7月3日(水)の甲斐直心館通常稽古には40人が参加しました。この日は甲府の最高気温が34.7度と、猛暑日目前という暑さで、夕方も体育館に29度ほどの暑さが残っていました。 中3中村さんの号令で整列、正座。準備体操、3種類の素振りをして、グループごとに分かれて約50分間稽古をしました。
小学4〜6年生グループは、指導者1人を含め13人で稽古をしました。日本武道館錬成でも応じ技で出したい、面返し胴や小手擦り上げ面をも学ぶため、最初に、木刀による剣道基本技稽古法を元立ち、掛かり手の両方を学びました。経験に差があるため、間合にも難がある館生も少なくありませんが、基本技を学ぶために必要な稽古です。木刀の鎬(しのぎ)を遣(つか)う感覚を竹刀にも応用してほしいものです。
面着け後は切り返し、大きく振りかぶっての面打ちを行い、小手擦り上げ面をすり足で行いました。すり足で行うことによって、腰で打つ感覚をつかみやすくなります。実戦での小手擦り上げ面を行い、地稽古を1回行って切り返しで締めました。
正座をして面を取り、全員で掃除をした後、終わりの会を行いました。8月4日の本部審査会には居合道の級位1人を含む12人が受審申込みをしました。また、7月14日の富士吉田大会の選手番号を配布しました。
7月6日(土)は朝稽古の代わりに、午前5時45分集合、富士川流域河川清掃に甲斐直心館として参加します。夕方は17時30分から伝統文化親子剣道教室があります。初心者の中学生も参加予定です。甲斐直心館が文化庁から委託を受けている行事ですので、積極的な参加を期待しています。
7月7日(日)は大泉体育館で泉剣友会との合同稽古になります。午前8時30分までに大泉体育館に集合してください。