鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2021/01/16 9:06:01|トピック
今日から大学入試共通テストですね!!
緊急事態宣言の最中ですが、
いよいよ令和3年度の、大学受験シーズンが始まります。

今日から大学入試共通テストですが、
コロナ禍でしかも緊急事態宣言もされた中、
中止になってしまうのではないか―
と、心配していた受験生が、
きっと多かったのではないでしょうか。

でも、感染防止対策を徹底したうえで、
予定通りに実施される事が決定しました。

しかも、追試が複数回設定されることで、
もしも運悪く、コロナ感染してしまったり、
濃厚接触者としてリストアップされてしまったり、
当日、急に体調不良になってしまったり、
そう云った受験生へのバックアップ策も、
講じられることになりました。

受験生の皆さん、
こんな状況の中ではありますが、
このコロナ禍の中で、懸命に受験に向けて、
学びを深めてきた皆さんを、
自分は心から応援しています。

普段通りに、自分のやって来た事を信じて、
精一杯、テストに臨んで下さい。

ところで、今日は『鯉(コイ)』の写真を貼りました。
流れに逆らって泳いでいる鯉の群れです。

中国の故事に出て来る、
『登龍門』に、ついてご存じでしょうか?

意味としては、
成功に導く厳しい難関を突破する―。
と、云う事で使われますよね。

まさしくこの共通テストは、
龍門に達する大きな難関だと思います。

そして、龍門に至る急流を登っていった魚こそが、
実は『鯉(コイ)』であり、

鯉は、急流を登り切ると「龍」になる―。
と、云われている、立身出世のシンボルなのです。

是非この厳しく、
痛みを伴う激流となってしまったこの受験を、
見事に乗り越えて目指す大学で龍になって下さい。

そして桜の花の下で、
友と合格の喜びを、密に喜び合えますように・・・
 







2021/01/15 9:06:01|トピック
駅伝も高校サッカーも全国区!!山梨学院の周り一帯は遊び場でした
お正月から、小正月を迎えた今も、
地元の学校の大活躍に感動が止まりません!!
2日・3日の箱根駅伝。
一昨年の予選敗退を受けて走れなかった去年の箱根路―。

しかし、2年ぶりに今年の正月は、
予選会7位通過で、念願の箱根駅伝に戻って来ました。
結果はともあれ、懸命に走る選手の姿―。

九区で、繰り上げスタートになってしまった時の無念・・・
コロナ禍での不安な練習の日々・・・。
選手達の気持ちに寄り添うと、本当に感動しました。

そして、記憶に新しい高校サッカー全国選手権。
11年前、初出場で初優勝を飾った時も、
テレビで観戦していましたが、まさか今年、
強豪揃いのこの大会で、2度目の全国制覇―。

その学校とは、書くまでもないでしょうが、
山梨学院です。
県内の方なら知らない方はいらっしゃらないでしょうが、
幼稚園から、大学までが混在する私学の学園です。

そして、この山梨学院のある甲府市酒折町って云うのが、
自分の実家がかつてあった場所で、
学院の一帯は、自分にとっては格好の遊び場であり、
大好きな釣りを、たくさん覚えた場所でもありました。

自分の釣りの原点の場所―。
だと云っても、過言ではありません。

今でも学院大の南側には、
『十郎川(じゅうろうがわ)』と云う、
一級河川が流れていますが、今では護岸が進んで、
魚釣りが出来る様な場所は、殆どありません(T_T)

が、自分が子どもだった頃には、
土手には菜の花が咲き乱れ、
護岸もコンクリートではなく、
蛇籠に石を詰めて、土手を補強するもので、
ワンドもあって、魚釣りが充分にできたのです。

菜の花が終わると、タンポポ。
それが終わるとハルジオン・・・。って、
土手のお花が変っていったのも、良く覚えています。

土曜日ともなれば、釣り竿を担いで、
自宅から歩いて10分ほどで釣り場ですから、
学院を間近に見ながら釣りをしていました。
そして、マブナ(ギンブナ)や、コイが、
結構、釣れたんですよ!!

夕方になると、カエルが鳴き出して、
時にライギョや、ナマズも飛び出しました。

周辺で見られるのは魚だけではなくって、
時には美しいカワセミが川面を飛んだり、
冬にはマガモなども羽を休めていたり、
自然がいっぱいありました。

また大学の直ぐ裏にも広い野原があって、
良くバッタを採ったり、
カマキリを捕まえたりもしました。

また今はバイパスで広い道路になっているエリアは、
ほぼ、ぶどう棚が連なり、
その畑を潤す水路もたくさんあったので、
手網で追いかけて良く採ったもんです。
水辺のいきものの殆どは、
学院さんの敷地で覚えた様なもんです。

大きな体育館(F記念堂)では、
一年を通じて色んなイベントがあって、
以前、『○時だよ! 全○集合!!」
の、公開生放送なんかもあったり、
プロレスの興業も何度もありました。

