鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/01/11 9:06:01|トピック
今日は『成人の日』です。が・・・
今日は、『成人の日―』。
ではありますが、
今回、新型コロナウィルス感染拡大に伴う、
二度目の緊急事態宣言が発令された中にあって、

新成人を祝う祝典が、
多くの地域で「中止―」。
または、「延期」―。
を、せざるを得ない状況に遭っています。

追い打ちを掛ける様に強い寒波と大雪に、
道を閉ざされてしまった地域もあります。

折角の「ハレ」の、日に、
晴れ着を着て、仲間と集まることも許されず、
帰省は勿論、近場への外出さえもが、
規制されてしまいました。

悔しい、寂しい、辛い思いをしている、
多くの新成人の方がいらっしゃると思います。
「なんで自分ら達だけ・・・」と、
悲しい気持ちの方が殆どではないかと想像します。

ですが、見えていないだけで、
皆さんをお祝いされている方達はたくさんいます。
どうか、それだけは信じて下さい。

また、こんな特別な「成人の日」を、
迎えた新成人の方々は、
ある意味、スペシャルな皆さんです。

この日の事を、
どうかいつか笑って話せる日まで、
皆さんの成人式を、ずっと育んで欲しい―。
そう思っています。
そして、日を改めて、
成人式をやり直して欲しい―。
とも、思っています。

今日、成人の日を迎えられた全国の皆様、
改めまして、「成人、おめでとうございます!!」

今日の特別な日に、
出世魚のエースである『鰤(ブリ)』と、

祝いの魚のキングである『鯛(タイ)』の、

威風堂々とした顔の写真を貼ってみました。
本当に細やかですが、
今日からは立派な大人として、
社会の大海原へ漕ぎだして下さい。

皆様の前途が洋々でありますことを、
心よりお祈りしています。








2021/01/10 9:06:01|お魚紹介
春の使者ウミタナゴを釣りに行こう!!
二度目の緊急事態宣が発令され、
最初の日曜日となりました。
予定通りに宣言が解除されるためには、
私たちの行動変容が強く求められています。

なんとか日本人の底力で乗り越えて行けるよう、
今こそソーシャルディスタンスを保ちながらも、
心は一致団結していきましょう!!

そして、
どんなに「密」に、なりにくいから・・・。
と、云っても、この間は釣りもグッと我慢です(^_^)v

なので、この緊急事態宣言が明ける頃から、
おおよそ釣りの盛期に入って来るだろう、
お魚を、今日はご紹介致しましょう!!

そのお魚の名前は、『ウミタナゴ』です!!
梅の花が咲き、日だまりに春の息吹を感じ始める頃、
波の穏やかな日に、
是非、のべ竿で釣り、遊んで欲しいのが、
この『ウミタナゴ』です。

ウミタナゴは、正に春の使者―。
長い冬が明けて、初めて釣りを楽しむには、
本当にうってつけで、
コツさえつかめば、お子様でも結構釣れちゃいます(^_^)v
ですから、ダントツのお勧めです(^_-)

ではどうして春が釣りやすいのでしょう。
それは、この魚の形と、
稚魚の生まれ方に特徴があるからです。

淡水魚に『タナゴ』って、
云うお魚がいるのはご存じですか?
コイ科の小さなお魚で、
形としては、平べったくて菱形に近い形です。

その為、同じ様な姿形をしているので、
海に居るタナゴ――。って、事でこの名前が付きました。
この形を良く覚えてもらって、
次は、稚魚の生まれ方が独特なのです。

実は、『ウミタナゴ』は、
卵胎生の魚なんですよ。
卵胎生って云うのは、卵は産卵するのではなく、
卵を、親のお腹の中でふ化させて、
魚の形になってから産み落とす形態なんです。

生まれたばかりの稚魚は、
真っ白いのですが、形は親と同じです。
なので、割と目立っちゃうんです。
それを、隠すのが海藻の森――。

海藻の森に隠れて稚魚の時季を過ごします。
その為、親は海藻の森が繁茂し始める、
春先に磯に接岸し、稚魚を産み落とすので、
栄養も余計に取らないといけない親は、
食いが立って来て、
春が釣りのベストシーズンになるって訳です。

