原油価格の高騰、二酸化炭素による環境問題が、テレビや新聞等に大きく取り上げられております。 私共は、いかに消費エネルギーを減らし、環境にやさしく住まいに健康増進・利便性・快適性の向上を図るにはどうしたらいいのか考え、「高断熱・高気密」を取り入れることにしました。
 
2010/05/29 21:45:07|ちょっといっぷく
手づくりはやっぱり美味しい
お施主様からよもぎ餅をいただきました。

お施主様の手づくりです。

フワッとよもぎの香りが。

絶妙な甘さがたまりません。

家族みんなでおいしくいただきました。

ごちそうさまでした。







2010/05/23 18:51:16|大工道具
貴重な鑿 家紋清久
貴重な鑿が岐阜の仲間から届きました。

手道具には造った鍛冶職人の銘がうってあると前にも書きました。

届いたのは清久追入8分鑿です。

私も清久の叩き鑿を2本持っていますが、この鑿は性格の異なる鑿です。

使い手と造り手の意見交換などで、何度と試験を経て100℃戻しという非常に硬度のあるガラスよりも硬い鑿を造りあげたものです。

通常の清久鑿と差別化を図る意味もあって、刻印も家紋が入っていて家紋清久と呼ばれています。

私も大工さんのブログの写真でしか見たことありませんでした。

先日電話で岐阜の仲間が家紋清久を持っているとのことで、その切れ味を試してみてはと
送ってもらいました。

刻みでは叩き鑿を使うのですが、試しでこの鑿を使ってみました。

節や木材の木口など加工しにくい箇所も、きれいに切れました。

鍛冶職人の腕の良さを感じます。

右の写真清久作が私の持っている通常の叩き清久鑿。
左が追入家紋清久。









2010/05/01 18:51:39|エコ通信
ガラスの性能
3月8日から住宅エコポイントの申請が始まり、現在までの統計がでたそうで、リフォームの対象工事の90%は窓の断熱改修だそうです。

外窓の交換以外は大きな工事もなく、短時間で施工できることもあり
大半を占めているのではないでしょうか。

私共もリフォームの際、エコポイントを利用できるようプランを
ご提案させていただいております。
後日あらためてそのプランをご紹介したいと思います。


高断熱住宅を施工するにあたり、開口部はとても重要な箇所だと
このホームページでも書いてきました。
住宅エコポイントにより、窓の重要性がだいぶご理解いただけていると感じております。

今回はガラスについていくつかご紹介したいと思います。

ガラスの性能をお客様にご提案するために、硝子屋さんにお願いしてサンプルをいただきました。


ペアガラス(複層ガラス)にも種類があります。

@はYKKの遮熱タイプのLow−E複層ガラスです。
Aは断熱タイプのLow−E複層ガラスで、ブルーとブロンズ色です。

Low−E複層ガラスは、複層ガラスに特殊金属膜をコーティング
している性能が高いガラスです。

遮熱タイプと断熱タイプ、違いは特殊金属膜をコーティングした
ガラスが室外側か室内側かです。

夏の日射遮熱という事で南側に遮熱タイプを使いますと日射を抑えますが、冬場に必要な日射も抑えてしまうので、より暖房費を必要に
なってしまいます。
適材適所に使用することで、省エネ住宅を造ることができるのです。

BもLow−E複層ガラスでクリアガラスです。
Cは真空ガラスです。


お客様にガラスの違いを体感していただける方法をとっております。
みなさんその性能の違いに驚かれています。

開口部は重要なんです。







2010/04/16 22:57:07|新住協
雪 雨 また雪   研修へ
今日、新住協の研修へ行ってきました。

朝、高速に乗り一路岐阜へ。

小淵沢手前から雪が。
諏訪湖辺りでは、一面うっすら白くなってました。
その先は雨。

帰りも強い雨から、諏訪湖付近からまた雪。

この時期に雪とは・・。
のんきな私はスタットレスタイヤをまだはいていたので、
よかったといえばよかったのかも・・。


毎回新住協の研修はとても勉強になります。

住宅の断熱性能・省エネ性能の計算プログラムの演習。
高断熱住宅の施工と理論の研修でした。

計算プログラムによって、住宅の断熱性能を求めます。

高断熱住宅の快適性をご提案できればと思っております。







2010/03/29 20:00:35|ちょっといっぷく
古きよき時代の街並み
岐阜の仲間と会った帰りに、妻籠宿に寄ってみました。

妻籠宿は、重要伝統的建造物群保存地区になっており
歴史の面影が残る宿場町です。

もう1つの宿場町・馬籠宿もあわせて、私の好きな場所です。

夕方に近い時間だったせいか、とても空いていました。
今までで初めてでした。


建物から先人達の仕事を見ることができます。

電動工具もなかった時代、柱や梁などをよく見ると、手道具だけで仕上てあるのがよくわかります。

建物の構造も、現在では耐震を考え金物でガチガチに固めた住宅が一般的になっていますが、
木と木を複雑に組む事で強度を増し、こうして百年以上も残っているのです。

また日本の住宅は夏を主として造られているといいます。
それは建物を見てもよくわかります。
雪や暑さには対処した造りをしてますが、寒さ対策は特にありません。

しかし、こうした民家から現代の住宅の夏の暑さ対策を
学ぶ事ができます。

性能の高い家を造る現代、昔ながらの良いところは残し、
取り入れていきたいと思っています。