本部審査会が8月7日、富士北麓体育館で行われ、受審した甲斐直心館の館生と指導者は全て合格しました。おめでとうございます。
特に10年間のブランクがあった会社員の勝村治先生が四段に一発合格しました。1年ほど前から甲斐直心館で剣道を再開して、多くの先生・先輩方のご指導を素直に聞いて真摯(しんし)に剣道に取り組んできたことが実りました。おめでとうございます。
剣道を再開してからも「最初から指導者としては受け入れない」という甲斐直心館の方針を理解して、元立ちではなく、常に掛かる側に立ち、激しい掛かり稽古を披露して、子どもたちも驚きをもって見取り稽古するほどでした。
会社員として自由な時間をつくることが難しい中、審査に向けても自分でしっかり計画を立て、実技はもちろん、日本剣道形、学科の勉強にも一生懸命取り組んできました。
日本剣道形については稽古を再開した当時から定期的に取り組んできたものの、10年間のブランクは大きく、苦労しました。審査直前には「少しでも理合のある日本剣道形を打ちたい」と勤務を終えてから鷹野道場で2時間以上も日本剣道形のみを学んだこともありました。その真面目さには感動すら覚えました。審査の立ち合いでも大きな声が出て、常に先をかけた面技にその人柄がにじみ出ていました。
宏美さんは甲斐直心館で剣道を始めて約2年の経験しかありませんが、甲斐直心館で剣道を始めた館生での剣道初段第一号となりました。中学2年生の館生は現在4人ですが、その中で最も遅く剣道を始めた紅一点の宏美さんがコツコツと稽古に取り組んできた甲斐あって、誰よりも早く有段者となりました。
先日の稽古でも、これまた感動を覚える(最近感動することが多いです…)素晴らしい素振りをしていましたので、みんなの前で素振りを披露してもらったところです。立派に示範してくれました。
「もっと手と足を合わせて」など、初段受審を前にして、少々厳しい口調で指導したかもしれませんが、ご容赦ください。
昔から「合格したからといって『合格した段位の実力がある』と考えるのではなく、『そのまま努力を続ければその段位にふさわしい実力がつくと認められた』と考えなさい」というようなことを言われます。まさにその通り。そういう考え方をしていれば、段位に合格したから稽古を疎かにすることもないからです。
合格した皆さんはそれぞれ、段位、級位にふさわしい実力を身につけるように一層稽古に励んでください。
【剣道四段合格者】 勝村 治(会社員) 【剣道初段合格者】 河野宏美(中学生) 【剣道4級合格者】 渡邉瑠衣(中学生)
その他、高校2年生の館生2人も剣道三段に合格しました。 【剣道三段合格者】 三宅章太(甲府西高) 渡邉里穂(甲府南高) 以前は高校2年生では剣道三段は受審できませんでした。早ければ大学2年生で四段を受けることができるのですね。これも驚きです。
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