なので、大きなポイントとして、
海藻がたくさん生えてる磯や堤防を探すこと――。
併せて日当たりが良くって、波が穏やかであること――。
これが、魚を釣るための観察ポイントになります。

それに、浅いタナでも食って来るので、
のべ竿を使って、シモリウキ仕掛けか、
シンプルなウキ釣りで、
可愛らしいアタリを拾って、釣るのが面白いです(^o^)

エサは、コマセと合わせてアミエビを数匹付けたり、
小さめのオキアミでも良いですし、
アオイソメを小さく切って付けても良いですね。

たっくさん釣れても、
塩焼きで良し、煮魚も良し、
とっても美味しい魚ですから、

緊急事態宣言が解除されたら、
あったかい日を選んで、ウミタナゴ釣りに出かけよう!!
 







2021/01/09 9:06:01|ニッポンの釣り
この釣りは・・・覚悟が要りますよ(^_^;)
年末から年始の寒波が抜けたと思ったら、
再び寒波が強まっています(>_<)

加えて新型コロナも、再度の『緊急事態宣言』が、
首都圏に発令されてしまいましたね。
不要不急の活動は、厳に控えなければいけませんね。

ところで、寒くなれば寒くなるほど、
釣りに行ける可能性が高くなる釣りがありますよね。

そうです!!
ご存じワカサギの氷上『穴釣り』で、ございます。
何でも、一生に一度はやってみたいって感じる、
アウトドアでの活動なんだそうです。
ホントかなあ・・・(^_^;)

確かに、厚い氷の下から、
可憐なワカサギたちが、プルプルと竿先を揺らしてくれて、
正に、ワカサギたちとの『糸でんわ』を、
楽しんでいる感覚は、見ていれば楽しそうですよね。
実際、本当に穴釣りを楽しまれていらっしゃる方は、
凄くたくさんいらっしゃるのも知っています。

が、見た目以上に、過酷な釣りですよ。
だって、どんなに周りの景色がきれいであっても、
凍った湖の上ですよ。
当然、氷の上でストーブなんて焚けませんから、
暖を取ることもできないので、
ひたすら寒いだけですよ。

自分も、過去に二回だけやったことはあります。
最初は、自分も憧れでやってはみたものの、
余りの寒さに泣きそうでした。

鼻水は止まらないわ。
トイレするにも難儀だし、
寒さを忘れさせてくれるほど、釣れないんだもん。
最初の釣果は、確か5〜6尾だった気がします。
あれ、釣りじゃなく、修行ですわ(T_T)
寒行ですね。

もう一回は、仕事で仕方なく同行しましたが、
やっぱり寒くって、途中で限界でした。
釣りならいくらでも粘れる方なんですけど、
あの寒さは格別に身に凍みました(涙)

なので、大手を振っての
お勧めは自分はできないのですが、
あの「糸でんわ」の感覚にハマってしまうと、
穴釣りは、余計にワカサギLOVEに、
なってしまうと思いますよ〜。

只、右の写真の様な道具で氷に穴を空けるのですが、
釣ってる最中にも、
放っておけば、どんどんまた凍って来るので、
こまめに小さな氷を、網で掬い取ったり、
かじかむ手で、ちっちゃいエサを、
これまたちっちゃいハリにくっ付けるのも大変です。
そう。相当、覚悟が要る釣りなんですよ。

まあでも、今シーズンは
あったかいドーム船なんかは、密になるので、
きっと運行できなそうだし、
幸か不幸か寒い冬ですから、
穴釣りは各地で解禁されると思います。

山梨県内には、正直、今でも穴釣りが出来る湖沼は、
一つもありませんが、山中湖ではかつて、
穴釣りは冬の風物詩でしたし、
河口湖や精進湖でも穴釣りができました。

が、今は結氷しても、氷上には乗れない厚さなので、
なかなか解禁されることは無くなりました。
精進湖では、かつてスケートもできていたのですが、
死亡事故が発生してしまって以降、
結氷しても、湖面への立ち入りは禁止となりました。

お隣の長野県では、
松原湖や立岩湖などで、既に解禁になっているようですから、
興味のある方は、とにかく防寒対策を十二分に行ってから、
是非チャレンジしてみて下さい。
道具もレンタルがあるようです。

