じぇいてぃ厩舎〜愛の果てまでも〜

日高の馬で、非社台でロマンを!を家訓にターファイトC&ユニオンOC&ワラウカド&広尾TCでロマンを追い求める山梨の一口馬主愛馬日記です
 
2014/06/17 2:10:33|我が愛馬たち
ロードツアー初参戦
カナロアとの再会を第一義に、18年ぶりに津軽海峡を越え北海道の地にロードHCの北海道ツアーへ参加する為に行ってまいりました。昨年末より南は香港、北は北海道へと甲府盆地より海を越える旅をさせてくれるカナロアには感謝するばかりです。

今年はカナロアの展示がある特別な年ですが、本来この時期のツアーの目的は今秋募集ラインナップに名を連ねる予定の1歳馬の展示と、この時期ならではの当歳馬と母馬との2ショット展示がメインであります。

そしてケイアイFで休養中の現役馬に加え、現在募集中の2歳馬の展示もあるとあり流れに流され追加出資へ流れ着くことに恐れをなしていましたが、我が厩舎の馬房は制限一杯でありこれ以上は成績を向上させ馬房数UPさせるしかありません。

というわけで、事前に2歳の追加出資はしない!と心に決め、最初の1歳馬展示へと臨みました。

千歳空港から2時間あまりのバスの中で配られた展示名簿を眺めつつ、今回のメインターゲットに据えたのは1歳で父Distorted Humor 母グラシャスギフトの牡馬、当歳では父エンパイアメーカー母グラシャスギフトの牝馬の2頭。はい、そうです。共にグラシャスギフトの仔であります!何か昔のマル外ロードを思い出させてくれるこの母に期待をし、1歳に関しましてはムキムキのアメリカンでダート1400がベスト!のような仔を想像し、心の中ではすでに先行出資の気持ちで限られたカメラの電池残量の中見学してきました。

そして1歳大トリでの展示となったグラシャスギフト13ですが、想像していたよりもすらっとしており、距離の融通も利きそうな魅力ある仔でありました!



まあ、エンパイアメーカー産駒のヴァローアも2歳になり急にムキっとしてきたように、これからいかにもダート!って感じになるかもしれませんが、同じ父を持つアメリ同様に最初は芝でもいけるんじゃないかと期待させます。大トリでの展示が期待度の高さを示すなら、募集金額が心配でなりませんが予算オーバー(2000万以上)でも厩舎問わず出資しようかと思っています。できれば3000万台で収まってくれれば・・・ちなみにアメリは牝馬でありながら5000万!

1歳だけで20頭以上の展示ですので、あとは気になった若しくは気に入った4頭を。

まずは「おおーっ」とため息が出るような高額必至のワンフォーローズ13(父キングカメハメハの牝馬)

どっしりと落ち着いており、しっかりポーズも決め本当にいい馬だなあ。恐らく高額&抽選でしょうし見送るでしょうが「やっぱり欲しい!」なんて心変わりさせるような魅力たっぷりの馬です。

続いて、グラシャスを除いて一番写真が多かったレディプリンセス13(父ハーツクライの牡馬)

この仔は自然に写真が多くなるような見栄えのするハーツクライ産駒です。1年早ければ出資も可能だったでしょうが、父の産駒の活躍でいったいいくらになるのか?

期待のエンパイアメーカー産駒で新潟2歳Sを勝ったシンメイフジ13(父エンパイアメーカーの牝馬)

展示はされましたが初仔とあり母のオーナーが所有するかもしれませんが、この父で母系も優秀とあれば出資意欲も向上します!ちょっとカリカリしていましたが、募集され安田厩舎なんてことになれば・・・エンパイアメーカーになんとしても成功してもらわなければなりません!

最後は当歳時に仕入れたというマイネルラクリマ、シルクアーネストを兄に持つティアドロップス13(父キングカメハメハの牡馬)

愛しのキングカメハメハに似ており、好みのタイプ!「重賞馬の下」ということを抜きにしても良く見えました。あとは金額と厩舎しだいでの出資候補です。

続いては当歳馬ですが、現段階では母と連れ添って出てくるのが可愛い!ってしか思わず、血統上の好みで3頭(3組)を。

まずは分場?トップで出てきた父Tapit 母スピニングワイルドキャットの牝馬


はい、父Tapitというだけで注目です!


