原油価格の高騰、二酸化炭素による環境問題が、テレビや新聞等に大きく取り上げられております。 私共は、いかに消費エネルギーを減らし、環境にやさしく住まいに健康増進・利便性・快適性の向上を図るにはどうしたらいいのか考え、「高断熱・高気密」を取り入れることにしました。
 
2009/08/16 12:37:03|高断熱・高気密住宅
リフォームと一緒に ご提案してます
水廻りの改修・部屋の改装などリフォームをさせていただいている
お施主様に、ご提案させていただいている事があります。

リフォームにより、天井・壁・床を撤去し骨組になる時は
耐震の補強金物をチェックし、取り付けてない所は取り付け
また、改修する部屋だけでも断熱が効くように気流止めを
含む断熱工事を提案してます。

このホームページでも何度か気流止めの事をかいてますが、
お施主様からよく聴かれますので、改めて気流止めの必要性についてまとめたいと思います。

写真はクリックし、拡大してご覧下さい。

写真1は断熱が効いている住宅と効いてない住宅のしくみです。
建物の壁の中に気流がおこることにより
暖房してもすぐに寒くなる、断熱材が効かない・効いてない
原因の1つでもあります。

室内の暖かく湿った空気が、壁に侵入し暖かい空気は
上へ流れ、床下から冷たい空気を引っ張ってくる
といった気流が発生します。
床下が壁を通して天井まで筒抜けになっているのです。


写真2は実際の箇所の写真です。
壁の隙間が床下とつながっているのがわかると思います。
ここから床下の冷たい空気が壁に侵入します。
壁の上部は天井裏につながってます。

写真3では、その部分に気流止めを設置したものです。
床下は隙間が狭かったので、この時は発泡ウレタンで充填
しました。
天井裏部分では、断熱材を隙間に充填しました。
これにより筒抜けではなくなり、気流が起きません。
この天井は壊さなかったのでこういったやり方で、
新たに隙間なく断熱材を充填し、既存の断熱材を上から
重ねました。

写真4は天井を新たに設置したので、断熱材を桁まで充填し、
気密層もしっかりと桁でとめました。
壁の中を空気が流れることはありません。


断熱工事のリフォーム(断熱改修)は、まだまだ少ないですが、
断熱に興味をもたれているお施主様は増えて参りました。
予算もありますので、大規模な断熱改修はできませんが
気流止めを含め、一般断熱材でも効果はあります。

施工させていただいたお施主様から、工事前とは違うと
おしゃっていただきました。

グラスウールでの断熱性能は、グラスウールの厚み・密度に
よって違いますが、一般の断熱材でもしっかりとした
施工をすれば、その断熱材が持っている性能は発揮できます。









2009/08/05 21:13:26|リフォーム
おいしい こだわりの焼き鳥
去年4月にオープンした 「備長 炭火焼 いけ田」さん

カウンターの足置きを設置しました。

改装工事をさせていただき、早1年。

店の前を通ると、連日お客様でにぎわっております。

お持ち帰りのお客様も多いそうです。


いけ田さんは鶏肉はもちろん、野菜やお酒など

山梨県産にこだわっています。


今日はそんなこだわりの焼き鳥をいただきました。

炭火で焼いた焼き鳥は、ふんわりやわらかく

本当においしかったです。

珍しい部位の焼き鳥もここでは食べれます。

また、手造り味噌はお通しのキャベツにつけてよし

焼き鳥につけてよし。

何につけてもあう絶品味噌。

地元の食材がおいしくいただけるお店です。

ごちそうさまでした。
本当においしかったです。


場所は甲府駅からすぐ。
甲府駅から信玄像側の歩道を平和通りを下り、東横インさんの
となりです。

カウンター10席、奥にテーブルがあります。
日曜定休で、17時から23時営業だそうです。

ぜひおいしい焼き鳥を召し上がってみてください。














2009/07/13 0:35:47|高断熱・高気密住宅
夏の暑さ対策 秘密兵器設置してみました!!

