トビウオには申し訳ない気も致しますが、 ワタクシ、トビウオの事を、『空飛ぶボラ―。」 と、呼んで居ります。
だって、飛ばない時のトビウオは、 頭がちょっと平べったくて、 お口は、鯉っぽくて、 パッと見た目は、『ボラ』に、ソックリ!! 夜は警戒心も薄れて、なんかぼーっと泳いでる・・・
そんな魚がですよ、ビューっと空を飛んじゃう訳ですよ!! この飛行が、実に見事なものでして、 最長記録だと、500bくらい一気に飛んだと言う、 記録があるようです。
毎年、八丈島に行くと、必ずトビウオに会えますが、 自分が釣具屋だった時代では、 美保の海岸や片浜の海岸で、 ワカナゴと前後して釣れ始めたので、 夏が来たことを知らせてくれる、自分にとっては、 「夏の使者―」なのであります。
では、なぜにトビウオは、空を飛べる様になったのでしょう。 改めて写真を見て戴くとお分かりの通り、 飛んでいる時に広げているのは、 胸びれと腹びれです。
これを飛行機になぞらえると、 胸びれが両主翼。腹びれが尾翼です。 更に尾びれの下側が長くなっていて、 それでバランスを取って、真っ直ぐに飛ぶんです。 正に飛ぶために進化した体なのです。
その訳は、水目直下でプランクトンを食べるトビウオは、 いつも、カツオやシイラなど、大型の魚に狙われています。 クジラやイルカも大好物にしています。
この時、泳いで逃げたのでは間に合わず、 とっさに空中に飛び出す事を覚えたんですね。 そんなきっかけから、徐々に泳ぐから、 飛ぶ―。事を選んだ魚がトビウオです。
釣りでも、サビキを口にくわえたまま、 飛ぶ事があるので、その時は、まさしく「凧」ですよね。 本当に不思議なお魚です。
でもなあ、あの普段の間の抜けたお顔・・・ もちょっと、精悍であって欲しいよなあ(^_^;)
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