鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/12/28 9:06:01|釣果報告
今年行った海と釣果です(^_^;)

普段の年であれば、
夏には八丈島へ行き、
釣りの相棒の兄と、伊豆の海に足繁く通い、
おおよそ月イチで、
何かしら海で釣りをしていた自分です。

が、コロナ禍の今年―。
先ず、春先から夏にかけての仕事がほぼ無くなりました。
結果、収入がほぼなくなってしまいました。

しかも、緊急事態宣言が出され、自粛のステイホーム―。
こうなってしまえば、
もう釣りどころではありません(>_<)

ようやく、様々な給付金や支援を戴き、
回復の兆しが見えて来た七月、
環境教育の講演の機会を戴いたのを皮切りに、
ポツポツですが、外に出る機会も増えて来ました。

そして、8月の下旬には、
今年初の釣りの指導の仕事となって、
千葉県の富津海岸に行くことが出来ました。

そこで今回は、スタートの富津から、
今年に行った海と、その時の釣果を併せて、
報告しながら、今年を振り返ってみようと思います。

左の写真は、行った順に並べてあるので、
見てやって下さいませ!!

では、写真上から、

1枚目
千葉県 富津海岸(8月) 投げ釣り
釣果 クサフグ・小さいクロダイ
小さいスズキ(セイゴ)など

2枚目
静岡県 静岡市清水区(10月5日) カセダンゴ釣り
釣果 キビレ・へダイ・ヒイラギ・マハゼなど
ウミネコに笑われてもうた・・・

3枚目
山口県長門市(10月)油谷エリア ルアー釣りほか
釣果 サバフグ・カサゴ(アラカブ)
ヤバいの・・・オニオコゼ
そして、余りに小さいマエソ(>_<)

4枚目
山口県長門市 (同上) 龍宮の潮吹き近く
ここでは観光のみ でも釣れそう・・・

以上でした。全てが貧果(泣)
来年は、絶対にリベンジじゃ(^_^)v
 







2020/12/27 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
園児に教えてもらっちゃいました!!
さあ、2020年も、いよいよカウントダウンです!!
明日がおおよそ仕事納め―。
そういう所が多い事でしょう。

全世界が、コロナで明け暮れた2020年。
お勤めの皆様、本当にお疲れ様でした。

様々な事情で、年末も年始もお仕事―。
そんな方も多くいらっしゃるとは思います。
特に医療従事者の皆様、
介護・福祉関連の皆様、
生活必需品を販売されていらっしゃる皆様、
心より感謝申上げます。

ところで、もう一つのブログで、
幼稚園・保育園での環境講演会の、
活動報告を紹介させて戴いて居りますが、
12月も続いて居りまして、
つい先日も、甲府市のある保育園様で、
講演させて戴きました。

毎回、講演会が終わると子ども達が、
自分のところに来てくれて、
色んな質問をしてくれてるんです(^_^)v

ちゃんと講演会の中でも、
「聴きたい事があったら聴いてね〜!!」
なんて、質疑応答の時間を設けてはいますが、
その時は、手を挙げてくれても、
どんな風に聴いたら良いか分かんなくなっちゃったり、
緊張しちゃって、質問忘れちゃったり・・・。
なーんです。

けど、終わってしまえば、
さすがに園児達のパワーは凄くって、
色んな質問が矢継ぎ早に飛んで来ます(^_^;)

で、その中に、
自分にクイズを出してくれた子が居たんです。
「世界一長いお魚は何だ!?」って、問題です。

で、自分はと云うと、こりゃ、簡単!!
『それは、さっき絵で見せたジンベエザメだよ!!」
って、答えたんです。
講演中に、自分が描いた絵を見てもらって、
海のいきものを当てるクイズをやっていまして、
真っ先に見てもらうのが、
実は大概、『ジンベエザメ』なんですよ。

そしたら、まさかのブッブー(>_<)
だって世界一大きい魚は、ジンベエじゃん!!
自信があったんですけど、正解じゃありませんでした(汗)
でっ、彼曰く、
「一番長〜い魚は、リュウグウノツカイだよ!!」
って、教えてくれたんですよ!!

