My E280 Rear View
W124のスタイルで好きなのが、この角度から見た姿です。
W124型が生産されていた当時のダイムラーベンツ社のスローガンは
「最善か無か」(Das Besten oder Nicht)というものだったそうです。
つまり、最善のものを追及したモノ作りで、コストをしっかりかけて、
最善のものの価値を分かってくれる人にだけ買ってもらおうという思想です。
従って、ある意味では過剰品質な面もあるとは思いますが、表向きの豪華さ
や便利機能で顧客をごまかすのではなく、分かる人には理解できる真の
贅沢さと、見えない所にコストを掛け、道具として徹底した作りこみがされて
いる車なんだと思います。
という思想で作られた車を運転してみて、いったいどうだったの?
@ ぶっきらぼうなインパネと、すべてが質実剛健な操作感 (悪く言えばヤボったい?)
話に聞いていた重いアクセル。ちょっと踏んだだけでは車は動きません。
A 運転しているこっちまで、直立不動体勢で車に命令されているようで疲れた。
慣れれば、逆に安心感としっかり感で、疲れずに走ることができます。特に長距離。
B 乱暴な運転をしないようになった。やはりジェントルに乗る車です。(燃費にもGood)
と言うか、皆さんが丁重に車線を譲ってくれるので、自然に紳士的になるんでしょうか? (誤解ないように言っときますが、これまでも安全運転・ゴールド免許ですから・・・)