暑い夏を超えて、 そろそろ秋風が感じられる様になったら、 いよいよ、見えイカ狙いのエギングシーズンです。
今やエギングは、海のルアー釣りのジャンルとして、 すっかり定着していますね。 では、この「餌木(エギ)」そのものは、 いつから日本の釣りシーンに出て来たのでしょうか。
餌木の歴史は思ったよりも古く、 江戸時代中期には、おそらく使われていただろう―。 と、想像できます。詳しい文献は残っていない様ですが、
その昔、松明(たいまつ)を焚いて、 船上で漁をしていた際に、 落とした松明にイカが抱き付いたことから、 考案された釣り具だとも言われて居ます。 発祥の地は奄美大島だとされ、以降、薩摩に伝えられ、
最初は大型だったものが、エビの形に似せ、 おおよそ現在の形状になっていったのだろう・・・ そんな推測が一般的の様です。
イカの多くは他の魚を食腕で抱えて捕食しますが、 甲イカの類いは、海底のエビなどを捕食します。 なので、エビにも魚にも見える餌木は、 双方のイカに用いる事ができ、しかも、 エサを付ける必要がないことから、 広くイカ漁に使われる様になりました。
こうしたルアー効果に着目し、 一つの餌木でルアーのようにキャスト、 レトリーブを繰り返すことによって、 編み出された釣法が、『エギング』です。
冒頭の話題に戻ると、 エギングに最も入門し易い季節が、 今年生まれたイカが、 自分でエサを捕まえるシーンが、 目視できるようになる、 9月から10月くらいの時季です。
堤防の上からでも元気なイカ君たちが、 しきりに小魚を追いかけている姿が見られます。 そんな姿を見たら、餌木をキャストしてあげれば、 おおよそ興味を示し、抱いてくれるケースが増えます。
そろそろそんな便りが聞こえてくる時季ですので、 今年こそエギングデビューって思っている方は、 是非ともチャレンジしてみてくださいね。
只、資源確保の為、一部の地域では、 エギングを禁止としている地域もあります。 お出かけの前に、地元の釣具屋さんとか、 当該エリアの漁業調整規則をHPで確認するなどして、 お出かけ下さい。
漁業調整規則については、 またいずれお話しさせて戴きます。
いやあ、でもアオリイカのお刺身、 甘くて美味しいからなあ!!
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