みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2025/03/08 17:33:00|稽古日誌
3.8 甲斐直心館道場一般稽古会!

 3月8日(土)の甲斐直心館朝稽古の後に久々に一般稽古会を行いました。参加者は4人でしたが、特に剣道を始めたばかりの一般会員の稽古熱心さには大きな刺激を受けます。

 日本剣道形を打ち、面を着けてからは切り返し、面打ち、小手面打ち、面に対する応じ胴を打ち、地稽古を一周しました。

 





 無駄な力が抜けていくと、冴えのある打ちにつながっていくのではないでしょうか。素振りも各自励行していただきたいと思います。

 この日の中学生朝稽古、小学生朝稽古に参加した指導者は素振りだけで660本振っています。一般の稽古では素振りの時間が取れないことが多いですが、毎回の稽古で、必ず素振りは行うべきです。

 
 







2025/03/08 17:31:00|稽古日誌
3.8 甲斐直心館土曜朝稽古(小学生以下の部)!

 3月8日(土)の甲斐直心館朝稽古(小学生以下の部)には幼児から小学生、指導者ら22人が参加しました。午前7時10分から8時10分すぎまでの1時間ほど稽古をしました。


 支部合同稽古、大会等のため、久々の道場朝稽古となりました。県中西部ではまた雪予報が出ていることもあり、気温は低めで、午前5時20分現在の道場内室温は4度、湿度53%という状況でした。


 小6伊藤さんの号令で正座。14種類の素振り計280本を振りました。足さばきが大きな課題として、足さばきの稽古を多めに行いました。さがり足の時に転んだ場合の対処法として、柔道の後ろ受け身を学びました。前受け身を含めて、柔道の受け身を覚えておくと、大きなけがにつながらずに済むことがあります。覚えておいて損はありません。






 また、コロナ禍で長らくお休みしていた足裏タッチも復活。手と足で違った動きをすること、また左右逆の動きをすることなどはなかなか難しいことですが、歴代、これがうまくできる子どもは、ほぼ比例して剣道の腕が確かでした。
 
 経験が少なく、なかなかスムーズにはできない子どもの方が多かったですが、1列目と2列目でそれぞれ特に上手にできた子どもにお手本を見せてもらいました。偶然にも、その2人とも先日、教育祭県下書きぞめ大会県特選に入ったとして新聞に名前が載っていたことが共通していました。見たもの、感じたものを表現する力は、さすがです。
 
 
 三方向の踏み込み足も行いました。次に自分が踏み込む方向をしっかり見ること、膝の向きが大切です。道場の床板の下には修技者の膝を守るゴム材が入っていますので、もっと力強く踏み込んでも大丈夫です。甲斐直心館の伝統として強い踏み込み足、足さばきの良さが挙げられます。この伝統を復活させていきたいと思います。
 

 面着け後は切り返し、相面を行い、指導者元立ちで打ち込み稽古を行いました。体当たりをした後にも気を抜かず、技を出すことが大切です。打ち込み稽古の中で体勢をくずして倒れたけれどもしっかり後ろ受け身をして、頭を打たずに済むことができた低学年剣士もいました。早速、効果が出ていました。最後に、1分間の地稽古をして切り返しで稽古を締めました。






 9日は東京武道館で日本剣道少年団研修会です。体験・実践発表を聞き、午後は錬成会です。参加の小学生は雪が心配ですが、充実した一日にしましょう。
 
 







2025/03/08 17:30:00|稽古日誌
3.8 甲斐直心館土曜朝稽古(中学生の部)!

 3月8日、甲斐直心館の朝稽古(中学生の部)には中学生1人と指導者4人が参加しました。中学生にはプレッシャーのかかる稽古だったかもしれません。

 支部合同稽古、大会等のため、久々の道場朝稽古となりました。県中西部ではまた雪予報が出ていることもあり、気温は低めで、午前5時20分現在の道場内室温は4度、湿度53%という状況でした。

 

 最初に道場の半分を雑巾掛けしました。バケツの水はまだまだ冷たいですが、雑巾掛けをすると、その日の体調も分かるし、稽古に向かう気持ちが明らかになります。体幹も鍛えられます。

 その後、到着した参加者が雑巾を掛けていきます。 

 中2鶴田さんの号令で正座。14種類の素振り計280本を振り抜きました。日本剣道形を修錬しました。指導者同士の組は小太刀まで10本を打ちました。

 面着け後は切り返し、面打ち、小手面打ち、面に対する応じ胴を修錬し、5人で地稽古を一周して切り返しで締めました。遠間、触刃の間合、交刃の間合に至るまでの攻めがどこまで意識できたでしょうか。毎回の稽古で、課題を最大限追究していきたいものです。

 
 







3.1 第14回森島健男旗争奪東日本少年剣道大会!

 第14回森島健男旗争奪東日本少年剣道大会が3月1日、小瀬武道館で開かれ、関東、東海、北陸、近畿などから159団体出場のもと、熱戦が繰り広げられました。

  1回戦から白熱した試合が展開されました。中学生団体は芳明館(茨城)−東松舘道場(東京)、小学生団体は上の台(千葉)−東松舘道場(東京)の決勝戦となり、小学生団体は代表戦にもつれ込み、大将戦が再戦された接戦で、コテで終止符が打たれました。

 甲斐直心館は小学生低学年の個人戦に2人、小学生団体戦、中学生団体戦に各1チーム出場しました。中学生は4人で臨みました。それぞれ健闘しましたが、いずれも初戦敗退でした。おつかれさまでした。全国のレベルを知り、足りないものをそれぞれ感じられたと思います。それぞれが目標と課題をもって、稽古に生かしてください。

 開会式の後の日本航空高校太鼓隊の公開演舞もいつもながら、選手の士気を高めてくれる素晴らしいものでした。

 ▽中学生団体1回戦
櫻上水剣友会(東京)4(8)−0(1)甲斐直心館
 ▽小学生団体1回戦
友邦舘(東京、東松舘)3(6)−1(3)甲斐直心館
 ▽小学生低学年個人1回戦
O選手(東京・福住剣友会)コメ− I選手(甲斐直心館)
I選手(神奈川・正栄館磯部道場) メ− M選手(甲斐直心館)







3.2 第14回森島健男旗錬成会!

 第14回森島健男旗争奪東日本少年剣道大会2日目の3月2日は、同じ小瀬武道館で錬成会が行われました。

 甲斐直心館からは中学生団体に1チーム、小学生団体に2チーム、小学生個人戦に6人の計20人が参加しました。

 小学生、中学生ともに強豪チームとの連戦ができ、非常に実りのある錬成会となりました。特に小学生団体Aチームは、前日優勝した上の台剣友会など強豪とお手合わせいただく機会もあって、多くのことを感じたと思います。

 甲斐直心館が発足して16年。短い伝統の中でも、足さばき、踏み込みがしっかりしていて比較的よいという評価をいただいていた時期がありました。それぞれが感じたであろう、強豪との足さばきの差。各自、課題と目標を持って稽古に励んでいただきたいと思います。おつかれさまでした。