原油価格の高騰、二酸化炭素による環境問題が、テレビや新聞等に大きく取り上げられております。 私共は、いかに消費エネルギーを減らし、環境にやさしく住まいに健康増進・利便性・快適性の向上を図るにはどうしたらいいのか考え、「高断熱・高気密」を取り入れることにしました。
 
2016/05/18 20:33:23|削ろう会
情けない・・・。
5月14・15日に全国削ろう会 飛騨・高山大会が開催されました。



昨年の神戸大会は参加しませんでしたが、今年は高山でしたので参加してきました。

でも15日は組合行事があり、初日だけの参加になりました。

初日は予選が午後から開始され、それ以外にいろいろなテーマでの講習が行われます。


この大会は鉋の薄削りだけではなく、丸太のハツリや左官職人による塗り壁の実演・体験、飛騨の匠の展示・実演等々。
一般の方も一日楽しめる催しとなってます。参加するたびに、外国の方や一般の方が増えてきている印象があります。



一度聴いてみたかった講習を終え、もう一つの講習を聴くと削りの時間がないことに気付き、急いで残り1時間から削り開始。
すでに会場は熱気に包まれていました。


今回の大会は不安を抱えての参加でした。
GWをすべて練習に充てたのですが、薄削りにならない。
研ぎ・台の調整、すべて今までのようにやってもうまくいかない。
何がいけないのかも分からなくなる大スランプ。。

こんな状態で大会に出てもやはり結果は。。。
一度も計測に行かずに終わりました。。。

本当に情けない。 


削ろう会に参加してから、全国の大工さんや道具屋さん・鍛冶屋さん
とも知り合うことができました。
こうした方との交流も参加する楽しみでもあります。

神奈川の大工さんには、アドバイスをもらいました。
これをきっかけに復活できればいいのですが。。


全国を見ると本当にすごい職人さんがたくさんいます。
毎回良い刺激をもらいます。

来年は宮城県です。遠いなぁ。
仲間はすでに行く気でいます。

もし参加すれば必ずリベンジします。







2016/04/27 19:38:50|リフォーム
羽アリの時期
羽アリが出たとOB客様から連絡がありました。

気付けばもう4月の後半。4月〜6月は羽アリが出る時期です。


現在進行中の改修工事現場でも、床の沈みの原因はシロアリによるものでした。

羽アリを発見してシロアリに気付くケースが多いです。


シロアリによる補修工事では、お施主様にシロアリが来ずらい環境づくりを説明させていただいてます。








2016/02/21 18:33:29|エコ通信
省エネ講習会
20日に省エネ講習会があり、会場の岐阜へ行ってきました。

雨も降ってきた事もあり、安全運転を心がけた結果10分開始時刻をを過ぎて到着。
会場は大勢の人で、後ろの席しか空いていないほどの盛況ぶりでした。


講師は新住協・室蘭工業大学名誉教授の鎌田先生と東京大学大学院の前先生で
この二人が揃う講習会は本当に貴重でした。

鎌田先生は新住協の理事ですので何度も講演ををお聞きしていますが
前先生の講演は3年ぶりくらいで、しかも二人揃っての講演でしたので非常に楽しみでした。



前先生は毎回笑いもあり面白おかしく講演でされ、またご自分の実験やその結果も
話されるので、大変勉強になり仕事にも生かされます。

最後にお二人のディスカッションがあり、省エネ住宅のそれぞれの考えを聞けたのは
とても貴重でした。



この講習会へは仲間の大工さんと3人で行ってきました。

帰りに2人が妻籠へ行ったことがないという事で、寄ってきました。


雨が降っていたこともあるのか、観光客がほとんどいませんでした。

大工ですので建物の造りや納まりなど、観光というよりか視察になってしまいます。

省エネ講習と大工講習。
充実した1日でした。

おやきも初めていただきました。









2016/02/18 20:35:30|ちょっといっぷく
春の訪れ
OB客様のお宅に工事打ち合わせでおじゃましました。

傾斜地で山の自然に囲まれている事もあり、庭にはいろんな草木が生えてます。

傾斜の庭を降りて行くと、草木の中に春の訪れがあちこちに。






春はもう静かに訪れているんですね。







2016/02/03 19:42:18|高断熱・高気密住宅
高断熱・高気密リフォーム
現在進行中の現場ですが、ほぼ完成に近づいております。

今回一部増築のリフォームですが、非常に日当たりが良いこともあり
また2020年の省エネ住宅義務化に向けて高断熱・高気密をご提案させていただきました。

写真は壁断熱施工後です。


日射を多く取り込む事で、この状態でもすでに断熱効果を感じれました。

天井断熱施工後です。


これですべての断熱施工は終了。

お天気の良い日はこうして日射を多く取り込む事で部屋を暖め
熱を逃がさない構造により、暖かさを持続させ省エネに繋がります。
寒いこの時期ですが、暖かい空間で仕事をすることができました。

またお施主様のご提案で中空層16oに対応する三協アルミの新商品「アルジオ」を
使用しました。それによりさらに断熱効果が得られました。


ガラス選びは省エネ住宅を作るにあたり非常に重要です。
日当たりの良い南側は中空層が厚い複層ガラスでいいと私は考えます。

Low-E(遮熱)タイプを全窓に使用した場合、夏場は日射を遮り冷房負荷を大幅に
軽減しますが、この時期多く取り入れたい日射も遮ってしまいます。
冬場でも天気が良い日に家の中の方が外より寒いなんて現象も起こり、結局暖房で部屋を
暖めることになります。

立地条件によって、適材適所に性能ガラスを選ぶことが大事だと考えます。

もちろん南側は大きな窓が多いので日射が多く入る分、日が暮れた後は熱も逃げます。
なので断熱戸を用いる事で快適で省エネな空間ができます。


工事中に断熱効果をお施主様にも実感していただけました。
間取りはもちろんですが、快適さ高める目的ををお施主様と一緒に形にできた、そんな現場になりました。