みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2024/07/29 7:23:37|稽古日誌
7.28 全日本少年少女武道(剣道)錬成大会!


 令和6年度(第59回)全日本少年少女武道(剣道)錬成大会が7月27、28日の両日、日本武道館で開かれ、甲斐直心館は2日目の28日に出場申し込みをし、小学生2チームが出場しました。

 朝7時30分に会場入りし、剣道人あこがれの舞台である日本武道館の大武道場で、稽古をする団体がひしめき合う中、チームごとに切り返しと打ち込みを稽古しました。そして久々の入場行進。プラカードを手に更新しました。木刀による剣道基本技稽古法の演武はとても見事で、すり足での打突と、残心の緩急が素晴らしいと感じました。出場者の心にも残るものが多くあったと思います。

 甲斐直心館Aチーム(中田、志澤、雨宮、松田、伊藤、監督鷹野)は第11試合場の第1試合。

 1回戦で原町田剣友会B(東京)と対戦し、10(20)ー0(0)で勝利しました。原町田剣友会Bは先鋒、次鋒が欠場でした。惜しまれます。

 2回戦は穂積剣道スポーツ少年団(岐阜)と対戦し、先鋒が1−2で惜敗し、次鋒が3−0、中堅が0−3、副将が0−3、大将が3−0と接戦で、基本判定は2(7)−3(8)と若干下回りました。それでも一本勝負で、先鋒、次鋒は引き分けたものの、中堅、副将、大将の3人が3連勝し、トータル5(10)−3(8)で勝利し、久々に3本勝負の3回戦に進出しました。

 三本勝負のみとなった3回戦では習志野武道館とそれぞれ健闘したよい立ち合いを見せましたが、勝負所で受けに回る部分が出てしまい、中堅、大将は引き分けたものの、0(1)−3(7)と敗れましたが、強豪相手によい経験ができました。第11試合場ベスト8という成績でした。










 4年生が4人、6年生が1人という布陣の甲斐直心館Bチーム(丸山、藤田、望月、近藤、ジタラック、補員望月、監督橘田)は1回戦で朝霞剣道錬成会(埼玉)と対戦し、0(3)−8(15)という結果でしたが経験が浅い選手が多い中で、基本判定で3人が1ー2という接戦を展開し、強化稽古や残り稽古を重ねてきた成果も表われていました。


 参加選手と保護者の皆さんから「とても楽しい一日だった」という感想が口々に聞こえてきました。

 早朝の駐車場も北の丸公園入り口で係員の方に駐車券をお配りいただき、座席指定もしていただくなど、以前に比べてとても時間配分や待ち時間の有効活用ができたことも非常にありがたかったことでした。日本武道館で試合ができるという素晴らしい機会を与えていただいた公益財団法人日本武道館、公益財団法人全日本剣道連盟ほか関係団体の皆さまにも厚く御礼申し上げます。

 

 

 
 この日は、朝4時すぎ、30人余りの一行が甲斐市役所前を5台に分乗して出発しました。途中、石川SAでは泉剣友会の皆さまともお会いできました。北の丸公園には5時50分ごろには到着しました。帰りは3時30分すぎに出発し、5時30分ごろ甲斐市役所に無事に全員が戻ることができました。保護者の皆さまも早朝からの運転、応援、支援をありがとうございました。

 
 







2024/07/27 10:35:00|稽古日誌
7.27 甲斐直心館土曜朝稽古!


 7月27日(土)の甲斐直心館朝稽古(小学生以下の部)には24人が参加しました。中学生は県中学校総体があるため、午前7時10分から小学生以下だけの稽古としました。高校3年の橘田先輩も参加してくれました。

 27日未明に道場内の室温が32度あったため、高窓のみ空けておきましたが、朝になっても暑さは抜けきらず、午前6時30分の道場内は28度、湿度70%という暑さでした。
 稽古前に雑巾掛けをして、湿度もさらに上昇。7時10分に小6伊藤さんの号令で正座し、14種類の素振り各20本を行いました。こまめに水分補給を挟みながら、小手を着けて足さばき、前進の正面素振り、小手面素振り、跳躍面素振りを行いました。


 面着け後は25分間。切り返し、面の打ち込み5本、面ー面の打ち込み計10本を行いました。橘田先輩にもお手本となる、面の打ち込みを見せてもらいました。打って抜ける速さがやはり段違いで、小学生も驚きの表情でした。


 4年生以上と3年生以下に分かれて試合稽古を行いました。動きがとてもよくなっている剣士が何人もいます。指導者、一般、高校生、小学6年生の計6人で1分間の立ち合いを行い、小学生は見取り稽古もしました。








 終わりの礼をした後、日本武道館錬成出場者は判定試合の最終確認をし、正座。雑巾掛けをして稽古を終えました。


 日本武道館という剣道の聖地の一つで試合ができることは貴重な経験であり、大きな喜びです。コロナ感染症対策、熱中症対策をしっかりした上で、暑い夏を熱く楽しみましょう。
 
 







2024/07/24 22:37:00|稽古日誌
7.24 甲斐直心館水曜通常稽古!


