キャンプめしの極意は、 『いい加減が良い加減―』だ!! なんて、書きました。
確かに野外では、 アバウトさがかえって、 良い味になる事が多いのですが、 中にはじっくり手間暇かけて作るのが、 美味しい逸品も当然あります。
その最たるキャンプめしメニューこそ、 「燻製」では、ないでしょうか!? 仕込みから行うとなると、なかなか1泊では難しく、 デイキャンプでは不可能です。
だから、 たっぷり時間が取れるキャンプならば、 一度は、燻製作りにチャレンジしてみると、 ますます奥深さが分かって、 結構ハマっちゃいますよ(^_^)v
左の写真は、 例の専門学校の実習で作った時のものです。 2013年度だったと記憶しています。 この時くらいまでは、前半が淡水の水辺の活動―。 後半が海辺でのキャンプになっていました。
そこで、キャンプに入る前日までに、 ルアーでニジマス釣りを体験し、 釣った魚を燻製にしてみよう。 で、キャンプで食べよう!! って、事になりました。
その時に学生が釣ったのが、 下写真のニジマスです。 美味しくするために大事なのが、 血合いを残さないように下処理をする事―。
内蔵を出したら終わりではなくって、 背骨に沿って走っている動脈(血合い)に残る、 固まった血液をしっかり洗います。
そこまで処理した魚を、 今度は、『ソミュール液』に暫く付け込みます。・ ソミュール液は、言うなれば味付け液です。
粗塩と少量の三温糖などに、 香味野菜(セロリの葉・パセリの茎など)の 屑などを入れ、下味を付ける訳です。 勿論、セロリも、パセリも、 全て美味しく戴きました(^_-)
この作業まで、学生達にやってもらいました。 ここまでに1日掛かります。
宿に戻ってから、魚をソミュール液から取り出し、 塩抜きをします。この作業を怠ると、 しょっぱくて、台無しになってしまいます。 この工程は、自分が担当しました。
翌日、今度は魚を陰干しして水分を飛ばします。 この工程での肝は、天日に晒してしまわないことです。 風通しの良い日陰で、ゆっくり乾燥させました。 明日から、キャンプが始まります。 ここまでで2日掛けました。
キャンプが始まった翌日、 いよいよ「燻煙作業」に、入りました。 この時に活躍してもらったのが、 上の写真の、手作り段ボール製燻製機です。 100均で網を買って取り付け、 そこにたこ糸を吊して魚をぶら下げました。 わざわざ、燻製機など買わなくっても、 出来ちゃうんです。
アルミ製の皿に「ナラ」のウッドを置き、 周りにサクラのチップをばらまいて、 ウッドに火を付け、燻します。 「温燻(おんくん)法」で、燻しました。
ウッドもチップも、アウトドアショップや、 最近では、コンビニやホームセンターなどでも、 手に入るようになりましたね。 サクラ・ナラ・ヒッコリーなど色々あります。 そうそう。リンゴなんかもありますね。
網の上に乗っけてあるのは、 ちくわ・カマンベールチーズ・笹かまぼこなど、 学生達が、燻してみたい食材を乗っけてみました。 お餅や、ゆで玉子なんかも美味しいんですよ(^_-)
ここからは温度管理が大事なのですが、 実習中は他の活動も行うので、 火が消えないようにだけ気をつけて、 活動を続けました。
その夜、いよいよ試食と相成った訳ですが、 いやあ、美味しかったですね〜!! 学生達も、女子を含めて骨まで完食でした(^_^)v
都合、3日間掛けて作りました。 これを、「冷燻(れいくん)」で行うと、 燻煙時は、付きっきりで温度管理する必要があります。 が、これこそ時間をたっぷり使える、 キャンプの贅沢―。なんだと思いますよ(^o^)/
うまし(^_^)v
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