山梨県下男子学年別剣道選手権が10月9日、小瀬武道館で行われ、甲斐直心館からは昨年の2倍の12人(高校生も含めると14人)が出場し、試合に臨みました。
昨年はベスト16が最高でしたが、今年は3回戦進出が数人と、いまひとつの成績でした。それでも試合後に何人かの先生方から「直心館の子どもたちもそれぞれ強くなっていますね」と声をかけていただきました。審判をしている関係上、3人の試合しか見られませんでしたが、以前と比べれば徐々に強くなっていることは実感できました。
甲斐直心館の皆もがんばっているけれど、ほかの道場の皆さんは同じか、それ以上に頑張っているということなのでしょう。閉会式まできちんと残って、迫力のある各学年の決勝戦まで見ていった館生たちは必ずもっともっと強くなるはずです。
大会の結果を見ると、小3から中2までの優勝者はすべて山梨健心館です。お見事というほかありません。でもその一方で、中1から高1まではすべて初優勝という、ここ数年なかった傾向が出ました。連覇がよくニュースになりますが、個人的には初優勝のほうが、それと同じかそれ以上のニュースだと思っています。特に高校1年にしてこの大会で初優勝を飾った吉川賢二君(北杜)は以前から実力はありながらも3位が最高とのことでした。試合での気魄
は賞賛されるものでした。先日の高根の50周年記念大会でも係員、そして記念式典でもユーモアを交えた立派なスピーチができて、人間的な成長も感じさせていただいていたところでした。おめでとう。
大会終了後に山梨県剣道連盟の定例稽古会が行われ、審判や運営で疲れているであろうところを、逆にその疲れを吹き飛ばすかのようにいつも通りの二十数名の先生方が1時間ほどの稽古に汗を流しました。年間行事予定表にもある通り、稽古会にまで参加して大会が完了します。秋の全国審査会も近づいてきました。さらに稽古に身が入る季節です。
「剣道八段受審はいつから」と何人もの先生方からお声掛けしていただきました。気がつけば受審資格ができるまであと1年半ほどとなりました。七段合格からの修業年限10年なんてあっという間です。ベストの体重からは15`ほどオーバーしていますので、減量ではなく、筋力を落とさず、贅肉を落としていくことから始めないとなりません。
20代のころから、農林高校の土曜朝稽古で故野口静夫範士に多くの教えをいただきました。その時、野口範士は「剣道六段なら最低1年半、七段なら3年は事前に準備をしないといけない」という心構えを説いてくださいました。
私の場合、六段は受審し始めて1年3カ月で、七段は受審し始めて2年半で合格しました。これは野口範士のおっしゃっていた期間とほぼ一致しています。でも野口範士がおっしゃっていたのは受審し始めるまでの準備期間を教えてくださったのであって、実際に受審を始めてからスイッチが入る私自身の性格は何とか改善していかないとなりません。学生の時から「予習」という習慣づけをしてこなかったツケです。
野口範士からは八段審査に向けてはどのくらいの特訓を積むべきかのお話はうかがっていませんでしたが、七段からの10年の修業年限をフルに使っても短いでしょう。合格率1%なのですから。でも自分の入社試験のことを振り返れば、決してこの合格率だからといって不可能という気持ちは湧いてきません。身の程知らずですが。
きょうの稽古でも攻めを工夫するように先生方からご指導をいただきました。攻めて相手を引き出して打つ。大阪の奥園先生から教えていただいた「氣をいただく稽古」についても今後、強く意識していきたいと思いました。 ▽小学3年 (1)藤田光希(中央)(2)高木(中央)(3)弓削(中央)野田(山梨)
▽小学4年 (1)駒井慧史郎(中央)(2)小俣(北杜)(3)山本(韮崎)古谷(富士吉田)
▽小学5年 (1)坂本大河(中央)(2)小野(中央)(3)塩沢(中央)山本(中央)
▽小学6年 (1)平子湧也(中央)(2)山本(中央)(3)守屋(甲府)前田(笛吹)
▽中学1年 (1)内藤由弥(中央)(2)塩沢(中央)(3)三井(甲府)竹内(甲府)
▽中学2年 (1)大村響(中央)(2)山本(中央)(3)土屋(甲府)望月(甲府)
▽中学3年 (1)樋口礼人(峡南)(2)井上(都留)(3)小林(南都留)矢巻(南アルプス)
▽高校1年 (1)吉川賢二(北杜)(2)志村(甲府南)(3)柳沢(甲府南)桜井(東海大甲府)
▽高校2年 (1)梶原大夢(富士河口湖)(2)餌取(富士河口湖)(3)大村(甲府商)根上(巨摩)
▽高校3年 (1)村松洋輔(富士河口湖)(2)志村(甲府商)(3)ベルティス(甲府商)渡辺(富士河口湖)

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