で大雪も懸念される中、
厳戒態勢での受験になってしまうと思いますが、
どうか、テストに集中して戴いて、
見事にサクラ咲く桜事を祈って居ります。

受験生の皆さん、どうぞ頑張って!!

ところで、
このブログに投稿するネタのヒントに、
ラジオで漏れ聞いた事を元に、
既にもう何本も投稿しています。

実は、今日の投稿も、ラジオで聴いた、
ちょっといい話し
です。

是非とも紹介したくって、
釣りに強引に絡めて、お話しさせて戴きますウィンク

先ず、タイトルのあっこさんですが、

芸能界の大御所のW・Aの、
あっこさんではありません。
だってあのお方はカタカナ表記でしょ

じゃあ、このあっこさんは誰びっくり
って、云う事になるんですが、

いいお話しなので、
お名前も書きたいところなれど、

芸名ですから、
お名前もクレジットできないので、
イニシャルで書きます。お察し下さい。

元祖バラドル!!

本県が舞台になった、
あの朝ドラにも出演されていた、
イニシャルM・Aのあっこさんです。

アーン、分かりましたかびっくり

あのあっこさんが、
某公共放送の朝のラジオ番組で、
インタビューのゲストに呼ばれて、
お話しされた、ちょっと深くていいお話しです。

一昨年、コロナで初めて緊急事態宣言が出た際、
やはり、当然お仕事が、
どんどんキャンセルされてしまう中で、
不安を覚えたあっこさんは、
SNS上で、ある行動を起こしました。

