北杜市小淵沢町の元FRP防水屋です。 といぅのはおもて向き。 実態は、落語とバイクとシャンソンと やしきたかじんが 好きな道楽オヤジです。社会人落語家『酔亭化枝(よってけし)』としても活躍中。落語・講演・読み語り承ります♪ 脳梗塞を発症して防水屋を廃業後は、移動スーパー「とくし丸」を北杜市内で開業。地域の皆さんへ恩返し中。
 
2015/02/05 22:03:00|明日のために
立春の『天声人語』から
朝日新聞愛読者の皆さまには重複してごめんなさいっ。

昨日2月4日の『天声人語』を、朝日新聞読者以外の方にもぜひ、
一読していただきたくて、ここに全文掲載します。
システム上、横書きで表記することを、どうぞお許しください。



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<天声人語> 平成27年2月4日 山梨(全日)版
    
 現場を熟知する人の言葉には耳を傾けさせる力がある。
ベトナム戦争や湾岸戦争を取材したベテランジャーナリストの
橋田信介さんは2003年、イラクへの自衛隊派遣に反対する
文章を書いている。

 危険だから反対するのではない。日本国家および国民にとっ
て何の得もないし、この年に米国が始めたイラク戦争には何の
「大義」もない、と。翌年、橋田さんはサマワにあった自衛隊
の宿営地を訪れた後、銃撃されて亡くなった。

 ここまで勢力を増した「イスラム国」の源流をたどるとイラ
ク戦争に行きつく、との指摘が識者から出ている。 フセイン
政権崩壊後、激しい宗教対立と反米感情の高ぶりの中で過激な
思想が育まれたという見方だ。邦人2人の人質事件の検証には、
長期的な視点が必要と知らされる。

 今回、日本政府の対応は適切だったか。当面の検証を試みる
論戦が国会で始まった。2人の動画が公開される以前に十分な
手を尽くしていたか。イスラム国と「戦う」周辺国に2億ドル
支援する、との首相演説の表現は妥当だったか。

 長く人道支援のNGO活動に携わり、イラクやシリアをよく
知る熊岡路矢さんは、首相の中東歴訪と演説が彼らの行動を誘
発したと見る。「軍事援助ではないといっても、応援には違い
ないと刺激してしまう」

 熊岡さんは同時に、自衛隊のイラク派遣が イスラム世界の
人々の日本に対する好感度を下げたことに注意を促す。03年
までさかのぼった重層的な検証とせよ、との指摘にうなずく。


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生まれた直後から上流階級で育ち、子育ての経験もない、さらにはいちど総理の座をケツ
割って恥をかき、自らを笑った世間に対する怨念を原動力に変えた、ひとりの愚かな宰相の野望によって、戦後70年間に培ってきた世界の信用を失い、日本は今まさに、戦争に引きずり込まれようとしています。

私たちそれぞれ国民が、本気で立ち止まらなければならないと気づき、力を尽くさない限り
次の世代に対して、永遠に悔いを残すことになるでしょう。

ひとりでも多くの日本人に、この危機を理解していただきたい。
そんな思いで、こんな田舎の防水屋の、一般市民の小さな叫びでも、最後まで無駄ではないことを信じて、悪政に対し、私は抵抗し続けます。






 







2015/01/11 21:33:45|変態な日常
怒涛の年明け
新年が始まってから、まだ11日しかたってないんですが、
どんだけてんこ盛りの慌ただしさなんでしょ・・・

正月早々スキーに連れてったと思ったら、戻ってから息子二人が立て続けにインフルエンザ罹患。
カミさんと2人でかわるがわる病院やら看病やら手分けしながら、その2人だって仕事には行かないかん、新年会の付き合いもせないかん、こころなしか体調かて万全では無い。
まして家族の誕生日、さらには成人式のイベントや、その準備だってやらないかんっ。
その他、次々のしかかる、重要な懸案事項。
ワタシゃ春までどんだけ都内を往復せんならんのか・・・金も無いのに(泣)

なんかもぉ、たっぷりひと月ぶん以上、無休で働き詰めやったくらいへとへとに疲れてる、カミさんとワタシですた。

まだ明日もありますが、とりあえず、今夜ここまではなんとか過ぎて、
ちょっとひと息ついたって、バチ当たらんよね・・・。
もぉ、酒呑むのもちょっとしんどいんですが、やっぱ呑まんと疲れも抜けん。
明日もきっと、頑張れますよぉにっ!









2015/01/05 22:25:04|変態な日常
あけましておめでとうございます
皆さま、お正月はいかがお過ごしでいらっしゃいましたか?
ワタシはと申しますと、いよいよこの世に生を受けてから半世紀を過ぎ、
たぶんもぉ三分の二は終えてるわけで、残りの人生、どぉ密度濃く生きて行こうかと、思案にふける正月でございました。

元旦は、例年なら初日の出を拝みに出かける「牧場公園」は悪天候が予想されたためパスし、地元
氏神様「北野天神社」を初詣でに訪れ、そこで神楽殿越しに、初日の出を拝ませていただきました。
例によって、近くのコンビニで販売されている新聞全紙(スポーツ紙除く)を買い込み、三が日かかって目を通しました。
今年も各紙個性にあふれた紙面作りでしたが、ただ一紙だけ、読むに堪えなかったのが「産●新聞」。
いやもぉほんまみごとなくらい、時の政権をヨイショする、太鼓持ち・御用新聞に成り果ててました。
今から12年くらい前、ちっとも売れずに会社がつぶれそぉになって夕刊を廃止し、一時はみんなで一緒に夕刊やめようよとか言って、失笑を買ってた●経新聞。
読●ほど筋が通ってるわけではなく、売れるためならどんな権力にだってすり寄った記事を書きまっせ新聞でつ。
「原発再稼働、マンセー!」これだってお金になるから書いてんだとか。

いちばん笑ったのは、総・支局長による「世界の指導者への手紙」。
『拝啓プーチンさま ウクライナの嘘、信用回復は』
その中の一文・・・〜閣下が犯した最大の過ちは公然と嘘をついたことです〜

それをいぅならあんたがた、いちお日本のマスコミでしょ? 
よその国の心配するまえに、オリンピック誘致のプレゼンの際、全世界に向けて生放送で、
『フクシマは完全にコントロールされている!』と、
超ド級の「大嘘」をかました安倍晋三にこそ、おっしゃるべきではないかぃな?

