みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2009/07/01 7:28:59|随想・雑観
「剣道時代」と「剣道日本」
 剣道時代と剣道日本の最新号に東海大甲府高の山口明生剣道教士八段が取り上げられています。

 「剣道時代」では、恩師である故吉本政美先生の教えについて書かれていました。吉本先生は以前、山梨にいらっしゃったこともありましたが、そのとき私はお会いできませんでした。

 それから何年か後の京都大会の朝稽古後、武道センターで稽古していらっしゃる2人の先生の姿が目に留まり、その背中の美しさ、立ち姿の美しさ、打突の冴(さ)えに心を奪われたことがありました。吉本先生でした。

 私が吉本先生のお元気な姿を拝見したのは、それが最初で最後でした。

 







2009/06/30 7:21:19|稽古日誌
左手の位置は
 最近の少年剣士を見ていて、構えの左手の位置がとても気になります。左手が本来あるべき位置よりも右手側に入ってしまい、正面から見ると、正中線(せいちゅうせん)が無防備になってしまっているのです。

 原因としては右手中心の握りになっているため、左手がうまく使えていないことが挙げられます。第一、左手が右にいってしまっているということは竹刀を上からでなく、横から握っていることの証左(しょうさ)でもあります。

 私がよく教わったのは左手の親指の第一関節がおへその前にくるようにすること。こうすれば、自然と拳(こぶし)の厚みだけ左側に位置しているはずです。竹刀は中心に収まります。

 以前、山梨の小中体連主催の指導にお越しくださった神奈川県の先生は「いつでも打突できる姿勢がよい構え」とおっしゃっていましたね。左手が右手の下に入ってしまうと窮屈(きゅうくつ)で、すぐに打てないと思います。構えは非常に重要です。鏡や窓ガラスの前で常に確認していくことが大切です。







甲府市剣道選手権!
 甲府市剣道選手権が6月28日、旧穴切小体育館で行われ、甲斐直心館指導者でもある有野貴久先生が一般男子2部(45歳以上)の部で準優勝しました。

 決勝は秋山敦先生との対戦となり、延長戦の末に秋山先生が決勝のコテを決めました。出場の選手の皆さま、お疲れさまでした。

 一般男子1部優勝は白根桃源剣友会―日本航空高出身の海老本純氏だそうです。







2009/06/27 22:13:42|稽古日誌
蓑輪勝先生が稽古に!
 白州正心館の蓑輪勝先生が今朝の甲斐直心館稽古においでくださいました。新聞紙を使った実戦稽古のため、地稽古の時間は短くなってしまいましたが、短時間の中に有野先生も私も蓑輪先生の強さ、うまさを実感させられる内容となりました。

 稽古後、蓑輪先生から低学年の基本組のみんなに「やめたら何にもならないよ。続けることが大事」という呼びかけをしていただきました。

 そして「みんなのころは竹刀の握り方を覚えます。でも前に並んでいる先生たちくらいになると、今度は竹刀を握らないことを覚えていくのです」。以前に蓑輪先生に教えを受けていたことでしたが、この言葉を聞いて私は「はっ」としました。有野先生も同じだったそうです。

 メンに跳べばほとんどの確率でドウを返されてしまいます。相打ちになればその後の二の太刀は蓑輪先生の方が先に素早く軽やかに冴えがある打ちを繰り出すことができます。「何が違うのだろう」と思っていたことへの答えがきっとこのことだと思います。

 北村先生も輪に入られて剣道談義に花を咲かせました。「『待つ』のと『待てる』のは違う」「『応じる』のと『応じられる』のは違う」。この言葉も正心館で私が何度も蓑輪先生から教えていただいていたことです。

 久々に蓑輪先生から教えを受けて、初心に帰った朝稽古となりました。本当にありがとうございました。







2009/06/26 23:33:08|随想・雑観
たそがれ清兵衛!
 金曜ロードショー「たそがれ清兵衛」のクライマックスシーンを見ました。あらためて真田広之さんの剣さばきのうまさ、田中泯さんの渋い演技が光る映画だと感じました。

 昨年10月、白州正心館(蓑輪勝館長)の20周年記念式典で田中泯さんの踊りを間近で拝見しました。私は村上修一先生と日本剣道形を打たせていただきましたが、田中泯さんのあの緩急を生かした踊りは、私のような素人が見ても「ただ者ではない」と思わせるものでした。今は同じ甲斐市にお住まいのようですから、またお会いできることもあるかと思います。

 蓑輪館長が甲斐直心館の稽古にお出掛けくださることになりました。長年、持田盛二先生、望月正房先生ら野間道場の大家を身近に感じてきた蓑輪先生の教えには実に多くの発見、学びがあります。66歳の蓑輪先生と私とでは23歳ほどの開きがありますが、時に私の息が上がってしまい、めためたになってしまうこともあります。

 私の家族は、今年元日、蓑輪先生と私の稽古を正心館で拝見して「蓑輪先生の剣道は剣先の動きだけを見てもとても興味深い」と感想を漏らしました。剣先が生きている−。生意気に言わせていただければ、そこが私とは決定的に違います。先生の剣先と対話できるようになるまで、掛かり手は必死です。蓑輪先生の稽古は、打った打たれたではなく、そこに至るまでの攻めの工夫があるかどうかが、掛かり手にも見えてくる非常に味わい深いものです。







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