 7月24日(水)の玉幡中学校での甲斐直心館通常稽古には43人が参加しました。この日は午前中に激しい雷雨があり、気温は少し下がった感はあるものの、それでも日中の甲府の最高気温は33.6度。夜も比較的蒸し暑い状況でした。熱中症とコロナ感染予防の対策をしながらの稽古となりました。

 中3中村さんの号令で正座。準備体操、素振りを行い、グループに分かれての稽古となりました。

 小学4〜6年生グループはこの日、指導者1人を含め13人。剣先の攻め、足の攻め打ちをテーマに、最初から面を着けました。間合と刃筋を特に意識しての切り返しを行い、一足一刀の間合からさらに右足で2度攻めてからの体勢の崩れない面打ち、触刃の間合から右左足(うさそく)を一歩進め、拳を攻めて面打ちを行いました。最初から構えの剣先が高いことに加えて、剣先に威力がない、剣先が高いうえにさらに振りかぶってしまうことからなかなか有効打突にならない課題克服を目指しました。また、左右転化の左に少しさばいての出ばな小手の稽古もしました。構えの足さばきが自在にできることが望ましいです。地稽古を行い、指導者元立ちで打ち込み稽古で稽古を締めました。剣先の攻めをようやく意識しだしています。









 残り稽古も行い、日本武道館錬成大会組は判定試合、一本勝負をA、Bチームで行いました。ポジションによっては引き分け、Bチームが勝ったところもありました。また、課題であった、剣先でぐっと中心を攻めての面打ちがようやくできた選手もいました。稽古の成果が出てきました。

 体調を万全にして日本武道館の錬成大会に臨みたいです。


 27日(土)は午前7時集合で小学生以下の稽古を行います。最終調整をしましょう。
 
 







2024/07/21 13:50:00|稽古日誌
7.21 泉剣友会・北辰館・甲斐直心館合同稽古!


 7月21日(土)、甲斐直心館は大泉格技場を訪ね、泉剣友会、北辰館遠藤道場との合同稽古会に参加いたしました。大泉格技場にお邪魔するのは2週間ぶりです。

 朝8時からは中学生を中心としたおはよう稽古が行われており、甲斐直心館からの参加者もありました。また、ごぶさたしておりました栗林先生もわざわざ格技場に足を運んでくださり、甲斐直心館指導者の六段昇段に祝意をいただきました。いつもありがとうございます。

 格技場内を走り、準備体操、素振りを行い、正座。面を着けて切り返しや基本打ちを行いました。

 日本武道館の錬成大会に参加する4チームによる練習試合を計3試合行いました。

 最後には3試合場に分かれて、錬成試合方式の1分間通しの試合を約40分間行いました。5・6年生、中学生部門10人の組では、波に乗った選手がほぼ1周するなど、よい面もたくさん見られました。


 橘田先生によるAED(自動体外式除細動器)を使った救急講習会も30分ほど行い、参加者は心臓マッサージなども体験しました。






 素晴らしい環境で稽古ができてとてもありがたいことでした。泉剣友会、北辰館遠藤道場の皆さまありがとうございました。
 
 







2024/07/20 18:57:00|稽古日誌
7.20 甲斐直心館 正心館道場夏季集中稽古会!


 甲斐直心館は7月20日(土)、夏合宿の代わりとして、正心館道場(蓑輪勝館長)にお許しをいただき、日帰りの夏季集中稽古を行いました。蓑輪館長から剣道の技と「木刀による剣道基本技稽古法」についての剣道講話をいただきました。櫛形の塩釜悦男教士七段も稽古にお越しいただき、日本剣道形のご指導や指導稽古などもいただきました。ありがとうございます。

 午前8時に甲斐市役所前を出発し、一路、北杜市白州町へ。正心館道場の雑巾掛けをし、蓑輪館長から剣道講話をいただきました。






 中2鶴田さんの号令で正座の後、14種類の素振り280本を行い、こまめに給水をしながら、足さばき、踏み込み足の稽古をし、跳躍面素振りを行いました。


 日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法をそれぞれの錬度に応じて行いました。また、45秒の指導稽古も行いました。




 面着け後は切り返しから打ち込み稽古を行い、日本武道館錬成大会組は実戦形式で判定試合を行いました。




 お弁当やスイカ、デラウェアをいただき、約1時間半、お昼休憩しました。

 午後は中学3年生と1年生の5人も合流し、剣道具のつけ方ミニ講座を行い、再び、日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法を学びました。




 面着け後は指導者・一般元立ちによる切り返し+地稽古を行いました。


最後に13組の紅白戦を行いました。小学1年生から好試合の連続で、子どもたちの成長が感じられました。











 稽古後は正座の後、雑巾掛けや清掃を行い、正心館道場への感謝の気持ちを表しました。また、師弟門をくぐり、剣道の歴史にも思いをはせました。蓑輪館長からも激励のお言葉をいただき、白州町での充実した夏季集中稽古を終えることができました。






 21日(日)は午前中、大泉格技場で泉剣友会に合同稽古をお願いしています。