北杜市小淵沢町の元FRP防水屋です。 といぅのはおもて向き。 実態は、落語とバイクとシャンソンと やしきたかじんが 好きな道楽オヤジです。社会人落語家『酔亭化枝(よってけし)』としても活躍中。落語・講演・読み語り承ります♪ 脳梗塞を発症して防水屋を廃業後は、移動スーパー「とくし丸」を北杜市内で開業。地域の皆さんへ恩返し中。
 
2020/01/27 19:17:00|趣味まんだら
満員御礼!初笑いおはなし会
昨日の26日(日)、無事に、今年で4回目となる「初笑いおはなし会」が、北杜市ながさか図書館の主催で行われました。
二部屋ぶち抜いての会場は、今年も満員御礼!
とは言え、おとなも子どももいっしょに楽しめると謳いながら、毎回なかなかホンモノの子どもたちのお客さまの数は増えません。それでも今回は7名ほどのお子さんたちが来てくれました!あとの60数名は、もちろん昔の子どもたちw。

共演してくれた輿石麻美さん・黙さん(ギター伴奏)のユニットもワタシも、ホンモノの子どもたちを意識してプランを練ってたもんで、果たして昔の子どもたちの皆さんは、ちゃんとついてきてくださるやろか・・・。
ところがそんな不安をよそに、いざ始まってみたら、皆さんしっかりおはなしの世界に身を置いてくださって、さすが聴き上手・楽しみ上手のお客さまやなぁと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

こっからは自分の恥をさらすんですが・・・、ほんまのこというと、じつはワタシは、前日の夜ギリギリまで、落語のマクラが決まらずに、もがき苦しんでおりました(汗)。毎回わりとそぉなんですが、このたびはとくにひどかった。そのまま日付が変わるころまでのたうち回って、なんとかウソでも形を作り、そしたらこんどは覚えないかん。
寝てる間じゅうも耳につけたイヤホンから、エンドレスで流れてくる録音したマクラの音声。サブミリなる効果っちゅやつを狙ったんですが、まぁそんな付け焼刃は効きませんわなw。

まだ暗いうちに布団から這い出して、キーワードを書き出し、それぞれについていちいち内容を頭に叩き込みながら、さいご全部つなげるという、まるで受験生の一夜漬けのよぉな、ひじょうにスリルとサスペンスに満ち満ちた、開演前のドタバタ劇をひとりで演じておりました(爆)。

それでも懲りずに最後まで付き合ってくれたカミさん、ほんまにありがとう。アナタがいなけりゃきのうは思いっきりコケてたね(冷や汗)。

会場の子どもたちにも助けられました。
出だしのマクラでいっぱいいっぱいのワタシに、平気でするどいツッコミを飛ばし、それがまた大ウケして会場の空気がどんどんあったまって、おかげでめっちゃ救われて、なんとかすっとネタにも入ることができました。

演目は「しじみ売り」。昨年暮れに浅草の三姉妹の会でネタおろしして以来、かけるのは2回目。
ワタシのは上方の形ではなく、江戸の形を設定だけ上方に移したもの。鼠小僧治郎吉が大阪で活躍するわけで、通の方がお聴きになったら噴飯ものかもしれません(汗)。
けどどうしても、江戸の形の人情噺に惹かれて、こんなふうにやらせていただきたかったんです。

おはこびいただいたお客さまからは、おおむねご好評をいただけたようでほっとしました。初めて落語を聴いたというご婦人から、落語って泣けるのね、と、お声をかけていただいたり。マクラではにぎやかだった子どもたちも、ネタに入るとみんな、ぎゅっと噺の世界にはいりこんで聴いてくれて、前日の晩は死ぬほどのた打ち回ってたけど、それでも本番は、なんとかお客さまにお楽しみいただくことができて、最後まで諦めんで、ほんまに良かったと思いました (^_^;)。

