「忠恕」 論語から。「忠」とはまごころ、「恕」とは思いやりの意味です。
昨夜の稽古から。北村先生から剣先の走り、三井久先生から小指、薬指、中指を中心とした手の内、握りについて、私からは肩の入れ方について指導、講話しました。力は込めるものではなく、出すものです。防具太郎君を打つときのような冴えのある打ちをどんなときでも繰り出せるように技を磨いてください。
進学して…新高校1年生で音楽部に入った団員がいます。剣道で腹式呼吸を身に付け、気持ちよく歌声を響かせてください。また、稽古に初参加した新高校1年生にもぜひ剣道を始めてほしいと思います。学校生活との両立にぜひチャレンジしてください。
話変わって… 私が高校1年当時の三者懇談で、「先生、成績がこれ以上、下がるようなら部活動はやめた方がいいですよね」と母。「お母さん、部活動やめて成績上がった生徒は一人もいませんよ」と当時の担任の杉田季久雄先生。私は満面に笑みを浮かべたに違いありません。
杉田先生のこの思いやりあふれる言葉は私を救ってくれました。「先生に恥をかかさないためにも勉強、剣道に一所懸命取り組まなくては」という思いにさせられました。杉田先生が後に県高体連会長もお務めになった関係などから、仕事上でも時折お会いする機会がありますが、そのたびに三者懇談のことが思い出され、感謝の気持ちでいっぱいになります。「忠恕」という言葉から、そんな高校時代の一コマが頭に浮かびました。 |