| 甲斐直心館朝稽古が終わった後は、甲斐市内の保育園で剣道教室です。
園長先生ご夫妻から園児の剣道教室の3代目師範になってほしいと依頼されて3年目の園児教室もまとめの時期になっています。
この日は19人の参加で、全員参加とはなりませんでしたが、参加した園児はみな元気です。
「寒い時こそ大きな声を出しましょう」と呼びかけると、「はい!」と大きな返事が反応よく返ってきます。
準備体操の「いちにさんし」の号令にも「ごおろくしちはち!」と大音量の声が返ってきます。
準備体操の後、片足立ちと軽い片足屈伸を行いました。体育館内の10周走、殿中走りとスキップ、足裏タッチと続きます。
「足裏タッチがうまい人は手本を見せてください」と呼びかけると3人の手がすっと挙がりました。どの子も実にうまく、やはりこの年代の子どもは訓練次第で手足が自由に動くようになるのだということを実感しました。
足裏タッチは、まず体の前側で左足の裏を右手で触り、次は右足裏を左手でタッチし、次は体の後ろ側で左足裏を右手でタッチし、右足裏を左手でタッチします。これを繰り返します。リズムで覚えるのもよし、一回一回確認しながら覚えるのもよし。大部分の子どもがかなりできるようになってきています。
馬跳びも行いました。10人と9人の列をつくり、順番に跳びました。ある女児が一人だけ9人の背中を実にリズミカルに飛び越えました。
竹刀を持って提げ刀、礼、抜け刀。前後右左の足さばき(送り足、すり足)を行いました。素振りはまだまだ面の位置手の内を締めることはできませんが、きれいに剣先が弧を描くことができる園児もいます。
初めて面の素振りを片方が竹刀で受け止めてみました。打つ側はとても楽しそうです。目の輝きがいつもと違います。ただ受ける側がなかなか安全な位置に竹刀を止めておくことができず、受ける側も見守る側も実にひやひやしました。
稽古後の感想は…。 「楽しかったことだけでなく、嫌だった感想でもいいのだよ」といつも通りに促してみると、今まで以上に実に多様な感想が出てきました。「面打ちが楽しかった」「スキップが楽しかった」「足裏タッチが楽しかった」などのほかに「足が冷たかった」などの感想もあり、これも一年間の成長を感じさせてくれました。
本年度の教室もあと2回ほどでしょう。卒園の時が間もなくやってきます。
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