あっこさん、
本来は歌手でデビューされて居り、
あの伝説のオーディション番組のチャンピオンです。
ご存じですよねチョキ

そこで、デビュー曲をアカペラで歌って、
同年代の歌手の方々へ、
リレーで繋いで
って、呼びかけたそうです。

そしたら、それがどんどん拡散して、
ついに、当時のアイドルが集まって、
コンサートをするにまで至り、
そのプロデュースを務める事になったと―

その報告を兼ねてのご出演だったんです。
お話しも、あの豪快な笑いも楽しくて、
運転が凄く楽だったのです。

そして終盤、
インタビュアーのアナウンサーさんが、
あっこさんが芸能活動を続けていらっしゃる理由
を、尋ねたんですね。

その質問へのお答えが、
今日の投稿のタイトルになっています。

いきなりですが、
実はワタクシ、ある心理学を学んだ事を、
先日の戴いた年賀状にあった言葉に感動した―
と、云う投稿の中でカミングアウトして居りますが、

その学んだ内容の中に、
『人生脚本』と、云う項目があるんです。

人は、親の生き方から学び、
誰が設定した訳でもないのに、
親と同じ様な生き方を選んでいくそうなんです。

差し詰め、
予め用意された脚本演じていくように
生きていくのが普通なんだそうです。

これを、自分が学んだ心理学の中では、
『人生脚本』と、呼んで居り、
人それぞれに脚本があるそうです。

その中で幾つか重要な価値観の元に、
「突き動かされるもの(価値観)」があって、
その価値観の事を、
『ドライバー』って、呼ぶんです。

これを学んだ時、
「ああ、なるほど!!」
と、ストンと腑に落ちたんですね。

で、
自分のドライバーが何であるか考えて下さい―

と、云う課題があったんです。

それで、自分が導き出したドライバーは、
「他人を喜ばせろ―」だったんです。

何故かと云うと、
自分は特に「母」の生き方に似ているんです。

母は、名こそ取得してはいませんが、
若い頃、趣味で日舞を続けて居り、
自宅で「踊り教室」を、不定期でやっていました。

生徒さんが自宅に何人か来て、
歌謡曲などに振りをつけた踊りを教えていたんです。

が、その教室の大半がお茶のみ話なんです。
皆さん、それが楽しみで来てくれている気もして、
自分も、話しの仲間に交ぜてもらったりもしました。

母も、踊ってる時とは全く違う表情で、
生徒さん達をもてなすことが、
本当に楽しそうだったんです。

そんな母を見ていたからかどうなのか、
自分では全く意識していないのですが、

いつしか、人に笑ってもらったり、
喜んでもらうのが好きになったんです。

小学校でよくやってるお誕生会では、
クラスメートからリクエストを集めて、
振りを付けながら、歌って、躍って、
ミニリサイタルみたいな事をしてました。

中学校の時は文化祭で、
仲の良い友人と二人でデュオを結成し、
やはり、アカペラで歌いました。
賞ももらいましたョチョキ

親戚が集まれば、
ピ○クレ○ィーのものまねを披露し、
お小遣いを稼ぎましたクローバー

高校の時には、
1年坊は、学祭で部として何か披露する―
って事が、部の伝統になっていて、

何故か「演歌」を、リードボーカルマイクで歌い、
他の同級生が、後ろで躍る―
そんな芸をやりました。

究極は、野球野球では出番が少なかった自分が、
部のため、仲間に喜んでもらえる事は何かあるか―

と、考えて考えて、自ら手を挙げて、
専属の3塁ベースコーチャーになりました
部のために、仲間を甲子園に連れて行きたくって、
レギュラーになることを封印しました。

どれも動機としては、

誰かに、みんなに、楽しんでもらいたい

自分以外の人に喜んでもらいたい

そんな方向に突き動かされている自分に、
課題に取り組んで、初めて気が付いたんです。

あっこさんは今新しく始められた事業のことも、
歌手としてはなかなか花が咲かなかったことも、
全て含めて、

自分の原動力は、
応援してくれている方全ての、
「笑顔」が見たいから幸せだし、
喜んでもらいたいから嬉しいです。

で、豪快に笑って仰っていて、

このコロナ禍でついぞ忘れてしまっていた、
自分のドライバーを思い出して、
ついつい涙してしまったんです。

魚釣り魚も、
自分が釣れる事ももちろん嬉しいのですが、

釣った魚を料理して、仲間に振る舞って、
みんなが喜んでくれる事が嬉しい
し、ラブ

初めて釣りをした方が、子供達が、

「釣ったヨ、釣れたよ!!」と、
破顔の笑顔を見る事の方が、
もっと、嬉しい
んです。ラブ

あっこさんが仰っていました。

若い頃はなかなか波に乗れなかったけれど、
今、多くの皆さんに喜んでもらえてるのが、
凄く嬉しいし、有り難い事だと・・・。

そして、
「遅れてやって来る方がより嬉しいですね」
って、笑って仰って、お人柄にまた涙でした。

と、云う事で、
自分もこの仕事を始めた原点に、
立ち返ろうと思いました。

人と関わる仕事がしたくって、
そのツールとして、自分には「魚釣り」があって、

釣りで、自然と人を繋ごうって、
頑張って来ました。

そこに、それを具現化する手段のひとつとして、
環境教育と出会ったんです。

だから今こそ愚直にやり直します。
自分は、フィッシングメッセンジャーですびっくり

写真は、海辺フォーラムで出会った、
海仲間たちと、力を合わせてやった、
地引き網後の集合写真です







 