確かに、長〜い!!
長いよねぇ。 素直に納得(^_^;)

それより、年長さんにもなるともう、
『リュウグウノツカイ』を、知ってるんだあ!!
って、そこに感激しちゃいました。

リュウグウノツカイって云ったら、
つい先日、お隣の静岡県沼津の、
某水族園の敷地内で、
泳いでる幼魚が見つかりましたよね!!
正にホットな魚ですよ。

で、大人げない自分はと云うと、
家に戻って真実をチェック!!
そしたら、確かに世界最大の魚類は、
やっぱり『ジンベエザメ』みたい・・・。

ですが、硬骨魚綱の中で世界最大は、
やはり『リュウグウノツカイ』でして、
ジンベエザメは軟骨魚綱に属する魚ですから、
彼の指摘は大正解!!
しかも、「長い魚は?」って、問題だもんね!?
うう、負けた(>_<) 
すっごーい!!

こんな風に、ちっちゃい生きものはかせ達に、
ギャフンと云わされちゃうのは、
恥ずかしながら良くあるんですよね〜。
やらかい頭で、どんどん知識を吸収しちゃうんだね。

進化が止まったおっさんの思考回路は、
もはやタジタジであります(T_T)

それに加えて、
なんと、殆ど釣れる事なんてないだろう―
と、思っていたのに、

このリュウグウノツカイが、
釣れちゃう場所もあるんだって!!
何処で釣れちゃうかって云うと・・・

「あつ森で釣れるんだよ!!」との、お言葉(^o^)
「えーっ、ホントに〜!?」
世のおっさんと呼ばれてる皆様、
「あつ森」は、分かりますよね!?

こっちも調べてみたら、やっぱりビンゴ!!
子ども達って、ホントに凄いよね〜(^_^)v

それでは、写真は両横綱のそろい踏み!!
東(左)ジンベエザメ!! 西(右)リュウグウノツカイ!!
これにて、打ち止め〜m(_ _)m

あっ、そうそう。
12月以降の講演会の様子は、
また来年になったら再開の予定で〜す!!

もいっこのブログも見に来てね〜(^_^)v







2020/12/26 9:06:01|釣魚料理
釣りで確保するお雑煮用の魚!!
♫♪ もう いくつ 寝ると〜

  お正月〜♪♪

ねっ。そうですよっ!!
昨日でクリスマスが終わって、
いよいよ今日から、街もお正月モード(^_^)v
2020年も、ホントあと4日あまりとなっちゃいました。

コロナ禍で、
あっという間に感じた方もいらっしゃるでしょうし、
思うようにならず、
ひたすら長く感じた方もいらっしゃるでしょう。

だからこそ、年の瀬とお正月くらいは、
穏やかに、平穏に、過ごしたいですよね。
ここに来てコロナ第三波が、
グワーっと押し寄せていますが、

どうか皆さんも、充分に感染対策をして戴いて、
元気に新しい歳を迎えて下さいね。
今年の感じが「密」に決まりましたが、
気持ちは密でも、
きちんとソーシャルディスタンスでいきましょうね。

ところで、お正月と云えば、
「お雑煮」で、ありますが、
日本には、地域地域で特色のあるお雑煮がたくさんあります。

そして、魚が入っているお雑煮も、
実は結構会って、その具材を釣って確保されている方も、
たくさんいらっしゃいます。

そこでこの投稿では、
実際に釣りで確保できそうな魚が入った、
お雑煮を幾つか紹介しますね。

先ずは東北エリアの、
特に仙台周辺で欠かせない雑煮の魚と云えば、
何と云ってもハゼです。

焼き干しにした大きめのマハゼが、
丸々入っているそうです。

北陸エリアでは、
魚の王様のブリです。
ダシにも具にも使われます。

他にも、日本海側のエリアでは、
ブリ雑煮のエリアは多い様ですよ。

そして、会津とか信州とか、
海から離れているエリアでは、
先にもちょっと触れたウグイ雑煮もあるそうです。

他にも、サケ、ニシン・ハタハタなど北の海の魚とか、
ダシにも使うトビウオ(アゴ)のお雑煮だとか、

きっと他にも、
「こっちはこんな魚を雑煮に入れるぞ!!」って、
おっしゃる方も、きっとたくさんいらっしゃりますよね(^_^)v

水の国「日本」は、
魚とは切っても切れない繋がりがあり、
その象徴的な食べ物こそ、
『お雑煮』なのでは、ないでしょうか!?

