甲斐直心館の7日夜の通常稽古は、場所を鷹野道場に移して行いました。学園祭の関係です。いつもより参加者が多めで、5間×6間の道場内は熱気に包まれました。
素振りに始まり、すり足を入念に行った後、面を着けてからは切り返しと面体当たり引き技、小手面体当たり引き技などを行いました。いつもより相面を多く行いました。右へさばく癖の出てきた館生が数人見受けられましたので、相面の後はこぶしとこぶしをぶつけて抜けないようにしつつ、送り足で素早くさがって相面を繰り返すようにしました。打った後、相手に寄りかかるような癖もできるだけなくしたいものです。
相掛かりのほか、その場掛かり稽古など、これまであまり経験させたことのない稽古も多めに取り入れました。先生方元立ちでの指導稽古の後、地稽古も行いました。
地稽古は1分と45秒を1回ずつでしたが、短時間に積極的に技が出せるようになってきました。杉の一枚板の床が張られた道場で稽古していると、子どもたちも普段より気力が充実しているように見受けられました。
参加者は30人近くに上りました。終わりの礼のときに館生が6間の道場に横一列に並ぶとギリギリ収まるほどでした。
さて、甲斐直心館にこの日、竜王地区の小中学生計3人が入門しました。とても素直でまじめな子どもたちです。関係の皆さまのご理解とご恩に報いることができるように、大切にお預かりさせていただきます。
初心者の小学2年生女子は筋が良く、次からは大きな声も自然と出てくると思います。おかげさまで唯一空白だった小学2年生が入門したことで、年中児に始まり、年長児、小学校1年〜高校2年生まで連続する13学年すべてに在籍していることになりました。
13歳が連続する団体の存在意義は大きく、始まったばかりの甲斐直心館の伝統がこれから築き上げられ、連綿と受け継がれていくことを期待します。指導者は初心を忘れず、北村先生のような陽気で真っすぐな心を持ち続けていきたいものだとあらためて思います。
初心者が何人か集まると、集団指導も非常に効率的にできます。竜王地区の知り合い数人から子どもに剣道をさせたいという声も届いておりますので、快適な気候の秋口に始めていただけるととてもよいかと思います。剣道を始めてみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひこの秋に体験入門してください。少々稽古の強度を上げても子どもたちはちゃんとついてくるから大したものです。
個人的には…野球もサッカーも大好きですが、縁あって剣道を始めて本当に良かったと45歳になった今つくづく思います。何歳になっても高めることができるからです。先日の全剣連後援地区剣道講習会で講師の太田範士がおっしゃっていた「何歳になっても、今が一番強い」という言葉には、「修行には頂点がない。一生修行」という意味が込められていたと解釈しました。
剣道は修行(修業)の道です。そして師弟同行が本来の姿です。ですから指導者も毎回の稽古で同じように剣道着袴姿になって、館生と一緒になってぞうきんがけもします。甲斐直心館の場合、土曜の朝稽古でも67歳の北村先生が率先してぞうきん掛けをはじめます。「一生修行」のお手本を示してくださっています。
いろいろなスポーツや武道を体験することは大切だと思います。でも、私なら小中学生に迷わず剣道を習うことをお勧めします。わが家では二人の娘とも剣道が大好きで、親以上に稽古に励んでいます。剣道の魅力を少しでも知ってくれたことがうれしいと思います。学校でも良い指導者や仲間に恵まれたことに感謝しています。
社会人になってみて、世の中の要所要所に剣道経験者がいらっしゃることに大きな喜びと感動を覚えています。「剣道は日本を救う」。そんな言葉がいつか現実味を帯びてくるかもしれません。
【甲斐直心館館生9月現在】 男子 女子
▽高校2年 2 1=3 ▽高校1年 2 0=2
▽中学3年 1 2=3 ▽中学2年 4 1=5 ▽中学1年 4 1=5
▽小学6年 1 3=4 ▽小学5年 2 0=2 ▽小学4年 1 0=1 ▽小学3年 3 0=3 ▽小学2年 0 1=1 ▽小学1年 0 1=1
▽幼児 1 2=3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 + 12 =33
【指導者・一般・大学生】 剣道七段 2(男2) 剣道六段 1(男1) 剣道四段 2(男2) 剣道三段 5(男1・女4) 剣道初段 1(男1) 剣道級位 2(男2) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 (男9・女子4)  にほんブログ村 |
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