鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2025/12/15 9:16:28|釣り具の小宇宙
魚の歯と釣りバリの形状についての関係

おはようございます。

昨日は、冷たい雨雨が、降りましたね。
雪にならなくてよかったけど、
南岸低気圧が通過していました。

寒い季節には、あったかい鍋料理―
嬉しいですよね。
だって、

♩♪ あったかいんだから〜 ♫♪

そんなお鍋に、
魚介たっぷりって、嬉しいですよね〜!!

アンコウ鍋
フグ鍋(てっちり)
石狩(鮭)鍋・・・etc
ああ、食べたいなあ!!

ところで、
皆さんは、ブダイと云うお魚を、
ご存じでしょうか!?

その昔、
この魚が釣れると、舞って喜んだ・・・
と、云う説があって、

良く「舞鯛」と、表記される場合があります。
白身で美味しい魚でもありますが、

夏と冬で、食性が変わっていくことが知られ、
夏は、磯のカニやエビなどを食べる一方、
冬は、主に海藻を食べる様になってきます。

その為、磯臭さが身に移り、
食味に、好き嫌いが現れる魚でもあります。
ワタクシは、好きですけどねえ・・・

で、どうしてブダイの事を書きたいかと云うと、
先日、千葉県南房総市で開催された、
「海辺の環境教育フォーラム2025in南房総」の、
プログラムの中に、

地元の中学校に出張して、
我々が、様々な「形」で、
取り組んでいる「環境学習」を、

中学生たちが、
実践者が取り組んで来た事の、
発表を聴いて、環境学習への興味を深めよう―

そんな時間があったんです。

多くの海辺フォーラムの仲間達が、
ご自身の活動の一部を紹介しました。

残念ながら今回のフォーラムでは、
自分は発表を見送ったので、

そんなメンバーは、興味がある発表を、
中学生と一緒に聴きましょう―
そんな事になりました。

そして、
自分がお話しを聴きに行ったのは、
南国四国の高知県で、エコツアーや、
環境学習に取り組んでいらっしゃる、

Kさんの、「魚の歯」についての、
お話しを聴きました。

海辺の中学生たちですから、
魚の名前は、良く知っていても、
なかなか、「魚の歯」までは、
知らない事が多いみたいです。

自分は、「釣り人」ですから、
割合、知ってはいるとは思いますが、

Kさんは、魚類研究者でもありますから、
もっと、深いお話しを、
聴けると思ったんですよね幸せ

お話しの中では、
メジナ・イシダイ・
そして、ブダイの歯の形の写真の他に、
その魚の、「歯」と、「顎」の、
レントゲン写真まであって、
その構造まで、見る事ができたんです!!

そんな中で、
ブダイの歯を、改めてしっかり見ていると、
ブダイを釣る時の「釣りバリ」の、
形状が頭に浮かんで来ました。

で、改めて、

なるほど〜!!
へぇ、だからなんだあ!!

