北杜市小淵沢町の元FRP防水屋です。 といぅのはおもて向き。 実態は、落語とバイクとシャンソンと やしきたかじんが 好きな道楽オヤジです。社会人落語家『酔亭化枝(よってけし)』としても活躍中。落語・講演・読み語り承ります♪ 脳梗塞を発症して防水屋を廃業後は、移動スーパー「とくし丸」を北杜市内で開業。地域の皆さんへ恩返し中。
 
2012/09/21 20:42:39|趣味まんだら
落語がくれた素敵な出会い
めまぐるしい一週間でございました。

16日の日曜日は、石和温泉にございます、とある老人ホームの敬老会にて落語会。
スタッフの方が、この拙いブログをご覧になってお声かけくださったんです。
だからワタシが、インチキおやじであることもみなご承知。
そんなんでよぉ呼んでくださったなぁと、ほんま感謝でございました。
しかもわざわざ高座の高さを調整するために、頑丈な台を作ってくださったり、
心のこもったご準備のおかげで、たいへん楽しくつとめさせていただきました。
聞けば1000ccのバイクに乗ってらっしゃるとか!
共通の趣味も発覚したりして、素敵なご縁をいただいた落語会でした。

20日の木曜日は、仕事の合間を縫って、おとなり白州町の某公民館で落語会。
きほん落語のある日には仕事を極力入れないのですが、自宅から10分かからないこともあって実現しました。
以前別の落語会でワタシの高座をご覧くださった方が、地元に呼んでくださったんですね。
今だから白状しますが、じつはこの前夜、『山落語』でお世話になる山小屋の管理人さんと打ち合わせやったんですが、ちと深酒が過ぎたみたいで、いまいち調子は良くなかったんです。
案の定、すこし不本意な出来やったんですが、そのあと設けてくださった質問コーナーでは、お越しいただいたお客さまとも楽しくお話しさせていただいて、ほっと救われた気持ちになりました。
「むっちゃん」! いろいろとお心づかいいただいて、ほんまにありがとうございました。
またいつでも、お気軽にお声かけくださいね!

もちろん本業の防水屋のほぉも、がっつりやらせていただいてるんですよっ!
その合間にお邪魔させていただいてるんです、はい。

そして本日。
息子の通う学校の、合唱祭がある日。その前に、市内某所で学年懇親会がありました。
ふつうやったら合唱祭だけ聴きに行くんです。
ところが今日の懇親会は、なんと落語会が催されることに!
ワタシが出かけないわけがありません。
カミさんとふたり、いそいそと出席してまいりました。

出演は、山梨ではまず知らない人は居ないという『DJジロー』こと『三枝亭二郎』さん!
FM局DJ、ヴァンフォーレ甲府スタジアムDJなど、声を届けるあらゆる分野でご活躍の方です。
顔は知らなくても声を聴けば、「あ、このひと知ってるっ!!」って、ほとんどの山梨県人が思うでしょう。
じつはジローさん、このたび六代桂文枝を襲名された、桂三枝師匠のお弟子さんでもございました。
大阪池田で毎年行われます、『社会人落語日本一決定戦』を立ち上げられた三枝師匠でございます。師匠の素顔や貴重なウラ話を、それはもう面白く聴かせていただきました。
三枝師匠作の創作落語ももちろんでしたが、とにかくフリートークがめちゃめちゃ面白い。
マクラだけでも一時間以上聴いていられるでっ!って、考えたらそりゃそぉですよね。
毎週FM番組では何時間も喋ってはるんですもんねっ。
フリートークが全くダメで、それがきっかけで落語を始めたワタシには、後光が差して見えました。
ほんますごい。あの一割でもえぇから、フリートークできたらなぁ・・・。

プロがお見えになってるし、先週新聞でお騒がせしたばかりなんで、ずっと目立たないようにおとなしくしてたんですが、会も半ばを過ぎたころ、たまたま会場となっているお店を
訪れた方が、「よってけしがおる!」。
その方の知り合いの役員さんが「えっ!?」
そう。それまで気づかれてなかったんですね。
「ワタシの話しはいぃですからっ」小さく手を振ったんですが、
「いやいやせっかくですから・・・」
成り行きで、なんとジローさんにご挨拶させていただくことができました。
新聞記事もご覧くださってたようで、一般人が落語をすることのアドバイスなど、
貴重なお話もたくさん聞かせていただきました。
ジローさんは、今年の7月に富士山頂の浅間神社で奉納落語をなさっておられまして、
こんど『山落語』を開くワタシに、高所で落語をする時の注意事項や心得なども、
丁寧に伝授してくださいました。
こうしてお話しさせていただいたのは初めてでしたが、たいへん魅力的な方で、
「こんどご一緒しましょう!」と仰っていただいた時には、めちゃめちゃ嬉しかったです。
ジローさん、どうぞよろしくお願いいたします!!

