北杜市小淵沢町の元FRP防水屋です。 といぅのはおもて向き。 実態は、落語とバイクとシャンソンと やしきたかじんが 好きな道楽オヤジです。社会人落語家『酔亭化枝(よってけし)』としても活躍中。落語・講演・読み語り承ります♪ 脳梗塞を発症して防水屋を廃業後は、移動スーパー「とくし丸」を北杜市内で開業。地域の皆さんへ恩返し中。
 
2018/10/01 21:04:00|その他
「山落語Vol.6」写真編
左上・今回の演者

右上・打ち上げで登場した、
馬刺しやお刺身と銘酒の数々!
・・ここは山小屋でっせっ!!

左下・翌朝、台風が直撃する前に、下山の途に向かう演者・スタッフ。青年小屋の皆さんと

右下・無事に下山いたしましたっ!!



今回「山落語Vol.6」におはこびくださったお客さま、中入りで撮らせていただいた集合写真がございますっ。ご希望の方にはぜひお分けさせていただきたいと思いますので、「frp@nns.ne.jp」まで、お送り先のアドレスをお知らせください。もしアドレスをお持ちでない方は、紙焼きにしてお送りしますので、ご住所を上記アドレスまでご連絡くださいねっ!









2018/10/01 20:47:00|趣味まんだら
「山落語Vol.6」無事お開き!
台風が目前に迫り、ご予約いただいてたお客様がた多数のキャンセル相次ぐ中、会場となる青年小屋に、「山落語はやりますか?やるんやったら登ります」。問合せが3件もあったそぉで。いやいや、嵐が来てますからっ(大汗)。
けど、そこにお客さまがいる限り、やらせていただきます。
そのお声を心の糧に、決行してまいりました!
もちろんまともに台風にぶつかる予測なら、実施は致しませんでしたが(キッパリ)。

そしてふたを開けてみればなんと、お客さまが演者・スタッフと同数という、9名の皆さんでございました。
それではというわけで、小屋の竹内オーナーが気を効かせてくださって、床にふかふかの布団を敷きつめ、お客さまはそこにお座りになって聴くという、今までには無かった、とってもアットホームな雰囲気。

開口一番はワタシがつとめさせていただきました。
昨年、脳梗塞後の事情により中止したお詫びから「死神・ショートバージョン」へ。
噺の途中はさんだくすぐりに、一瞬客席の一部が凍りつく場面もありましたが、なんとかオチにたどりついた(汗)。
おあとの参遊亭遊若さん、めっちゃやりにくかったと思います、ごめんなさい。
けど彼女は凄かった!持ち前の元気とサービス精神で、見事にお客さまをひきつけ、最後はかっぽれまで披露して、ワタシが壊しかけた空気を再び盛り上げてくれました!

中入りをはさんで、鹿鳴家吉遊さん。「真田小僧」の子どもがなんとも可愛らしい。ふつう小憎たらしいはずなんですが、吉遊さんが演じると、なんか憎めないんですねっ。こぉいぅひとに、ワタシはなりたい・・・。
そしていよいよ今宵のトリは、笹の家小夏さん!
先週9月24日、福井県で開催された「第11回ちりとてちん杯全国女性落語大会」において、見事優勝された方!!
本日のネタは「締め込み」。その実力に違わぬ、小屋中をぐいぐい引きつけて離さない、素晴らしい高座でした。小夏さんにトリをお願いして、ほんとうに良かった・・・。

そのあとは恒例の打ち上げ♡
青年小屋の竹内オーナー自ら歩荷してきてくださった、馬刺しやホタテなどのお刺身がズラリっ!!もはや山小屋の打ち上げではありえないっ!!
さらにワタシ自身は青年小屋でしかお目にかかれない、名だたる銘酒もズラリっ!!
とある見解の相違によるオーナー自らのレクチャーもいただきながら、長い夜は更けてゆくのでした。

こんな状況下、山落語を聴くためだけに登っておいでくださった、9名のお客さま。さらにこんな企画を今回も、心のこもったほんとうに素敵なおもてなしで迎えてくださった、青年小屋竹内オーナーと奥さまはじめ、小屋スタッフの皆さま。そして演者とサポートスタッフ「やまだむ」の皆さま。

ほんとうに、ほんとうにありがとうございました!!


