鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/12/11 9:06:01|お魚紹介
この鯉どいつんだ!?
おはようございます。

臨時国会が招集されていますが、
どうも総理の歯切れが悪い怒る

特に、18歳以下の子育て家庭支援のための、
現金+クーポンでの10万円相当の給付についての、
迷走ぶりにはイライラします怒り

クーポン給付にこだわっているのは、
現金にすると貯蓄に回されてしまうから・・・
だと、思いますが、
子供の将来に向けて貯蓄すんならいいじゃん。

全く、庶民の感覚とずれていすぎて腹立ちますふくれっ面
何が車座の対話じゃ
それやっとったら、こんな愚策ありえんじゃろう

子供が欲しくっても、できないご家庭もあって、
そういう家庭に、余りにも配慮がないし、
そこに900億円以上の予算だとおっ!!

そんなお金があるんだったら、
もっと困ってる人を助けて欲しいです。

やっぱり、岸さんもおぼっちゃまだかんな・・・
見損なったわ。

さて、投稿だけは明るく平和にいきましょ
タイトルのフレーズ、どっかで聞いた事ありますよね。
鯉の部分が色々だと思いますが、

「この○○どいつんだ!?」
「おらんだぁ!!」

と、まあ過去の遺産のようなオヤジギャグですね。
まあ、自分のセンスもこの程度って事かもですが、
上の写真をご覧下さいませ。

明らかに「鯉」ではあるのですが、ちょっと変でしょびっくり
鯉には絶対にあるアレがないんです。

ツルッツルではありませんが、
普通、鯉と云うお魚魚は、
固いウロコで表皮が覆われているのですが、
写真の子には、それがないんです。

そこで、
改めて云います。
「この鯉ドイツ(鯉)ん(の、鯉)だ!!」

この鯉はドイツの鯉です―。

と、云い切りましたよ自信まんまん

実は、今は殆ど見た人いないと思うのですが、
この鯉の名前は、『ドイツ鯉』と、云います。

由来は名前のまんまで、
ドイツで食用に改良された鯉を、
日本でも食用に用いるために移入したんです。

移入されたのは、既に100年以上前の事、
1904年に我が国にやって来ました
和暦で云うと明治37年だそうです。
ブラックバス(1925年移入)より昔です。

食用で移入されたのですが、
は字を見ても分かる通り、
「里」に、たくさんいる魚です。

そして既に、
食用としても、大いに利用されていました。

ですから、日本での食用としての利用は、
ほぼ皆無だったんです。

が、見た目でお分かりの通り、
ウロコがあったり、なかったり、
魚の模様としては変ですよね。

そこに目を付けたのが、
鑑賞魚としての価値です。

でもこの魚だけではなくって、
日本の様々な他の鯉と交配させて作り上げたのが、
実は、「錦鯉」なんですよ。

で、今も交配種として、
養鯉業者の間で流通しています。

が、今は非常に大事な魚ですから、
絶対に、流出しない魚になりました。

が、昔は利用しなくなったドイツ鯉は
相当数、野生に放たれたと思われます。

特に養鯉業が盛んな地域以外では、
野池で釣れる―
なんて事もままあったそうです。

うろ覚えで恐縮ですが、
本県も養鯉業は盛んですよね。

自分が小学生の頃、もしくはもっと前、
何度か「変な鯉が釣れた!!」
って、ニュースがあったと記憶しています。

錦鯉は日本の貴重な文化遺産だと思います。
やはり美しく、詫び錆びを身に纏った鯉を愛でるのは、
他国に見られない鑑賞方法だと思います。

一方、この美しい鯉たちのDNAの中には、
ほぼ確実に、異国の魚のDNAが引き継がれています

それがいいのか悪いのかではなく、
これこそ多様性を認めるって事だと思います。

美しいものは美しいし、
それは、人も文化も同じだと考えます。

先日、永年ドイツをEUを引っ張って来られた、
メルケル首相が一線を退かれました。

シュルツ新首相が誕生し、主張がそれぞれ異なる、
3つの党からなる「連立政権」が、誕生しました。

メルケル首相の強いリーダーシップとカリスマ性を、
