利休の侘び寂びベンツ生活

フツーのおじさんサラリーマンのメルセデス ベンツ生活(Mercedes Benz W124 E280 Limited)の記録です
 
2008/02/11 13:38:45|Maintenance
パワステオイルとフィルター交換

  1. 2年前の車検時に交換したパワステオイルとフィルターですが、2年間で約2万km経つので交換をして見ました。 (作業日:2008年2月)
  2. 【写真1】は、2年間・2万km走行後の状態です。かなり黒ずんだ状態です。
  3. 【写真2】は、オイルを抜き取っている様子です。
    家庭にある使い終わったシャンプー(ポンプ式)を使います。
    ポンプをシャンプーから取り出して、古いオイルを抜き出します。ポンプでくみ出した古いオイルはシャンプーの本体に。ここで抜き取ったオイルをシャンプーの入れ物にうまく入るように熱帯魚用水槽のポンプに使うエアーチューブをシャンプーのポンプの先端に入れて(無理やり押し込んで)工夫しました。
    シャンプーポンプの右側にある白い容器がシャンプの本体です。
  4. 【写真3】は、オイルフィルターを引き抜いてオイルを可能な限りくみ出した状態です。
  5. 【写真4】は、新しいオイルフィルター(Speed Japanで900円)を戻して、新しいオイル(Spped Japaで1リットル1,000円)を入れた状態です。
    【写真1】の古いオイルとの色の違いは歴然としています。
  6. 適量オイルを入れたら蓋をしてエンジンをかけます。ステアリングを左右に目一杯3回程度回して、パワステオイル内の空気を抜きます。
    再度蓋を開けるとオイルが減ってますので、Min.とMaxの間の適正なオイル量までオイルを補充して作業は終わりです。
  7. この程度の費用で、しかも簡単(初めてでも30分もあれば写真を撮りながらでも可能です)に自分で作業できます。詳しいことは雑誌のメンテナンス記事や、諸先輩のWeb Pageに掲載されていますので、参照して下さい。
  8. 良く言われることですが、プロに任すべきことは任して素人作業をあえてしないことは、中途半端な作業によって危険を誘発しないことは当然です。しかし自分で確実にできることは積極的に車をかわいがるということや、車の状態を知るという意味でも大切なことだと思います。全部プロに丸投げだと、やはり愛着は湧きませんよネ!!







2008/02/02 19:57:19|photos
My Car紹介
My E280 with Cherry Blossom
 
2008年3月29日、甲府市の桜の花見で有名な護国神社での撮影。
(Panasonic DSC-FS3 F5.1 1/125 100mm)
2005年12月、東京都内のW124専門店で購入。
 
W124 E280Limited 1995年モデル
初年度登録:1994年10月
購入時走行距離:65,000km
ボディーカラー:ブリリアントシルバー
 
W124 Club 会員番号:2226  ハンドル名:利休
 
角目のW124型は、「ちょい悪」的存在ですが、本格的な電子制御となる前のアナログ
色が残る最後のモデルだと思います。
そんなモデルですので、内装の佇まい・ダッシュパネルの雰囲気など、”わびさび”
が感じられるという思いから、”利休”というハンドルネームでホームページを
立ち上げました。
 
 
寸法・重量
全長・全幅・全高 4,740×1,740×1,445mm
ホイールベース 2,800mm
タイヤサイズ(前) 195/65 R15
タイヤサイズ(後) 195/65 R15
車両重量 1,530kg
 
エンジン
総排気量 2,799cc
エンジン種類 DOHC 直列6気筒
最高出力 200ps/5,500rpm
最大トルク 28.2kgm/3,750rpm
使用燃料 無鉛ハイオク
燃料タンク容量 70リットル
燃費 10/15モード 6.9km/リットル
 
駆動
トランスミッション 4速AT
サスペンション(前) ストラット式
サスペンション(後) マルチリンク式
ブレーキ(前) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ(後) ディスク
 