次は、1年後吹き荒れているだろうエンパイアメーカー旋風に加え、母はクラブの代表馬でオークス馬ということで高額必至の父エンパイアメーカー母レディパステルの牝馬


お察しのとおり、父にとって代表産駒となりうる血統にやられました。

最後は先述の父エンパイアメーカー母グラシャスギフトの牝馬


この仔も含め、魅力的な仔はなぜか牝馬ばかり。これから産駒が走り出すエンパイアメーカーですが、ある程度芝で活躍馬が出てきてくれないと牝馬では活躍の場が限られ厳しくなってしまいそうですが、夢はダートに戻ったドバイWCや祖国アメリカの地で大暴れ!と願っていますので頑張って欲しいものです。


1日目は以上の1歳&当歳展示を見学しましたが、もうこの辺で記事を書くにも疲れてきましたし、「つづき」へと先送りするといつになるのかわかりませんので2日目のケイアイFでの展示は超ダイジェストで!

早朝7時出発というキツイ状態で迎えた雨降る2日目ですが、展示中に少々降っただけで持ち直し、無事に2歳出資馬3頭に初対面することができました!

一緒に写真を撮るだけでなく、顔を撫で撫ですることもでき「頑張ってな!」と小声で気持ちも送ることができました。ぜひ次は勝利の口取りの舞台で近くに立ってお礼を言ってあげたいです。

写真は母も出資馬だった思い入れ深い「初孫」でもあるロードチャレンジ



出資馬で最初に出てきたのがチャレンジとあり、馬の顔を撫でたことなどなかった為、カメラに背を向け撫でたポーズもケンシロウが虎を制したときのようなぎこちないものとなりました・・・他の2歳馬に比べ小さな馬体でしたが、母の分まで元気に長く競走生活を送って楽しませて欲しいです。


出資馬にも会え、未来の出資馬にも対面できた初の北海道ツアー。カナロアがいなければ参加することもなかったかもしれませんが、参加してみて本当に充実し楽しい時間が過ごせました。何事も一歩踏み出し体験してみなければ良さもわからぬことを身をもって感じました。正直いって今から来年のツアーが楽しみでなりません!その時には勝利を挙げ夏休みでケイアイFにいる愛馬と再会することが実現できるよう全馬に頑張って欲しいです。

ご一緒だった皆様、クラブ・牧場関係者の皆様、バスの運転手さん2日間ありがとうございました。







2014/06/10 20:20:00|カナロア
カナロアと再会
東京競馬場で安田記念が行われた日曜日、1年前にうれし涙を流させてくれたロードカナロアに京都での引退式以来の再会を果たしました。

今回はロードHCの北海道ツアーに初参加したのですが、参加を決めさせたのは「社台スタリオンステーションにてロードカナロアの展示」の一文が私を含めカナロアを通じ知り合った仲間の背中を押してくれました。

もちろん、ケイアイFでの展示がメインですし素晴らしい体験をさせていただきましたが、ツアー最後に組まれた社台SSでのことを先に書きたいと思います。

私にとってある意味では「敵地」でもある社台の施設に乗り込むとあり、魂は売らないとの意気込みを見せる為にカナロアブルゾンで臨み降り立った社台スタリオンステーションは、日高地方で見た心安らぐのどかな牧場風景とは異なり、異国の地を訪れたような雰囲気を感じました。



そして、初日のバスの中で発表のあったとおり当初カナロアだけの展示の予定が社台SSの御厚意によりカナロアを含む5頭の展示していただけることとなりました。どの種牡馬が展示されるかは出てきてからのお楽しみとあり、カジノドライヴ登場に期待せずにはいられませんでした。

そして、80名弱のツアーに対して全員に2014社台スタリオンブックをプレゼントしてくれるサプライズ!(写真の蹄鉄はケイアイFで戴いたものです)さらに、展示場所は見覚えのある・・・・・おおっ!ここはまさにスタリオンパレードを行う場所ではないか!!!