2022/01/14 9:06:01|レッツスタディー!!
野生の生きものの気持ちを知る事で生きものの事が分かるのか!?
おはようございます。

今日も寒いですよろよろ
どうか風邪など引かないようご自愛下さい。

ところで、
皆さんはお家でペットを飼っていらっしゃいますか?
我が家には、ネコちゃんねこが1匹います。
我々夫婦にとっても、大切な家族です。

では、その家族のペットちゃんと皆さんは、
心が通じ合っている―。
って、信じていますよね。

お互いにとって大切な存在だからこそ、
家族だって云えるのですもんね。
自分も当然、そう思っています。

実は、昨年12月に開催した、
『海辺の環境教育フォーラム2021オンライン』の、
参加できなかった分科会のアーカイブ映像が、
一昨日、届きました。

まだ全部を見終えてはいないのですが、
自分の予想を遙かに越えて、
凄く深いテーマで、セッションが繰り広げていました。

詳しい事は、後日に環境教育の方のブログで、
改めて報告したいと思って居ります。

が、非常に気になる話題があり、
これは、このブログを見て下さっている皆様にも、
是非とも一緒に考えて欲しいと思いました。

なので、
その中で話し合われていた内容の一部を、
抜粋して、皆様にフィードバックさせて下さい。

特に、釣りをされて居る方、
ご自宅でペットちゃんを飼われていらっしゃる方、
生きものが好きな方・・・。
そんな方には、特に考えて欲しい事を書きました。

自分は、釣りも生きものも大好きですが、

その生きものの気持ち―

を、考えて釣りをした事があるかな・・・
と、自分に問うてみると、
正直、生きものの気持ちなんて考えた事ありません。

確かに、釣りには色んな経験値やデータが大事です。
でも、それって、自分の釣りたい気持ちだけで、
魚や、周りの生きものの、気持ちとは全く無関係です。

一方、前記のペットちゃんとか、
動物園・水族館で飼育されている生きもの達に、
向けている気持ちとしては、
若干、解釈が変わって来ます。

できたら、この生きもの達の気持ちが分かると、
きっと楽しいだろうな。とか、
どんなふうに見てもらうと、接してもらうと、
この子たちは嬉しいのかな。とか、
って、つい思ってしまいませんかびっくり

きっとこの気持ちって、
相互理解って云うより、一方的な人間の願いだけで、
相手が、人に関わって保護されていたり、
飼育されたりしているからこそ、
抱く感情の様な気がします。

特に、
野生生物の気持ち
って、どうですかびっくり

おそらく向こうは、人の気持ちなんて、
絶対に思ってっこないじゃん!!
て、考えるのですが、皆さんはどうですか?

野生生物にとって人間の存在は、
為体のしれない物体でしかないし、

仲良くしよう仲良くしたいだなんて、
きっと微塵も思ってないでしょう。

むしろ、

こいつら食えるのかなびっくり

とか、

攻撃して来たら食ってやる!!

とか、そういう反射的な行動はすると思います。
それは、自分と種を守るためだし、

食う食われるは、生きものの常ですから、
そこに「気持ち」は、存在しないでしょう。

自然を守る。守りたい。と、
人間は、気持ちで動きます

が、
自然(野生)は果たして、「気持ち」を、
そもそも持ってますかねびっくり

当然、気持ちが仮にあったとしたら、
それが分かれば嬉しいなとは思います。

昨日の投稿ではニホンザルに触れました。
勿論、霊長類の様にそもそも人に近い種で、
知能も高い動物には、
「気持ち」はなくても、
「学習能力」は、あると思います。

あなたの家の、わんちゃん、ネコちゃん、
動物園の、象さん、お猿さんたち、
水族館の、イルカさん、お魚さん・・・
これらを、可愛い、愛おしいと思う気持ちは、
凄く大事です。

それがあるからこそ、同じ生ある者として、
生物の多様性を守ろう
海の豊かさを守ろう
陸の豊かさも守ろう

同じ地球で廻っている全てを守り、
誰も置いて行かない、
サスティナブルな生活をしよう―

SDGsの理念の理念も、
人が気持ちを持ち合わせているからです。

でも、そのために生きものの気持ちを知るべきか―
と、自分に問いかけてみてください。

知るとしたら気持ちじゃなく、
もっと科学的な根拠に基づいた、生態であったり、
本能的な行動であったりを、学ぶ事の方が大事―
だと、自分は考えます。

だから釣りには、
魚の行動をデータや経験で推理する事が、
釣果に繋がるのだと思っています。

決して、魚の気持ちを慮ってはいません。
これ以上書き続けると、
もっとこんがらがって来そうなので、
これで終わりにします。

こんなリアルな話題も、
出られなかった分科会で話されていました。

もっと動画を深く観て、
ちゃんと理性で、
環境教育のブログで、報告したいと思います。

写真は、フォーラム仲間が撮影した、
野生のイルカです。親子でしょうね。

彼らの気持ち、知りたいですか?