と、思わず納得してしまったので、
皆様にも、知って欲しいなあ・・・
と、このブログで、
紹介させて戴く事にしました。

さてそれでは、
ブダイの歯って、どうなっているんでしょう・・・

実は、粒々状の歯が、
口の先から、奥の方に、びっしりと並んでいます。

で、海藻や、サンゴも、
それらが定着した磯の岩ごと、
下顎と、その歯を使って、ガリガリと食べます。

また、上顎には、
オウムのクチバシの様な歯もあって、
相当に硬い物でもかみ切ってしまいます。

しかも、下顎の方の歯は、
それが、欠けたり、抜け落ちたりすると、
奥の方に控えている歯が、
前にせり上がってくるんですよね。

サメの歯の構造にも似ていますよね。

また、上顎の奥の方には、
硬い物でも噛み潰す、「咽頭歯(いんとうし)」
まで、あるんですよ。

だからして、
そんな強靱な歯と、顎を持つ魚ですから、
ソレを釣るための釣りバリも、
相当に「軸」が硬く、太く、強くないと、
引きに耐えかねて折れてしまうのです。

さて、そこで、
左の釣りバリの写真を、ご覧下さい。

釣具店等では、
「舞鯛(イガミ)」と、商品名が、付いています。

イガミは、主に関西で、
ブダイ魚を指す別称です。

この太い軸があるからこそ、
ブダイの顎をも貫通し、魚が暴れても、
ガッチリ掛って、外れない―

そんな形状なんですね。

日本の釣りバリは、
この様に、対象魚の口や、歯、顎の、
形状に合わせて、進化しています。

発表の中で、解説があった、
メジナや、イシダイのハリも、
ごっついですよ〜グッド

改めて、
日本の釣りの、奥深さを感じる事ができた、
とっても、貴重な時間になりました幸せ







2025/12/10 9:06:01|釣魚料理
さすが南房総!! 久々に食べたなかなかレアなアレ!?
おはようございます。

再開後の一本目の記事は、
南房総市の富浦新港で、
久しぶりの、完全プライベートな、
海釣りを楽しんだ事。

そして、
サンバソウや、アイゴ、
フグちゃんなんかが、
釣れてくれた事など、
ご報告させて戴きました。

ワタクシ釣りの後に、
近くの「大房岬 自然の家」で、開催された、

海辺の環境教育フォーラムに、
参加して来た訳ですが、

フォーラムについての報告は、
既にもう1つの、
HOOKかんきょう『協育』事務所の、
ブログで始まって居ります。

良かったら、読んでみてくださいね幸せ

が、そこからこぼれた、
特に、お魚や、釣りや、
海のいきものたち―

に、ついてのお話しは、
こっちのブログで、
お話ししようと思いますぅグッド

それでは、
その最初の記事はと云いますと、

まあ関東近郊では、
ここらでしか食べる機会がないだろうなあ・・・

って、云うレアの食材を使った、
お弁当を、久々に食べちゃったぁ!!

って、云うご報告でありますびっくり

そのレアな食材が、
何かっ?
って、事ですが、

アレですよ。

以下に、ヒントを記しますので、
想像してみてくださいね〜グッド

1 海に居りますが、余りにでっかくて、
 なかなか釣れる様な「しろもの」では、
 ありません。

2 つい最近まで、
 商業用に獲る事は、世界的に禁止でした。

3 が、資源の回復がみられた事から、
 現在、日本では、一部、商業用の「捕獲」も、
 再開されるようになりました。

そして、
4 ここら(南房総)周辺は、
 ソレが、水揚げされる漁場として、
 昔から広く知られて居りました。

5 自分なんかが小学生の時分には、
 よく、ソノお肉が竜田揚げなんかになって、
 給食で出ていたっけなあ・・・

さて、ここまで書けば、
このブログの読者さんなら分かりますよねチョキ

では、声を合せて、
アレの名前を、叫んで下さいまし〜

いきますよぉ、
せ〜の!!

クジラ〜!!

大正解拍手拍手

だったんですよぉ!!

前に食べたのは、
おそらく5年くらい前だったかなあ・・・
山口県に仕事に行った時に、
食べたきり。

いやあ、
美味しゅうございましたぁ美味しい

なんでも、注文する際に、
「地元の食材を、たくさん使ってください―」

って、お願いしたんだそうですよ。

だから、
このクジラの他にも、南房総を代表する、
あのお魚も、勿論、使ってあって、
コレも、美味しかったなあ・・・

千葉県は、南房総に限らず、
この魚の漁場が、たくさんあるのです。

釣りをされている方なら、
この地名を出せば、びっくりと、来ます。

金谷(かなや) ・走水(はしりみず)・・・・

これも、声を合せてご唱和ください。

せ〜の!!

アジ〜

そうですよね!!
日本人なら、やっぱりアジは外せません。

それも、伝統的な郷土料理の、

「焼きさんが」

になって、
大葉の、袈裟を身に纏い、
鎮座ましまして居られました拍手

それにね、
写真を見ると、クジラの竜田揚げの近くに、
フライが映ってますでしょ?