数が釣れれば楽しいし、
何より美味しいので、また行きたい―。
ってなると思います。

只、寒いのが苦手な人、
釣りを余りやった事がない人は、
覚悟して取り組んで下さいね(^_^;)
 







2021/01/08 9:06:01|レッツスタディー!!
イギリスのEU離脱と漁業権
昨年末を以て、
ついにイギリスがEUから、完全離脱しました。
2021年最初の大きなニュースだったかもしれません。

EUとの交渉は、
最後の最後までもつれにもつれていましたね。
このもつれの最大の要因となったのが、
イギリスの周辺海域の『漁業権』の、問題でした。

上の写真は、
お馴染みの「フィッシュ&チップス」ですよね。
どなたでも一度は、食べた事があると思います。
フィシュ&チップスは、
イギリスでは、言わずと知れた定番魚料理で、
白身魚をパリッと揚げて、フライドポテトを添えて、
マヨネーズなどにディップして食べますよね。

ですが、このフィシュ&チップス以外に、
イギリスの魚料理って、なかなか思いつきませんよね。
それってどうしてでしょうか。
最大の理由としては、
イギリス人がさほど魚を食べない――。
そういう民族であることが予想できますよね。

さあ、そこで今日のレッツスタディーです。
魚を余り食さないのであれば、
どうして周辺海域の漁業権が、
大きな問題になったのでしょう。

双方が、互いの意志を最後まで譲らなかった、
この『漁業権』に、どんな背景が隠されているのでしょうか。

ちょっと難しい問題かもしれませんが、
世界情勢を知る上でも、
いいきっかけになりそうなトピックだったので、
この年の初めに、皆さんにも考えてもらいたい・・・。
そう思いました。

ヒントは、世界地図を俯瞰して見てみると、
気が付くかもしれません。
EU各国に無くって、イギリスにあったものな〜に!?

ひょっとしたら、
このフィシュ&チップス以外の、
新しいお魚料理がイギリスから生まれたり、
日本にやって来ている輸入のお魚の様子も、
ガラっと変るかもしれません!!







2021/01/07 9:06:01|ニッポンの釣り
春を待つ冬の渓(解禁日までの気持ち)
2021年が明けたばかりですが、
ついに、2度目の緊急事態宣言が、
今日、宣言されそうですね。

しかも、敢えてそこに被さるように、
再び寒波の襲来だそうです。
色んな意味で、寒すぎるわ〜(>_<)
まだまだこの寒さは、
この先も続いていく訳ですが、

年が明けると何故か、
釣り人にとって、
ソワソワするような、
ワクワクするような、
じっれったいような、
そんな日々が、同時にカウントダウンを始めます。

けれど、コロナ禍だけに、
慎重にならざるをえません。

何のカウントダウンかと云えば、
渓流釣りの解禁日までの、カウントダウンです。
最も早い所では、
2月に入れば直ぐに解禁になる川もあります。

おおよそ山梨県内では、
3月1日が解禁となる川が多いと思います。

ところで、釣り人が来るまでの、
冬の渓流って、どんな感じなんでしょう?
エリアによっては、川面も凍っているでしょうし、
川原も雪が積もっていて、
とても寒くって、釣りどころではないでしょう。

が、黙っていても季節って進んでいくもので、
ちょっと暖かい日が続けば、
川原の湿った土の下から、
ふきのとうが顔を覗かせたり、

木々の冬芽が、
ぷっくりと膨らんでいたり、
命の息吹を感じます。

解禁日までの数ヶ月、
あそこで釣ろう―。
あの淵がいいかな?
エサは何にしようか・・・。
仕掛けでも作っておこうか・・・。

と、一日一日が、
解禁日の興奮を掻立てます。

けれど、長い眠りから覚めたばかりの渓は、
いつも結構、厳しくて、
追いかけども追いかけども、
フラれ続けてしまいがちですが、

やっぱり、その日が待ち遠しい!!
ああ、これが釣り人の性(さが)なのねえm(_ _)m

上の写真は、山梨県内の某河川、
2月頃の解禁前の様子です。

川原の雪をどけると、
ほら、ふきのとうが・・・