おはようございます。
さて、先日のフォーラムの分科会の中で、
参加者が気になっている海の事―
に、ついて話しが出ました。
その中で、多くの方が気にしていた事は、
やはり、
気候変動に伴う海洋環境の変化です。
サンゴの白化や、
藻場の枯死は云うに及ばず、
やはり以前の海ではない―
そんな話しが幾つも出ました。
いつも海に関わっている多くの仲間が発した言葉ですし、
これは、釣りの環境にも如実に表れています。
が、釣りをレジャーと捉えている人の多くは、
例えば、
サワラが東京湾で釣れちゃっても、
ブリが北海道で釣れても、
それはそれで楽しい訳で、
どこか変かも・・・
と、云う疑問までには至らないケースが多いでしょう。
先日の久々の伊豆釣行での釣果が、
藻食魚類であるブダイが釣れた事然り、
海藻が見えなくなってサンゴが出ていた事も然り、
やっぱりどこか変で、違和感を覚えました。
海水温の上昇は、
二酸化炭素が余計に海水に溶け込む結果となり、
海水の酸性化―
と、云う問題にも繋がります。
このままこの進めば、
今年あった様な
北海道での赤潮の発生も、
鮭の不漁も、
ウニの壊滅的な死滅も、
喉元過ぎれば・・・
になって、「しゃーない」
で、済まされてしまうかもしれません。
そんな危機感を共有するには、
やっぱり、
釣り人ひとり一人が持っている様々なデータも、
非常に貴重な環境指標になり得るでしょう。
多くの人が自由に閲覧できる様にして、
「可視化」できれば、改めて釣り人の存在が、
見直される事になると確信しています。
釣り人の多様なデータを見て、
あれっ?って、気付いてくれる人を、
増やして行く事が急務だと思います。
その一歩が海釣りログなので、
可能限り早く、閲覧出来る様に致します。
どうか、もう少しお待ち下さい。