さて、あさっては愛知県は蒲郡で落語会。
これもワタシにとって、たいへん大切な落語会です。
正直申し上げます。
まだマクラ出来てません(泣)。
ぜったいしくじりたくないっ。
必死です。
試練は続くよ、どこまでも・・・








2012/09/16 6:50:23|趣味まんだら
新聞に載りました(汗)
あまりの反響の大きさに、ここでご紹介しよかどぉしよか、かなり迷ったんですが、
あんだけ素敵な、大きな記事にしてくださった記者さんへ感謝の気持ちも込めまして、
ブログに残しておきたいと思い、書かせていただきます。

先週木曜日の『山梨日日新聞』(以下、『山日』)に、『山落語』を紹介する記事が載りました。
『山日』には『ぶん・くら』といぅコーナーがあって、曜日ごとにテーマを決めて記事が
組まれるんですね。
ダメもとで、ウチのカミさんが「こんなイベントがあるので、よかったらご紹介ください」と、メールしてくれたんです。
そしたら担当の記者さんからすぐにお返事をいただき、検討してくださるとのことでした。

やった!
火曜日が音楽・舞台、木曜日がイベントやったんで、てっきりその辺りでご紹介いただけるもんやとばっかり思ってたんです。
じっさい、記者さんも「『ぶん・くら』で」っておっしゃってたし。

ところが、前日にご連絡いただいてワクワクしながら新聞をめくったら・・・

!!!!!
しゃ、しゃかいめんっ!?
思わず椅子ごと引っくりかえりそぉになりました。
凶悪犯人二人の記事に囲まれて、高座で演じるワタシの写真が目に飛び込んできました。


さすが県内購読率ナンバーワンの新聞です。
反響の大きさには、正直、ちょっとビビりました。
そらそぉですよね、あんまりじっくり新聞読まない方でも、テレビ欄と1面と、社会面には
目ぇ通しますもんね。
あ、ワタシはスミからスミまでじっくり読ませていただいてますです、はい。
ますます気合入れて、きっと楽しい落語会にするぞっ!と、心を新たにいたしました。

なんと、Web版でもご紹介いただいてました。

『山梨日日新聞』さん、そして立派な記事にしてくださったご担当の記者さん、
本当にありがとうございました!







2012/09/12 0:50:16|趣味まんだら
『山落語』用めくり台
このたびの『山落語』には、下界からいろいろ高座グッズを持って登るんですが、そのひとつに「めくり台」がありました。
いつも使ってるのは長さが1.2mくらいある上にベースが重たいんです。

今回参加してくださる「鹿鳴家吉遊(かなりやきっちゅ)」さんは、プロの噺家さんにも作品を提供されてるほどの、寄席文字の名人!
そのキッチュさんが、なんと贅沢なことに、演者のめくりを新たに書いてくださるということもあって、『山落語』用に、新しいめくり台を制作いたしました。

以前お仲間の笑らくさんが自作され、見事なめくり台に仕上がってたのが記憶にしっかりと焼きついてて、たしかポールハンガーを改良してたなと。
さっそく近所のホームセンターでゲットしてきました。
あとは一気に仕上げるだけ。
総費用約1,500円。
高さを三分割できる携帯式めくり台が完成しました。
それが写真。笑らくさん、ありがとう!
おかげで軽くて素敵なめくり台が出来上がりましたっ。

写真は
上左・・・こんな感じ。
     後ろはイノシシを獲る我が家のオオカミ?犬
上中・・・大切なめくりに画鋲は刺さず2枚の板ではさみます
上右・・・短いめくりにも対応可
下左・・・バラすとこんな感じ
     あとは携帯用の袋をつくらねばっ







2012/09/08 22:25:40|趣味まんだら
編笠山アタック
本日は、なんといっても『第四回社会人落語日本一決定戦』でございます。
大阪池田で熱い戦いが行われてるこの日、諸般の事情で参加できなかったワタシですが、
午前中だけ、スケジュールが空いてました。
だからって、のんびりなんかしてられん。
何しろ今日は、たくさんの仲間が池田で頑張ってるんやからっ!

手帳とにらめっこしながら、『山落語』の下見は今日しか無いかも!?と、
急遽「編笠山アタック」を敢行しました。
本番当日には、登山初心者の方も含めて、ワタシが引率しなければなりません。
危険個所や見どころ、休憩のポイントなど、チェックすることは盛りだくさん。
それに何より、じつは単独で登るのはこの日が初めて。
コースを迷わず案内できるかが、最大の確認事項でした。

雨天決行の予定やったんですが、やっぱりワタシは晴れ男。
入山するころから雲も切れはじめ、山頂では青空も広がりました。
コースはとくに迷うこともなく、まず大丈夫。
ただ、岩場が多いので、参加者に手袋は必須だと思いました。
あと、あればステッキも役に立つかも。
青年小屋からまき道の下りは、ぬかるみも多く石もごろごろしてて、注意が必要。
ゆっくり下ることですね。