2008/02/02 17:50:48|columns
納車、その後どうよ?
  1. 納車は購入店のセールス氏がわざわざ東京から運転して来てもらいました。
  2. 話には聞いていましたが、アクセルが重たい。恐る恐るアクセルを踏んでも動きません。
    「グーっと踏んでください」とセールス氏。動いた・動いた。
    一通りの操作は聞いたので、後は自分の体が慣れるしかない・・・
  3. 納車整備をしっかりしてもらったので、取り立てて困ることはないし、路上で止まるようなこともなかった。
    とりあえず、オート○ックス・ブランドのタイヤを車に合ったものにでも交換しますか。
    ということで、B/S社製 レグノ(GR-8000)に交換。うーん、静粛性が高いタイヤです。
  4. という訳で、何事もなく順調に毎日通勤の足として活躍し始めた利休号(E280)は、当たりだったようです。
  5. 車以外での変化は?
     ・ 家族からはプラス思考で受け入れられているようです。
      (我が家にベンツがやってきた〜。でも至って冷静。というかそんなに興味ないみたい)
     ・ 近所からは、「俺も若い時に何台も乗ってた」っていうご近所さん。「あの当時は、乗ってる人がほとんどいなかったナー」だそうです。
      あとは、車に興味のない人は何の反応も無し。でも心の中の本音はどうなんでしょう?
     ・ 職場では、「すごいの買ったネ」「いくらしたの?」「壊れない」「壊れると高いんでしょ」という反応がほとんど。
  6. 自分はというと、前のチェロキーは洗車したことなかったのに、よくもまー毎週まめに綺麗にするもんだと、自分で自分の変化にびっくり。
    それと、服装にも多少気を使うようになったかナ?
  7. 至って順調ですが、これから自分なりの整備(自分でできる範囲で)と、ドレスアップなどをしていきましょう。
       その前に、ヤ○セじゃなくて、主治医を見つけないとナー。
  8. 納車整備の内容は↓です。
     (プロにお任せしたので、これだけやってもらえば当面OKか?)
    とにかく、地方の人で、主治医がいない人は、まずは買ってあっちがダメ、こっちがダメでは折角のメルセデス生活が不安と後悔の連続になりますので、多少費用がかかってもしっかりと整備をしてもらうことを、お薦めます。
    また、予算面でも納車後の整備ができるように、予算が目一杯車輌代金ぎりぎりにならないようにするのも良いと思います。特にW124のような10年を軽く超えるモデルはなおさらです。

    ドラッグリング交換                1個
    左右タイロッド交換                2個
    ステアリングダンパ交換          1個
    エアコン フィルター交換          2個
    AT クーラーホース交換          1個
    ファンベルト交換                  1個
    H4 ベッドライトバルブ交換       2個
    クーラントタンク・キャップ交換    1個
    トランク ストッパ 上下交換       4個
    リア ブレーキ パッド交換         2個
    エアエレメント交換               1個
    バッテリー(570-18 )交換     1個
    ウォーター ポンプ交換           1個
    ワイパー ラバー交換            1個
    パワステ オイルフィルター交換 1個
    パワースアリング オイル        1L
    エンジンオイル交換             6.5L
    ブレーキオイル交換              1L
    ATF フックス3000交換         5.5L
    デフ オイル交換                 1.3L
    LLC(ベンツ純正)交換          4.5L







2008/01/28 22:27:58|columns
いざ、購入!!


