本年度最後の山梨県剣道連盟月例稽古会が3月6日、小瀬武道館で開かれました。本年度は12月の納会、1月の鏡開き稽古会・稽古始め式を含め、年度内12回の稽古・国体強化稽古を実施できました。多くの方のご協力・ご支援に感謝します。
甲斐直心館からも多数の館生、指導者が参加しました。それぞれに中身のある稽古ができたようです。
月例稽古後には山口審議員から構えの大切さについてのお話、稽古会の前後には渡辺副会長から稽古に臨む姿勢、また3月11日の静岡・山梨親善剣道大会についてのお話をいただきました。
また、強化稽古会後の坂田一般指導部担当理事の「打突後も気を抜かない稽古」のお話は、個人的にあらためて大切な稽古法を思い起こさせていただきました。
第6回森島旗争奪東日本選抜少年剣道大会では甲斐直心館館長は第一武道場での審判主任を仰せつかったため、個人戦(低学年)の試合しか見ることはできませんでしたが、アリーナで団体戦に臨んだ小学生、中学生の保護者の方が早速、試合の様子をDVDに入れてくださったので、試合の全容を普段以上に見ることができました。
小学生は東海地方の強豪チームと1−1(本数1−2)。竹刀の振り、足の動きともにとても速いチームとの接戦でした。先鋒が1本勝ち、次鋒が引き技2本負け、中堅からの3人が引き分けだったので、欲を言えば中堅以降の6年生男子3人で何とか本数差を跳ね返す戦いをしてほしかったところでしたが、それぞれに健闘したことは感じられました。
6日になって、ある関係者から耳にしたのは、先鋒の6年生男子が父親に試合の報告をした際、「ぼくが1本しか取れなかったから、チームが本数負けしてしまった」と話したということです。確かに試合ではあと2、3本惜しい面がありました。普段から「チャンスは2度も3度もない。必ず打ち切る」ということを繰り返し伝えていますが、1本勝ちした先鋒の選手の言葉としては、十分すぎるほどの責任感が感じられてうれしくなりました。4年生の弟は個人戦で県外選手に1勝して2回戦に進出。結果的に、この大会で甲斐直心館選手として勝利したのはこの6年生、4年生の兄弟だけだったことになりますが、結果は偶然ではないということも感じます。
常に稽古場所に早い時間に到着して雑巾掛けなどを済ませると、兄弟で、また、一人で、構えや打突の機会を研究しています。「剣道が大好き」ということが見ている側にも伝わってきます。ややもすれば試合剣道にのみ走りがちで形が崩れることもあるので、指導する側としては、常に基本に立ち返ることを強調するだけです。
自分の経験からしても「試合の後の稽古は学ぶことが多い」ということが言えます。学校のテストの後、「できなかったところ」を徹底的にマスターすることの繰り返しで実力が養われていくのと一緒です。そういう意味では、大会翌日の月例稽古会に多くの小学生館生が参加したことはとても意義深いと感じられました。一緒に剣道を楽しみながら、苦しいことも笑顔で乗り切っていきましょう。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ |
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