・・・とかなんとか言いながら、結局ワタシのコースタイムは、全く参考にならないものでした。
べつに急いでたわけやないし、写真もたくさん撮りながら登ったんですが、
朝6時40分に観音平を出発して、雲海・押出川の休憩ポイントで小休止しながら、山頂に着いたのが8時30分。
いっぷくしてから、15分かけて青年小屋にくだり、小屋のスタッフの方にご挨拶。
『山落語』の新しいポスターを渡して、貼ってもらうようお願いしました。
会場となる、食堂の下見もさせていただくことができました。

下山はといぅと、9時30分青年小屋を出発。まき道を押出川へ。そこからは登ってきたコースをそのまま戻って、観音平の駐車場には、10時50分に到着しました。

無事下山の電話を自宅にいれたら、もぉ一回往復してこいって(爆)。
そんな時間の余裕も体力もありませんので、とっとと帰宅いたしました。

参加者の皆さん、『山落語』当日は登りだけですし、今日の倍はかけてゆっくり登りますので、
それでも4時間もみてれば大丈夫ですよっ。
翌日の下りもワタシが先導しますから、もし足もとが滑っても、がっちり下で受け止めますので、
どうぞご安心くださいねっ。

それにしても、最近なんとなく疲れ気味やったんですが、まだまだ体力には衰えが来てなかったことを自覚できて、ちょっぴりホッといたしました。



ところで。
今夜、池田の大会の結果速報を、弓太さんはじめ、お仲間から随時いただいてました。
行けなかったワタシに気ぃつこていただいて、ほんまに嬉しかったです。
ありがとうございます。

こんど愛知県蒲郡でご一緒させていただく『微笑亭さん太』さんは、4年連続の決勝進出!!
この偉業を果たしたのは、さん太さんたったひとりだけ!
ある意味、優勝(名人)に匹敵するくらい、凄いと思いました。
さん太さん、ほんとうにお疲れ様でした!

そのほか、栄歌さん、とも助さん、春木さん、そして昨年決勝でご一緒させていただいた楽々さんが、決勝大会進出!!
ファイナリストの半分が知り合いって、なんて恵まれた環境で落語やらせてもらってるのかと思うと、どんだけ感謝しても、し尽せません。

来年は、必ずワタシも参加させていただきます。
池田の皆さん、全国の社会人落語家のお仲間の皆さん、どうか待っててくださいね!!


写真は左から、跡形もなくなった観音平・グリーンロッジ跡地。
今日の編笠山山頂。ガレ場の下に鎮座する青年小屋。







2012/09/05 0:14:21|趣味まんだら
落語の街
日曜日はダブルヘッダーでした。
お昼の1時から韮崎市内の公民館で、終演後の2時過ぎからは韮崎駅前の多目的ホール
「ニコリ」で落語会。
ネタはどちらも『結婚相談所』!

そりゃそぉです、またあらためてご案内させていただきますが、今月23日には、
愛知県蒲郡にて、なんと『微笑亭さん太』さんとご一緒させていただくんですっ!!

めっちゃおこがましぃけど、さん太さんのお言葉を借りれば、二人会!!!

この晴れの舞台で二席やらせていただく予定なんですが、そのうち一席は、
この『結婚相談所』をかけさせていただこぉと思ってるんです。
なにしろこのネタは、さん太さんが私のために書いてくださった作品。
作家の前で披露させていただく・・・なんか受験生の気分で、お話しをいただいた時から、ずっとドキドキしてました。

けっこうブラックてんこ盛りなんで、お客さまの反応みたくても、なかなか人前でかける
機会がありません。
いよいよ9月に入ってしもて、まわりの迷惑顧みず、がっつり勉強させていただきました。

いろいろ反省点しきり。
ま、それは自分で努力して乗り越えんとあかんので、おいといて。

ニコリでは、落語ワークショップの新しい受講生の皆さんの、高座を拝見することができました。
今年の受講生はすごいです。
今までは話し方教室も兼ねてたんですが、今年からは落語に特化したそぉで、月一の稽古日以外に、受講生たちだけで集まって、勉強会まで開いて研鑽しているそう。
たしかにどの方も、その心意気が伝わる高座でした。

なかでもひとり、目にとまった方がいた。
誰とは申しませんけど、談送さん、弓太さんに続く、きっとこの先化けそぉな、一緒に落語会を企画したくなるような魅力を秘めた方がいらっしゃいました。

もともと『にらさき落語会』は、プロの噺家さんの寄席を企画するのが本流やったんですが、落語ワークショップのおかげで、どんどん新しい方向性が拡がってきています。
聴くのも演るのも落語の魅力。
いつか韮崎が、山梨きっての落語の街になるとえぇなっ!
そんな想いがもぞもぞしてる、今日この頃です。