なんという心遣いでしょう!この素晴らしきおもてなしには敵ながら天晴れであり、感服いたしました!

そしていよいよ少人数を相手にスタリオンパレードが始まりました。

最初に社台SSの担当の方から「カナロアを含め上から5頭展示いたします」とのことで、胸が昂ぶる中登場してきたのは1時間後にジャスタウェイが安田記念を制し、産駒が3週連続G1制覇を果たした今をときめくハーツクライ!



しかし、参ったことにカメラの充電器を忘れる痛恨のミスを犯し、カナロアまで電池をもたせなければならぬのに残りわずかの表示が・・・トップサイアーが目の前にいるのにたくさんの写真を収められぬとは・・・

そんな後悔の念をさらに大きく抱かせるかのように、続いて出てきたのはMY史上最強馬であるキングカメハメハ大王が登場!!!!!



まさか愛しのキングカメハメハに会えるとは!本当にカナロアは私にたくさんのもの恵んでくれます。最初に出てきたときは「あっ!カナロア!」と思ったほど本当にそっくりで(カナロアが)、体調を崩し体重もかなり減ったような噂も聞いていましたが、元気そうで何よりでした。

続いて登場はキンカメ大王の翌年のダービー馬であり3冠馬の天馬ディープインパクト!



まさか日本の至宝でありトップサイアーのディープに会えるとは!社台SSの担当者のご配慮もあり、スーパーホースを近くで写真が撮れるよう隅から隅まで立ち止まって皆が近くで見ることができました。それができるのも、ディープの落ち着き払っておとなしい性格からでしょう。

ディープが静かに去り、続いて登場はディープ以来の3冠馬でカナロアと同期のオルフェーブル!



ヒーロー列伝で「黄金色の芸術」とうたわれるとおり、栗毛が美しく見事な馬体も維持しています。しかし、オルフェはやっぱりオルフェ。オルフェらしい表情で引き手の方にも反抗したり、引き上げる際にも軽く立ち上がるサービスも。どんな子供たちが出てくるか非常に楽しみです。

そして、待ちに待った世界のロードカナロアとの再会のときが!意表をつき後方からの登場でしたが、肌つやも良く、少々立派になった体で現れてくれました!




スタリオン入りしてから、なかなか近況も入ってこず心配しておりましたが、ディープに匹敵する種付け数(200頭超)だが一度で受胎することが多く現在はゆっくり過ごしているとのことで一安心。社台SSの担当者が説明を続ける中、カナロアはひたすら草を食べ続けほとんど顔も上げない状態。まだ食うか!ってくらい食べ続けていましたが、カリカリすることもなく我々の目の前の草を一生懸命食べ続けました。やっぱりもう競走馬じゃないんだなぁと感じると共に、相変わらずののんびり感にいつものカナロアを感じることができました。

最後は参加者でカナロアと一緒に写真を撮らせていただく事も快諾してくれた社台側の対応は、資料請求したくなるような心奪われる素晴らしい対応でした。本当にありがとうございました。

もちろん、カナロアがいなければこのような事もなかったでしょうし、そもそも北海道に行くこともなかったでしょう。引退し種牡馬になってもまだなお私に素晴らしき時間を与えてくれるカナロアにはただただ感謝するばかり。

そして来春にはたくさんの子供たちが産声を挙げ、牧場を走り回っていることでしょう。故郷ケイアイFでは14頭に種付けされるとあり、ツアーではその展示もあるでしょうから来年もきっと参加するでしょう。

メインであるケイアイFでのツアーの様子は近々記事にしようと思っていますが、初めての牧場訪問は刺激的で出資愛馬とも文字通り触れ合うことができやみつきになってしまいそうです。来年はカナロアに会うことはできないでしょうが、その子供たちに会いに再度訪れたいと思います。

