新聞、雑誌等に書いたもの、どっかでしゃべったこと、書き下ろし……の置き場です。 主に文学・歴史関係が多くなるはずですが、何にでも好奇心旺盛なので、どこまで脱線するか?!。 モノによっては長いのもありますが、興味のあるところから御覧下さい。
 
2012/03/25 15:31:10|出版「猫町文庫」
雑誌「猫町文庫」第3集、間もなく刊行!!
「猫町文庫」第3集の三校が終了し、最終確認、間もなく印刷の段階となる。
一年ぶりの刊行である。

この一年は公私ともに辛く苦しい時間だった。

公−「だった」と書いたが、被災地や被災された方々の現状や大飯原発のストレスチェック問題などとれば、災害は「進行中」と言えるのかもしれない。

私−編集担当である私の体調も万全ではない。これはこれからも万全になることはあるまい。

ともかくも、280ページに及ぶ、充実したかたちで刊行できることを慶びたい。

主な執筆者

(エッセイ)
石川博、荻原留則、相川達也、青木直美
(小説)
三神弘、水木亮、和田よりえ、都築隆広、雪沢秋央
(研究)
橘田茂樹
(資料紹介)
浅川伯教(飯野一仁)
ミハイル・ブルガーコフ、パーヴェル・ポポフ(石原公道)
中村星湖(福岡哲司)







2012/03/11 10:09:59|本・読書・図書館
図書館長とは何をする人か?

11月にリニューアルしてオープンする山梨県立図書館の館長には作家の阿刀田高氏が就任する。


氏は国立国会に10年勤務されているし、読書の価値というものも分かり、それを公言できる作家だ。著書『ものがたり風土記』を読むと、ローカルなものへの関心や尊重の姿勢もある。


けれども、危惧したとおり、困ったことがある。


氏の勤務日は、月に二日で、月の俸給は20万円だという。これまで文学館、博物館、美術館の館長が月4日だった基準に基づき、しかも半分だ。図書館機能というものをなめているとしか思われない。全国的に、みっともない話だ。


氏は、インタビューに答えて、図書館に大事なのは「人、本、施設」の順だと述べている。非常勤で、月2回甲府駅に降り立つだけの館長さんが、県の社会教育行政と交渉してこれらの課題を改善できるものだろうか。


館長さんはシンボリックなお飾りか?おそらく実権は、県庁から来る事務屋さんである「副館長」にあるだろう。ここでの命題は、コスト削減だし、事業のアウトソーシング、あるいは民間任せだ。


司書はここ5年になるか、採用をしていない。期採の人員の含めて、職員数も増えていない。施設規模を大きくして、それに応じた人のこれらの手当てについては、まだ明らかではない。


山梨の県立図書館も、再オープンの時から、そこかしこの都道府県立図書館と同様の問題をなぞりはじめるのではないかと心配する。


県民・利用者・読書活動家など、新県立図書館の機能と能力をしっかりチェックし、必要な「声」を出さねばならぬだろう。








2012/02/21 17:13:53|本・読書・図書館
新県立図書館内子ども読書支援センター

たまに「ブログ見ていますよ」という人に出くわして、いくつもブログやウエブページを作ってはお休みしてきた後ろ暗さもあって、「どのブログだろう?」と思うことも少なくない。 


 とは言え、体調も落ち着いているような気がする昨今、あんまりブログのほったらかしも無責任である。たまには更新すべきだろう。ただし、日々の生活を、体調維持のほかはあんまり賑やかに楽しくやっていないので、面白い記事にはなりそうにないが……。 


日曜日に「新県立図書館・子ども読書支援センターを考える学習会」へ行って来た。「子ども読書支援センター」は、11月11日にJR甲府駅北口にオープンする新しい県立図書館内に設けられる。これは新県立図書館としては、数少ないアドヴァンテージだ。ただし、お役所仕事ゆえ、「設置しただけでほめてください」というのじゃ困るので、運営や、使い方を相談しているわけである。


意見交換のムードについてため息とともに痛感したことがあるが、それは後回しにして、先ずは、当日の杉山きく子さんの講演から。


数年前、県の図書館大会に来ていただいた時のお話もよかったが、今回の話も、また、よかった。それは「読書は楽しみのためにすべきもの」という根っこがしっかりしていることだ。それに、図書館や読書や本に関われることは、ずいぶん役得だし、責任が重い、という意識。前に書いた「ため息」にも通ずるが、それが参加者にどれだけ痛切に伝わったか?


レジュメに挙げておられる次の10項目は極めて重い。


1.複眼で児童サービスを考える。


2.灯台になろう。


3.半歩先を考えて挑戦する。


4.情報は自分の手で収集し発信する。


5.資料は幅広く収集しても、子どもへの提供は慎重であれ。


6.県内全域の状況の把握、横のつながりを育てる。


7.一つの企画で三つの仕事を。


8.たった一人のこどもから普遍的なことを学ぶ。


9・県立図書館の職員は専門家。


■写真はハノイの市場で彫ってもらった蔵書印。水郷のお田植え風景だな。








2011/11/09 13:42:56|本・読書・図書館
新県立図書館開館1年前のお誘い
JR甲府駅の北口の塀の中で何が行われているか。
そう、新しい県立図書館の建設です。

2004年に新しい図書館を考える会を立ち上げて以来、我々は施設・運営・人員・ユニバーサルデザインなどの面について協議し、県の担当と話しあってきました。

工事の着工はこれらの延長で始まったものですが、今のような経済環境の中、新図書館にはまだまだ心配はあります。「考える会」の県民に対する責任もあろうかと思います。

そこで添付のような「1年前イベント」を開催します。
物心両面とも我々のオリジナルなものです。
これをもって、少なくとも向こう50年以上機能するだろう新県立図書館のあまり見当はずれでないスタートを切りたいと考えています。

記念講演は、我が国の図書館界で、最も高い見識を持っており、私どもが深い敬意と信頼感を抱いている竹内さとる先生です。読書と学び、子どもと読書、ノアの方舟ともいえる公共図書館の責務と大事さなど、先生の語りはソフトな中にも痛烈な洞察を示してくれるものと思います。著書も1年待ち2年待ちでようやくアマゾンから届くというほど、図書館界・読書界では信頼をされている先生です。このたびは我々のお願いや背負っているものの大きさを感がみ、山梨を音連れ手お話しくださいます。

500円の参加費を御負担に亜Tだきますが、図書館は全ての県民、利用者のもの、皆さん、この機会にお気軽にこのイベントに御参加しませんか?

お問い合わせは福岡宛てメール、携帯で。







2011/11/06 9:07:27|アート
榎並和春個展[日々礼讃)
榎並さんより個展のご案内をいただく。
地元でもあり、作品を拝見するのも、銀座の個展以来久しぶりなので、必ず伺おうと思う。
元々軟らかく温かい感のある榎並作品だが、今の私には、個展の副題にあるように、是非とも「日々礼讃」という気分を分かち与えてもらいたいと願っている。

11・12(土)から11・20(日)
甲府ハーパーズミル 甲府市東光寺1346