 







2022/01/13 9:06:01|トピック
上高地のニホンザルはイワナを食って越冬していた!!
おはようございます。

もうこのタイトルを見たら、お分かりですよねびっくり

このほど、信州大学などの研究チームが、
上高地(長野県松本市)に棲息するニホンザルが、

「魚(イワナ類)」を、食べて越冬している―

事を、科学的に立証し、
イギリスの科学誌で発表した・・・

と、云うニュースです。

上高地のサルが魚食べて越冬 科学的立証は初 信州大チーム|NHK 首都圏のニュース

雪深い山道を、猿が魚を咥えて歩いている写真や、
しっかりと魚を両手で掴んで食べている写真も、
公開されていて、世界初の大発見である―
と、注目を集めています。

ニホンザルを含む霊長類が、魚を食べている―
この事だけを捉えると、
正直、自分はそんなに驚いてはいません。

チンパンジーは、蟻塚に木の枝を差し込み、
その枝に付いて来た蟻を食べたりしますし、
知能の高い動物ですから、
これは充分にあり得る事だと思っています。

むしろ、越冬対策として魚を食べて居た事
その姿を写真カメラで捉えて実証された事が、
非常に凄い事であったと思います。

一方、自分がこの事実を知った事で、
特に興味関心がある事は、

どうやって魚魚を獲ったかびっくり

と、云う狩りの方法に興味があります。

写真を見る限り、咥えている魚は「イワナ」だと、
言ってしまっても、大丈夫だと思います。

割と大きな固体ですので、おそらく、
ニッコウイワナではないかと思います。

当然ですが、漁協に管理されている河川であれば、
真冬は、禁漁期です。

ですから、例えば人が釣ったり、獲ったりしたものを、
くすねたウィンク 
と、云う事は考えにくい訳です。

通常、厳冬期のイワナは大きな石裏に隠れて、
殆ど動かずじっとしています。
越冬中は、殆ど捕食はしません

山歩きや、源流釣りをされて居る方は、
良くご存じだと思いますが、
釣り以外の方法でも、
居る場所が分かっていれば、
手づかみでイワナを捕まえる術を、
知っていますよねグッド

おそらく、夏はさすがにイワナの方が早くて、
捕まえたくても、捕まえられなかった―
と、云う事は、容易に想像できます。

一方で、魚が逃げた先を目で見て覚えて、
石の裏にいる―。これを、学習したのでしょう。

ある日、群れの中の一頭が、
冬に石の裏に手を突っ込んで、
その時は偶然だったでしょうが、
イワナを見事に獲ったのでしょう。

そして、それを食べた―

越冬に備えて秋にたくさん食べて脂質を蓄えて、
石の裏に居たイワナですから、
きっと猿たちは、
良質のタンパク質と同時に、
脂質も摂取できたのです。

脂質は、代謝で熱に変る訳ですから、
イワナは、ニホンザルたちにとって格好の、
冬のごちそうになった筈です。

と、云う事で仮説を立てると、
採捕の方法は、手づかみ
であったと、自分は考えます。

が、ですよ。
これ、猿が例えば木の枝の先に木の皮などを縛って、
それに何かエサを付けて、釣った―

とか、
下流に仲間の猿を並べて追いかけて、
追い込み漁で獲った

とか、

そんな採捕方法で、もし獲っていたとしたら、
これぞニホンザル!!
って感じで、正しく世紀の大発見ですよねスマイル

それにしても、全てが雪雪に埋まり、
エサを確保する事が困難である厳冬期に、
タンパク質も、脂質も摂取できる「魚」魚を、
見つけた事実は、本当に奇跡だと思います。

山に木の実や、
他の生きものが多い春から秋の季節であれば、
わざわざ水に入るリスクを取らなくても、
容易にエサが手に入りますから、
魚を食べる事は先ずしないでしょう。

でも、冬だからこそ魚の活性も落ち
居る場所を突き止めた上高地のニホンザルたちは、

天晴れ!!晴れ

と、賞賛するしかありません。
このニュース、もっと関心を持って、
追いかけてみたいと思います。

 







2022/01/12 9:06:01|読み物
不定期連載 第三弾 『じいじの糸電話』Z
おはようございます。

毎日、お寒うございますよろよろ
寒中ですから仕方ない―
とは思うものの、
寒がりなので、この時季は辛いっす泣き

寒いと云えば、
やはり寒くないと釣りが成り立たない、
ワカサギの穴釣りです。

群馬県の赤城大沼で、
ついに「穴釣り」が、解禁になったそうですよ。

通称「カタツムリ」と呼ばれている、
色とりどりのテントが湖上に並びます!!