ご一緒だった皆さま、クラブ・牧場関係者の方々、社台SSの関係者の方々、バスの運転手さんありがとうございました。







2014/06/06 0:41:09|我が愛馬たち
2歳戦スタート!
一口馬主をはじめて十数年。夢のまた夢である愛馬によるG1制覇はおろか年度代表馬にもなったカナロアを授かる強運に恵まれましたが、やはり日本ダービーという最高峰の舞台に愛馬の名を連ねることは最初からの大きな夢でありました。

しかしながら、ダービーに挑戦できるのは1世代1回限りの限られたチャンス。7000頭強の中から選ばれし馬は18頭の狭き門。今年も昨年末にフェンネルに淡き期待を抱きましたが無念の骨折。能力はあっても体調が合わなかったり、直前の熱発で回避せざろう得なくなる事もあり、順調にゲートインすることも難しい誉れ高きレースであります。

そして、その年のダービーが終わると翌週からは来年のダービーに向け2歳戦が開始されます。わが2歳馬たちも牝馬ヴァローアを含め5頭が来春の大舞台に向けそれぞれスタンバイしております。


まずは、筆頭のダービー候補であるタッチアス12ことロードプレステージ。


現在はケイアイFで調整されており、至って順調に進められているものの管理予定の昆先生との話し合いにより秋以降の始動が予定されています。うん、この感覚は昨年のフェンネルと近いように思えますが、もしや昆先生の「お気に入り」の1頭に入ったかな?もともと早期始動は考えていませんでしたので、一夏越し更なる心身の成長に期待します。しかし、フェンネル同様に何故か人気のないプレステージ・・・慣れてはいますがちょっぴり寂しい気分です。


続いては、あわよくばタガノグランパ路線でダービー出走を狙うレディカーニバル12ことロードシャリオ。


こちらもケイアイFで順調に調整されており、4月中旬には産地馬体検査を受検。各POG本でも産地馬体検査のページで紹介されておりご満悦!もしかしたら函館デビューかも?なんて早期始動に心弾ませましたが、どうやら新装なった札幌デビューが濃厚の予定。もしも、札幌2歳Sに登録されることがあったなら新装札幌競馬場へ参陣するロマンを描いております。


ロード勢最後は、エキマエ路線でダービーを目指すレディナデシコ12ことロードチャレンジ。


こちらもケイアイFで順調に調整中で、シャリオ同様に産地馬体検査を受検しました。とはいえ、千田先生からは方向性が示されておらず、小倉デビューか北海道デビューなのかミステリー。万一、小倉デビューで勝ち上がり、小倉2歳Sなんかに登録したら初の小倉競馬場に参陣し、JRA全10場踏破へむけ西方を完了するロマンを描いております。


そして最後に出資し、ハギノハイブリッド路線でダービーを目指すユニオンOCのスレッジハンマー。


この仔は予定通り4月下旬に茨城・ナカクラFに移動し、ゆとりの20-20ペースから18-18をこなせるよう順調に進んできました。しかし、驚いたのは未だ蹄鉄を履いていなかったとの事!近々削蹄の際に履くようですが、これまで履かずに乗り込んでいたとは・・・もちろんこの仔だけではないでしょうが、あまり近況報告で聞かなかったことですので戸惑いました。ただ、体調面は申し分なく蹄鉄が馴染んだところでトレセンに移動の予定ですので順調に進めば秋にはデビューできそうです。


大トリは出資して早一年のレッドリヴェール路線でダービーを目指すターファイトCのヴァローア。


こちらは女の子ながら立派に成長してきました!現在はBTCを利用し15-15で乗り込んでおり至って順調。近況のBTCでの調教動画を見ると、力強く駆け抜けておりエンパイアメーカーらしさのようなものが感じられました。もしかしたらダート路線かな?まあ、それはそれでエンパイアメーカーらしくよいことですので、関東オークスをナイター観戦するロマンを描いております。