引き継いでいくのは、
もの凄いプレッシャーだと思います。

だからこそ、この3党協働での連立政権を、
シュルツ氏の舵取りに期待が持てます。

日本が世界の中で孤立しない様に、
首相たる者が優柔不断であってはなりません

間違ったと思ったら国民に謝って、
仕切り直せばいいじゃないですかびっくり

それがリーダーシップだと思います。
このままクーポン給付をゴリ押ししたら、
きっと参院選で痛い目を見ることになると思います。

 







2021/12/10 9:06:01|読み物
不定期連載 第三弾 『じいじの糸電話』W
おはようございます。

12月も3分の1が終わろうとしています。
今週末から、また一段と季節が進む―
そんな予報も出ていました。

そこで今日は、
『じいじの糸電話』の、連載4回目と致します。

前回、
ちいちゃんをワカサギ釣りに誘う

そんな約束を、ちいちゃんと交わしたじいじでしたが、
小学生になったちいちゃんに、
まだ、じいじからの誘いは来ていませんでした。

実は、あの約束の日の後に、
じいじに、あるアクシデントが起ってしまったのです。

今日は、そのアクシデントが何だったのか―
そんなところから、お話しスタートです。

ちぃちゃんは、ことし二年生になりました。
実は大好きなじいじは、
きょねん病気でしゅじゅつしてしまいました。

それまで、いっしょうけんめいお仕事をがんばったので、
つかれが出てしまったんだねって、
ばあばが言っていました。


ちぃちゃんは、お母さんといっしょに、
じいじのおみまいに何度も行きました。

そのたびにじいじは、
まだやくそくを守れていないことをあやまってくれます。


「ごめんねちいちゃん、もうちょっとまっててね。
       じいじ、やくそく守るからね」。


「じいじ、だいじょうぶだよ。
  はやくよくなってね。楽しみにまってるからね」。


ちぃちゃんは、じいじとのやくそくよりも、
はやくじいじのやさしい笑顔がみたいのです。

二年生になって、
前よりもっとじいじのことがだいすきだし、
とにかくはやくよくなってほしいって思っていました。


じいじが退院できたのは、その年の夏休みでしたが、
毎年あそびに行っていた、
じいじとばあばのおうちに行くのをえんりょしました。

お母さんが、今年はやめておこうねって言ったからです。

夏休みがおわって、九月になりました。
ちぃちゃんのだいこうぶつの、
じいじのぶどうは今年はとどかなかったけれど、
かわりにじいじから、
ちぃちゃんに宛てたお手紙がとどきました。

うれしい、うれしい、お手紙でした。

 
ちぃちゃんへ
 ぜんりゃく

ちぃちゃん、おげんきですか。
じいじは、やっと元気になりました。

ぶどうはまにあわなかったけれど、
ばあばといっしょに、はたけには行っているよ。

来年は、おいしいぶどうを送ってあげるね。

その前に、ちぃちゃんとのやくそくをじっこうするよ。

糸でんわだよ。

じっこうするのは、来年の一月だよ。
お正月のお休みでこっちに来たときに、
糸でんわしにいこう。

とってもさむいときだから、
お母さんに、あったかいふくを買ってもらってね。


ちぃちゃんのことが大すきなじいじより


じいじは、病気で入院してしまっていたのです。
とっても長い入院生活でした。

二年生の夏休みにやっと退院できたじいじですが、
ちいちゃんに自慢のぶどうを送ってげられなかった―
その事を、とても残念に思っていたんですね。

そこでじいじは、ちいちゃんとの約束を、
冬休みに果たそうと、
ちいちゃんに手紙メールを書きました。

そのお手紙は、
ちいちゃんにとって、
とっても嬉しいお手紙でした。

そして、お母さんに『あったかいふく』を、
買ってもらってね。って、書いてあります。

きっと『あったかいふく』は、
クリスマスのプレゼントだねハート

気が付けば、もうクリスマスまで10日余りです。
どうか、今年のイブは、
コロナをちょっと忘れて、家族で寄り添える、
そんなイブになるといいですね。

 







