第13回全日本剣道連盟「社会体育指導員剣道(上級)」養成講習会(2月、日本武道館研修センター)で、受講した山梨県剣道連盟会員2人が合格しました。これで県剣連会員の上級資格取得者は7人となりました。
山梨の合格者は甲斐直心館代表指導者の鷹野と、山崎一郎先生(富士吉田支部)です。同講習会は72歳から45歳まで全国から38人が受講しました。全体の合格者数は全剣連から発表されてはいませんが、中級に比べると格段に難しい内容であり、厳しい評価をいただきました。
中級指導員の講習までは受講生の立場なのですが、上級指導員は受講生を対象に指導する演習が主です。講習会の講師役をするのですが、これは剣道についての一定の知識を持っていなければできませんし、対象者は全員剣道七段とはいえ、30歳くらいの幅広い年代の中であり、設定された短時間で指導をしなければならないので、なかなか難しいものになります。
7科目を5段階評価され、評定3以上でその科目は合格となります。しかし35点満点で23点以上が合格だということですので、評定平均3では21点にしかならず、合格できないことになります。
中級の時は35点満点中34点の身に余る評価をいただきましたが、今回は非常に厳しい評価で、評定5をいただけたのは論文のみ。指導演習の一つは評定3をいただくなど自分の予想以上に厳しいものでした。これからの剣道との向き合い方を少し考え直さなければと感じました。
合格通知後、受講した数人の先生とお話ししましたが、いずれも合格したものの、同様に厳しい評価をいただいたようでした。
同時に勝浦で行われた上級更新講習会には山梨から天野先生、菅谷先生もご参加され、上級の諸先生方と上級養成講習会参加者が意見交換する場がありました。高齢で剣道八段に合格されたある先生も「70代で上級にチャレンジしたところ、最初は不合格となり、真剣に剣道を勉強し直した」という経験をお話しされたくらいですから、厳しさは当然かもしれません。
講習期間中、いくつも感じたこと、学んだことがありました。山梨県剣道連盟は普段から積極的に中央から先生をお招きして積極的に講習をしており、大勢の人が講習会に参加していることや、普段から大会の審判員を務める機会も多いことなどから、会員は比較的豊富な経験があります。これは県剣連の方針、また諸団体の活動が活発に行われていることに感謝しなければならないことだと思います。そういう点では上級養成講習会にも精神的な余裕を持って臨むことができました。
現在、社会体育指導員剣道(上級)養成講習会の受講資格として中級となってから4年以上、剣道錬士七段以上、45歳以上など−の規定がありますが、現在の規定下では鷹野は全国最年少の合格とのことで、全国にいらっしゃる上級資格者約430人で最も若輩であることを自覚しながら、社会体育指導員として剣道普及の少しでもお役に立ちたいと思います。
同受講資格は平成23年度から、「剣道錬士六段以上、年齢40歳以上」などに緩和される予定です。
【社会体育指導員剣道(上級)資格者】(資格取得順、3月22日現在) 小川 忠彦・教士七段(甲府) 菅谷 孝信・教士七段(都留) 天野 雄次・教士七段(都留) 内田 建也・教士七段(甲府) 渋谷 典夫・教士七段(甲府) 鷹野 裕之・教士七段(甲斐) 山崎 一郎・錬士七段(富士吉田) にほんブログ村 |
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