みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2025/04/23 22:14:00|稽古日誌
4.23 甲斐直心館水曜稽古!

 
 甲斐直心館の4月23日の玉幡中学校での水曜稽古には高校生を含め33人が参加しました。インフルエンザ、風邪が流行しています。感染予防対策をしっかりしつつ、稽古をしていきます。 

 中2雨宮さんの号令で正座。準備体操、3種類の素振り各20本を行い、各グループに分かれて稽古しました。 

 

 
 小4〜小6グループは指導者2人、館生11人の計13人。この日の稽古内容とポイントを説明してから、まず木刀による剣道基本技稽古法を稽古しました。
 

 
 その上で、ジョギング、スキップ、送り足、踏み込み送り足、足裏タッチを行いました。ゆっくり、継続して走るということがなかなかできない館生もいます。力の出し方を学ぶという意味でも、このサーキットトレーニングは意味があります。
 

 面着け後は左右面の切り返しを行った後、遠間からの面打ち、出はなの面打ち、面の追い込み、小手面の追い込みをしました。打ってすぐに振り上げようという癖がある人は、「しばしとどめよ」という剣道の基本をもう一度思い出してほしいです。振り下ろすことよりも打ち上げることに気持ちがいっては、まさに本末転倒です。

 連続打ちを繰り返すことで、基本打ちも自然に体が出るようになってきます。

 体育館から武道場に移動し、地稽古、指導者2人元立ちで掛かり稽古、切り返しで稽古を締めました。






 終わりの会では、甲斐市スポーツ協会(千野文雄会長)の総会で甲斐市優秀選手として表彰を受けた甲斐直心館の志澤さん(竜王小6年)の顕彰をしました。志澤さんは昨年度の日本剣道少年団研修会体験・実践発表会県大会で小学生の部の最優秀(1位)に選ばれ、関東大会に出場して敢闘賞を獲得したことが評価されました。あらためて、おめでとうございます。
 
 
 
 







4.22 甲斐市スポーツ協会優秀選手に志澤さん!
 
 甲斐市スポーツ協会(千野文雄会長)の定期総会が4月22日、敷島総合文化会館で開かれ、令和6年度甲斐市優秀選手として、甲斐直心館の志澤さん(竜王小6年)が表彰を受けました。

 志澤さんは昨年度の日本剣道少年団研修会体験・実践発表会県大会で小学生の部の最優秀(1位)に選ばれ、関東大会に出場して敢闘賞を獲得したことが評価されたものです。おめでとうございます。
 
 
 







4.20 山梨県剣道連盟伝達・審判講習会!

 山梨県剣道連盟(山本洋一会長)は4月20日、小瀬武道館で、令和7年度伝達講習会と審判講習会を開きました。

 伝達講習会は、4月5日〜6日に千葉県勝浦の日本武道館研修センターで開かれた第60回全日本剣道連盟中央講習会の内容を伝達講習するものです。中央講習会に県連盟から派遣された前田美枝教士七段(指導普及委員、女子委員長)、鷹野裕之教士七段(総務部担当理事)が講師を務めました。審判講習会の講師は山口明生教士八段(副会長)、坂田秀晴教士八段(副理事長、指導普及委員長)が務めました。

 県内の70代から20代、剣道教士七段〜初段の会員約120人が受講しました。

 開講式では山本洋一会長があいさつし、講師を代表して山口副会長が講師代表あいさつをしました。

 【伝達講習会】

1.令和7年度全剣連の事業計画ほか(中期計画進捗状況)

2.コンプライアンスの徹底

3.試合・審判の留意点 並びに今後の展開

4.指導法 稽古

5.女子委員会からの報告(女子委員会活動内容とお願い)

6.木刀による剣道基本技稽古法

  特に基本9「胴打ち落とし面」の指導上の留意事項

7.日本剣道形

8.中央講習会の質疑応答でのつば競り合いの解消について

※中央講習会指導法実技の中で 切り返しでは受け方も非常に重要。受け方で左手が高い位置にならないように、また、左手が左右に動くのではなく、左手はほぼ中心から外れないように受けることも大切。 という内容の指導法広州があり、その伝達をしました。

 この内容に対し、伝達講習会の後で受講者から、「ふだんは左手が左右に動く受け方をしているが」というご質問がありました。
切り返しの受け方については「剣道指導要領」に受け方について詳しく書いてありますので、抜粋します。