2021/12/09 9:06:01|トピック
釣りでも気になる気候変動
おはようございます。

さて、先日のフォーラムの分科会の中で、
参加者が気になっている海の事―
に、ついて話しが出ました。

その中で、多くの方が気にしていた事は、
やはり、気候変動に伴う海洋環境の変化です。

サンゴの白化や、藻場の枯死は云うに及ばず、
やはり以前の海ではない―
そんな話しが幾つも出ました。

いつも海に関わっている多くの仲間が発した言葉ですし、
これは、釣りの環境にも如実に表れています。

が、釣りをレジャーと捉えている人の多くは、
例えば、サワラが東京湾で釣れちゃっても、
ブリが北海道で釣れても

それはそれで楽しい訳で、
どこか変かも・・・びっくり
と、云う疑問までには至らないケースが多いでしょう。

先日の久々の伊豆釣行での釣果が、
藻食魚類であるブダイが釣れた事然り、
海藻が見えなくなってサンゴが出ていた事も然り、
やっぱりどこか変で、違和感を覚えました。

海水温の上昇は、
二酸化炭素が余計に海水に溶け込む結果となり、
海水の酸性化
と、云う問題にも繋がります。

このままこの進めば、
今年あった様な北海道での赤潮の発生も、
鮭の不漁も、ウニの壊滅的な死滅も、
喉元過ぎれば・・・
になって、「しゃーない」
で、済まされてしまうかもしれません。

そんな危機感を共有するには、
やっぱり、
釣り人ひとり一人が持っている様々なデータも、
非常に貴重な環境指標になり得るでしょう。

多くの人が自由に閲覧できる様にして、
「可視化」できれば、改めて釣り人の存在が、
見直される事になると確信しています。

釣り人の多様なデータを見て、

あれっ?

って、気付いてくれる人を、
増やして行く事が急務だと思います。

その一歩が海釣りログなので、
可能限り早く、閲覧出来る様に致します。
どうか、もう少しお待ち下さい。







2021/12/08 9:06:01|ニッポンの釣り
いつかやってみたい釣りはコレです!!

