| 12月1日の甲斐直心館朝稽古には期末試験明けの中学生が復活するなど、30人近い参加がありました。七段受審を終えた石井先生も参加してくださいました。
いつも通り5時50分に道場を開けました。武者溜まりが狭いため、小中学生は一礼して道場に入ると、まず森島健男先生に揮毫いただいた甲斐直心館の館旗の近くに剣道具をおき、準備を始めます。
小中学生が集まり出すと館旗前は雑巾がけができなくなりますので、館長が水をたっぷり含ませた雑巾で7往復くらいして先に雑巾掛けしておき、館生が到着するころにはそこはほぼ乾いた状態になっています。鷹野道場開設から2年半ほどになりますので、杉の一枚板の表面も水分を吸収しやすくなっています。
一番乗りは今村君で、自転車で6時15分くらいの到着でした。2番目も竜王北中学校の金子君で、同じく自転車での到着です。
到着した館生は着替えなどの準備を進めながら雑巾掛けをしていきます。道場では全体での準備体操は行いませんので、この雑巾掛けが道場への感謝の気持ちを伝えることとともに、道場の床の安全点検、そして準備体操、自分の体調把握にも大いに役立ちます。
号令は金子君に掛けてもらいました。
送り足を行い、11パターンの素振りを行いました。低学年も片手素振りに挑戦するようになり、きれいに振れるようになった女子もいました。
すぐに日本剣道形、剣道基本技稽古法、初心者基本錬成に分かれて稽古しました。5間×6間の道場が狭く感じられます。
初心者組には大きく振りかぶって竹刀や木刀を背中までつける正面素振りを体験してもらいました。背中までつけるとどうしても頭が上下してしまいがちですが、そのリスクを承知で、まっすぐ振りかぶる感覚を分かってほしかったからです。
水曜の稽古に引き続き、竹刀の連続打ちを行いました。初心者組は7人でしたので、元立ち6人に対して打ち込みました。きょうは道場で、縦が5間(9b)でしたので、間合いが詰まってしまいました。それでも間合いをしっかりはかって打ち込める館生も少なくありませんでした。新人の飯野君は跳躍素振りを三宅先生からご指導いただきました。
全体の面着け後は、基本打ちの指揮を久先生に行ってもらいました。
初心者組は面打ちと小手打ちを交互に行いました。元立ちが真っ直ぐさがり、打ち込む側が竹刀を面、小手からあまり離さない「添い面」「シーソー面」のスタイルを取りましたので、大変だったと思います。でもこの形なら、打ち込んだ側がまっすぐ前進できます。
最後の20分間、元立ちの先生方に対して打ち込みを行いました。途中入門者で、なかなか「自己流」が抜けない館生もいます。癖を直す意識が見られない館生には少々きつい言葉も投げかけます。剣道は、自分を客観的に見られる力があるかどうかを試されます。
とはいえ、自分を客観的に見つめることは難しいですから、指導者や剣友からの指摘を素直に聞くことが大切なのです。素直な人は伸びると言われる所以(ゆえん)です。「直心」を大切にしてほしいという意味はここにあります。
素直に人の意見を聞くことと、言われるままにするのは違います。人の意見を素直に聞き、工夫、研究、努力することが大切なのです。自分でしっかり咀嚼(そしゃく)することが大切なのです。
にほんブログ村 
|
|