それが、スポーツの振興と強化を諮り、
大学駅伝で名を全国に馳せたのを皮切りに、
高校野球、高校サッカーでも、
どんどん有名校になって来ている経緯を、
長い間、近くで見てきたので、
今では、本当に地域の誇りの学園に成長してくれました。

それが、やっぱり嬉しくってたまりません。
山梨学院と云えば、ケニアからの留学生の力走!!
が、注目されましたが、
特に、残念ながら他界されてしまわれた、
オ○オリくんなどは、
良く自転車に乗って地元を走っていた記憶があって、
あっ、って思うと、必ず彼からあいさつして来てくれて、
地元でも、本当に愛されていました。

なので、雪があがった翌日、
お天気も良かったので、あの川原に行ってみました。
遊び場だった頃の面影は、もう殆ど感じないけれど、
スポーツでの活躍が浸透するに連れて、
地元一帯が、学園都市として発達して来たんだなあ・・・。
そんな気がしています。

また、もっと昔、
学院があの場所で始まった頃には、
それこそ大きな池があったそうで、
自分には全く記憶がないのですが、

4歳上の兄も、その池で釣りを初めてやった―。
そんな風に話してくれたし、
父も、兄弟である叔父・叔母も、その池で、
釣りをしたり、遊んだ記憶を話してくれました。

今日は、ちょっと脱線してしまいましたが、
学院の活躍が嬉しかったので、
釣りにかこつけて、お話しさせて戴きました。

上の写真は左
十郎川から学院を望む


(その当時の写真じゃないが・・・)
良く釣れたマブナ(ギンブナ)







2021/01/14 9:06:01|ニッポンの釣り
船で投げでカレイに釣ろう!!
以前、冬の釣りの代表格として、
『カワハギ釣り』を、取り上げました。

カワハギの美味しさは、
『肝(きも)』が、決め手だった訳ですが、
今日は、『卵(らん)』が、決め手のこのお魚と、
釣りを紹介しちゃいましょう!!

それは、『マコガレイ釣り―』。
で、あります。
この釣りも、産卵に備えて体と卵に、
栄養を蓄えて、正に冬が一番美味しい時季なので、
興味のある方は、是非ともチャレンジして欲しい釣りです。

その中で、割と広いエリアに居て、
山梨からでも行ける釣り場とすると、
東京湾から、常磐道エリアってところでしょうかね。
乗り合い船もありますし、投げ釣りも盛んです。

ところで、カレイ釣りの極意はと云うと、
エサは余り動かさず、エサを目立たせる事―。
では、ないかと思います。
なんのこっちゃ・・・。って、事ですよね(^_^;)

では、その辺りを説明して参りましょう。
見た目は、ヒラメとクリソツなのでありますが、
『左ヒラメの右カレイ』って、言われる通り、
真っ白い方を下にして、
左を向いていればヒラメの仲間―。
右を向いていれば、カレイの仲間―。です。

そもそも、ヒラメとカレイはそっくりですが、
棲む環境も、食べてるエサも異なります。
ヒラメは魚食魚なのでルアーで狙えますが、
カレイは、ベントス系(底生生物)のエサを使います。

で、エサを目立たせる意味でありますが、
カレイの目の位置にご注目戴きたい―。
ヒラメの目が離れているのと違って、
カレイは両方の目が割と近い位置についていて、
キョロキョロと目を動かしてエサを探します。

この時、エンガワで泥をはね除けて、
下に潜っているベントスを探したりもします。

そこで、特に船釣りでのポイントは、
オモリで底を小突いて、泥煙幕を敢えて演出して、
そこにエサが居るように見せると云う事です。
小突きは、オモリだけ動かすので、
付けエサ自体は余り動きません。
煙幕の下にベントスが居る―。のが、ポイントです。

一方、投げ釣りでは、
キス釣りのようにさびいてしまうと、
エサを食いにくい体をしていますので、

目立たせるには、ハリのチモト周りに、
目立つ鳥の羽だとか、ひらひらしたものだとか、
ピカピカ光るものを纏わせて、
「ここにエサがあるよー」って、アピールするんです。
ハリも赤いハリになってる仕掛けが多いです。

天秤も、エサが浮いてしまいがちなジェット天秤よりも、
がっちりその場に留まる、
突起の付いた『スパイク天秤』などで、
駆け上がりに止めて、待ち釣りで狙います。

そして、船でも投げでも、早合わせは禁物で、
しっかり食い込みがあるまで待って、
ほぼムコウアワセで釣り上げるのです。

この時季の、真子(まこ)がぎっしり詰まった、
マコガレイの煮付けは、ホント絶品ですよ。

しかも、身と皮の間に、寒さから身を守るため、
ゼラチン質も纏っているので、
煮汁を一晩冷蔵庫で寝かすと、
「煮こごり」ができあがって、
アツアツ炊きたてご飯に乗っけて食べると、
ああ、幸せじゃあ・・・(^^)

と、云う事で、緊急事態宣言明けが、ラストチャンス!!
行くべし!!!