これ、ワタクシのエセな食通舌では、
自信がないのだけれど、

おそらく、
「塩クジラ」か、「クジラベーコン」
を、フライにしたものかと・・・

うーん、他の食材も、美味しくって、
南房総ポテンシャル、高過ぎですグッド

まさか、お弁当でレアな味を、
仲間達と味わえるだなんて、
思ってもみなかったよぉ矢印左下矢印左下

ごちそうさまでした!!

 







2025/12/06 9:06:01|釣果報告
自分が楽しいだけの釣りって、ん年ぶりかも・・・!?A こんなん、釣れましたぁ

おはようございます。
12月、最初の週末でございます。

寒いですね・・・ガッカリ

さあ、
久々の海釣りの釣果報告ですよチョキ

千葉県南房総市
富浦新港での釣果であります。

残念ながら(先に言っておきますね)、
お目当てのクロダイちゃんには、
会えませんでした・・・ガッカリ

こんなお魚ちゃんたちが、
時折、竿をしぼってくれたので、
いやあ、楽しかったですグッド

やっぱり、釣りは楽しい!!

先ず、
記念すべき富浦の1尾目は、
ジャジャン、「サンバソウ」くんでーす!!

正確には、イシダイの幼魚でして、
「シマダイ」って、呼ばれる場合も多いですが、

釣り始めて、10分後くらいだったかなあ・・・
スッと、ウキを消し込んでくれました。

お次は、
やっぱり、ここにもいましたかあ!?
「アイゴ」ちゃん、であります。

近年、各地で海藻を食い荒らし、
「磯焼け」の、原因を作り出している・・・
って、ちょっと悪評を流されていますが、

これは、海水温の上昇により、
アイゴの棲息域が、どんどん北上していて、
彼らのせいって、言うより、
これも、地球温暖化の代償なのかもしれません。

只、背ビレや腹ビレに、
毒を持っているので、
決して素手でつかんでは、ダメですよ〜!!

って、このブログをご覧戴いている方ならば、
アイゴは毒があるから、触っちゃダメよ!!

って、事は、重々、ご存じの筈―
ですが、ワタクシ、
今回、間一髪で、
毒腺にやられずに済みました・・・。

お恥ずかしい限りですが、
ちっこいアイゴちゃんが釣れて、
それを、「ヒイラギ」くんと、
見間違っちゃったんですよお・・・困った

「おっ、今度はヒイラギじゃん!!」

と、すっと引き寄せて、
むんずと、つかもうとしたら、

ヒレが、ぴーんと広がって、
瞬時に、「ヤバい」と、感じて、
手を引っ込めて、よーく
そのヒイラギくん(?)を、
見てみたら・・・

「間一髪セ、セーフ・・・」
皆さーん、思い込みはいけませんよぉNG

それくらい、
ちっこかったんですけどね・・・困った

で、そこから、
怒濤の、アイゴのラッシュダッシュダッシュ

段々、
大きくなってくれたりもしたけれど、

「お呼びでない?」

「こりゃまた、失礼いたしました!!」

と、止まってくれたら良かったのですが、
手の平未満のアイゴで、
ツ抜け・・・悲しい

まあでも、
釣れてくれたのだから、感謝しつつ、
海にお帰り戴きました。

アイゴのラッシュが一段落した頃、

ウキが、ゆっくりしもって行きました。

「おっ、このアタリは・・・」

ぐっと、アワせたら、
そこそこの重量感矢印左下矢印左下

結構、キンキンと引くし、
期待が高まっちゃったんですが、

やがて、そのお姿が、
水中から、浮かび上がると、

なんと、
フグさんじゃあ、あーりませんか!?

