みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2011/11/07 4:30:47|稽古日誌
11月5日 自主強化稽古!

 5日夕の自主強化稽古会には一般・指導者を含め14人が参加しました。特にこの日の山梨県中学校新人大会で見事準優勝した竜王中のメンバーの匠君、健介君、一麻君の3人も全員が参加し、お祝い稽古となりました。

 通常の素振りの後、太鼓の音に合わせて送り足、踏み込み足を重点に足捌きを行いました。左足の引きつけ、踏み込む方向に瞬時に左膝を向けるのがテーマです。三方向の踏み込みは小5の朝紀君に見本を示してもらいました。小2の朱理さんも一生懸命すり足に取り組みました。

 面着けからは残り30分です。50本切り返しを数回、背中まで竹刀をつけて振りかぶっての切り返し20本を少々行いました。面を着けて竹刀を背中までつけることはたいへん難しいのですが、個人的には大学1年の夏合宿で大きな体育館の端から端まで何度もこの大きな切り返しをしながら何度も何度も往復して、肩甲骨の動かし方や上体に無理のない振りかぶりを体で学んだ覚えがあります。振りかぶりが小さくなりがちな切り返しを一本一本大きく強く振りかぶって行うように心掛けてほしいものです。館生は一生懸命大きく振っていました。

 続いて大きく振りかぶっての面打ちを行いました。太鼓の音に合わせて攻め足、踏み込みを何度も行っていましたので、その実践です。遠間から小さく攻めて大きく踏み込むことを心掛けました。

 面体当たり引き胴を交互に繰り返しました。面体当たり引き胴−元立ちが追って面−それに対して出小手または返し胴も行いました。相面も行いました。

 面に対する連続応じ技と小手に対する連続応じ技は技を限定して行いました。出小手では相手の起こりをうまく捉えられる、押さえられる館生もいれば、反対に振りが上に向かってしまって強度が足りない小手になってしまう館生も見受けられました。

 面返し胴では最近、胴打ちの研究に余念がない朝紀君の面を竹刀で受けてから胴に返す速さが際立ってきました。後はもう少し右に開く足捌きを身につければ相手と正面衝突しなくて済みます。相手の左肩と自分の左肩がすれ違うくらいの方向性を覚えましょう。好きこそものの上手なれで得意技ができるとほかの技にも冴えができてくるから不思議です。

 面すりあげ面では小4の匠君がしっかり決まらないまでも大事にすりあげを行っており、そう遠くない将来に試合でもすりあげ面で一本を取れるようになると思います。成君はさすが応じ技の打ち損じが少なく、感心します。切り返しを見ていても館生の中で最も体の軸がぶれない選手だと思います。

 十数秒の短時間の地稽古ではどの館生も思い切った技が繰り出せていました。

 中3の匠君と中2の直幸君は日本剣道形を集中して学びました。ほかの館生は基本技稽古法なども学びました。稽古時間は1時間10分でした。このあと、小4の匠君は国語の勉強をきっちり30分しました。中学生は本部審査の学科問題について研究しました。

 この日は私の46歳の誕生日です。一般には八段審査受審の年齢制限が解除されるので、ちょっとした感慨があります。まだ1年半ほど受審資格はありませんが。中2の匠君が笑顔で「誕生日おめでとうございます」と祝福してくれましたので、「君たちの県大会準優勝が最高のプレゼントになったよ」と答えました。直心館の館生では、遥香たちの代の竜王北中女子の県大会優勝は何度かありましたが、その時以上に喜びも一入(ひとしお)のうれしい準優勝であり、心の底からうれしい贈り物でした。

 この日の決勝で竜王中で唯一2本勝ちした一麻君は2日前の錬成会で同じ相手と対戦し、その時は負けていたそうです。決勝では臆することなく果敢に攻めて勝利し、他の中学校から出場した館生曰わく「いつもの一麻と違って驚いた」との頑張りようでした。

 私が「目立つ決勝だけ勝ったんだねぇ」とからかったところ、お母さんと一麻君から「失礼な、3勝しています」ときっぱり反論されました。3勝3敗。剣道を始めて間もない1年前のスポーツテストで誰もが目を疑う得点を出し、基礎体力づくりを含め、「この子には特別な指導をするべきなのか」思案しましたが、ほかの誰にも負けない素直さを持ち、兄弟そろって自主強化稽古にもほとんど休まず参加する努力家だけにその心配もどこへやら、期待以上に急成長しています。

 おかげさまで部活動の顧問の雨宮先生、野球部顧問の水下先生をはじめ、竜王中が剣道部を復活に向けて強力にバックアップしてくださっていることが今回の結果につながっています。雨宮先生は私と小中の同級生ですが、赴任先の剣道部をいつも山梨県上位に育て上げていく不思議な才能を持っています。「雨宮マジック」の言葉も一部ではささやかれているほどです。ご自身はまだ剣道をされていませんが、周囲の力を結集させる気配りを忘れないところが素晴らしいと感じています。

 今回の新人戦で竜王中は3回戦で代表戦勝ちという苦しい場面もありました。どのチームも戦力は拮抗し、ましてや来年度はどう勢力図が変わるか予想もつきません。他人の1.5倍、または2倍以上努力と工夫をした人が県大会でも活躍していくのではないでしょうか。

 来年度は中学も高校も山梨で関東大会が開かれます。地元開催の地の利を生かして、山梨剣士の活躍を期待しています。

 







第30回山梨県中学校新人剣道大会!