 







2021/01/13 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
ドジョウなのに・・・
もうとっくに終わってしまいましたが、
1月7日は、七草の日でありました。
それでは皆さん、春の七草をご唱和下さい(^_-)
全部、言えますか!?

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ、
ホトケノザ・スズナ・スズシロが春の七草で、
無病息災を願って、
この日に『七草がゆ』を、食します。

ところで、名前に仏様が宿る、
『ホトケノザ』で、ありますが、
実際の『ホトケノザ』と、七草の『ホトケノザ』って、
実は違う植物だ――。って、聴いた事ありませんか?

実際の『ホトケノザ』は、
赤紫色の漏斗状の花が、台座の様に開いた葉っぱの上に、
煙突のように立ち並んで咲きます。
その姿が、台座に鎮座する仏様のお姿に似ている――。
と、云う事で、この名前が付きました。

一方、春の七草として数えられる『ホトケノザ』は、
正式には、『コオニタビラコ』って、云う、
キク科の植物です。

前置きが長すぎましたが、
お魚にも「ホトケ」を、
その名に冠する、有り難い魚が居ます。
そのお魚は、『ホトケドジョウ』(写真 左)です。

ところで、この『ホトケドジョウ』ですが、
ドジョウなのに、他のドジョウとは、
ちょっと変った生態をしたドジョウなのです。

普通、ドジョウと云えば、
田んぼとか泥の中に居るイメージですよね。
それで、泥の中をにょろにょろ動き回る感じ・・・?

ですが、『ホトケドジョウ』は、泥が苦手で、
きれいな清流を、すいすいと泳ぎ回れるのです。
これは、鰾(うきぶくろ)が発達しているからで、
基本呼吸は、エラ呼吸がメインです。

が、ドジョウは水田など、
時季によっては、酸欠になりやすい環境に棲むので、
エラ呼吸だけでは足りず、たまに水面にお尻を出しての、
「腸呼吸」。更には、水が干上がっても対応出来る様に、
『皮膚呼吸』も、出来るとされています。

が、ホトケドジョウは、
元々、そういう過酷な環境が苦手なので、
泳ぎ回れる方を選び、結果、
腸呼吸・皮膚呼吸の機能を捨てたドジョウです。

同じ様に、泥の中を嫌い、
きれいな流れに身を寄せたドジョウが、
まだ他にもいます。
それは、『アユモドキ』(写真 右)です。

どちらも清らかな流れを好んだが故、
川が汚染されると、たちまち棲む場所を追われ、
その数はどんどん減っていきました。
今では、どちらも絶滅危惧種になっています。

ドジョウなのに、泥を嫌ったドジョウ。
そして、敢えて過酷な環境を選び、
人の生活と隣り合わせに生きるドジョウ。

どちらも、日本にとって大切な魚だと思います。
あなただったら、どちらの生き方を選びますか?
「南無~」







2021/01/12 9:06:01|お気に入りの場所
大雪のお見舞い
猛烈な冬型の気圧配置で、
日本海側は、軒並み大雪の被害に見舞われています。
雪害により怪我をされた方、
不運にも命を失ってしまった方もいらっしゃいます。

特に北陸3県と新潟県では、
平年の3倍から10倍もの積雪となっており、
各地で停電や、幹線道路での立ち往生も起こっています。

自分は、昨年まで新潟県の妙高市にある専門学校に、
非常勤講師として通っていたので、
今回、ニュースで大雪の情報が流れている場所は、
授業や実習でも良く行った場所で、
学生達とたくさんの思い出を紡いだ場所でもあり、
心を寄せるしかありませんが、心配が募ります。

特に今回の大雪は、
学校がある妙高エリアよりも、
日本海に面した、上越市・糸魚川市で、
記録的な大雪となって居り、
余計に心配です。

さて、上の写真は、
糸魚川市の能生(のう)と云うエリアの、
ジオサイトの一角でもある弁天島の、
初夏の風景です。鯉のぼりも泳いでいますね。

毎年、この場所を拠点に、
釣りや意傍の観察、漂着ゴミの調査など、
数多くの実習をした場所で、
積雪が、昨日の速報で163㌢にも達して居り、
きっと景色も一変してしまったのではないでしょうか。

大好きな場所なだけに、
とにかくこの大雪が、今日にはやんで欲しいです。
どうかどうか、不要不急の外出は避けて戴いて、
一日も早く、除雪の作業が進みますことを、
心より祈っています。

弁天島の弁財天様・・・
どうか海を鎮め、穏やかな太陽をお導き下さい。