しかも、30aくらいあって、
抜いたら、竿が・・・
になると、怖かったので、
嬉しさ半減の、タモ取り・・・

おそらく、
釣れたのは、アミメフグさんだと思います。

で、フグさんも、
何故か、続いちゃうんだよなあ・・・

アミメフグさんの他にも、
ショウサイフグさんか、コモンフグさんか、
どっちかのフグさん・・・ガッカリ

お天気は、
日が高くなるにつれて、順調に回復。
朝、着込んだ服を、
1枚、2枚と、脱いじゃうくらい。

のどかやわあ・・・

時折、
ベイトフィシュ(たぶんボラっこ)が、
何かに追い掛けられて、バッシャ、バフォ・・・
と、ボイルびっくり

おそらくだけど、
その下に見え隠れしていたのは、
30aにも満たないくらいの、
セイゴ(スズキの幼魚)ちゃん、
だったと思いまーす(未確認ですが・・・)

でも、ルアーは封印―
ここは、あくまで「ふかせ」です。

そんなこんなで、
気付いてみたら、11時。

ここで、タイムアーップ

お目当てのクロダイちゃんには、
とうとう会えず終いでしたが、

日がな半日、魚釣り魚

すっごく、リフレッシュできた、
久々の海での釣りでした。

さあ、ちょこっと空腹を満たしたら、
大房岬に、レッツらゴースマイル

釣れてくれたお魚ちゃん、
ホント、ありがとね〜!!







2025/12/02 9:06:01|釣果報告
自分が楽しいだけの釣りって、ん年ぶりかも・・・!?@ 変わった釣り場

おはようございます。

いよいよ師走ですよ・・・
前回の更新が、6月22日ですって困った

半年も前になっちゃいましたね

だって、釣り魚にも、

それに付随するような、ワクワク
「水辺の生きもの達」との、出会いも、

心を揺さぶられるよなエピソードも、

「平穏無事」って、云ってしまえば、
それまでなんですけれど、
殆ど、なーんも無くって・・・

指導者最終年となった、
海洋道中の準備や、本番にも追われて、
こっちのブログは、完全お留守状態眠い

で、ですが、
つ、ついに、自分だけが楽しい釣り幸せを、
やって来ました!!

と、云っても、
仕事で出掛けた千葉県南房総市で、
その仕事に入るまでの数時間だけなれど、

誰かのためではない、
完全プライベートな「魚釣り」を、
自分ひとりだけで、釣りを楽しみましたラブ

ターゲットも、わがままに、
このブログの基本のアップロード時間に、
合せた合せたクロダイ釣りです。

※アップの時間をチェック
9601グッド

訪れたのは、富浦漁港魚でした。
実は、ここに来たのは2回目です。

その時に来た理由も、
今回と同じ理由なんです。

その理由―

それは、2017年に、
この富浦漁港の直ぐ近くにある、
南房総市営の、
『大房岬 自然の家』で、
当時20代の若いメンバーが、
実行委員会を立ち上げて、

実施した
『海辺の環境教育フォーラム』でした。
で、その時も、当然釣りはしたのだけれど、

参加者に「体験」って、云う形で、
「提案」した、筏釣り教室―

で、要は、
プライベートではなく、半業・・・

半業・・・って、云うのは、
フォーラム中のプログラムだったので、
全員が自費参加で、一切の報酬を、
戴かないって、ルールだったんです困った

なので、
自分の釣りに没頭する事は叶わず・・・
だったので、今回は、自分だけの釣り―

って、事で、嬉しいったらありゃしない嬉しいグッド
こ、これを、待ち望んでいたんだよお!!

