鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2022/12/06 9:06:01|トピック
これから楽しみ(^_^)v 押杜川(おしもりがわ)

おはようございます。
今日は、とっても嬉しいMYニュースです嬉しい

ところで皆さんは、
『押杜川』と、云う名前の川を知っていますか?
もちろん、実在する山梨県内の川です。

でも、この名前の川は、
どんな地図を探しても、おそらく載っていません困った

それもその筈―
この川は、県内の某小学校の敷地の中を流れる、
なかなかレアな川だからですグッド

11月の8日だったと思います。
地元紙に、この小学校の記事が載っていました。
学校ビオトープの記事でした。

この小学校の事は良く知っていましたが、
校内にビオトープが存在している事は、
勉強不足で、実は全く知らなかったのです怒る

しかも、地域の川から魚を捕って来て、
ビオトープに放流した―。
そんな記事だったのです。

ここで大事なのは、
『地域の川』と、云うフレーズです。

このブログでも、
八丈島にある『ホタル水路』
に、ついて触れていますが、

何処かよその地域から、
闇雲に魚などを放流しても、
遺伝子の攪乱が起ったり、

思わぬ外来種の侵入によって、
他の生きものが駆逐されてしまったり、

ビオトープの目的とは、
逆の結果を招く事になりかねないので、
特に魚類の放流は、
より慎重にならなければなりません。

ですが、きちんと専門家の指導を仰ぎ、
このビオトープの水源でもある
『今川』と、云う河川から、
そこに棲息している魚を、
ビオトープに放流した事が紹介されていました。

その記事を見つけて以降、
このビオトープの事が、
気になって気になって・・・。

より良い方向に活用が出来る様に、
何かお手伝いできる事はないか―
と、なんとかアポイントメントを取りたいと、
思案していたのです。

が、折しも、新型コロナが第8波に突入した―
そんな報道が連日行われていた中では、
忙しすぎて、学校も対応して戴けないだろう・・・
と、直接にお電話したりする事は遠慮していました。

そこで思案の結果、
先ずはメールでご挨拶をさせて戴いてから、
学校側に余裕ができた時に、
お話しを聴けたら有り難いなと思い至り、

不躾ながら、
この小学校の校長先生宛に、
Eメールを送らせて戴きました。
自分としては、年明けくらいに連絡があれば、
有り難いなと、考えていたのです。

がっ、が、ですよ!!
なんと、メールを送った翌週の月曜日に、
校長先生から直々に返信メールが届いたのです。

そして、その文面には、
是非ともお力を貸して欲しい―
との、メッセージと一緒に、

この小学校が目指している3つの教育テーマを挙げ、
ビオトープの活動に凄く期待している―
そんな、主旨の内容で綴って下さっていました。

つきましては、
直ぐにでも来校して、このビオトープを見て、
今後についてお話ししたい―。
と、来校のお誘いまで戴いたのです。

もうそれは嬉しく、有り難く、
飛び上がって喜びたい気持ちを抑えながら、
来校できそうな日程を何日分か記して、
返信させて戴いたのです。

そして、その来校が、
つい先日の、12月2日の金曜日と決まって、
期待に胸を躍らせながら、
この小学校に向かったのでした。

この小学校とは、
昭和町立押原小学校様です。

校長先生と、教頭先生のお二人が、
揃って、このビオトープを案内して下さいました。
そして、この日の様子を、
学校のブログに掲載までして下さったのです。

↓(押原小学校のブログはこちらから・・・)
押原小学校公式ブログ (oshihara.blogspot.com)

そして、このビオトープの名称こそ、
『押杜川(おしもりがわ)』なのです。

そしてこの押杜川は、
元々地域を流れる「今川」の水を学校に引き込み、
開校時には、
既にこの学校にあった事も教えて下さいました。

だから、勝手に造成したものではない、
あくまでも今川の支流と云う位置づけなのです。

押杜川は、ありがちな人工的な水辺ではなく、
自然な川の姿がありました。

護岸されていたのは、一部の観察デッキのみで、
高低差があり、せせらぎがあり、蛇行し、
落ち葉も良い感じに体積しているし、
土手もあれば、水草も、川底の起伏もあって、
本当に素敵な「川」でした。

もっともっと、
このお話しを書き続けたいところですが、
リンクのブログを読んで戴きながら、
詳しい事については、
後日、環境教育の方のブログでお伝え致します。

これからの展開が、
とても楽しみな、「押杜川」の活用について、
是非とも皆さんも、ご注目下さいネ。

写真の上の2枚は、
この日の押杜川の様子

3枚目は、校章の中に飛んでいるホタルを発見ラブ







2022/11/23 9:06:01|ニッポンの釣り
エサがなければ捕れば良い!!

