鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/09/30 9:06:01|お魚紹介
これもタイ?これでもタイ??
昨日は、うっかり更新時間を間違ってしまいました。
後で確認したら、今日の予約投稿になっていたので、
この投稿と被ってしまって居りました・・・汗。
申し訳ありませんでした。

ところで、
「腐っても鯛―」の、例えの如く、
やっぱり「鯛」は、数ある魚の中でも、
威風堂々にして、魚の王様たる気品が感じられます。

が、その一方で、
鯛とは全く異なる魚種でありながら、
体型が「平べったい」と、云う事で、
「○○鯛」と、冠を乗せられて、
名前負けしてしまって居る様な「鯛」も、います。

今日ご紹介する「○○鯛」は、
かなりユーモラスなお姿をしていて、
「ホントにこれも鯛なの?」
って、思わずツッコンでしまいそうな、
見た目が、ちょっと残念な「鯛」を、紹介しましょう。

上の写真が、その「○○鯛―」なので、ありますが、
もしあなたなら、何鯛って、名付けますか?

パッと見た目は、両者とも良く似ていますよね。
では、両者の違ってる部分を探してみて下さい。

右の写真の○○鯛は、銀色でピカピカ光って見えます。
一方、左の写真の○○鯛は、ちょっと茶色っぽくて、
何やら魚体の真ん中あたりに丸くておっきい
「○」が、見えますよね。

どっちも、おおよそ同じ様な環境にいる○○鯛で、
ヒラメ釣りの時に、「珍客」として、
よく釣れたりします。

それに、どっちにも共通している点は、
特徴的な、「のび〜る口」です。
見ようによっちゃあ、ちょっとキモいでしょ!?

では、ここで両者の名前をお教えしましょう。
先ず右の○○鯛は?
銀色でピカピカしている物に見覚えありませんか?
まあ、どんな方でも一日一回は、見ているアレです。

そうです。「鏡」ですよ(^^)
こっちの銀ピカの方は、『カガミダイ』って言います。

それでは、左の○○鯛は?
まん丸で、こういうマークがあると、
思わずこれを目がけて物や、
とがった先っぽを当てようってしませんか?

ちょっと女性には分かりにくい例えですが、
良く行楽地や、デパートなどの男子トイレに付いてると、
オシ○コを当てようとしちゃうでしょ(*^_^*)
アレの事、何て言います?
「標的」ではなくって、もっとシンプルに言うと、

そうです「的」ですよ(^^;)
こっちの茶色っぽい方は、『マトウダイ』です。

これが、ヒラメ釣りで釣れたりすると、
皆、ビミョーな表情をされるのですが、

実は、どっちも、とっても美味しいお魚なのです。
見た目だけで判断してはいけません!!

特に、フランス料理に良く使われる食材でして、
「ムニエル」とか、「ピカタ」とか、「カツレツ」とか、
南仏系とか、プロヴァンス風とか、
そんなオシャレなお料理にうってつけなのです。

身がやわらかく淡泊で、
どんなソースにも相性がいいんですよね。

でも、なかなか自分で捌こうとは思わないかも(^^;)
なので、是非、何かのイベントで、
フランス料理を食べる機会があったら、
メニューに「マトウダイ」・「カガミダイ」を見つけて、
食べてみて下さい。

絶対、「セボン」って、言っちゃいますから!!








2020/09/29 16:00:00|釣魚料理
お皿に秋を盛り込んで・・・
日に日に秋の気配が色濃くなって来ましたね。
虫の声が心地良く聞こえて来るのも、
自分の心も体も、次第に秋に染まって来たのかもしれません。
いよいよ9月も、明日で終わりですね。

10月になれば、
各地で紅葉の便りも聞こえて来るでしょう。

ところで、『和食』の、真髄と云えば、
一つの器の中にも、『季節』を写す、
盛り付けの妙も味の一つなのですが、

お刺身の盛り付けって云うのも、
季節を味わう事ができる、代表的な和食だと思います。

上の盛り込みの写真、ちょっとご覧になって下さい。
実は、この盛り込みは、料理人などではなく、
専門学校の学生が、自分の感性で秋を盛り込んだものです。

確かに素人観は拭えませんが、とっても綺麗ですよね。
専門学校の非常勤講師をしていた時に、
釣った魚を食べてみようって云う授業の中で、

盛り付けにも工夫を凝らしてみよう―。
って事で、魚を捌く前に、
学校の近くで「秋」を見つけてから、
お刺身料理にチャレンジしてもらったのです。

この時使ったお魚は、小型のアカムツ(ノドグロ)に、
マアジ、そして、イナダを使いました。
薬味には、ショウガとミョウガを使っています。

この専門学校、秋の紅葉も有名な妙高高原にあるので、
学校の直ぐ近くで、たくさんの秋を見つける事ができます。

秋になっても色あせない熊笹の深い緑の上に、
赤や黄色のカエデの葉を配して、
川の水面とか表現してくれたのでしょうか?