前泊用にと、素泊まりの民宿を予約。
早朝5時に起床

身支度を調え、軽い朝ご飯を食べ、
6時、少し明るくなって来たので、
民宿をチェックアウト。

で、ポイントの富浦港までは、
車で5分ほど、

とりあえず、
8年前の堤防へ行って見ると、
事前のリサーチ通り、
「立入り禁止」の、看板と、
堅固なバリケートも・・・

蜜にならない・・・
と、コロナ禍で、俄に増えた、
釣りで遊ぶ人たち・・・

その人たちが、残していったのは、
どうやら、ゴミ
だったみたい・・・困った

節度とマナーさえ、わきまえていれば、
こんな事には、ならなかったのでしょうが・・・

なんで、自分で自分の首を絞めるのかねえ・・・
漁港の堤防ってのは、
本来、釣りをする場所ではない―

って、より本来は、釣り自体が禁止。
これは、全国どこでも同じです。

が、親水施設の機能も備えているので、
見逃して下さっている―

その事を知らないから、
釣りする権利―
などと、のたまう人もいるらしいです。

がっ、そもそも釣り人に、
権利などないですからっ、
とにかく、
綺麗に使うのが最低限のマナー

そんなこんなで、
2023年から、ゲートが閉まってしまいました。
との事よろよろ
ああ、哀しい・・・ガッカリ

まあでも、
東側の堤防は大丈夫との情報だったので、
そちらへGOダッシュ

早速、準備に取りかかりました。

ケーソンの角で、
立ちウキで、配合エサの入ったバッカンで、
釣ってる方を見かけ、

「おはようございます。クロダイ狙いですね?
    自分もです。どうですか?」

と、声を掛けさせて戴いたら、
まだだよって、釣果には渋い顔・・・困った

まあでも、
この釣りをしてるってことは、
釣れる可能性は大いにある―
っつこんびっくり

と、判断して、
その方から、30メートルほど離れた所で、
竿を出す事に決めました。

さあ、釣り座は決定!!
あとは、運とジツリキさ〜グッド

果たして、今日のワタクシは、
持っているのか〜!?

バッカンに、音符音符
配合エサと、オキアミを、
バカンと入れて、海水入れて、

混ぜ混ぜ〜音符
まぜまぜ〜音符音符

釣れろ、釣れろと、願かけて〜魚魚

と、変な鼻歌を歌いながら、

先ずは、コマセを作ったぜぇチョキ
ワイルドだろう

そしたら、先にコマせて〜

からの、
ウキふかせぇ

さあ、釣るぜえ自信まんまんチョキ

ワクワク・・・ハート
ドキドキ・・・ハート






 







2025/06/22 9:06:01|トピック
ブラックバス移入100年に思う・・・
おはようございます。

早速ですが、
今日がどんな日なのか、皆さんご存じですか?

今年は、ラジオ放送開始から100年だとか、
『昭和100年』だとか、
100年に因んだキャンペーンが、
メディアで繰り返されていますよねグッド

その100年の節目の1日として、
今日は、日本の釣りに大きな影響を与える事になる、
あるお魚が、外国からやって来た―
そんな記念日なんだそうです。

表題を見て戴いたら、お分かりの通り
今年は、ブラックバスが移入されてから、
100年になるのです。

そして、そのブラックバスが、
神奈川県の芦ノ湖に放流されたと言われている日が、
6月22日だと言われています。

ご存じの方も、きっと多いかと思いますが、
移入した人物と云うのは、
軍需産業で財を成した赤星家の長男であった、
赤星鉄馬氏でありました。

当時、米国に留学していた鉄馬氏は、
現地で釣って楽しく、食べて美味しい、
『ブラックバッス』に、出会いました。

そして、この魚を日本に移入すれば、
レジャーとしての「釣り」の振興と、
新たな「食料の確保」に、資する―
と、云う強い決意のもと、
奔走したと、その著書(『ブラックバッス』)で、
述べています。

放流場所は、
関東周辺で何カ所か検討された結果、
「芦ノ湖」に、決定されました。

実は、
本県の「山中湖」そして、「河口湖」も、
その候補とされていました。

特に山中湖は、
直前まで最有力候補であった―
と、されています。

が、北米産で冷水域を好む魚とは云え、
やはり山中湖は、
標高が1000bを越える高地である事、
そして、冬期には湖面が全面結氷する程の、
冷水である事などが考慮され、

リゾート地であり、外国人居留地でもあり、
水温も安定している事が決め手となり、
芦ノ湖に、87尾のブラックバッスが放流された―
と、云う記録が残されています。

その後、昭和40年代になると、
『スポーツフィッシング』なる、概念が、
日本にもたらされる事になります。

折しも、公害問題も複雑に絡み合って、
釣った獲物は食べずに「再放流(リリース)する事」が、
もてはやされる風潮とも相まって、
ルアー釣りが基本とされる「バス釣り」が、
次第に市民権を得るようになって来ました。

