| 5月7日の玉幡中学校での甲斐直心館通常夜稽古には約50人が参加しました。
福島県出身の40代五段剣士が稽古に初参加してくれました。甲府へ単身赴任し、このブログをご覧になって足を運んでいただいたものです。甲斐直心館には福島県からの出げいこ参加者も少なくなく、福島県とは浅からぬ縁を感じております。初めてお会いしても、竹刀を交えた瞬間に以前からの知り合いのような気持ちになるから剣道は不思議です。
号令は中学3年の神宮寺副団長にかけてもらいました。8時までは体育館の半面を使用させていただき、準備体操、素振りの後はすぐに面着け組と初心者基本錬成組に分かれて稽古しました。初心者基本錬成は神宮寺先生にご指導をお願いしました。
面着け組は2回往復の切り返し、面打ち、小手打ち、小手面打ち、面体当たり、相面を行いました。
全般にまだまだ大きな声とともに激しく打ち込む気迫が足りないと感じます。動きのいい仲間の稽古ぶりもよく参考にしてほしいところです。気迫が足りない館生数人には面を外して初心者基本錬成組に戻るよう促しました。
面を着けるようになったからといって、もちろん基本錬成を卒業したレベルには届いていません。面を着ける意味がまだ分かっていない館生は何度も戻ってもらいます。
武道場に移動して面を外して小休止を入れました。その間に一般の立ち合いを行いました。昇段審査前の指導者にはいつも以上に緊張感が漂っていました。自分の経験からすると普段の稽古で考えながら工夫をしていろいろな技を試し、本番では精神的余裕があるとなおよいと思います。審査を終わるとこういう境地になれるのですが、審査に向かうときはどうしても視野が狭くなりがちです。
「姿勢」という言葉にも「勢」という文字が入っているように、とりつくろった姿には勢いは感じられません。気剣体一致は「気勢」「剣勢」「体勢」がそろって初めて一致するものです。
たった1時間半の稽古時間ですので、館生には今後は面を外さないで稽古を続けてもらいます。
福島県ご出身の剣士は12年ぶりの稽古とのことでしたが、基本が非常にしっかりしている印象を受けました。早速、入会をすることになり、今後も仕事の合間を見て稽古に参加してくれることになりました。六段受審も視野に入れて稽古をしていきます。よろしくお願いいたします。
稽古後には2人の先生からの京都大会土産を配りました。京都のお話も時折交えていきたいと思います。
次は土曜朝稽古、そして日曜は本部審査会です。本番で特別な力が出ることは稀(まれ)です。ふだんの稽古でいかに自分に厳しく、技を高めていくかが大切です。審査会とは、ふだんの自分の稽古内容に気づきを与えてくれる機会となります。
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