山梨県剣道連盟の令和3年度第2回本部審査会が8月1日、富士北麓体育館で開かれ、剣道の段位・級位、居合道級位を約400人が受審しました。
甲斐直心館からは高校生の二段をはじめ、小中学生の級位受審の計9人が受審し、全員が合格しました。おめでとうございます。合格した段級位の実力が定着するようにさらに稽古に励むとともに、次の段級位に向かって精進していただきたいと思います。
「審査の申し込み方などについてよく分からない」という受審者や保護者の質問を受けることがありますので、ここで少し説明します。
まず審査を受けるには、山梨県剣道連盟の会員になることが必要です。県内には15支部あります。原則として居住地の支部に登録、または所属する剣道道場、剣友会、スポーツ少年団を通じて支部に登録する、剣友会などに所属せず、学校の部活動にのみ参加している場合は学校を通じて学校が加盟する支部に登録します。
山梨県剣道連盟で所管する審査は剣道・居合道の8級から五段までで、審査会は本部審査会(級位・段位)、地方審査会(剣道級位のみ)とも年に4回ずつ(5・8・11・2月)に行ってきました。地方審査会は昨年度から年2回(8・2月)に縮小されましたが、今年はコロナ禍で感染リスクの機会を少しでも減らすために8月の地方審査会は中止となりました。当面は本部審査会のみになる可能性があります。
級位は8級からあり、幼児は8級から、小学生は7級から受審することができます(審査基準格付けによる)。
小学生は級位合格後、半年ごとに次の級位を受審できます(1級は6年生から)。中学生は5級から受審でき(審査基準格付け)、級位合格から3カ月ごとに受審できます。初段は、1級受有者で、13歳になったあとの審査から受審することができます。
8・7級、6級は垂までを着装して竹刀を持ち、座礼に始まる基本動作(足さばき、素振り、空間打突等)を行います。
8・7級は座礼、起立、提げ刀礼、構え刀、前進後退2往復、右左足さばき2往復、前進後退正面打ち、前進後退左右面打ち、納め刀、回れ右-退場という順序です。
6級は座礼、起立、提げ刀礼、構え刀、前進後退正面打ち、前進後退左右面打ち、一歩前進して踏み込み面を2本打ち、納め刀、回れ右-退場という順序、内容です。
5、4級は面を着けて立ち合いを1回のみ、1〜3級は実技で1往復の切り返しをした後すぐ立ち合いを1回行い、竹刀を使って木刀による剣道基本技稽古法を行います。
3級は基本1〜4、2級は基本1〜6、1級は基本1〜9を行い、それぞれ真ん中ほど(3級は基本3、2級は基本4、1級は基本6)で元立ち、掛かり手を交代します。
初段受有者は1年後に二段が、二段受有者は2年後に三段を受審できます。段位受審者は学科審査、実技審査(立ち合いを2人と)、日本剣道形審査が義務付けられています。現在はコロナ禍での暫定措置として、学科審査は事前の問題公表によるレポート提出となっています。
日本剣道形は初段が太刀の形3本、二段が太刀の形5本、三段が太刀の形7本となっています。四段、五段は太刀の形に加え、小太刀の形を演武します。日本剣道形についても段位に応じた練度が求められます。
また、以前、保護者の方から質問がありましたが、3カ月、6カ月、1年などの前回審査からの期間については例えば前回の対象となる審査が30日に行われ、今回の審査が1日に行われるとしても、厳密にいうと丸3カ月、丸6カ月、丸1年経っていなくても、修業年限の経過とみなされますので、問題なく受審できます。そのため、山梨県剣道連盟の本部審査会は通常5月、8月、11月、2月に設定しています(ただし令和3年度の2月審査は会場使用の都合上、特例として1月末に行う予定です)。
審査申し込みは所定の用紙に必要事項を楷書で明記し、年齢(●歳 ●カ月)は、審査会当日が基準となります。前回合格時の受審日時・場所を正確に書くことと、「修業年限」は剣道を始めて修業してきた年数や月数を記入します。前回の審査合格からの修業年限ではありません。
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次回の第3回本部審査会は11月7日(日)に山梨市民総合体育館で予定されています。甲斐直心館では9月下旬に申し込み締め切りを設定します。受審を予定している館生、指導者・一般は受審の準備を進めてください。また、日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法、剣道の学科理論は審査のために修錬するものではありません。この修錬によってご自分の剣道を高めるものですから、受審に関わらず日ごろからしっかり修錬していただきたいと思います。
8月1日の本部審査合格者は次の通りです。おめでとうございました。
参考に、五段は5人受審し合格者2人(合格率40%)、四段は7人受審し合格者5人(71.4%)と、四段合格率は比較的高めでした。
【8月本部審査会】富士北麓体育館・甲斐直心館合格者
【剣道二段】石川泰(高1)
【剣道2級】中込結(小6)・内藤輝(小6)
【剣道3級】P戸祐(中1)
【剣道4級】伊藤亜(中1)・P戸健(小3)
【剣道6級】磯野由(小6)
【剣道7級】雨宮和(小4)・雨宮明(小2)
級位の合格証書は次回の稽古の際にお渡しします。
段位証書は11月の本部審査会の際に届く予定です。
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