というわけで、ここまで5頭とも育成場にいながらも順調で何より。すべて予定通りに進めば秋には楽しな出走が多くありそうです。

それぞれが個性に合わせそれぞれの舞台で活躍し、一年後には夢のダービーの舞台へ導いてほしいものです。

そして、今週末にはロード期待の3頭に会いにクラブのツアーへと行ってまいります!一口馬主をはじめて牧場見学(ツアー)は初めて参加するとあり心配も多いのですが、若き愛馬たちに会えるのと、あの世界のロードカナロアに再会できるとの事で申し込みしました!ちょっぴり貫禄のついたであろうカナロアに会うことがこんなに早く実現できるとは喜びの極みであります。現地でお会いします皆様、初めて参加しますがよろしくお願いいたします。







2014/05/28 1:46:23|その他
参戦!競馬RUN in 中山競馬場
四十を過ぎて活動期を迎えた私ですが、去る5月11日に「競馬RUN in JRA 中山競馬場」なるイベントに参加してきました!

1月末の京都でのカナロア祝賀会を終えたある日、浪速のケンにぃより一通のメールが。

「じぇいてぃさん、マラソン得意ですか?」

マ、マラソン!

昨夏まで子供たちと野球に勤しんでいたものの、数年前の心房細動により長距離走はストップがかけられている私。

その旨を伝えたものの、何か楽しみなものが奥底に潜んでおりそうでしたので理由を聞くと

「中山競馬場のコースでマラソンがあるので一緒に走ろうかと・・・」

なんと!!!あのカナロアのメモリアルコースである中山を走れる!

「ケンにぃ、一緒に走ります!」

というわけで、他の仲間にも声をかけトールさん、ハセハセさん、トールさんの同僚のキャロット会員の方の5人で走ることなりました。

一番若いトールさんから「フルマラソンのリレーにみんなで出ましょう!」なんて恐ろしい言葉が出てきましたが、古馬揃いのメンバーでは無理な話で、スプリントレースである2,650m(芝→ダート)にエントリーすることとなりました。

そうはいっても衰える肉体は3km弱の距離でも不安になり、桜が咲くころから軽めのダグ(ウォーキング)をはじめGWには仕上げていこう!と計画を練って進めていたものの、キャンターのペースを上げようとした4月下旬に沸騰したお湯が左足甲にポタリと落ちるアクシデント発生!指の付け根に500円玉大のフレグモーネを患ってしまいました・・・

ちょうど靴が曲がるとこであり、並脚ですら歩様が乱れる中、乗り込みは中止。とはいえ、フレグモーネでありフェンネルのようにプール調教もできずひたすら患部が靴に当たっても痛くないくらいにまで回復することを祈るばかり。なんとか1円玉大のかさぶたが残るだけの状態で当日を迎えました。

好天に恵まれた中山競馬場では、馬場改修のため芝コースは重機が入っており、かなりの深さで掘り起こされていました。そしてパークウインズとして競馬ファンもスタンドに陣取る中、障害コースよりG1のファンファーレが鳴り出走する552人が発走のときを迎えました。

最初の700mほどは障害芝コースを走るため、意外と楽に追走。スタンド前に入り待ってましたの「手を挙げた!岩田康成!」ポーズで2〜300mを堪能。正直言いまして、この手を挙げた!をゴール前でやることが出走する理由でありました。

その後、2角すぎの合流点でダートコースへ!これが中山のダートか・・・なんて思っている余裕はなく、脚を前へ進めるだけで精一杯。気温も上昇し25℃を超えようかという頃、スタミナも奪われ一杯一杯の状態。2度目のゴール前付近でピークを迎え、時計を見るとまだ時間にも余裕がある状態。併走していたトールさんたちを見送り、ゴール前をスタンドを見ながらゆっくりとしたダグに。

向こう正面までダグを踏みながら「おっ!あれがバンケットか」「あそこが芝1200のスタート地点だな」と中山コースを堪能。少々下りに入りかけた残り200で最後くらいはとキャンターを開始。残り100からは再度「手を挙げた!岩田康成!」ポーズでなんとか無事に完走!結果は23分24秒の348位でした。仲間内では最下位の入線であり、ロベルト系のボテッとした腹袋が自慢のトールさん&ケンにぃに先着されたのは悔しい限りでありますがタイムオーバー(30分)は免れましたので次走に影響はなく一安心。やはり中山コースはロベルト強しであります。

