みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2025/04/09 23:23:00|稽古日誌
4.9 甲斐直心館水曜稽古!

 
 甲斐直心館の4月9日の玉幡中学校での水曜稽古には体験入門の1年生を含め36人が参加しました。

 中3鶴田さんの号令で正座。体験入門の小1生が自己紹介をして、参加しました。関西で年中の終わりくらいから剣道を始め、既に面も着けていて驚きました。準備体操、3種類の素振り各20本を行い、各グループに分かれて稽古しました。この日から時間内で、より稽古の時間が取れるように構成を変更しました。
 

 新小4〜小6グループは指導者2人、館生12人の計14人。まず、いつも通り、稽古内容とポイントを説明しました。稽古時間が延びることに伴って、ここ数年時間短縮で割愛してきたサーキットトレーニングを復活させました。全力走、殿中走り、背走、両脚ジャンプ、足裏タッチ、送り足などを行いました。きつい内容ですが、それぞれついてこられました。

 ただ、両脚ジャンプは足がバラバラになりやすく、難しい人には難しく、足裏タッチはやはりリズム感なども大切になるので、足裏タッチのお手本を見せてもらった2人は、やはり以前の朝稽古の時と同じ、書道の上手な2人でした。




 そして木刀による剣道基本技稽古法を基本1から基本9まで、基本6から元立ち、掛かり手交代する1級受審方式で稽古しました。新小4生はまだ内容を覚えるのでいっぱいです。着実に覚えて、間合や残心、特に胴打ちの際の足さばきにも留意していきましょう。
 
 

 面着け後は左右面の切り返し、相面打ち、面の追い込み、小手面の追い込みをしました。連続打ちをしていくと錬度の差ははっきりしてきます。


 いつもであれば、体育館で面を外して掃除に入る時間帯でしたが、体育館から武道場に移動し、稽古を継続しました。地稽古を行い、それぞれの技倆を確認し、指導者2人元立ちで打ち込み稽古、切り返しで稽古を締めました。いつもの運動量の1.5倍ほどのトレーニングや稽古ができました。
 









 全員で正座。本年度の少年団長を発表しました。中3の鶴田さんが少年団長、同じく中3の松田さんが副団長。小学生は本年度から少年副団長を設けず、小6生の雨宮さん、中田さん、志澤さんの3人にジュニアリーダーとして、中学生と協力して甲斐直心館を引っ張っていってもらいます。

 体験入門の小1生に再度、自己紹介をしてもらい、終わりの会を閉じました。
 
 
 







2025/04/02 23:30:00|稽古日誌
4.2 甲斐直心館 年度はじめ稽古!

 
 甲斐直心館の年度はじめとなる水曜稽古を4月2日、玉幡中学校で行いました。参加者は高校生を含む39人でした。大分での全国スポーツ少年団剣道交流大会に出場した3人も元気な姿を見せて貴重な経験ができたとそれぞれが話していました。

 中3鶴田さんの号令で正座。準備体操、3種類の素振りを計60本行い、その後はそれぞれ1学年進級したグループに分かれて稽古をしました。

 



 
 



 
 新小4〜小6グループは指導者3人、館生14人の計17人。まず新4年生の木刀による剣道基本技稽古法の習熟度を測りながら、全員が基本1から基本9を元立ち、掛かり手を交代して稽古をしました。間合や残心、特に胴打ちの際の足さばきに留意する必要があります。形のない稽古は「形無し」と表現されますので、時間の許す限り、毎回の稽古で所作から学び、身につけていきます。

 



 


 
 左右面の切り返し、面打ち、相面などを打ち、それぞれの技の稽古の前に、館生の中から、模範となる打ちを披露し合い、共通認識を図りました。このあと、指導者3人元立ちで打ち込み稽古を行いました。体当たりからの技も積極的に出るようになってきました。体当たりの稽古をすると、左脚の引きつけがよくなり、腰の入った打ちにつながっていきます。剣道の稽古の基本は切り返し、打ち込み、掛かり稽古です。













