こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目のmayumiです。
本日7月7日は七夕ですね。
私の住む山梨県甲府市は青空が広がっています。
七夕の日に晴れるなんてとても珍しいです。
今夜の天の川に期待が高まります。
夜空といえば、“星のきらめく天空のかけら”と言われた石をご存知でしょうか?
ラピス・ラズリ(lapis lazuli)という石です。
瑠璃(るり)といえば、お分かりでしょうか?
宝飾産業が盛んな山梨県にお住まいの方なら実物をご覧なったことがあるかもしれません。
深い青色が美しい石ですね。
”ラピス”はラテン語で“石”を意味する言葉で、“ラズリ”は“青い”を意味するアラビア語に由来しているそうです。
“青”といっても様々ですが、”ラズリ”という言葉自体、「群青の空の色」を意味する”ラズワルド”がもとになっているようですから、深みのある濃い青のことでしょう。
最近話題になっているオランダの画家、フェルメールはラピスラズリを顔料に使って
絵を描いたことで知られています。
ラピスラズリをたくさん使っていたために生活が苦しかったのではないか、とも言われているフェルメールですが、当時は金と同等もしくはそれ以上に高価だったそうです。
どうしても、ラピスラズリの青色を使って表現したかったのでしょうね...
ちなみに上の写真は、高度約1万mから撮った一枚です。
日本からオランダに向かう機内で撮影しました。
夜空ではありませんが、「群青の空」になりつつあるところです。
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目
mayumi
2012.07.07.
画廊所在地:
山梨県甲府市千塚一丁目9-14
湯村ショッピングセンター 3階
(甲府富士屋ホテル様近く)