| おはようございます。 今日で北京パラリンピックが終わります。 数々の感動と、そして、 改めて平和の尊さを実感した、 パラリンピックでした。 今日はこれ以上、世界情勢には触れずに、 純粋に釣りの話しをする事にします。 書けば、自分も辛くなります。 さて、この時季の釣りと云えば、 やっぱり、 『渓流釣り』でしょう。 暫く行って居りませんが、 基本的には大好きな釣りです。 が、正直今は、 時間があるのにお金がない―  とにもかくにも、コロナ収束がなければ、 釣りにも行けない状況です。 情けない話しですが、ゲンジツはキビシーです  ところで、釣りを始める方にとって、 魚がエサに食いついてくれたかどうか・・・って、確認できるアイテムと云ったら、 やっぱり 「ウキ」が、 いの一番に出て来ますよね。 ですが、 渓流釣りで使われるのは、 殆どが、 ウキではなく『目印』ですよね。 目印は、文字通り、 仕掛けの在処の目印になるもので、 ウキの目的とは異なります。 が、渓流釣りは、この 目印の動き方で、 魚の動きと、 アタリを察知して釣ります。 魚がエサに食いついたり、 エサの周りでアクションを起こした時には、 「動きの変化」で、魚を捕らえる訳です。 ちょっと矛盾してますよね。 ウキの役割とは違う物でありながら、 結果的には、ウキと同じ役割もしているんです。 今日はこの 「目印」について、 私見を述べてみようと思います。 前述した様に、 目印は、仕掛けの在処を確認するものです。 元々は、 鳥の羽根などを使っていましたが、 今では、その多くが プラスティック製の矢羽根か、 ウィリーと呼ばれる水切りの良い毛糸の、どちらかでしょう。 自分がこの釣りを覚えたばかりの時は、 殆ど矢羽根の目印を使っていました。 が、今では 殆ど毛糸の方を使っています。 理由は幾つかあるのですが、 先ず 視認性が良い事が一番。 続いて、 水切れも良く、目印を置く位置で、 流す速さを調整できる― と、云う2点が、理由です。 流したいポイントの、 水深がある程度ある時には、 ゆっくり流したいので、 目印を幾つか水中に入れてしまいます。 その事が抵抗になって、 仕掛けは 若干ゆるやかに流れます。 この事で、 石裏などに潜んでいるかもしれない渓魚に、 エサの所在を見せる事ができる― そう云う意図の元に、その様にしています。 一方、抵抗を掛ける意図があるのならば、 ウキの方がブレーキが掛かるでしょう そんなご意見もあって然るべきですよね。 ご尤もです。 でも、ゆっくり流しててしまうと、 忽ち、 アブラハヤや、 タカハヤなどの、 招かざるゲストに食べられちゃうんです。 ですが、棒ウキにせよ玉ウキにせよ、 そのウキの表面に流れの水圧を受けてしまうので、 捕食スピードも速い渓魚たちにとっては、 逆にゆっくり過ぎて違和感を覚えてしまいます。 特にヤマメやアマゴなどの捕食スピードは、 コンマ1秒も掛からないほどで、 これはエサではないと口から吐き出すまでもが、 コンマ1秒も掛からない― なんです。 即ちウキが沈んでからアワセたのでは、 既に、 魚はエサを吐き出してしまっている― って云う事なので、ウキでアタリを取る、 拾うなんて事は逆に難しいのです。 ですから、人の目に見えて若干の緩やかさが、 渓魚に食う時間を与えている― と、云う意図があるんです。 オモリによる根掛かりも防ぎたいですしね。 続いて目印の変化ですが、 魚がエサを食べると、がっつり食っちゃう時には、 目印ごと消し込みます。 一方、一瞬だけ止まる。 奥に押される。揺れる。一気に流れる・・・ など、必ず変化が見られます。 その時、カラアワセを恐れずに、 アワセて行くと、 当日の食い方のパターンが予想できます。 こうした変化が目印に出るアタリです。 また、使うエサによっても、 変化のパターンは様々なので、 ボウズは格段に減ってきます。 と、云うか全く何も釣れないと云う ボウズは一切なくなると思いますので、 想像力を働かせて、 目印の変化を楽しみましょう!! キ・テ・マ・ス |
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