| 1月21日(日)午前、文化庁委託伝統文化親子教室事業「甲斐市親子剣道教室」(甲斐直心館剣道スポーツ少年団主管)の17回目教室を兼ねた成果発表会を竜王東小体育館で開きました。
山梨龍馬会の石川明美会長を来賓にお招きし、約60人が参加して成果を確認しました。
中3伊藤亜さんの号令で正座。準備体操の後、握る運動を120回、開く運動を130回、子どもたちの号令で行いました。60秒片足立ち、蹲踞運動などをしました。
ジグザグ送り足を40人を超える規模で行い、体育館を2周しました。なかなかの運動量でした。 日本剣道形を打太刀鷹野裕之教士七段、仕太刀橘田洋輝五段で演武しました。子どもたちも正座をして見学しました。 前進後退右左の足さばき、正面素振り、左右面素振り、跳躍面素振りを稽古し、列ごとに発表しました。 4列に分かれ、打ち込み竹刀に対して面打ち、小手面打ち、小手面胴打ちを行いました。 面着け後は切り返し、面の打ち込み、面ー小手ー胴ー小手面打ちの連続技を行い、納めました。 そして親子ともにこの瞬間のために準備をしてきた親子剣道試合を含む紅白戦を行いました。「昨年はお母さんとどちらも一本も取れずに引き分けだったので、今年は絶対に勝つ」と思いを語った小4男子もいました。子ども同士の試合、親子の試合、大人と子どもの試合など全部で14試合の団体戦となりました。
手加減・容赦のない試合、真剣勝負が数多くありました。初太刀で母親が面に行ったところを間髪を入れずに小3男子が面返し胴で有効打突を奪うなど、なかなか見応えのある試合が多かったように感じました。試合の結果、大人が入った白組が7−4で勝利しました。 修了式では鷹野のあいさつの後、来賓の石川明美山梨龍馬会会長から講評をいただきました。親子試合の一生懸命な気持ちを褒めていただきました。参加者にお菓子をプレゼントしてくださいました。
子どもも大人も全員に修了証をお渡しし、子どもたちには参加賞のノートやお絵かき帳をプレゼントしました。 子どもたちから次々と手が挙がって感想発表をし、親御さんも感想を発表しました。 この親子剣道教室をきっかけに剣道を始め、成長していった子どもも少なくありません。引き続き、ご家族にも共通の話題で楽しく過ごせる時間を提供していきたいと思います。
指導者の先生方にも、昨年6月以来、半年以上にわたって、ご指導ご協力をありがとうございました。関係する皆さまに御礼を申し上げます。
また、子どもたちの剣道具を購入することもできました。毎年、貴重な機会を与えていただいている伝統文化親子教室事業に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。 |
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