甲斐支部の5月の合同稽古会を11日、竜王小学校体育館で開きました。約60人が参加しました。
今回は近年では初めて日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法を合同稽古の中に取り入れました。ふだんの稽古から形稽古の修錬をしていくのが望ましいことですが、学校の部活動などだけで剣道を学んでいるとなかなか形稽古をしっかり稽古する機会に恵まれないこともあります。支部全体でサポートしていこうという考えからです。
中3生の号令で準備体操、素振りを行い、中学生、小学4年生以上、同3年生以下、基本錬成組に分かれて稽古をしました。小学生4年生以上の組は切り返しを主体に、出はなの面打ち、相面、小手打ち、小手面打ち、小手胴打ち、面に対する胴打ちを稽古し、3〜1級審査と同様に切り返しから立ち合いを4回ほど稽古しました。
指導者元立ちによる指導稽古、一般同士での稽古を経て日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法を学びました。経験に大きな差があり、合同稽古でも継続的な稽古をしていく必要を感じました。
日本剣道形も木刀による剣道基本技稽古法も審査のためにあるものではありません。等しく剣道を学ぶ人が修錬する必要があるものとして、審査にも取り入れられているわけです。