みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2024/01/28 7:50:07|居合道稽古日誌
1.28 甲斐直心館居合道稽古会 27回目!

 甲斐直心館道場に丹澤孝之居合道教士七段を指導者にお迎えしての居合道稽古会の27回目稽古会を1月28日(日)午前6時から行いました。よく晴れた朝で、午前5時半の道場内は室温2度、湿度52%でした。

 甲斐直心館の指導者、一般の5人が参加して丹澤先生からご指導をいただきました。

 一本目「前」から十二本目「抜き打ち」までを2回ずつ通して修錬し、最後に一本目から十二本目までを通しで抜きました。参加者いずれも、流れをもって十二本目までを抜けるようになってきていると感じます。

 刀の走りは竹刀の走りにも通じることを意識しながら抜きました。寒気を切り裂く「ピュッ」「ピュッ」という音は心地よいです。

 稽古後には、「零」という「範士の握り」を再現したという稽古器具を振ってみました。確かに、感じるものがあります。


〈正座の部〉
一本目「前」
二本目「後ろ」
三本目「受け流し」
〈居合膝の部〉
四本目「柄当て」
〈立ち居合の部〉
五本目「袈裟切り」
六本目「諸手突き」
七本目「三方切り」
八本目「顔面当て」
九本目「添え手突き」
十本目「四方切り」
十一本目「総切り」
十二本目「抜き打ち」

 次回は、2月25日(日)に28回目の居合道稽古を行う予定です。







1.27 甲斐市スポ少ジュニアリーダー研修会!

 第19回甲斐市スポーツ少年団ジュニアリーダー研修会が1月27日、午前8時20分から竜王北部公民館4階ホールで開かれました。甲斐市内のスポーツ少年団20団体から30人余りが参加しました。甲斐直心館からは3人が参加を希望していましたが、体調により2人が参加し、各団体との参加者と交流しながら、リーダーの役割などを学びました。

 甲斐直心館からは、数字パズル担当の剣道部会として、指導者2人が参加しました。

 自己紹介の後、数字パズルを5〜6人のグループで協力しながら解いていきました。早いグループは、20分弱の時間で4枚目の半分以上まで進んだところもありました。

 「なぜリーダーを育てるのか」「甲斐市スポーツ少年団の歴史」について学びました。後半はモルックを楽しみました。

 
 







2024/01/27 14:44:00|稽古日誌
1.27 甲斐直心館朝稽古!

 1月27日の甲斐直心館土曜朝稽古(小中学生合同)には8人が参加しました。ジュニアリーダー研修会のため、前半だけの実施としたため、いつもよりも少ない参加者でした。

 号令は中3伊藤さん。正座の後、14種類の素振りを行い、日本剣道形を修錬しました。

 面着け後は切り返し、面打ち、小手打ち、小手面打ち、面二体する応じ胴打ちを稽古して、地稽古、切り返しで稽古を締めました。

 中学3年生2人が進路が決定した報告をしてくれました。高校でも剣道を続けてくれることがうれしいです。

 
 







2024/01/24 21:49:00|稽古日誌
1.24 甲斐直心館水曜通常稽古!


 1月24日の甲斐直心館水曜通常稽古には高校生を含め36人が参加しました。館生およびご家族の体調不良者が増えています。今が年間で最も寒い時期です。体力を落とさないこと、感染予防に努めて乗り切りましょう。

 中2中村さんの号令で正座。準備体操、3種類の素振りを行いました。

 指導者の参加も少なかったこともあり、3グループに分かれて稽古しました。

 高学年グループは切り返しに始まり、一挙動の面打ち、足さばきからの面打ち、擦り上げ技などを重点的に稽古し、地稽古、掛かり稽古、切り返しを行いました。

 打ったあとにあごが上がる癖、跳ね足などは、左足の引きつけを意識することで、一度に直せる可能性もあります。自分の課題と向き合っていきましょう。

 次回の稽古は土曜の朝稽古です。小中学生の区別なく、6〜7時の1回のみです。甲斐市ジュニアリーダー研修会があるためです。

 

 







1.21 伝統文化親子剣道教室17回目&修了式!


 1月21日(日)午前、文化庁委託伝統文化親子教室事業「甲斐市親子剣道教室」(甲斐直心館剣道スポーツ少年団主管)の17回目教室を兼ねた成果発表会を竜王東小体育館で開きました。

 山梨龍馬会の石川明美会長を来賓にお招きし、約60人が参加して成果を確認しました。

 中3伊藤亜さんの号令で正座。準備体操の後、握る運動を120回、開く運動を130回、子どもたちの号令で行いました。60秒片足立ち、蹲踞運動などをしました。

 ジグザグ送り足を40人を超える規模で行い、体育館を2周しました。なかなかの運動量でした。




 日本剣道形を打太刀鷹野裕之教士七段、仕太刀橘田洋輝五段で演武しました。子どもたちも正座をして見学しました。






 前進後退右左の足さばき、正面素振り、左右面素振り、跳躍面素振りを稽古し、列ごとに発表しました。

 







 4列に分かれ、打ち込み竹刀に対して面打ち、小手面打ち、小手面胴打ちを行いました。

 





 面着け後は切り返し、面の打ち込み、面ー小手ー胴ー小手面打ちの連続技を行い、納めました。
 

 そして親子ともにこの瞬間のために準備をしてきた親子剣道試合を含む紅白戦を行いました。「昨年はお母さんとどちらも一本も取れずに引き分けだったので、今年は絶対に勝つ」と思いを語った小4男子もいました。子ども同士の試合、親子の試合、大人と子どもの試合など全部で14試合の団体戦となりました。

 手加減・容赦のない試合、真剣勝負が数多くありました。初太刀で母親が面に行ったところを間髪を入れずに小3男子が面返し胴で有効打突を奪うなど、なかなか見応えのある試合が多かったように感じました。試合の結果、大人が入った白組が7−4で勝利しました。

 















 修了式では鷹野のあいさつの後、来賓の石川明美山梨龍馬会会長から講評をいただきました。親子試合の一生懸命な気持ちを褒めていただきました。参加者にお菓子をプレゼントしてくださいました。

 子どもも大人も全員に修了証をお渡しし、子どもたちには参加賞のノートやお絵かき帳をプレゼントしました。


 











 子どもたちから次々と手が挙がって感想発表をし、親御さんも感想を発表しました。


 この親子剣道教室をきっかけに剣道を始め、成長していった子どもも少なくありません。引き続き、ご家族にも共通の話題で楽しく過ごせる時間を提供していきたいと思います。

 指導者の先生方にも、昨年6月以来、半年以上にわたって、ご指導ご協力をありがとうございました。関係する皆さまに御礼を申し上げます。

 また、子どもたちの剣道具を購入することもできました。毎年、貴重な機会を与えていただいている伝統文化親子教室事業に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。