| | 8月8日、甲斐直心館朝稽古には館生26人、指導者・一般4人の計30人が参加しました。
中学生の関東大会が開幕し、合宿での学習会や帰省などでお休みの館生が多かったことが一因かもしれませんが、何度か注意しても一向に変わらない、気迫がやや不足した朝稽古でした。夏バテ気味なのでしょうか。
午前5時に鷹野道場を開錠して窓を開け放った時に気温は26度と、ここ数週間の中では暑さも一段落した感がありましたが、稽古が終わった時には逆に29度に上がっていました。面を着けてからは30分も稽古時間はありませんでしたが、稽古中に体調不良で面を外す館生も数人いました。
一番乗りは午前6時の小6長田君、中1向山君。この日は中村団長がお休みでしたので、中2の松本副団長に号令をかけてもらいました。松本君もしっかり周囲の状況を見極めて号令をかけられる能力を持っています。
雑巾がけの後、6時25分に整列し、気合稽古。6級、7級審査と同じ基本の所作と動作を行いました。足さばき、正面素振り、左右面素振りです。
12種類の素振りに入る前に、正面素振りの際に左ひじをしっかり伸ばすことを求めました。木刀を持てば自然と正しい握りに近づきます。あとは柔らかく振りかぶってしっかり左わきを締め、左ひじも伸ばす。そうすれば右ひじも自然と伸びます。あごまで打ち切る意識があれば、すぐ剣先が跳ね上がるような素振りもしなくなります。
少なくとも小5男子2人の素振りは見違えるようになっていました。
12種類の素振りを20本ずつ行い、うち跳躍素振りのみ100本行いました。
足さばきは送り足、左足ケンケン、速い送り足、スキップ、連続踏み込み足、三方向の踏み込み足を行いました。左足のほどよい引き付けを求めました。前半の締めは手刀での跳躍素振り50本。竹刀、木刀を持っていない分、より一層ひじを伸ばす意識を高めてもらいました。
中学生の多くは橘田先生のご指導で日本剣道形、また小中学生の経験者は木刀による剣道基本技稽古法を間合いの違いに気をつけながら、機械的に行わないよう稽古しました。5、6年生はつい先日、日本武道館で素晴らしい「木刀による剣道基本技稽古法」の演武を見てきたはずです。相手から目を離しがちな館生、また所作を軽々にしてしまう館生に意識の向上を求めました。さらに一歩進んで、日本剣道形の一本目も行いました。左上段と右上段と。初めての構えに戸惑う館生もいましたが、木刀による剣道基本技稽古法で所作も学びつつ、自然に日本剣道形に移行していくのが理想です。
初心者組は遥香の指導で基本技稽古法を学びました。
給水後は面を着けてすり足での切り返しを行った後、全員で面打ち、小手打ち、相面を行い、地稽古を多めに行いました。
地稽古は片方が面しか打てない制約を設け、最後は双方とも面、小手、胴を打てる方式にしました。面しか打てない立場に立ってみて、「それなら出小手を打たれないような面を打ってみせる」という気持ちで臨む館生と、「面しか打てないなら勝てそうにない」と弱気になってしまう館生に分かれているように推測します。
この稽古は面しか打てない側は、面一本に懸ける気持ちは高まるのはもちろん、面打ちにも正面、左右面、遠間や一足一刀、近間からの面打ち大きく振りかぶる面打ち、先をかけての面打ちや相手の技を抜いての面打ちなどがあることを意識することでしょう。
逆に相手は面に対しての対応を意識すれば、ほかを警戒する必要のない約束稽古ですから、普段はなかなか有効打突を奪えない相手から何かを引き出せるきっかけが得られる可能性もあります。双方に何らかの気づきを与えてくれる稽古になりますので、積極的に攻め、技を出すことが必要となります。
一般も4人で45秒の回り稽古を3回行いました。
稽古後、館生からは「左ひじを伸ばすことを注意したら、素振りが良くなったと思った」というような感想もありました。それぞれが課題と解決法を工夫、努力、研究することによって日々前進するように稽古と向き合ってほしいと思います。
8月22日(土)の第1回甲斐支部クラス別大会は双葉東小を会場に開かれることになりました。4試合場設けられますので、午前中で終了する見通しです。甲斐直心館からも積極的に出場申し込みをしたいと思いますので、都合をつけて出場してください。
当日の朝稽古は7時30分で切り上げます。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ |
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