契約の日


  1. 6カ月間雑誌やWebで情報をいくら集めたとは言え、実車を見て、触って、試乗しないと分らんもんです。
    でも、どこをどう見たら程度の良い物件かどうか見分けられるんでしょう。
  2. 結局、素人がいくら頑張ってもたかが知れている。
  3. だったら、信頼できるショップを信じるしかない。
  4. ということで、インターネットのオーナーさんのページや雑誌の情報で、都内のW124専門店に勝手に決めました。
    いくつかのオーナーさんの評判、甲府から車検や修理での行きやすさから多摩地区のお店に、けってーーい!!
  5. 電話でお店に行く日を予約。インターネットの在庫情報からお目当てのE280 Limitedが2台あるが、1台は商談中だって。もう1台はフリー状態。
    約束した日は午後から都内の本社で会議があるので、午前中は自主休業。(笑)
    たぶん、今すぐだったら走行距離の少ない商談中の方もOKだけど、約束した日だと売れちゃう可能性大だとセールス氏。まー、これもめぐりあわせの運だと思い、早まるのは止めて、じっくりと見ましょう。
  6. という訳で、契約しても良いように印鑑をもって、いざ出陣。
  7. やはり、走行距離の少ない方はすでに売約済み。もう一台(走行距離65,000km)の個体とご対面。
    右側の写真が店内に展示されていた我利休号。前オーナーは、”・124”のナンバープレートを付けています。
  8. 恐る恐るドアを開けて、シートに腰を降ろします。意外にクラシカルなインパネ回りだなー。でも、レザーシートが超いい感じです。本当にこげな車を買ってよかとですか???  って、心の叫び。(なぜか熊本弁)
  9. 屋内に展示場所のあるお店ですが、エンジンをかけて、動く部分は一通りスイッチを動かして動作確認。サンルーフはチルトはするが、スライドしない。運転席のヘッドレストが上下しない。この二点は修理して納車ということで・・・
  10. 念のため、前オーナーさんの整備記録を見ると、うむうむエンジンハーネスがごく最近交換されている。(これはお得だ・・・)なんて、これまでの勉強の成果が出てるじゃん。(意外に頭は冷静に機能しているみたい)
    もう一方の走行距離の少ない(たしか48,000km)個体は、距離が少ないために、もしかしたらそういう部品代のかかるパーツが交換されていないかもしれない。やはり、距離だけで選択するよりも、しっかりと整備されている固体を選ぶのも手だな。(なんて、既に評論家になってるじゃん)
  11. ということで、何度も東京に足を運べないので、「このお店を信頼してすべて任せます」ということで、契約となりました。「値引きはいらないので、とにかくしっかりと整備して下さい。」とお願いして、2年の新規車検を取って、3週間後の納車ということで契約は無事終わり。甲府までセールス氏が自ら運転して納車に来てくれるということになりました。本当はもっと実車を試すのがセオリーですが、ベンツにそうそう何度も試乗できないし、信頼できるお店とプロの目で良い個体を選んでもらうという選択肢も地方に住む人間にはありだなと思います。
  12. さー、こんな中古車選び、しかも天下のメルセデス。この後はいかがなりますことか・・・  (次のコラムに続く)







2008/01/26 20:02:45|photos
E280のうしろ姿
My E280 Rear View
W124のスタイルで好きなのが、この角度から見た姿です。
 
W124型が生産されていた当時のダイムラーベンツ社のスローガンは
「最善か無か」(Das Besten oder Nicht)というものだったそうです。
つまり、最善のものを追及したモノ作りで、コストをしっかりかけて、
最善のものの価値を分かってくれる人にだけ買ってもらおうという思想です。
従って、ある意味では過剰品質な面もあるとは思いますが、表向きの豪華さ
や便利機能で顧客をごまかすのではなく、分かる人には理解できる真の
贅沢さと、見えない所にコストを掛け、道具として徹底した作りこみがされて
いる車なんだと思います。
 
という思想で作られた車を運転してみて、いったいどうだったの?
@ ぶっきらぼうなインパネと、すべてが質実剛健な操作感 (悪く言えばヤボったい?)
   話に聞いていた重いアクセル。ちょっと踏んだだけでは車は動きません。
A 運転しているこっちまで、直立不動体勢で車に命令されているようで疲れた。
   慣れれば、逆に安心感としっかり感で、疲れずに走ることができます。特に長距離。
B 乱暴な運転をしないようになった。やはりジェントルに乗る車です。(燃費にもGood)
   と言うか、皆さんが丁重に車線を譲ってくれるので、自然に紳士的になるんでしょうか? (誤解ないように言っときますが、これまでも安全運転・ゴールド免許ですから・・・)