その安倍さんには、正月早々2面まるまる全紙使って、カラーの特集組んだげてる。
ここまでヨイショが露骨やと、呆れるの通り越して笑っちゃいました。
新春の初笑いが「産●新聞」とは、こりゃまた波乱の一年になりそうな予感っ・・・(苦笑)

と、いぅわけで、正月二日には、家族揃って『諏訪大社』参詣(きっぱり!)。
妙な気分もすっかり拭って、帰宅後は、カミさんの活けた花を愛でながら、ほろ酔い三昧でございました。

このところ本業に加え、ボランティアや趣味の活動にも忙しくさせていただいておりますが、本業があればこそのボランティアや趣味活動。
初心に立ち返り、今年はとくに本業の『FRP工事』で、地域の皆さまに貢献させていただけますよう、せいいっぱい邁進する所存でおります。
あ、でも「落語」のご依頼も、どしどしお待ちしておりますので、どうぞご遠慮なくお声かけくださいねっ!
本年も、なにとぞお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

有限会社 小淵沢FRP
取締役 社 祐幸
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高座名 酔亭化枝(よってけし)










2014/12/29 19:08:42|働け働け!
仕事納め


気がついたら今年たったのいっぺんも、本業のネタ挙げてない・・・(たぶん)。

もちろん仕事はがんばってるんですよっ!
ただ、ブログでそんな現場の話しさしてもろても、きっとほとんどの方、おもんなぃと思うし、だいちマニアック過ぎてわかれへんですよね?

けど、いちお縁起物ですんで、一年の締めは仕事ネタで納めたいと思います。

本年最後の仕事は、某アパートの、鉄骨階段の改修工事でございました。
なにしろ積雪地ですんで、しょっちゅう融雪剤撒いてたら、錆びてボロボロになってしまった階段。
踏面はモルタルの上にウレタン防水してあったんですが、とっくに防水層は切れて、下のモルタルもガサガサという状態でした。

ほんまはもっと早く、雪の降る前にご依頼いただきたいかったんですが、お仕事をさせていただく身として、そんな贅沢は申せませんっ。

連日の降雪や零下があたりまえの低温の中、階段全体をシートで覆って、簡易ビニールハウスのような状態に。
その下からジェットヒーターで温風を吹きこませながらの作業やったんですが、温まったら温まったで、積もった雪が解けて流れ込んでくる(爆)。
なにが困るって、ワタシの仕事は、湿気や水分が大敵なんです。
完全に乾燥した状態でないと、確実な仕事が保証できん。

当初想定の工期を2日くらいオーバーしながら、それでもなんとか完了させました。
その間、2階の住民の方には、たいへん申しわけなかったんですが、写真奥に見える、仮設の足場階段を利用していただきました。

結果的には採算度外視・出血大サービスの年内最後の仕事になりましたが、なんとか責任を持って納めることができてホッとしました。
雪は積るわ、それが凍るわ、また溶けてビチョビチョなるわ、ふつうこんな環境でFRP施工はやりまへんで(猛爆)。
もぉ、防水屋の意地とプライドで、なんとかまとめた現場となりました。
それでもちょっと、えぇ感じに仕上がったでしょっ!?
この先10年は、びくともせんと思います。
やりがいのある仕事をさせていただいて、ありがとうございましたっ。

年内、再度記事をアップできるかどぉかわかりませんので、ちょっと早いですが・・・

本年も、最後まで拙ブログにお付き合いいただき、ほんとうにありがとうございました。
ご縁をいただいたすべての皆さまにとって、きっと幸多き新年でありますように!!









2014/12/16 21:49:00|趣味まんだら
落語納め
きょうは本年の、落語納めでございました。
お邪魔させていただいたのは、甲府市にございます、サービス付き高齢者向け住宅の施設。
日頃、本業でたいへんお世話になっておりますお得意先の、関連施設でもございました。

クリスマス会の出し物としてお声かけいただいたんですが、うかがうまでは、どれだけ反応していただけるのか、めっちゃ不安でした。
ところが、お集まりいただいたお客さまのお顔を拝見して、そんな心配は吹き飛びました。

もう、めっちゃ皆さん、目ぇキラキラさせて、ワタシのこと見てくださる。
目が合うたんびに手ぇたたいて喜んでくださる、かわいいおばぁちゃん。
ちょっと気むずかしそぉなお顔しながら、思わずクスッて肩をゆすってる、おじぃちゃん。
きっと日頃から、楽しく過ごしてらっしゃるんやろなっ!ていぅのが、やわらかく、はっきりと
伝わってきた、素敵なお客さまでした。

じつは今回、はじめて落語の前に、手遊びをいれてみたんですが、それにもしっかりおつきあい
下さって、ワタシのほぉが、逆にお客さまから調子づけていただいた思いで、ほんとうにありがたかったです。

今年の高座はこれでおしまい。
来年も、なんせ不器用なもんで、マイペースでこつこつと、高座を重ねてまいりたいと思います。

終わりよければすべてよし。
『ケアテラス徳行』のご利用者の皆さま、そしてスタッフの皆さま、
ほんとうに、ありがとうございました!