| 文化庁委託伝統文化親子教室事業「甲斐市親子剣道教室」が6月15日、甲斐市篠原の甲斐直心館道場で開講しました。来年1月にかけて、月2回のペースで、親子で楽しく剣道を学んでいきます。
初日は幼児から中学生までの子ども、保護者、指導者ら24人が参加しました。16時現在の道場内の室温は30度、湿度50%でしたが、高窓も開放しておいたことで、17時30分の開始時間には室温28度、湿度50%に下がっていました。
小5志澤さんの号令で正座。この教室の趣旨を簡単に説明し、準備体操をしました。掌(てのひら)を握る運動、開く運動を100回ずつ、みんなで号令をリレーしながら行いました。片足立ちも60秒ずつ行いましたが、ほとんどの参加者が片足でずっと立っていられました。
踏み込み足の稽古、前進後退送り足の稽古をし、跳躍面素振りの足さばきも全員で稽古しました。踏み込みがなかなかできなかった小学生も繰り返し行うことで、しっかりと踏み込むことができるようになりました。短時間で、目覚ましい上達です。
給水後は前進の送り足、後退の送り足、前進の正面素振り、踏み込み面打ち、踏み込み小手面打ちを行い、3グループに分かれて打ち込み竹刀に面打ち、小手面打ち、小手面面打ちを行いました。 面着け後は小学生は切り返しからの打ち込み稽古を行い、面打ち-小手打ち-胴打ち-小手面打ちの連続打ちをしました。いつも以上に大きな声が出せた子ども、いつも以上にしっかりと踏み込んで打てた子どもなど、ふだん以上の力を出せることがこの教室の大きな魅力です。驚く場面がいくつもありました。 次回は6月22日(土)、第3回は7月6日(土)の予定です。初回は参加できなかったけれども2回目から参加予定という親子もたくさんいます。剣道に興味がある幼児、小中学生はふるって参加してください。子どもだけの参加も可能です。 |
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