奥にはムラサキシキブの実も見えますね。
大葉の上にこんもりと小高く、
イナダと、アジを配置して、山の景色も写している様です。

試食する前に、余りにも上手にできていたので、
皆でお皿の上の秋を鑑賞してから戴きました。

こんな素敵な感性ごと味わう魚の味も、
秋に染まって、とても美味しかったと思います。

残念ながら、自分の作ったお皿を、
それぞれ自分で試食したので、
講師の自分は、お皿の上の紅葉狩りのみになりました(^^)







2020/09/28 9:06:01|ニッポンの釣り
カセ釣りにおけるダンゴの役割
久しぶりに清水でカセ釣りができる日が決まって、
ますますソワソワしてしまって居ります。
早く、クロダイちゃんに会いたいと、
釣れてもいないのに、釣れる事しか考えて居りません。
って、もしボウズだったら、このブログで、
どう申し開きすればいいんだろう・・・。
ともあれ、楽しみで仕方ありません。

ところで、カセ釣りに限らず、
クロダイのダンゴ釣りにおける『ダンゴ』には、
どう云う役割があるのか、ご存じでしょうか?
そもそも、どうしてダンゴ釣りなんて呼ぶのでしょう!?

今日は、実際の釣行に向けて、
イメージトレーニングのつもりで、
『ダンゴ』に、ついてお話しします。

『ダンゴ』と、言っても、決して串に刺してある、
三兄弟みたいな「お団子」ではなく、
写真の様な、オニギリ大の泥ダンゴみたいなダンゴです。

では、そのベースとなっている素材はと言うと、
清水の場合では、オカラダンゴです。
オカラはお豆腐を作る際にできる副産物ですが、
適度な水分と粘りもあってまとまりやすいので、
とてもダンゴにし易い素材だと思っています。

そのベースに、沈む速度を上げるために、
砂利や砂をブレンド攪拌し、
集魚効果のあるサナギ粉なども入れて、
タライ山盛り一杯入れて配られます。

更に、釣り人の方で、市販の配合エサや、
アミエビなどの生エサ、養殖用の飼料などを、
自分好みでブレンドします。

こうして作られたダンゴで、食わせのエサごと包み、
ダンゴの中からぴょこんと飛び出した、
食わせのエサをクロダイが食べた瞬間を捉える釣りです。

それではここで、このダンゴの役割をお話ししますね。

役割その1―。
『コマセとしての役割』
当然ながら、ダンゴの役割の最たる物は、
魚を寄せるコマセの役割です。

但し、サビキ釣りの様に、
上からコマセカゴで撒くのとは勝手が違って、
臆病で、なかなか底から離れようとしないクロダイのために、
確実に海底に届いてから割れてコマセとなるのです。

続いて、役割その2―。
『オモリとしての役割』
カセ釣りの仕掛けは非常にシンプルで、
糸の先にハリだけ付いているだけの物です。

そんな軽い仕掛けを海底まで届けるためには、
それなりのオモリを付けなければ沈みません。
従ってカセのダンゴは、仕掛けを底に沈めるオモリ―。
と、思って戴いて差し支えありません。

そして、役割その3―。
『煙幕としての役割』
前記した通り、クロダイは非常に臆病な魚です。
目の前にエサがあっても、
なかなか直ぐには口を使ってはくれません。
特に澄んでいる海が苦手で、
クロダイが警戒感を薄める『濁り』を、
演出してあげる為にダンゴを使います。

着底したダンゴを、
はたまた、底に向かって落ちていくダンゴを、
今日のゴモラと名付けた、ボラ、コノシロ、フグらが、
ダンゴを突いて割ってくれる事で、
その後方にいるクロダイが、
濁りの中で安心してエサを食べる場所を作ってやるのです。

この様にダンゴには、非常に大きな役割があって、
クロダイに口を使わせるプロセスを楽しみ、
駆け引きするところに、この釣りの奥深さがあるんです!!

前回、3年前の釣行で、
ダンゴの使い方が大きく進化していました。
余計なコマセを加えると、エサ取りが寄りすぎてしまい、
却ってクロダイが食う間がない―。
そう言う状況も出て来ました。

そのため、より雑食であるクロダイしか興味を示さない、
コーンとか、生サナギとか、練りエサとかを、
食わせ易くするためのダンゴに変わって来たのです。

前回の課題を活かして、
今度の釣行では、2桁の釣果を狙いますよ〜(^^)









2020/09/27 9:06:01|お魚紹介
税金だと言われた魚(今日のゴモラ)
直前の投稿で紹介させて戴いた、
『サッパ』に、良く似てるでしょう!?