おはようございます。
今日は祭日―。
勤労感謝の日ですねえ幸せ

再び、コロナ感染の拡大状況ではありますが、
きっと、このコロナ禍になって、
多くの人が働ける喜びを噛みしめていますよね。
先行きはまだまだ不安ですが、
健康で働ける事に、先ずは感謝したいですヨねスマイル

ところで、
皆さんは釣りに行く際に、エサはどうしますか?
おおよそ釣具屋さんで買ってから、
釣りに行くと思います。

だって、釣る魚によってエサも変わるから、
最適なエサを用意したいですもんね。

ですが、元々お魚は自然の中で、
自分でエサを見つけて食べています。

だとしたら、
そのお魚が普段から食べているものを、
現地で用意できれば、最適ですよね。

と、云う事で、
エサがなければ捕れば良い―

今日は、
渓魚を始め川に棲息する多くの魚が、
普段から食べている、
このエサを捕った話しを致します。

本当は、これで釣るつもりだったのですが、
採取後に雨が降って来てしまって、
道具をセットする前だったので、
写真だけ撮って、川にお帰り戴きました。

さて、このチョッと気色の悪い怒る虫みたいの、
何だか分かりますか?

実は、ある昆虫の幼虫でして、
普段は緩やかな流れのある川底の石に、
自分で「巣」を作って暮らしています。

釣り人の方でしたら、
この正体を知っていると思いますが、
呼び名としては、『クロカワムシ』って、
呼んでいらっしゃるのではないでしょうか。

クロカワムシの呼び名の語源は、
「黒い川虫(かわむし)」と、云う事で、
見た目の色のまんまのネーミングです。

このムシの事を、
『ザザムシ』と、呼ぶ方は、
きっと信州の出身の方ですね幸せ

魚釣りのエサに使う水生昆虫の総称を、
「かわむし」と、釣り師的には呼びます。

「チョロムシ」と、呼ぶ人も多いでしょうか!?
これは更に安直で、
チョロチョロ動き回る「ムシ」だからです。

が、水生昆虫は、凄く多様ですから、
いちいち区別して種名で呼ぶことをしないのです。

では、この「ムシ」の、正体を明かしますね。
この「ムシ」は、トビケラの幼虫です。

トビケラと云っても色んなトビケラがいますが、
この「ムシ」の親は、
『ヒゲナガカワトビケラ』って、早口言葉の様な、
ややこしい和名です。

クチバシの様に細長く飛び出ている方が頭でして、
その先に「触角」になる「ヒゲ」が付いています。
成虫は、このヒゲが、
他の種よりも長いのが特徴です。

トビケラの語源は、「飛ぶ螻蛄(けら)」です。
螻蛄は、手のひらを太陽にの歌詞にも出て来ますが、
コオロギとモグラをミックスしたような姿の昆虫で、
「オケラ」と、呼ばれる昆虫ですね。

けど、
実際のオケラとはちいっとも似ていませんけどねウィンク

この「ムシ」の、詳しい生態については、
是非とも、図鑑やWEBなどで調べて、
実際に採取してみると、色々と面白いですよ自信まんまん

この「ムシ」は多くの川魚の常套餌でして、
本当に良く釣れます。

ウグイや、オイカワなどは、直ぐ食いつきます。
が、釣る前に捕るのが面倒なので、
みんな捕らないだけです。

川底の石を長靴でガサガサってやって、
網をその下に置いておけば、
ご覧の通り、たくさん捕れます。

で、この中に、別の「ムシ」も居ました。
和名だけ書いておきますから、
こっちも調べてみて下さいネグッド

1、エルモンヒラタカゲロウ(幼虫) 1匹
2,チラカゲロウ(幼虫)      1匹
3,ナベブタムシ(成虫)      2匹

見つけられるかなスマイル

 







2022/11/16 9:06:01|釣果報告
ここど〜こだ!? ○○ッパヤの川
おはようございます。

11月15日は、七五三でした。
が、平日でしたから、
お参りとか、写真の撮影は、
きっともう先に済ませちゃったかも!?
ですね。

もう何処にいってしまったか知りませんが、
ワタクシの5歳の七五三の時の写真は、
そりゃあもう、凄い写真だったですカメラ

洋服は、蝶ネクタイのスーツでしたが、
まあ、その顔の不機嫌そうなこと!!