敗因を挙げればきりがありませんが、中間のフレグモーネでの調整ミスとなによりダートと距離が合いませんでした。

そして全員無事完走したあとに5号障害のところで記念撮影(ケンにぃ、またまた使わせていただきます)


(撮影はケンにぃJr.のハマカゼタカシくん、ロード会報表紙風に加工しました)

その後はおいしいビールを堪能し、最終レースまで馬券も堪能してきました。それにしても、フルマラソンリレーにエントリーしなくてよかったです。

普段走ることはおろか入ることも難しいJRAのコースを皆で走れたことは貴重な体験でしたし、カナロアと同じ景色が眺められたのが一番です。そしてダートを走ることがあんなにキツイとは・・・ダートなら切れ味不足をカバーできるとか簡単には言えなくなりましたし、ダート戦を見るときも少々視点も変わってきました。

またこのような機会があれば、続けて参加したいと思います。そのためにも普段から鍛錬せねば・・・

↓ちなみにMSN産経ニュースでも紹介されていました

中山競馬場を4763人疾走 千葉
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140511/chb14051121330003-n1.htm







2014/05/24 1:19:36|リーネアロッサ
戦力補強2014 2 テレフォニカ13
一度更新のリズムを取り戻すと出走馬もいないのに何故か更新したくなる気分に。なんでしょうか、このムラは・・・深くは考えないようにして、3月から書かねば書かねばとず〜っとやり過ごしていたことがありましたので、やる気モードにあるこの時に更新しようと思います。

実は、ユニオンの2歳馬であるスレッジハンマーに出資する前の3月早々にターファイトCで1歳牝馬に出資をしていたのです。

ターファイトC恒例でもある2歳追加募集で気に入った仔がいればスレッジハンマーと天秤にかけ出資しよう!と目論んでいたのですが、あまり気に入った仔もおらずスレッジハンマーの育成ものんびりモードだった為、もう2歳の出資はないなぁと考えていました。

そんなこともありヴァローアの調教動画を生産牧場である谷川牧場のHPで見ていると、いつも一番上に出てくる1歳馬の動画が気になり昨秋の当歳(現1歳)募集のページを確認することに。

すると、その仔は関東馬でありながら父タニノギムレットということで募集当初まるで注目もせずカタログページもすっ飛ばしていました・・・ですが、牧場での動画と近況写真のこの魅力的な表情で一気に出資へと傾いてしまったのです!

         

そんな不惑を一目惚れにさせたこの仔は母テレフォニカの13(牝馬)。父はタニノギムレットで母の父はミスプロ系のDistant Viewということで合わせ技で合格!生産はヴァローアと同じく谷川牧場、お世話になるのは美浦・杉浦厩舎。肝心なお値段は総額800万円、一口40,000円(200口)のお手頃マイゾーン価格。

兄姉はクラブで2頭募集されましたが共に未勝利であり活躍馬はなし。それもあってか、出資を決めてnetkeibaでお気に入り馬に登録すると登録人数はなんと我ひとり!どうやらまったく人気がないようです・・・

そうはいっても、谷川牧場&杉浦厩舎といえば今年の桜花賞で見せ場たっぷりの大逃げをうったフクノドリームのコンビ!この仔も同様に大舞台への期待が高まります!

TOP画像は本日更新されたものですが、一冬を越し非常に立派で見栄えがするように成長しました。そして、なんといっても一目惚れした綺麗なお顔!瞳も大きく凛とした美しさを感じさせます。

これからデビューまで1年以上ありますが、ゆったりじっくり愛しのこの仔の成長を楽しみたいと思います。なにより可愛いだけでなく、脚も速いことを祈るばかりであります。

非常に少ないと思いますが、ご一緒の皆様よろしくお願いいたします。