光の旅人☆彡

🎼ようこそいらっしゃいました。 ★★★宇宙が誕生して138億年・・・。 私たちはいったいどこから来て、どこに向かうのでしょう・・・。 宇宙を旅すること・・・それはひたすら私たちのアイデンティティを求める旅に出ることではないでしょうか。 あなたも、あなた自身の”本質”を捜し求める”心の旅”に同行しませんか。 ・・・荷物はひとつ、”探究心”のみです。
 
2016/05/29 6:00:51|星に願いを
夫の無事を祈願~祭壇に捧げた王妃の髪
紀元前3世紀のころ、エジプトを治めていたのは「エウエルゲテス善行王」と呼ばれた立派な王で、彼には美しい髪の毛の持ち主であるベレニケという妃(きさき)がいました。

あるとき、王がアッシリアとの長く苦しい戦いで大敗し、王自身が敵軍に捕らえられるという大ピンチに陥ってしまったんだとか。
 
その知らせに、ベレニケ王妃はアフロディーテの神殿に詣でると、こう誓いを立てたのです。

「もし、夫が無事に帰ることができましたら、私のこの髪の毛を断ち切って神殿に捧げることを約束しましょう…」

それから間もなく、エウエルゲテス王はアッシリア軍の手から逃れ、軍を立て直して反撃に転じ、見事に大勝利をおさめることができたのです。
 
ベレニケ王妃のもとに嬉しい勝利の知らせがもたらされると、王妃はこれこそアフロディーテ女神の加護のおかげと、誓いの通り自ら髪の毛を切り取って神殿の祭壇に捧げました。

やがて帰還した王は、ベレニケ王妃との再会を喜び、しかもベレニケが自分の無事を願って何ものにも代えがたい琥珀色の髪の毛を切ったと聞かされ、その愛の深さに感じ入ったとされています。

ところが不思議なことに、祭壇に奉られていたはずの王妃の髪の毛が忽然と消え失せてしまっています。
 
王と王妃がその事実に驚き慌てていると、宮廷天文学者のコノンが進み出て天を指差して言いました。

「大神ゼウス様が、王妃の髪の毛の美しさを愛でて天に上げられ、あの星座にされたのでございます…」

王と王妃は星空を見上げ、ともに喜び合ったのです。
 
こうして、春の夜空に浮かぶ淡い星々の集まりが「良き行いのベレニケの髪の毛座」と呼ばれることになったと伝えられています。

 







2016/05/26 6:00:47|心の旅路
天然石の浄化
例えば鉱物でできた石(天然石)を持っている人は多いことでしょう。(水晶玉やブレスレットe.t.c)
 
天然石には自然霊が宿り、時にはあなたにパワーを与えてくれるものです。けれど、時々浄化も必要です。
 
そこで浄化の方法ですが、簡単なものを紹介しておきます。
 
それは満月の夜に塩水をコップに入れて天然石を浸けておいたもの、或いは小皿に天然の粗塩を敷き、その上にブレスなどを並べて、一晩中、満月があたる場所(ベランダなど)に置き「月浴」させる方法です。
 
朝には新しいエネルギーが入っていることでしょう。
 
尚、次の満月は6月20日となります。
 
ぜひ、実践してみて下さい。

 







2016/05/23 14:00:05|星に願いを
うしかい座・りょうけん座

おおぐまの尻尾、北斗七星の柄を延ばした先にあるオレンジ色の1等星は、うしかい座のアルクトゥールス。

日本では麦星の名の通り、麦の刈り入れ時を知らせてくれて小麦色に輝くと云います。

この星が、宵空で天頂付近に見える頃は、ちょうど梅雨に入る頃でもあって、五月雨(さみだれ)星の名もあります。

アルクトゥールスには熊の番人の意味があって、2匹の猟犬を連れ、そばにいるおおぐまと、こぐまの見張りをしているように見えるかも知れません。

星座絵では、牛飼いが2匹の猟犬を引き連れていて、これがりょうけん座。

目立つのは3等星のコルカロリくらいだけど、おおぐま座とうしかい座に、挟まれた意外と広い範囲の星座だと云えます。

コルカロリはハレーによって名づけられたもので、チャールズの心臓を意味するそうです。


コルカロリとアルクトゥールスの中間あたりに球状星団M3があります。

6等級の比較的明るい球状星団で、双眼鏡では滲んだ光点に見えるようです。

また、りょうけん座の北の端には有名な子持ち銀河M51が。こちらは、北斗七星の柄の先にあると言った方が分かりやすいかも知れません。

8等級なので暗い夜空であれば、双眼鏡でもなんとか小さな淡い光点が見えるはずですが、ハードルは高そうです。
3番目の画像がM51子持ち銀河。







2016/05/20 6:00:09|歳時記
小満(しょうまん)

今日520日は24節気の小満(しょうまん)です。
太陽黄径60度、立夏
から数えて15日目頃となります。

陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから小満と云われています。

梅の実がなり、西日本では、走り梅雨がみられる頃。
ようやく暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、紅花が盛んに咲き乱れます。

通勤時、田植えの準備を始める光景を目にする頃でもあります。

※走り梅雨
本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候のこと。
通常は、この後晴れた日が続き、その後本格的な梅雨に入ります。
「梅雨の走り」ともいいますね。







2016/05/19 6:00:34|心の旅路
生まれてきた使命
時に人は些細なことにつまづいて悩んでしまうものです。

悩むあまり、今ある幸せのありがたさを忘れたりもします。

スピリチュアルな視点では人に「悩み」は与えられていないと云います。

与えているのは「問題」だけ。

私たちが本当の意味での幸せを掴めるよう問題を投げかけているのです。

もちろん、それらを解くためのヒントも様々なかたちで与えられているのです。

私たちは真摯にその問題に取り組み、答えを見出だして行くことが生まれて来た使命でもあると思うのです。