みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2025/02/22 14:55:00|稽古日誌
2.22  2月の甲斐支部合同稽古会!


 甲斐支部合同稽古会を2月22日、玉幡体育館で開きました。参加者は幼児から中学生まで約70人。中央支部から全国スポーツ少年団剣道交流大会に中学生男子個人戦に県代表として出場する輿石さんも参加してくれました。

 最初に、全国スポーツ少年団剣道交流大会の小学生団体に県代表として出場する甲斐市チームの選手に相川支部長から「山梨」と名前の入った名札を手渡していただきました。過去に甲斐直心館が単位団として県予選で優勝し、県代表になったことがありますが、当時はコロナ禍で全国大会が中止となり、涙をのんだ経験があります。今回は県大会準優勝でしたが、優勝チームが出場辞退して機会が巡ってきました。




 甲斐直心館の中学生雨宮さんの号令で正座。準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて約50分間稽古をしました。





 10分間、水分補給などの休憩を取り、先生方元立ちによる指導稽古を50分間行いました。


 
 最後に先生方同士、中学生同士、小学生同士の地稽古を15分間行い、切り返しで締めました。


 
 理事長鷹野からは「不離五向(ふりごこう)」の話、打った後の振り向き方の注意点についてお話をしました。
 
 来月の甲斐支部合同稽古は3月22日(土)に同じ玉幡体育館で行います。年度納めでもあるので、より多くの参加を期待しています。
 
 







2025/02/20 0:02:04|稽古日誌
2.19 甲斐直心館水曜通常稽古!


 甲斐直心館の水曜通常稽古を2月19日、玉幡中学校で行いました。参加者は35人でした。

 小6伊藤さんの号令で正座。中1雨宮さんの号令で準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて約50分間稽古をしました。
 

 4〜6年生グループは指導者を含め12人でした。まず木刀のしのぎを使った技を体感するため、面擦り上げ面、小手擦り上げ面、面返し胴、小手返し面、切り落とし面などを多めに稽古しました。木刀による剣道基本技稽古法を元立ち、掛かり手を基本6から入れ替える1級審査方式で修錬しました。



 
 面着け後は切り返し、相面、面に対する応じ胴、小手擦り上げ面など技の稽古を行い、15秒の地稽古を行いました。構えを修正すれば、もっとよくなる剣士が数多くいます。構えの意味をもう一度考えてほしいと思います。切り返しで稽古を締めました。
 






 全員で掃除をした後、3月1日(土)の森島旗争奪東日本少年大会の選手名を発表しました。2月22日(土)の朝稽古はお休みで、午前中に玉幡体育館で甲斐支部合同稽古を行います。
 
 







2025/02/17 7:25:27|稽古日誌
2.16 甲斐直心館道場に飯田先生ご来館!


 甲斐直心館道場に2月16日夕、千葉県の飯田茂裕教士八段が稽古にお見えになりました。

 1月13日の群馬・高崎アリーナでの日本剣道少年団体験・実践発表会関東大会に直心館館生が出場した際、同じく門下生を引率されていた飯田先生にごあいさつをすることができましたが、こんなにも早く稽古の機会に恵まれるとは思っておりませんでした。飯田先生と一瀬勝彦先生のご縁で実現したものです。
 短時間でしたが、県内の有志4人が稽古をつけていただきました。まことにありがとうございました。

 稽古をつけていただいた後、飯田先生から一刀流の木刀を使って、竹刀、剣の動きの要諦や打突の機会、重心移動などをご指導いただきました。目から鱗のお話の数々でした。

 
 
 







2025/02/12 22:17:00|稽古日誌
2.12 甲斐直心館水曜通常稽古!


 甲斐直心館の水曜通常稽古を2月12日、玉幡中学校で開きました。参加者は36人でした。

 中1雨宮さんの号令で正座。準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて約50分間稽古をしました。


 4〜6年生グループは指導者を含め13人でした。木刀による剣道基本技稽古法を元立ち、掛かり手ともに修錬しました。

 面着け後は切り返し、相面、相小手面、面に対する応じ胴、面ー胴、面ー小手、払い面、小手擦り上げ面など技の稽古を多めに行いました。仕上げは15秒の地稽古で、ほぼ一周しました。短時間に打ち切る、という習慣をつけてほしいところです。切り返しで稽古を締めました。


 全員で掃除をした後、2月9日の本部審査会の昇段昇級者に拍手を送りました。剣道初段に合格した松田さんは、みんなの前で感想を発表しました。また、級位の合格者には証書をお渡ししました。おめでとうございます。
 


 
 







2.9 甲斐直心館 松田さん(中2)剣道初段に合格!


 2月9日(日)に小瀬武道館で開かれた山梨県剣道連盟本部審査会で、松田康生さん(支援学校中等部2年)が2度目の挑戦で、悲願の剣道初段に合格しました。甲斐直心館で弟さんが剣道を始めたのをきっかけに、伝統文化親子剣道教室を入り口に兄弟で剣道を習うようになり、直向きな努力が実を結びました。

 ダウン症の松田さん。ダウン症児が剣道の段位に合格することは全国的にも数少ないことです。県剣道連盟の障害のある会員に対する特例措置に沿って学科審査については事前のレポート提出をお許しいただきましたが、実技審査、日本剣道形審査は当日、一生懸命しっかり臨んでの結果でした。合格発表で「26」の受審番号を見つけて、親子の感動の様子が周囲にも伝わりました。

 学科問題は当日出題の2問が事前には分かりませんので、あらかじめ出題されている4問すべてを長い時間をかけて、丁寧に書き上げ、レポートを作成しました。

 明るい性格で、ふだんの稽古でも松田さんが参加すると周りの雰囲気が一気に和み、とても良い効果を生み出してくれています。リーダーシップも持ち合わせています。来年度は中学3年生となり、名実ともに甲斐直心館のリーダーの一人になってくれることを期待しています(以上の記述内容、写真掲載については保護者からの許諾を得ています)。

 松田さんのお父さまのお話 兄弟や仲間と稽古に励み、先生方や保護者の方々に温かく受け入れていただけた環境のおかげで出せた結果だと思います。もちろん本人も頑張りましたが、まわりの方々の多大なご協力があったことと、そんな素敵な方々がいる甲斐直心館に出合えてよかったです。