なんでそんな顔になってしまったのか、
全く覚えて居りませんが、
千歳飴で手がベタベタになった事だけは、
不思議に覚えています。

さて、先週の土曜日、
ある町を流れる、ある小河川で、
小物釣りをしてみました。

この川で魚釣りをしている人は、
自分は全く見た事がないのですが、
過日、写真の橋の上から川を覗き込むと、

シュ、シュ・・・

と、走る魚影魚をたくさん見つけたので、
その正体を確かめたくて、
急に思い立って、釣りに行ってみました。

が、前の記事に書いたブルーギル釣りで、
餌を使い切ってしまったので、
先ずは餌を確保しないといけません。

ですが、いつも行っている釣具店は、
この川の近くではありませんから、
釣り餌以外の何かを、代用する事にしました。

で、向かった先は、コンビニです。
そこで買ったのが、

ジャーン!!
2枚目の写真のコレであります。
そう。魚肉ソーセージでございますョチョキ

もう午後の3時を回っていましたから、
釣りができるのは、頑張っても1時間くらい―。
まあでも、あれだけ魚影が見えていれば、
そこそこ釣れるかも!?

そんな目論見で、竿を出してみました。

すると・・・
最初に釣れたのは、アブラハヤくん。
でした。が、山梨では、大概こう呼びます。

アブラハヤじゃなくて、アブラッパヤです困った

続いて釣れたのは、モツゴちゃんでした。
この魚は、「クチボソ」って、呼ぶ人も居れば、
酷い呼び方ですが、
マグソッパヤなんて、呼ばれちゃいます。

きっと、役に立たないって意味で、
こう呼ばれちゃうんだと思うのですが、
実は、佃煮などにすると、
とっても美味しい川魚なんです。

まあ、それはともかく、
同じ場所で、2種類の○○ッパヤが、釣れましたグッド

ポイントは、おそらくポンプ小屋だと思うのですが、
その取水口に設置された、小さな堰堤の周りです。

お次に釣れたのは、
オイカワさんです。

オイカワさんは、
通常、シロッパヤと呼ばれます。

が、婚姻色が強く出ると、
身体が赤黒くなって来るので、

同じ魚なのですが、
アカッパヤと、呼び名が変わります。

そこから、この3種が、
入れ替わりながら、ポツポツ釣れ続きました。

で、日が陰って、間もなく寒く感じたので、
午後4時過ぎに、納竿としました。
残った釣果が3枚目の写真です。

シロッパヤ、意外と大きかったですよ幸せ
15a以上ある個体も釣れましたから・・・

シロッパヤが多かったのでありますが、
アブラッパヤ、マグソッパヤ・・・

と、○○ッパヤが釣れる川に、
勝手に認定グッド

これに、ウグイが釣れてくれていれば、
ウグイ=ハヤが、常識的な呼び名ですから、
ハヤコンプリートになった訳です。

居ないことはないと思ったので、
今度は、ウグイも含めて再戦してみたいと思います。

さあ、最後の写真の橋の欄干に、
この小河川の名称が記してありました。

「古川」でーす。

もう一方の欄干には、ひらがなで、
「ふるかわばし」と、ありました。

さて、ここは、
どの町のどの辺の川でしょうか!?スマイル

分かりますかぁスマイル

 







2022/11/07 9:06:01|釣果報告
紅葉に染まる千代田湖でブルーギルと遊ぶ
おはようございます。
早いもので、
もう霜月―。
今年も、残りひと月余りになってしまいましたョ自信まんまん