夜はカミさんが、スーパーひまわりの特上寿司を買ってきてくれて、ふたりでささやかな打ち上げ。その夜もしたたかに呑みました。

おはこびくださったお客さま、共演してくれた麻美ちゃんと黙さん、企画してくださった図書館職員の皆さん、ほんとうにありがとうございました!!
来年もまた、がんばるからねっ!!(爆)。


座布団の上の懲りない面々・酔亭化枝(よってけし)。









2020/01/06 18:01:34|変態な日常
明けましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。
・・・と、ほんまやったら元日にご挨拶せねばならないところ、今頃になってしまい、お恥ずかしいったらありゃいたしませぬ(爆)。
先が思いやられますが、それでも仕事始めに間に合った?だけ、良しとお許しくださりませっ。

いやはや今年の正月は、まったく休むヒマがございませんでした(汗)。
暮れの大掃除(たいしたことは出来てないが)から始まって、大晦日のおせちやお寿司の配達、元日だけは午前中、正月のようなことしましたが、その後は薪割りや販売用地図の整理・つぶれかけのパソコンのデータを外付HDに移し替えたり、普段できないめんどくさい仕事を、片っ端から片づけておりました・・・あぁしんど。

そんなこんなで明日から販売を控えた本日まで働きづめ働いて、午後やっとひと段落いたしまして、販売車両を店舗に移送した帰り、3か月以上ぶりの温泉に立ち寄ってまいりました。
・・・やっと生き返った・・・。

とくし丸を始めてから、ほんまにそれ以外のことにかける時間が激減してしまいましたが、それでも昨年、なんとか月一回は、落語をやらせていただくことが出来ました。
今年はどぉなるかわかりませんが、新ネタも入れなあかんのに、入るかどぉかわかりませんが、あきらめずに挑戦していきたいと思います。

本年も、どぉかこの酔亭化枝・社祐幸とその家族を、なにとぞよろしくお願いいたします!


写真は、元旦の初日の出in清里 / お客さまからいただいた、大好きな冬美ちゃんのカレンダー!







2019/12/20 22:07:45|趣味まんだら
浅草で落語会!


拙ブログへお越しの皆さま、あいかわらずご無沙汰しててごめんなさい。<(_ _)>
また、直前の告知で申しわけありません。
あさって12月22日(日)、浅草で落語をやらせていただけることになりました。

北杜市でももうすっかりお馴染みの、音曲漫談トリオ「ヒョロビリーズ」主催の寄席に、ゲストでお招きいただいたんです、ありがたやっ。
場所は、浅草寺門前・伝法院通りにございます浅草公会堂。雷門をくぐって仲見世を冷やかしながら歩いてるとそのうち着くという、たいへんに趣のあるところ。
まさか自分がそんなところで落語をやらせていただく日が来るなんて、思ってもみませんでした!(←田舎もん)
「ヒョロビリーズ」のお三方、そんな機会をくださって、ほんとうにありがとうございますっ!
精一杯がんばってつとめさせていただきたいと思います。
ご都合のつく方は、浅草寺参詣がてらぜひ、おはこびくださいねっ!!

入場無料・カンパ大歓迎!
とき /令和元年12月22日(日) 12時開場・12時半開演
ところ/浅草公会堂(台東区浅草1−38−6)
お問い合わせは・・・090−8844−0216(事務局)まで!








2019/10/22 4:19:03|趣味まんだら
御礼!「落語の辰人」
この週末、久方ぶりに大阪へ参りまして、なんばにございます「千日亭」という寄席小屋で催されました、「落語の辰人」という落語会に出させていただきました。

これは、演者が全員辰年生まれという落語会。先日大阪池田で開催されました、「第11回社会人落語日本一決定戦」のおいての、2位と3位がいるという(1位はご存知・遊若ちゃん)、とんでもないハイクオリティな落語会でしたが、ワタシも辰年というだけで、そうそうたる演者の皆さんの、お仲間にまぜていただきました。

はじめてご一緒させていただく方もいらっしゃいましたが、さすが辰年生まれどうし、すぐにうちとけて、めっちゃ楽しい時間を過ごさせていただきました。

そしてなんと、お客さまの中に、とくし丸のお客さまがいらっしゃいました!!
この春まで、ご主人とおふたりで北杜市大泉町の別荘にお住いやった方ですが、その、最愛のご主人を亡くされたことをきっかけに、京都に戻られていたのでした。
半年くらい前、たしかその時、日にちと会場の名前しかお伝えしてなかったのに、いろいろ調べてくださって、わざわざ電車を乗り継いで、京都から聴きにきてくださったのでした!!