 伝達講習会でお伝えしたのは(2)の受け方です。

【連続左右面の受け方】

(1)引き入れる受け方

  特に初心者・初級者の打ちを受ける場合に用いられる。

  竹刀を垂直に立てて、左拳を体の中心から左(右)に寄せて、相手の左右面打ちを引き込むようにして受ける。

 (2)打ち落とす受け方

  技量の上達した者の打ちを受ける場合に用いられる。

  左拳を体の中心から外さずに、相手の打ちを迎えて手の内を働かせて打ち落とすようにして受ける。

 【審判講習会】

  審判講習会では受講者が山口講師、坂田講師の2グループに分かれ、審判実技を行いました。模擬試合者として甲府工高、富士河口湖高剣道部員に多大なご協力をいただきました。

 まず、審判員は万全な体調で臨むこと、しっかりと有効打突の見極めをすること、特に相面の際に反対に旗を上げない見極めなどの大切さを認識した上での実技講習となりました。位置取りでは切れ込む動き、副審が中心となった二等辺三角形の場合の位置取り、審判旗を上げる角度、引き分けの際の表示方法などについて繰り返し、指摘や指導がありました。

 審判講習会後、数多くの模擬試合をしていただいた両高校剣道部員の協力に互礼をかわし、拍手で健闘をたたえました。ありがとうございました。

 
 
 







2025/04/19 20:22:00|★甲斐市剣道体験教室
4.19 甲斐市剣道体験教室2回目!

 甲斐市剣道体験教室(甲斐市教育委員会主催、甲斐市剣道連盟主管)の2回目教室を4月19日(土)、竜王小学校体育館で開きました。

 今季の参加申し込みは幼児から小学6年生まで25人でしたが、見学に参加していた兄弟3人が新たにやってみたいということで、登録は28人になりました。この日は前回参加できなかった人も参加でき、26人が参加しました。指導者は甲斐市剣道連盟の理事長鷹野をはじめ連盟の5人が担当しました。

 小6男子の号令で正座。座礼も体験しました。開講式に都合で参加できなかった5人が今回は参加できましたので、再び自己紹介をしました。

 準備体操の後、握る運動、開く運動を50回ずつ行い、竹刀を構えて送り足の稽古をしました。前進、後退。少し覚えたところで竹刀を振りかぶり、三挙動の正面素振りを行いました。
体育館いっぱいを使い、送り足、速い送り足をしました。子どもはいろんな動きを素早く覚えていきます。とても上手です。

 3組に分かれ、打ち込み竹刀で面打ち、小手面打ち、小手面胴打ちなどを行いました。剣道2回目でもそれなりの形になる子どもがほとんどです。一人一人がみんなの前で発表し、拍手を浴びました。素晴らしいです。


 2度の給水後、新聞紙斬りにチャレンジしました。前回よりも上手に斬れるようになったでしょうか。




 
 最後にぶっつけ本番で跳躍面素振りを全員で20本行い、2回目教室を閉じました。それなりに振りかぶり、振り下ろしができていて驚きの連続です。


 終わりの正座でも積極的に感想発表があり、子どもたちが一生懸命考えて、剣道に取り組んでいることが伝わってきました。剣道の楽しさを一つでも多く伝えていきたいと思います。




 教室は全4回で、次回3回目が4月26日(土)、大型連休が明けて5月10日(土)が最終回、修了式となります。 
 
 







2025/04/19 13:17:00|稽古日誌
4.19 甲斐支部合同稽古会!

 
 甲斐支部の4月の合同稽古会を19日、竜王西小学校体育館で開きました。農林高校生をはじめ支部内から約60人が参加しました。

 相川支部長のお話をいただき、農林高校の河野主将の号令で準備体操、素振りを行いました。

 各年代に分かれて稽古をしました。小学生は大会などが近づいていることを受けて、基本稽古をした後は4組に分かれて試合稽古を行いました。

 











 指導者元立ちで指導稽古を行い、最後に一般同士、小中高校生同士の地稽古をして、切り返しで稽古を締めました。
 









 次回、5月の甲斐支部合同稽古会は5月11日(日)午前を予定しています。日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法なども稽古しますので、木刀を持っている人は携えてください。