現在進行中の現場ですが、ほぼ完成に近づいております。
今回一部増築のリフォームですが、非常に日当たりが良いこともあり
また2020年の省エネ住宅義務化に向けて高断熱・高気密をご提案させていただきました。
写真は壁断熱施工後です。
日射を多く取り込む事で、この状態でもすでに断熱効果を感じれました。
天井断熱施工後です。
これですべての断熱施工は終了。
お天気の良い日はこうして日射を多く取り込む事で部屋を暖め
熱を逃がさない構造により、暖かさを持続させ省エネに繋がります。
寒いこの時期ですが、暖かい空間で仕事をすることができました。
またお施主様のご提案で中空層16oに対応する三協アルミの新商品「アルジオ」を
使用しました。それによりさらに断熱効果が得られました。
ガラス選びは省エネ住宅を作るにあたり非常に重要です。
日当たりの良い南側は中空層が厚い複層ガラスでいいと私は考えます。
Low-E(遮熱)タイプを全窓に使用した場合、夏場は日射を遮り冷房負荷を大幅に
軽減しますが、この時期多く取り入れたい日射も遮ってしまいます。
冬場でも天気が良い日に家の中の方が外より寒いなんて現象も起こり、結局暖房で部屋を
暖めることになります。
立地条件によって、適材適所に性能ガラスを選ぶことが大事だと考えます。
もちろん南側は大きな窓が多いので日射が多く入る分、日が暮れた後は熱も逃げます。
なので断熱戸を用いる事で快適で省エネな空間ができます。
工事中に断熱効果をお施主様にも実感していただけました。
間取りはもちろんですが、快適さ高める目的ををお施主様と一緒に形にできた、そんな現場になりました。