が、サッパにドットデザインの服を着せて、
モヒカンのひれの後ろを側をたなびかせてる、
そんなフォルムのこの魚の名前は、
『コノシロ』と、云います。

コノシロは、江戸前寿司では欠かせない魚ですが、
特にその年のイチバン最初に捕れた若いコノシロを、
特に「新子(シンコ)」と、呼んで、光ものの逸品として、
寿司通に好まれています。

コノシロは小骨が多いため、酢じめにして、
骨は丁寧に抜かれています。
まあ、こうした丁寧な仕事が、
江戸前寿司の真骨頂ですよね(*^_^*)

さて、もうすぐ釣りに行くぞ〜。
と、明言した清水港でのカセ釣りで、
良く「税金だ―」って、云われて、
散々釣ったのが、このコノシロでした。

特に秋からは、キビレの群れが入って来ると、
それにそっくりなアタリを竿先に伝えてくれるので、
ウリャってアワセると、途中でふわっと軽くなって、
「やっべー、また税金払っちゃった―」と、
うなだれるのがパターンでありました。

さてコノシロが、
「税金」と、呼ばれるのにも訳がありまして、
前記した通り、アタリがクロダイやキビレに、
本当に良く似ているのです。

カセ釣りにおけるクロダイのアタリは、
実に繊細で、一気に食い込む様な事は先ずありません。

最初は、穂先がプルプルッと震えるくらいの、
「前アタリ」が、出るのですが、
臆病なクロダイは、なかなか食いつこうとせず、
エサを数回もてあそぶように確かめてから、
クンと、竿先を小さく抑え込む様な、
「本アアリ」まで、焦らされます。

その時に、キビレなどは、
ふっと食い上げる様なアタリを出すことがあり、
このアタリが非常に似ているんですよね。

コノシロは、おおよそ食い上げのアタリが多く、
コノシロが釣れる時は、エサが底から浮いてしまった時です。

ダンゴを沈めて確実にエサを底に届けてから、
クロダイのアタリを待つ訳で、
このダンゴが確実に底で割れた状態が確認できないうちは、
本アタリを見極めるための、税金として、
コノシロが釣れてしまう―。
って、訳です。

コノシロのほか、
ボラやクサフグなども税金だと言われていますが、
ある意味、ボラやコノシロがダンゴを割ってくれて、
その後方にいるクロダイが警戒心を無くす―。
みたいな関係なので、
やはり、税金はちゃんと払わないといけない―。
とまあ、魚に教えてもらう訳です。

そして、自分が足繁く通って居たとき、
コノシロと、ボラと、フグの三者の事を、
どれが釣れても、「今日のゴモラ」と、
称して、恐れておりました(>_<)

皆さん、税金はきちんと払いましょう!!

って、何のこっちゃm(_ _)m







2020/09/26 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
ご飯のおかわりがなくなるほど・・・
美味しいお魚だ―。って事で、
このお魚の別名は、『ままかり』と、云います。
ままは、『まんま(ご飯)』の事で、
ご飯がなくなってしまって、近所に借りに行くほど・・・
なんだそうで、この名前が付いたそうです。

が、このお魚の和名は『サッパ』と云い、
その語意は、味がさっぱりしているから・・・。
と、云う事なのです。

どうやら食味が良いのか、はたまたイマイチなのか、
果たしてどっちを信じたら良いのでしょう!?

ままかりと呼ぶ地域は、主に関西で、
サッパと呼ぶ地域は、主に関東です。

自分が覚えたのは、『サッパ』が先で、
同じ魚が「ままかり」と、呼ばれて珍重されている事を、
知ったのは、もうそれから何年も経ってからの事です。

そもそも、関東と関西では、食文化が異なり、
特に関東では、美味しいと云う前に、
食べるのが面倒―。と、云う魚は、余り食べたがりません。

以前に紹介した、「キュウセンベラ」も、そうですし、
「アイゴ」も、そうです。
下処理を丁寧にしてから調理すること自体、
特に江戸っ子は性に合わなかったんでしょうね。

正直、自分も、このサッパを焼いて食べてみて、
余りに小骨が多くって、
「美味しい」とは、正直感じませんでした。

が、関西では煮浸しにしたり、酢でしめたり、
出汁や調味料の加減で、美味しく食べさせる
「妙」を、知ることができました。
実際、とても美味しかったです。

ところで、最近このサッパを、
さっぱり見かけなくなってしまいました。
決してダジャレじゃないですよ(^_^;)

以前は、サビキに鈴なりで釣った記憶もあるのですが、
もう何年も、いや、十年以上も、釣った記憶がありません。

あんなにたくさん釣れていた魚なのに・・・
そう感じているのは、自分だけでしょうか?

サッパが今でもたくさん釣れてるとこ、
あなたは知っていますか!?