あなたのお住まいの地域では、
秋が深まっていますか?
もう我が家のある八ヶ岳の麓は、
朝晩めっきり冷えて、
特に朝起きるのが辛くなって来ましたよろよろ

さて、日本の秋と云ったら、
そう。紅葉ですよね。

そこで、先日から再び小物釣りを再開したのを受けて、
紅葉狩りを兼ねて、甲府市郊外の丸山貯水池へ、
​​​​行って来ました。

「丸山貯水池」と書いても、ピンと来ないですよね困った
このブログにも何度かあげていますが、
丸山貯水池の別名は、表題に書いた「千代田湖」です。

棲息している多くの水生生物たちが、
外来種って事もあって、
ある意味、良いイメージはない人も多いかもしれません。

只、ここにいる生きもの達が、
棲みたくてここに棲んでいる訳でもなく、
こうした情況を招いた人間こそ、
罪深い厄介者なのかもしれません。

が、紅葉で有名な昇仙峡にも近いこの水辺は、
今頃はまさに紅葉が見頃を迎えています。

そこで、イチバン釣れる対象でもある、
『ブルーギル』を釣りに行って来ました。

エサは、先日行った鎌田川で使ったエサの残り―
使い切ってしまおうと思い出掛けました。

湖畔には、ブラックバス釣りに講じる方や、
へら鮒釣りのボートも数艇ありました。

まあ敢えてブルーギルを釣る人は余りいないので、
短時間でも、そこそこ釣れるでしょう!!

で、初めて小一時間で、
あっと云う間に「ツ抜け」に達し、
エサも無くなったので納竿となりました。

釣りが終わるまでバケツにストックして、
数えたら、18尾でした。

お子さんでも簡単に釣れますから、
初めての釣りにはうってつけです。

親子でブルーギルを釣りながら、
ギルの正しお話しを聴かせてあげるのは、
とっても良い、環境教育になると思います。

外来種を頭ごなしに侵略者と決めつけるのは、
決して良いことではありません。

今月いっぱいは、紅葉も楽しめるでしょうから、
良かったらお出かけしてみて下さいネ。







2022/10/29 9:06:01|釣果報告
再び小物釣りを再開!! あの魚を探して・・・

おはようございます。

朝晩、もうめっきり冷えますね。
木々の色付きも、日を追う毎に深まって来ました。

さて、八丈島から戻った後も、
暫く忙しかったので、
随分と、更新をご無沙汰してしまいましたが、

少し時間に余裕が出て来たので、
再び、あの魚を探して、県内の小河川での、
小物釣りを再開致しました。

で、今回釣りをしてみたのは、
昭和町の、中央道の下を沿うように流れる、
『鎌田川』です。

高架下のため、
昭和バイパス側からは良く見えないので、
殆ど、釣り人を見た事がありませんし、
自分も釣りをしたことはないのですが、

側道に車を止めて下見をしてみたところ、
けっこうたくさん魚が泳いでいました。

上から見る限り、
アブラハヤ、オイカワ、カワムツ・・・
かな・・・。
と、思われる魚が、キラキラしていました。

また、あの魚を見つけるための
バロメーターでもある、
コイもたくさん泳いでいました。

しかも、水草が良い具合に繁茂していて、
適度なワンドも形成されているので、
姿は見えなかったものの、
あの水草に隠れてるんちゃうの・・・
そう考えて、釣りしてみる事にしました。

冒頭から、「あの魚」と、記しているのは、
県内で、殆ど見ることがなくなった、
『ギンブナ(マブナ)』の事です。

おそらく本流筋からは、
もう姿を消してしまっていて、

こうした余り人の来ない脇川で、
ひっそりと命を繋いでいるのではないか―。

そう仮定して、
いるかもしれない川を探し歩いて居ります。

このブログで何度か紹介した、
あの水路のポイントも、そんな貴重な場所でした。

では、果たして首尾良く、
あの魚は、釣れたでしょうか・・・。

残念ながら、あの魚の釣果は、
最後まで一尾もありませんでした。

が、アブラハヤや、オイカワが、
コンスタントに釣れてくれました。
魚も綺麗な魚体です。

加えて、コイがエサの周りを、
すい〜っと泳いで来て、
結構、ハラハラドキドキ・・・困った
でも、コイにはフラれてしまいましたハート

そんな訳で、
久々の小物釣り再開では、

あの魚は釣れず―
コイも釣れず・・・よろよろ

では、あったものの、
やっぱり、どんな魚でも釣れてくれると嬉しいし、
楽しかったで〜す!!

この鎌田川では、
あと何カ所か、ポイントを変えながら、
攻めてみたいと思っています。

写真は、釣った場所と釣れたお魚です。