そして、
前回の投稿で、じいじと一緒に、
凍った湖にやってきた、ちいちゃん―

いよいよ、念願のワカサギ釣り・・・
もとい、糸電話が始まりますよ。

ワカサギの糸電話って、
どんな糸電話だろう
・・・

ちいちゃんのワクワクは、
氷の上でも、止まりません。

でもね。
ワカサギを釣る前に
しなきゃあいけない大事な事があるんですスマイル

それでは、『じいじの糸電話』
7回目のはじまりはじまり〜本

「すごいすごい。さむいけどすごい!」

飛びはねたいくらいうれしかったけれど、
下はツルツル、ピカピカの氷で、
つるんとすべってしまいそうでやめました。


「ちぃちゃんのふく、とってもあったかそうだね。
         ぼうしも、かわいいよ」。


お母さんが買ってくれたのは、
まっ赤でモコモコのダウンジャケットでした。

ニットのぼうしも、
中にモコモコの毛が付いているあったかいながぐつも、
ジャケットに合わせてお母さんが選んでくれました。


「さあ、今日はここで糸でんわだよ」。

って、言って笑っているじいじでしたが、
手には糸でんわなんて持っていません。

それどころか、
重そうな、鬼さんが持っている
金棒みたいなものを持っています。


「じいじ、これなあに?」

「まわりを見てごらん。ほら、あそこ!」

じいじが指をさしたあたりを見てみると、
あの金棒を氷に突き立てて、
横になっている手元の先を、
くるくる回して何かしています。


「あれは、氷に穴を開けているんだよ」。

お日さまが、凍った湖面全体を照らすようになりました。
気が付いたらあっちにも、こっちにも、
たくさん人がいて、テントが張ってあったり、
かわいくてちっちゃなおうちも、氷の上に立っていました。


「あの人たち、
みんな糸でんわでおさかなさんとお話ししているんだよ」


「えーっ。ホント。みんな糸でんわしているの?」

「そう。みんな糸でんわ。
ワカサギっていうおさかなを、これから釣るんだよ」


「わかさぎさんっておさかななの?」

ちぃちゃんは、
はじめてワカサギがおさかなである事に気が付きました。

あの日、
じいじがおいしそうに食べていたフライの事を思い出しました。


「あっ、じいじの糸でんわ!」

目をまんまるく見開いて、まわりの人たちを見ました。

どの人も、
みんなモコモコのあったかそうなふくを着こんで、

いすにすわっている人もいれば、
テントや小さいおうちの中にいる人もいました。


じいじは、氷の上をすたすた歩いていくと、

「今日はこのへんがよさそうだぞ」

って言って、あの金棒をぐるぐる回し始めました。

ちぃちゃんもやってみたかったのですが、
ざんねんなことに回す棒まで手が届かなくて、
じいじのぐるぐるをながめていました。

氷にまあるい穴がふたつあきました。


そうです。
穴釣りをするには、氷に穴を開けないといけません

この穴開け機、以外と大きな代物でして、
小さいお子さまだと、ハンドルには手が届きません。

体力も要りますので、
慣れない方は、お店にお願いして、
チェーンソーなどで開けてもらうのも可能だと思います。

そこに、前記したテントだとか、
小さなバンガローを置いて、
暖を取りながら釣りをします。

当たり前ですが、
暖を取るって言っても、火を焚いちゃダメですよムンク
温かいスープだったり飲みながらね〜!!

それでも寒いですから、
昨年の今頃の投稿で、「この釣りには覚悟が要る―」
と、紹介させて戴きました。

さあ、そんな大変な氷への穴開けも、
大好きなじいじは、難なく開けてくれました。

さあ、次回はいよいよ、
糸電話で〜す電話

おーい、でも画像じゃ釣っちゃってるぞ〜っ怒る
だって、見つからなかったんだも〜んムンク