お正月の帰省を諦めた方も多いかもしれません。
なので、少しでも故郷の「お雑煮のにおい」を、
感じて戴けたら嬉しいです。

上の左の写真が「ハゼ雑煮」
右の写真が「ブリ雑煮」です!!







2020/12/25 9:06:01|釣魚料理
漁師さんの鮮やかな手さばき!!
直前の投稿で、
八丈島の八重根漁港に漂着した船―。
に、ついてお話ししました。

そして、八重根漁港には、
優しい漁師さんがいっぱい居て、
子ども達にお刺身を出して下さった―。
そんなエピソードも、お話ししました。

獲れたての新鮮なカツオを捌いてくれたのですが、
撮った写真の中に、お刺身を捌く漁師さんの、
鮮やかな手さばきを記録したいなと、
手元を写した写真も見つかったので、
昨日の続きで、紹介したいと思います。

お顔は全く写っていませんので、
こんなお刺身をつくる漁師さんの、
優しいお顔を想像しながら、ご覧下さい。

先ず、三枚におろしてから、
素早く皮を引いて、
写真の様な「割(さく)」の状態にするまでが、
やっぱり、すこぶる早かったですね。

写真は、お腹側(ハラモ)と、背中側の赤身を、
切り分けた写真ですが、
皮を引かれたカツオの皮下の脂の乗り、
凄いでしょう!?

見ていた子どもは、
目をまん丸に見開いて、
手の動きを追っていましたもん!!
もちろん自分もですけど・・・(>_<)

そして「平作り」にして、
右の写真の様に、
綺麗に発砲スチロールの蓋の裏に盛り付けてくれましたが、
やっぱり切り身が美しいので、
盛る器なんて選ばなくっても、美味しそうでしょ!?



 







2020/12/24 9:06:01|お気に入りの場所
10年もの月日が流れて・・・
先日、車のラジオから流れたあるニュースが、
どんっと、自分の胸に刺さりました。
別に、驚いたとか―。とか、そう言うのではなく、
なんとも感慨深いと云うか、
とっても不思議な感覚になりました。

どうして10年もの月日が流れた今になって、
どうしてあの場所に・・・。

って云う、感動と云うか、
もしかしたら、あの場所が選ばれたのかもしれない―。
そんな、「待ち人来たり」
みたいな、気持ちなのです。

あの場所と云うのは・・・。
それは、このブログでも度々お話ししている、
自分の大好きな場所であり、
第二のふるさととも感じている、「あの島」。

そうです。伊豆諸島の八丈島です。
その八丈島の中でも、
毎年、凄くお世話になっていて、
優しい方ばかりの、特に好きな場所である、
八重根漁港です。

その八重根漁港に、
東日本大震災で被災し、大津波で流された船が、
震災から10年が経とうとしているこの時期に、
流れ着いたと云うのです。

自分が八丈に行き始めたのは、
2005年からでした。なので、
当然、2011年にも行っている訳です。

それ以来、
今年コロナで行けなかった外は、
毎年行っているのに、
東日本大震災が絡んだような事は、
一度もなかったと記憶しています。

そこで、改めてこのニュースを取り上げた、
WEBニュースの記事をじっくり読み返してみました。
某王手新聞会社のWEB版の記事です。

その船が見つかったのは、今月10日の夕方です。
ですから、あの日から丁度9年と9ヶ月―。
となる、僅か一日前と云う事になります。
偶然にしても、凄いタイミングですよね。

