文化庁委託伝統文化親子教室事業「甲斐市親子剣道教室」の4回目教室を7月13日(土)、甲斐直心館道場で開きました。参加者は27人。幼児から小学生、中学生、保護者、指導者が参加しました。中学生は3人でした。気温28度、湿度70%の蒸し暑い中でしたが、今回は特にラダーを使った足さばきの稽古を重点的に行いました。また、初めて剣道着、袴、剣道具を着装した参加者も複数いました。剣道具の着け方、仕舞い方も全員で学びました。 指導者の中に高校、大学の剣道部でラダーを取り入れた足さばきの稽古を学んできた者がいますので、稽古始めと真ん中でラダーを使った多彩な足の動きを学びました。中学生の中にはラダー経験者もいて、ほぼ足元を見なくても滑らかに足さばきができる参加者もいました。小学生、幼児も楽しく学び、ラダーの最後には踏み込み面、引き面、引き胴を打ちました。 中3勝村さんの号令で正座。準備体操の後、握る運動、開く運動を参加者の号令で各110回、片足立ちを60秒ずつ行いました。
前後左右の足さばきを行い、前進後退の正面素振りを行いました。
面着け後は切り返し、日本武道館の錬成大会に出場する選手は切り返しから打ち込み稽古を行いました。この日はラダーで引き技の足さばきも練習しましたので、引き面、引き小手の特訓をしました。最初は打突部位を正確に捉えられなかった小中学生も多かったですが、アドバイスを受けながら繰り返す打ちに冴えのある打ちが打突部位をとらえていました。百錬自得です。最後は地稽古を1回、切り返しで締めました。 大会なども続くため、次回の5回目は8月17日(土)夕方に行います。剣道に興味がある幼児、小中学生はふるって参加してください。子どもだけの参加ももちろん可能です。