さらに、大阪・千林にございます「伝楽亭」という寄席小屋でチラシを見たという、山梨ご出身の方もお見えになりました。
大阪でお声かけいただけるなんて思ってもみなかったので、ほんとうに嬉しかったです。
ありがとうございました。

尼崎に住む10年くらい会ぉてなかった妹も来よって、打ち上げにも混ぜてもらい、ほんとうに濃い、楽しい時間を、お仲間の皆さんと一緒に過ごさせていただきました。

おはこびくださったお客さま、ご一緒させていただいた演者の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

辰年生まれの仲間、最高っ!!









2019/10/04 5:00:16|趣味まんだら
またいつの日か「山落語」
お礼がたいへん遅くなり申しわけありません。
先日9月28日(土)、八ヶ岳は編笠山の青年小屋にて、「山落語vol.7」無事開催させていただくことができました。

前日までは、28・29の両日とも降水確率60%やったんですが、初日は雨に打たれることも無く、シークレットスポットにも立ち寄りながら、久しぶりに山頂に立つことが出来ました。
小屋に着いて小休止のあと、夕食をいただいたらいよいよ設営開始。
今回はオーナーご夫妻が不在のため多少不安もありましたが、手際もよくあたたかい山小屋スタッフの皆さんのおかげで、これまででいちばんスムーズに、立派な高座を設営することが出来ました。
そして開演。総勢50名を超えるお客さまにお入りいただき、たいへん反応も良くて、なかには良すぎる方もおられましたが、大盛況の寄席となりました。

じつは山落語、この日でいったん幕を閉じることが決まっていました。
毎年9月の最終土曜日に開催していたのですが、来年は小屋の改修工事の時期と重なり、中止。そのあとについても、ここらでいちど各イベントを見直したいというオーナーの意向によって、いったん白紙となりました。
これまでオーナーご夫妻とスタッフの皆さんの、全面的なバックアップがあってこそ続けてこられたイベントであり、その心意気やご負担を考えるともう、感謝の気持ちに堪えません。
「山落語」を通していただいたさまざまな出会いとご縁は、これからも大切に紡いでいきたいと願っています。

翌日は晴天にも恵まれ、朝食前に、サポートしてくれた息子とふたりで、権現岳へお礼参りに出かけてきました。
そして編笠山無事下山後、ワタシたち演者・スタッフ一同を待ち受けていたのは、信じられないような朗報でした!

同日大阪池田で開催されていた「社会人落語日本一決定戦」に於いて、山落語にこれまで4回連続で出演し、広報部長も務めてくれてた「参遊亭遊若」さんが、見事優勝し、日本一に輝いたのです!!
今年はぜひ池田に挑戦してみたいと出場されていたのでした!
来年は山に戻ってくるはずやったのに、優勝したら、来年もお披露目の舞台が待ってるから戻ってこれませんねっ!
てか、山落語ないし(爆)。

こんな夢のようなサゲが待ってたんやっ!!
これ以上ない、「山落語」最高の締めとなりました。

遊若ちゃん、ほんまにほんまにおめでとう!!

そしてこれまで8年間、お客さま・スタッフの皆さん・演者の皆さん、山落語に関わってくださったすべての皆さまに、
心から、ありがとうございました!!


(写真は後程追加します、取り急ぎお礼まで・・・すでに遅いっちゅうねんっ)

P.S 写真追加しましたっ!
左から、編笠山/標高2524m登頂・演者の4名・翌朝9/30(月)の山梨日日新聞