当時の自分は、まだ小学生でしたが、
釣った魚は食べるもの―
が、当たり前だったので、

自分としては、汚い水から釣れた魚だから、
食べたくはない・・・

この頃から、
ブラックバスの「食利用」の目的は、
いつしか後ろに追いやられる事になりました。

ルアー釣りイチバンの対象魚―

の、側面だけがクローズアップされました。

むしろ、それを正当化している様にしか、
正直、感じていませんでした。

更に、職業としてバス釣りをするプロ―
『バスプロ』が、国内で競技としてのバス釣りを、
始めた事に伴って、爆発的な人気を博していきます。

これが後に云う『第一次バスブーム』への、
変遷となっていきました。

当時は、バス釣りの普及や、
バスプロの活躍の場を各地に増やす目的―
も、あって、釣り業界も、
各地への放流も斡旋していた事が、
釣りの雑誌でも取り上げられていました。

ですから、バスの全国拡散に対して、
釣り人が関わっていた事―
これは、否定するつもりは一切ありません。

が、やがて時代が流れ、
あるショッキングなタイトルの書籍が発売されます。
I・A氏による『ブラックバスがメダカを食う』
と、云う書籍でした。

外来種であるブラックバスが、
日本の在来魚種の象徴の様なメダカを、
「食い尽くしてしまうゾ」と、
ブラックバスの食害を、環境破壊として、
問題提起する内容です。

そして、折しもバブル期になると、
某テレビ番組で、人気のお笑いコンビが、
バス釣りを楽しむ番組―
であったり、

超人気アイドルグループのT・K氏が、
バス釣りが趣味である事だったり、

あの湖に行ったら、
憧れの「あの人」に、会えちゃうかも・・・

推しの女性達をも巻き込む形で、
再び、バス釣りが脚光を浴びる事になりました。

これが第二次バスブームで、
異業種からの参入も顕著でした。

その頃からいつしか、
バスを各地で増やしているのは、
「心ない釣り人」で、あり、

密放流の張本人として、
特にバス釣りをされていた方が、
「悪者扱い」を、されるまでに至ってしまいました泣く

そして、他の侵略的外来生物と合わせ、
「特定外来種」に、指定される事になりました。

そして現在も、
駆除した筈のブラックバスが、

どこそこでまた発見された―

と、云う事が、メディアで取り上げられる度に、
槍玉にあげられるのが、

「釣り人による蜜放流」

と、云う、
根拠のない、ましてや証拠もない、
誹謗中傷や、報道が、繰り返し行われています。

自分は、釣りは大好きですが、
特に、バス釣りファン
と、云う事ではありません。

が、余りに「釣り人」が、
悪者扱いされる事については、
同じ釣り人として、どうにも釈然としないのです怒る

特定外来種は、
棲息している水域から、
生きたままひとたび持ち出せば、

多額の罰金刑や、
場合によっては懲役さえ課せられる、大罪です。

そんな罪を被るリスクを背負ってまで、
拡散させようなんて思って居る釣り人は、
絶対にいないって、信じています。
と云うか、あり得ないと思っています。

外来種法が制定されて以降、
それに違反して逮捕された犯例はありません。

なのに、それでも釣り人は、
蜜放流する悪者なのか!?

実際に放流する現場を見たのですか!?
どんな根拠に基づいてソレ云ってるのですか?

も一度言いますが、過去の事実は否定しませんし、
それを正当化するつもりもありません。

が、この令和の世の中に、
釣り人を悪者扱いするのは、
とんだお門違いだ―

って、思わざるを得ないこの現状に、
自分は、もの申したい―

釣り人は、犯人ではない!!
ましてや、ブラックバスは悪魚ではない!!

移入100年に際して、
赤星鉄馬氏の名誉と、高い志しを守るためにも、
強く訴えたい、釣り人の願いです。