 
 全員で清掃をした後、諸連絡をしました。4月12日(土)に甲斐市剣道体験教室が始まります。

 また、保護者役員と指導者ミーティングの結果、現在、約1時間になっている稽古時間の拡大に向けて若干の稽古の構成を変えることになりました。以前は1時間半稽古を行っていて、サーキットトレーニングも取り入れていましたが、コロナ禍以降は体育館で稽古を行っているため、稽古時間が限定されています。翌日の日常生活に影響が出ては困りますので、できるだけこれまでと同じ時間帯の中で連続した稽古ができるようにしていきます。
 
 
 







2025/03/30 7:57:31|居合道稽古日誌
3.30 甲斐直心館居合道稽古会!


 甲斐直心館道場に丹澤孝之居合道教士七段を指導者にお迎えしての居合道稽古会の47回目稽古を3月30日、午前6時から1時間行いました。道場内室温は8度、湿度は70%。前日の朝に比べて4度ほど低く、前夜からの雨で湿度が上がっています。2週間ぶりの稽古会です。
 
 甲斐直心館の剣道指導者、一般の居合道修錬者4人が参加しました。

 制定居合を一本目から十二本目まで通しで抜きました。再び、十二本目までを抜きました。九本目「添え手突き」が特に難しいと感じられる方が多いため、何度か九本目を集中して稽古しました。場面設定をして「添え手突き」の解説もしていただき、理解が深まった参加者も多かったと思います。

 また、この日は互いに向かい合って十二本までを抜くという稽古の指導もいただきました。目の前の演武者と呼吸を合わせるのは難しいことですが、向かい合って抜くことから得られるものも多いと感じられる稽古でした。

 稽古終わりにトム・クレピッツさん(元ラトビア代表、剣道四段)が久々に元気なお姿を見せてくれました。お仕事の関係でなかなか甲斐直心館の稽古に参加できていませんが、少しずつ稽古が再開できるとよいですね。

【全剣連制定居合】
一本目「前」・二本目「後ろ」・
三本目「受け流し」・四本目「柄当て」・
五本目「袈裟切り」・六本目「諸手突き」・
七本目「三方切り」・八本目「顔面当て」・
九本目「添え手突き」・十本目「四方切り」・
十一本目「総切り」・十二本目「抜き打ち」

 【全剣連制定居合】
〈正座の部〉
一本目「前」
二本目「後ろ」
三本目「受け流し」
〈居合膝の部〉
四本目「柄当て」
〈立ち居合の部〉
五本目「袈裟切り」
六本目「諸手突き」
七本目「三方切り」
八本目「顔面当て」
九本目「添え手突き」
十本目「四方切り」
十一本目「総切り」
十二本目「抜き打ち」

【夢想神伝流】
〈初伝大森流〉
一.初発刀
二.左刀
三.右刀
四.当刀
五.陰陽進退

 次回は、4月27日に48回目の稽古を予定しています。

 







3.29 全国スポ少剣道交流大会大分大会!


 全国スポーツ少年団剣道交流大会は3月28日、大分で開幕し、初日は交流会、29日に試合が始まりました。

 小学生団体に山梨県代表として出場した甲斐市選抜チームは予選リーグで岐阜県、岩手県と対戦しました。岐阜県に2(4)−3(6)、岩手県に0(0)−5(8)で2敗、予選組3位となり、決勝トーナメント進出はなりませんでしたがそれぞれよく健闘したようです。岐阜県戦では先鋒が2本負けの後、次鋒の甲斐直心館・雨宮さん、中堅の敷島剣友会・小池さんがそれぞれ2本勝ちし、あと一歩のところまでいきましたが、苦杯をなめました。この貴重な経験を今後につなげてほしいですね。



 
 







2025/03/29 15:08:00|稽古日誌
3.29 甲斐直心館一般稽古会!


 3月29日(土)の朝稽古後の甲斐直心館一般稽古会には4人が参加しました。4人とも中学生朝稽古、小学生以下朝稽古参加者でしたので、一般稽古会では日本剣道形を打って年度納めとなりました。

 日本剣道形から多くのことを学びたいと思います。