おはようございます。

昨日の夜も、冷たい雨でしたね。
どうかあったかくしてお過ごし下さいネ。

さて、先の海辺の環境教育フォーラムの、
最終セッションは、リモート呑み会お酒であった―
と、告白致しました困った

途中でブレイクアウトルームが幾つかできて、
あちこち廻って色んな人と話す―

って、云う流れだったのですが、
自分のZOOM機能のバージョンが少し古くて、
自由に動き回れない状況でした。

でもまあみんな知ってるメンバーだし、
何処の部屋でもいいじゃん―
と、1回移動させてもらったのみで、
基本、同じ部屋で話していました。

オオカミウオがオランダで売ってる―

発言があった部屋では、
なんと、途中から自分以外は全員女性で、
しかもみんなそこそこイケる口お酒

その中で自分だけが唯一の下戸だったんですが、
オオカミウオの話しの流れから、
アレが食べたい、コレも食べてみたい・・・

「ヒトデ食べてみたい」とか、
そんな話題になっていきました。

九州から参加のメンバーも入って来て、
話題が有明海の干潟の生きものの話しになりました。

そんな時、あるメンバーから、

「ムツゴロウを食べたよ」と、云う申告があり、

「へ〜、美味しかったですか?」と、ワタクシ。

そしたら、ビミョーな表情をされて、

「ワラスボの方が美味しかった!!」と、彼女

「うわっ、エイリアンっすね」

そう。ワラスボは干潟の泥の中で生涯生活するので、
目が退化してありません

そのうえ、歯が鋭くて、
見た目は映画のあのエイリアンとクリソツムンク
でも、有明海の珍味として有名ですよね。

ですが、ムツゴロウの名前を聞いてしまった以上、
これを発言せずにはいられなくなりました。

「自分、ムツ掛けをやってみたいんですよね〜」

「ああ、できるできる!!」

彼女曰く、
名人もいて体験もさせてくれるらしいとの事。

「でも、ムツゴロウの数が減ってるんじゃ・・・」

と、個体減少の話しをしたところ、

「佐賀の方はいっぱいいるよ」

と、決して減って居ない状況も話してくれました。

その後、
ムツゴロウの食べ方の話しになったりしましたが、

ムツ掛けができる

って、聞いてしまってからは、
心は既に有明海―ラブ

潟スキーを漕いで、
竿を振ってる自分の姿を想像しちゃいました。

この釣りを初めて知ったのは、
やっぱり、あの漫画だったよなあ・・・

秘技ツバメ返し
って云う名人技を主人公が、体得しちゃうんですよね。
で、その名人が、改めて主人公に伝授して・・・

って、内容だったと記憶しています。

名人技には遠く及ばなくっても、
干潟を跳ね回るムツゴロウ・潟スキー
そして、エサは付けないムツ掛け針
これで引っ掛けるんです。
(※写真の並び順です)

ああ、やってみたーい!!
調べたら体験プログラムもあるようです。

いつか九州有明海で、
海辺フォーラムが開催できないかなあ・・・



 







2021/12/07 9:06:01|釣魚料理
この季節になると売っているバケツ
おはようございます。

今日は二十四節気の一つである、
『大雪』だそうです。
この日を境に、本格的な冬になる―
と、云う日です。

道理で昨日は冷たい雨が降って、
かなり寒かったですねよろよろ

今日も余りお天気が良くないみたいですが、
まだ雪は勘弁して欲しいなあ・・・

ところで、12月の丁度この大雪の前後で、
スーパーの鮮魚売り場では、
あるバケツが売り始められます。

大雪は、正月準備を始める日―
と、云う風習もあるそうで、
まあ、大体12月になると、
ぼちぼちバケツが出て来ます。

なんのバケツかは、
云わなくっても分かりますよね。

その通り、「酢だこ」のバケツです。
お正月には欠かせない食材だとは思いますが、
正直、自分は余り得意ではありません困った

タコは好きなんですけどね、
酸っぱいのが苦手なんですよ。
だからタコは茹でたのか、蒸しダコで、
わさび醤油で食べるのがイチバン好きです。

さて、山梨県って、
この酢だこの消費も多いと思いませんかびっくり

特にまっ赤なタコの方が、よく売れてる気がします。
あれ、着色料を使って色を加えてます
でなきゃ、あんなにまっ赤にはなりません。

酢だこがこの時季に重宝されるのは、
日持ちする―
からですが、

赤い色が魔除けになるとか、
身は真っ白なタコですから、
紅白で縁起が良いとか、諸説あるそうですよ。

だからって、バケツを何個も要りますか
せいぜい1バケツで充分だと思うけどなあ・・・

両手にバケツを吊して嬉しそうに、
スーパーなどから笑顔で出て来られる人を見ると、

「ああ、よっぽどタコが好きなんだろなあ・・・」
​​​って、思います。

山梨県人の海産品への飽くなき欲求は、
酢だこの消費からも、ひしひし伝わって来ます。

でも、あのバケツ、プラスティック製が殆どですよ。
タコが無くなったら、どうなるのかなあ・・・びっくり
どうか無闇に捨てないで下さいネ

何かにリユースして使って欲しいです。
また企業の方も、
代替えの容器の開発、急いで下さーい!!