写真は、常連のお客さまTさんが、この日のために作ってくださった、
サプライズの山落語コースター!めっちゃ感激しましたっ!!







2018/09/24 23:11:10|趣味まんだら
いよいよ今週末です!
更新さぼっててほんとうにごめんなさいっ。
けど、しぶとく頑張って生きてます!

なかなかパソコンに向かう力が残らないほど、日々疲労困憊してて、けどその間にも、やりたいことには死ぬ気で打ち込んでる毎日です。

先々月には、カミさんと一緒になって25年目の節目を迎えました。
その日は、いつも「山落語」を支えてくれてる、「やまだむ」の隊長と副隊長にサポートしてもらって、なんと、念願の八ヶ岳最高峰、赤岳登頂を果たしましたっ!!

日帰り登山のハードスケジュールにもかかわらず、山頂で一時間くらい感慨にふけりながら過ごしました。

そんなこんなで今年の山落語、ばっちりやらせていただきますっ!

詳細は、前の記事をご覧くださいね。なにしろほんまに毎日疲れてて、時間も足りなくって、はしょれるとこははしょるクセがついてきますた(苦笑)。

脳梗塞やらかして、しかもつまった場所が具合悪くて、いったんは死ぬこと覚悟しても、悪運強く生き残ったのをこれ幸い、まだまだしぶとくカブキ続ける、アホなお調子もんとその素敵な仲間たちの、落語会をぜひお楽しみにっ!!








2018/06/11 20:29:56|趣味まんだら
今年はやります!「山落語」
昨年は、マジで死ぬかもと追いつめられて、ドタキャンしてしまった「山落語」。
その節は、楽しみにしてくださってたお客さまをはじめ、関係者の皆さんにはほんとうにご迷惑をおかけして、申しわけありませんでした。

30年間職人一筋やったワタシが、まったく畑違いの商売を始めて、もうすぐ一年。
まだまだ生計を立てるレベルにはほど遠いですが、それでも週休2日制に移行させていただいたこともあって、なんとか一歩づつ、人間らしい生活を取り戻しつつあります。
これもみんな、周りで支えてくださってる、皆さんのおかげです。
どんだけ感謝しても足りないくらいです。
ほんまにありがとうございます。

そんななかで、ふたたび落語に向き合う心の余裕も、ほんの少しづつですが、復活してまいりました。
やっぱり、落語は助けてくれるんです、ワタシの、日々折れそうな心を。

というわけで、今年こそはリベンジを果たしますっ!
昨年迷惑をかけてしまった演者の皆さんも、ワタシのふがいなさを責めることもせずに、出演を
快諾してくださいました(涙)。
ただ、ワタシが脳梗塞後の危険を孕んでいると同様に、やはり皆さんそれなりの年齢を重ね、爆弾を抱えていらっしゃる方もおられます。
それでも「行くよ!」と言うてくれる・・・

そんな仲間に思いっきり甘えながら、今年は「山落語」復活させていただきます!
自分を鼓舞するためにも、八ヶ岳のいろんな玄関口に置いていただくためにも、例年よりも早く
たくさん、チラシを発注いたしました!!

ぜったいに成功させるために、まだまだクリアしなければならない課題は山積してますが、最後はぜったい成功させて、打ち上げの美酒に酔いたいと思いますっ。

もちろんおいでいただいたお客さまは、お時間の許す限り、ぜひ打上げにもご参加くださいねっ!
皆さまのおはこびを、演者・スタッフ一同、心よりお待ち申し上げておりますっ!!


『山落語 vol.6』
とき / 平成30年9月29日(土) 午後7時開演
ところ/ 八ヶ岳・編笠山 青年小屋(標高2,400m)
出演 / 一め家傳右衛門 鹿鳴家吉遊 笹の家小夏 参遊亭遊若 酔亭化枝
木戸銭/ 無料 ・但し、宿泊費別途(一泊二食付8,500円/小学生6,500円)
ご予約/ 青年小屋 090-2657-9720(午後8時まで)
     青年小屋管理人 0551-36-2251(午後9時まで)

※登山は自己責任が原則です。編笠山はハイキングではありません、本格登山となります。装備品体調管理等、くれぐれも十分に体制を整えたうえでご参加ください。
また、初心者の単独行動は絶対に避け、必ず経験者とともに行動し、安全には最大限の配慮をしてくださいねっ。