毎日暑いですね。

高断熱・高気密住宅を造っていて、冬場の寒さは改善されたと思うのですが、夏場の暑さは悩みがちです。

高断熱・高気密によってエアコンの効きも良くなり、全館冷房も可能になり、エアコンを切っても涼しさが長時間残っています。

しかし、悩みのタネは夜感じます。


高断熱・高気密で建てた我社の事務所で実験をしてみました。

この事務所は実験棟を兼ねておりますので、毎日温度を測定してます。
今日の最高気温は31℃(事務所の温度計より)でした。

エアコンは一日使わず、14時に31℃。室内は28度でした。

それから22時まで室内は28℃をキープしたままでした。
外気温は25℃(写真)


これなんです。


夜・早朝は温度が下がります。
しかし、室内の温度は下がりません。
熱が逃げにくい構造になってますので、なかなか温度は下がりません。

窓を開けただけでは熱は逃げず、風が吹いていればいいのですが無風では意味がありません。

室内は人・いろいろな家電製品の熱で温度は上がります。
冬場はこういった熱を逃がさないので、少ないエネルギーで暖房が可能となるのです。
夏場は、冬場と家電製品の使用量は変わりませんので、暑さは増します。

そこで熱を逃がす事を目的に換気扇をつけました。
24時間換気扇とは別のものです。
900㎥/hほど排出できる換気扇をつけました。(写真)

使い方は一箇所の窓を少しだけ開け、残りの窓は全て閉めます。
大量の空気が排出されると同時に大量の外気が室内に入ってきます。

どの位の外気が入ってくるか解るように、ティッシュを窓に貼り付けてみました。
外は無風。窓は一箇所開いてます。
換気扇をつけてみると、大量の外気が入ってきます。(写真)

一番高い窓を開け換気扇を回すと、事務所全体の空気をかき混ぜて排出しているような感じでとても涼しいです。(写真)


エアコンより安い電気料で涼しくなります。

扇風機とは違って、外気の涼しい風を取り入れるので快適です。

こんなにも部屋を涼しくするとは思ってもみませんでした。


今、0時40分。外は24℃。 

涼しいです。


これも高断熱・高気密だからできることですね。









2009/06/28 15:51:11|私どもの家づくり
8年の月日
8年前に新築しましたお施主様より床の補修の連絡をいただきました。
もう8年も経ったのかと月日のはやさを感じます。


床鳴りがするとの事で床下へ。
原因は無垢のフローリングとフローリングの継ぎ目部分が若干下がり、
擦れることによって音が鳴るものでした。
無垢のため木が痩せたことが原因と考えられます。

無事補修を終え、床下を一通り点検させていただきました。
しっかりと通気もされており、極めて良好でした。


このお宅は、私共の特徴でもあります自然材・変木を多用した住宅です。
お施主様のご厚意で写真を載せさせていただきました。

とてもきれいに大事にされており、大変に嬉しく思いました。

末永いお付き合いよろしくお願い致します。







2009/06/21 15:31:29|新住協
勉強会 高断熱高気密住宅の必要性

私共が所属しています新住協の研修会に行ってきました。

場所はポートメッセなごや

高速道路が1,000円になったこともあり、車で名古屋へ。

国際展示場だけあって広く大きかったです。



研修会はいつものことながら、新しい情報や各県の工務店との交流もあり、大変勉強になります。

ここで得た知識や情報を仕事にいかさせていただいてます。

改めて省エネ住宅の必要性を感じてきました。

環境問題が大きく取り上げられている今、住宅性能を上げた家づくり・満足していただける家づくりをしていきたいと思っております。


新築だけではなく、断熱改修もできるので省エネ住宅が多くの方に認識していただければと思ってます。

省エネ住宅とはどういったものなのか?
施工内容・施工材料・高断熱・高気密のしくみなど
体感していただける我社の事務所。
ぜひお越し下さい。