 ◆第30回山梨県中学校新人剣道大会(11月5日・小瀬武道館)

【男子】◇団体▽1回戦
山中湖5−0田富=不戦勝
櫛形3−1塩山
城南5−0西桂
明見5−0泉
河口湖南3−2白根巨摩
大月東5−0八田=不戦勝
韮崎東3−2笛南
山梨大附属4−1双葉
武川5−0一宮
韮崎西3−2上野原
甲府西4−0吉田
竜王5−0御坂
甲府北西5−0山梨北
玉穂5−0都留二
押原5−0甲府北東
忍野4−1塩山北
高根4−0甲府南西
富竹3−1上野原西
須玉4−0敷島
白根御勅使2−2勝沼=代表戦で白根御勅使
 ▽2回戦
浅川4−1山中湖
城南4−1櫛形
明見3−2上条
河口湖南3−2甲府北
都留一4−0大月東
山梨南3−2韮崎東
山梨大附属5−0武川
増穂4−0韮崎西
甲府西2−1石和
竜王5−0甲府北西
玉穂5−0甲府東
押原4−1春日居
忍野2−1竜王北
高根5−0猿橋
富竹3−1須玉
富浜3−2白根御勅使
 ▽3回戦
城南4−0浅川
河口湖南4−1明見
山梨南5−0都留一
山梨大附属5−0増穂
竜王2−2甲府西=代表戦で竜王
玉穂3−2押原
高根3−1忍野
富竹3−2富浜
 ▽準々決勝
城南4−1河口湖南
山梨南3−2山梨大附属
竜王4−1玉穂
富竹3−2高根
 ▽準決勝
城南4−1山梨南
竜王3−2富竹
 ▽決勝
城南2−2竜王=総本数差で城南が優勝

 【男子】◇個人▽準々決勝
山本雅人(押原)メメ−コ河野佳祐(石和)
望月元喜(城南)メメ− 坂口響(白根巨摩)
山本夏輝(押原)メ− 大森学(忍野)
土屋良介(城南)メコ−大村響(山梨南)
 ▽準決勝
山本雅人(押原)コ− 望月元喜(城南)
土屋良介(城南)コ− 山本夏輝(押原)
 ▽決勝
土屋良介(城南)メ− 山本雅人(押原)



【女子】◇団体▽1回戦
若草3−0上野原
塩山2−0吉田
富竹3−1白根巨摩
田富3−2都留二
甲府西4−0明見
双葉4−0春日居
河口湖南1−1押原=代表戦で河口湖南
城南4−0韮崎西
増穂3−1山梨大附属
玉穂5−0上条
 ▽2回戦
櫛形3−2若草
富竹3−1塩山
田富5−0石和
甲府西4−0一宮
双葉2−1韮崎東
忍野3−2河口湖南
城南3−2増穂
玉穂5−0下吉田
 ▽準々決勝
櫛形3−2富竹
甲府西3−2田富
双葉5−0忍野
玉穂2−1城南
 ▽準決勝
甲府西3−1櫛形
玉穂4−0双葉
 ▽決勝
玉穂4−0甲府西

 【女子】◇個人▽準々決勝
鈴木綾乃(玉穂)コ− 上野真弥(城南)
加賀美麻由(増穂)メメ−ド松浦由佳(押原)
大曽根美青(押原)メコ−メ馬場瑞希(玉穂)
辻真衣(城南)ココ−ド渡邉有里(河口湖南)
 ▽準決勝
鈴木綾乃(玉穂)メメ−メ加賀美麻由(増穂)
辻真衣(城南)メ− 大曽根美青(押原)
 ▽決勝
鈴木綾乃(玉穂)メ− 辻真衣(城南)


blogram投票ボタン

にほんブログ村 格闘技ブログ 剣道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ







2011/11/05 16:41:24|稽古日誌
竜王中が快挙! 県中学校新人で準優勝

 第30回山梨県中学校新人剣道大会が5日、小瀬武道館で開かれ、男子・竜王中学校が準優勝を果たしました。おめでとう。先日の中巨摩地区中学校新人大会での準優勝から、さらにステップアップしました。快挙に拍手を送ります。城南との決勝も2−2で総本数差による惜敗でした。