2018/05/27 21:16:00|趣味まんだら
じわりじわりと子ども寄席。
とくし丸を開業してからというもの、難行苦行もひたすら武者修行とおのれに言い聞かせながら邁進し、落語をさせていただける余裕なんて微塵もあり得なかったんですが、この3月から週休二日制に移行して、ようやくほんの少しだけ、人間らしく休息の時間を得ることが出来るようになってまいりました。
あ、けど言うときますが、全国のとくし丸がこんなに大変なわけではありませんよっ。ふつうはもっと、各オーナーの皆さん楽しくやってらっしゃいます。あくまで、山梨特有のことと読み流してくださいましねっw。

そんなこんなで心にも余裕が生まれてきたのでしょうか、そうなるとやはりやりたいことは次から次に湧いてまいります。落語ももちろんそのひとつ。
5月に入って、立て続けに子どもたちの前で落語をやらせていただける機会に恵まれました。

13日(日)は地元、小淵沢町内K地区の親子レクリエーションで。
仕掛人はわがマドンナ・こんちゃん♡
地区のお世話役をなさってて、ワタシにオファーくださったのでしたっ!
小学校低学年から中学生まで幅広い層24人と、そのお母さんたちがお客さま。
はじめは小学生に的を絞って「動物園」と「転失気」を考えていたんですが、中学生も10人ほどみえるとわかって、うち一席急遽ネタ変更!
3年近く前にやらせていただいたきりの立川志の輔師匠作「親の顔」を、3日でおさらいしてなんとかやりきることができました(汗)。
やはり子供の層が広いと、的を絞りにくくてドキドキしましたが、それでも皆さん楽しんでいただけたようで、こんちゃんの顔も潰さずにすんでホッとしました。

そして21日(月)は、同じく市内長坂小学校の放課後ワクワク教室で、紙芝居と落語の2本立て!
こちらは以前にもオファーをいただいてたんですが、その時は直後に脳梗塞を発症したこともあって、ドタキャンしてしまったのでした。
けど、すずちゃん・ほしちゃんはじめ、優しいスタッフの皆さんは待っててくださいましたっ!
体育館のステージに全員上がってもらってやるという無謀な提案も快く受けてくださり、1・2年生を中心に、6年生まで約80名ほどが集まってくださいました。

紙芝居はなんちゃって股旅姿で「おさむらいちゃん」として。
東京にいた頃たいへんお世話になってた、新沢としひこさんとトラや帽子店の『世界中の子どもたちが』にのって登場!
小淵沢にもお招きさせていただいた、飯野和好さんの「くろずみ小太郎旅日記」をやらせていただきました。
なにしろ子どもたちの、それはそれは元気なこと!「物怖じ」なんて言葉はこの子どもたちの辞書には無いんじゃないかと思うほど積極的で、打てば響くというのは聞いたことありますが、打つ前から響きまくってて、いっしゅん落語しに来たんだか、水谷豊主演「熱中時代」の北野広大先生やりに来たんだか、わからなくなってしまうほどでした(ふるっ)w。
けど、それくらいめっちゃ楽しかったっ!!

子どもってほんまに凄いです。
しっかり惹きつけてないと、飽きたらすぐ違うこと始める。
なんとかしてそぉはさせんように、こっちも1秒1秒真剣勝負するっ。
そのためには北野先生にだってピエロにだって、おさむらいちゃんにだってなるっ!!

反応がダイレクトなぶん、楽しんでくれたらめっちゃ達成感が湧いてきます。
よかった、まだまだワタシの落語、子どもたちに届くんやなって、再確認できる。

会が終わって車に高座道具一式積み込んで、学校を出ようとしたら、見に来てくれてた女の子がワタシを見つけて手を振ってくれました。「あっおさむらいちゃんやっ!」
満面の笑顔で。迎えに来たお母さんに報告してたみたい。

どぉやら落語の「よってけし」より、紙芝居の「おさむらいちゃん」のほぉが心に残ったらしい。あかんやんっ、落語はどぉやったのっ!?
ますます闘志の湧いてきた、子ども落語会でしたっ。

みんな、聴いてくれて、楽しんでくれてほんまにありがとう!!
もっともっとオモシロくなるよう、おっちゃんがんばるから、これからも楽しみにしててねっ!!


写真は、左・親子レクでの高座 / 右・ワクワク教室の紙芝居の様子