J2ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)が好調です。昨年はまったく勝てなかった湘南ベルマーレに昨日のホームゲームで1−0の辛勝。2人少ない湘南のゴールを、投入直後の松橋選手がこじあけ、ゴール上に突き刺しました。7勝3分け1敗(勝ち点24)とし、首位から転落した湘南との勝ち点差を1、かわって首位に浮上したセレッソ大阪との勝ち点差を2とし、VF甲府の首位浮上へ視界が大きく開けてきました。
下位に取りこぼし、上位チームに強い、それがここ数年のVF甲府の特徴です。数的優位に立っても、引いて守る相手にはやはり苦戦しました。それにしてもVF甲府の選手たちはあれだけポストに当てる技術があるなら、あと5センチ内側に蹴(け)る技術を身につけてほしいものです。
中でも決勝ゴールにつながったCKを蹴った美尾選手の成長ぶり、クレバーさ、戦況の読みに感心しました。個人的には湘南戦のMVPは美尾選手です。以前、まだ高校生だった美尾選手がVF甲府のセレクションに来たとき、韮崎中央公園芝生広場でのパワフルなドリブル、度胸、左足を振り抜くスピードは今でも鮮烈に印象に残っています。
湘南ベルマーレユースからトップチームに上がれず、失意の中でのセレクション受験でしたが、今回、湘南相手にその思いを十分にぶつけることができたのではないでしょうか。いろいろな意味でチームの中堅となってきました。時間配分など絶妙でした。 |