 竜王中学校は男子5人のうち3人が甲斐直心館の館生です。うち健介君、一麻君は1年生。この2人はいつもの勢いは少し欠けたものの、要所要所でどちらかが勝つというチームワークを発揮して勝ち上がりました。先鋒に入った2年生の匠君もしっかりリードをつくって試合の流れを引き寄せる大きな役割を果たしていました。

 大将の五味君(穴切)は中巨摩地区大会同様、個人戦より団体戦になるとさらに強さを発揮する、精神的にもたくましい素晴らしい選手だと感じています。決勝では副将戦を終えて1(2)−2(4)の絶体絶命のスコアで2本勝ちしなければ代表戦に持ち込めないという、非常に厳しい状況の中、個人戦優勝の相手に対して真っ向勝負を挑み、1本勝ちしました。素晴らしい気迫でした。

 本日午後5時半より、新人戦反省稽古を鷹野道場で行います。せっかくですから少々厳しいメニューにしようかと考えています。ここぞ、というところで、捨て身の技を出せるように。反省稽古というよりお祝い稽古です…。

 大会の主な成績は次の通りです。

 【男子】▽団体 �@城南�A竜王�B山梨南�B富竹▽個人 �@土屋良介(城南)�A山本雅人(押原)�B望月元喜(城南)�B山本夏輝(押原)
 【女子】▽団体 �@玉穂�A甲府西�B櫛形�B双葉▽個人 �@鈴木綾乃(玉穂)�A辻真衣(城南)�B加賀美真由(増穂)�B大曽根美青(押原)
 



blogram投票ボタン

にほんブログ村 格闘技ブログ 剣道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ







2011/11/04 22:37:25|随想・雑観
椎名市衛先生の剣道教室を計画!

 剣道専門月刊誌の「剣道日本」誌上で「目から鱗の基礎がため」を連載している茨城県竜ケ崎市の椎名市衛先生による剣道教室を来年、鷹野道場で開催することになりました。

 来年1月から3月までの間に複数回開きたいと思います。近隣からも参加希望者がいらっしゃれば、収容可能な範囲でお受けしたいと思います。

 鷹野道場の杉の一枚板の床の建築指導をしてくださったのが武床工舎代表を務める椎名先生です。

 「剣道場の床の下にはスプリングを入れるのが正しい」と思っていた私にとって、武床工舎の床は特製のゴムを床下に入れて、杉板の赤身を使うという、何もかも意外な構造でしたが、完成してから1年半ほどが経過してみて、すり足をすることが足の裏から快感として伝わってくるという、素晴らしい床であると実感しています。

 ぞうきんがけを励行することによって体幹も鍛えられ、指導者も館生も着実に剣道も上達していると感じます。

 鷹野道場が完成する以前、椎名先生には甲斐直心館の稽古に一度参加していただき、指導者陣もご指導をいただきました。椎名先生の遠間からの鋭く速い面打ちに少し対応できるようになるまでには、しばらく時間がかかりました。そのほかにもユニークな指導が幾つもあり、まさに「目から鱗の」指導が至る所に散りばめられていました。

 その時に「鷹野道場で剣道教室を定期的に開こう」と椎名先生から提案していただいていたのですが、東日本大震災の影響もあり、延び延びになっていました。

 甲斐直心館以外の剣道指導者でも子どもさんでも結構ですので、教室を開催した場合に参加希望の方がいらっしゃいましたら、鷹野までご一報ください。教室計画に組み込ませていただきます。 


blogram投票ボタン

にほんブログ村 格闘技ブログ 剣道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ







5日夕に自主稽古&学習会を行います!

 11月5日(土)は山梨県中学校新人大会が小瀬武道館で行われるため、甲斐直心館の朝稽古は行いません。

 東京から出稽古希望の先生がいらっしゃいましたが、次週以降に予定を変更していただきました。申し訳ありません。これに懲りず、ぜひ11月中にお越しください。

 午後5時半から、鷹野道場で自主強化稽古を行いますので、積極的な参加を期待します。同6時半ごろから日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法を行います。

 その後、希望者を対象に鷹野道場の「武者溜まり」を開放して自主学習会もを行いますので、宿題や学習ドリルなどがある人は学習道具も持ってきてください。答えられる範囲で質問にもお答えします。

 特に作文や小論文などについて学びたい館生には、書き出しのポイントなどをご説明します。「読んでみたい」と人に思わせるような文章を書くにはどうすればよいのか、一緒に考え、工夫してみましょう。

 剣道初段、二段の審査の学科問題についても一緒に勉強しましょう。



blogram投票ボタン

にほんブログ村 格闘技ブログ 剣道へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ







<< 前の5件 [ 3936 - 3940 件 / 4794 件中 ] 次の5件 >>  << 最新の記事へ >>