以下が、その記事を原文のまま引用したものです。
一度、お読み下さい。

東日本大震災の津波で漂流した小型漁船が、
9年9カ月の歳月を経て、東京・八丈島で見つかった。

地元漁協が船の登録番号を確認し、
宮城県気仙沼市の漁協支所所属の船と判明した。

船内には大量のサンゴが付着しており、
どのようなルートを漂流したのか関心を呼んでいる。

船は10日夕、
同島の八重根漁港付近を漂っているのが見つかり、
漁協がロープでえい航して港に陸揚げした。
FRP(繊維強化プラスチック)製で、
全長約5・5メートル。

船の内側は鮮やかな彩りのサンゴで覆われ、
船内にたまった海水には
八丈島付近でも見られる海水魚
オヤビッチャがたくさん泳いでいたほか、
カニも出てきた。
 

登録番号から、
宮城県漁協唐桑支所(気仙沼市唐桑町)所属の船とわかった。
船の所有者と連絡がついたが、
八丈島での処分を依頼されたという。

海流に詳しい島の人は、
「潮の流れからすると、震災後に米西海岸付近に流された後、
北赤道海流で東南アジア付近に移動し、
黒潮に乗ってここに漂着したのではないか。

サンゴの付着具合から見て、
長い間、熱帯の海を漂っていたことも推測できる。
北太平洋を2周したのかもしれない」と話している。

近年では、東日本大震災で流された
岩手県釜石市の漁船が昨年8月、
沖縄県金武(きん)町の海岸で
約8年半ぶりに見つかった例がある。

以上 引用終わり

この記事を書いた方はお名前からして女性で、
しかも、八丈島にとても多いご苗字でした。

なので、きっと故郷で起きたこのニュースを、
記事にする事を、指名されたのかな・・・。
そんな想像もできました。

他の記事では、船の下にムロアジの群れが居た―。
って、書いてあるのが多かったのですが、

この記事には、敢えてでしょうが、
『オヤビッチャ』が、書かれています。
島では本当に馴染みの深い魚ですが、

割と本州の方は、
ご存じ無い方が多いんじゃないでしょうか?
そんな事からも、この記事を書かれたのは、
きっと八丈の方だろう・・・。
そう感じました。

ところで、上の写真をご覧下さい。
実は、どちらも八重根漁港で撮った写真です。

このブログでも、
もう一つの、「HOOK〜」の、ブログでも、
何度も書いていますが、

毎年の八丈キャンプの中で、最も大きなプログラムで、
野宿をしながら、1泊2日をかけて島を歩く、
『サバイバル踏破』と、云うプログラムがあります。

そして、ご覧の通り八重根漁港には、
屋根も、水道も、トイレもあるので、
格好の食事・給水・休憩のポイントになっていて、
敷地の一角をお借りする事を、
いつも快く協力して戴いて居ります。

そればかりか、港にどなたかスタッフの方がいらっしゃれば、
気さくに声を掛けて励まして下さいます。
しかも、運が良ければその日に水揚げされた新鮮なお魚を、
慣れた手でささっと捌いて下さり、
お刺身にして振る舞って下さる事もあるんです。

お魚がない時にも、ジュースやスイカなど、
子ども達が喉から手が出そうな程に、
その時欲しているものを、差し入れて下さったりもします。

本当に素敵な漁師さん達にお会いできる場所で、
指導者の自分達も、たまたまパトロールでそこに行くと、
子ども達と一緒にご相伴にあずかったりもします。

この時は、あいにくの雨模様でした。
赤い帽子は3班です。
雨宿りがてら休憩したこの時のメンバー達は、
港内の一角に、普段は見たこと無いような魚が、
集まっているのを見つけました(写真左)。

座布団くらいはありそうなトビエイに、
それにくっつこうとしているコバンザメもいました。
特に他の魚にくっついていないコバンザメの姿は、
どことなくマヌケで、ユーモラスな姿。
悠々と泳ぐトビエイ。

自分も一緒に、声をあげながら見ていました。
それを、後方からパチリとやった写真です。

壁画が見えますでしょ!?
あの先に船揚場があるんですよね。

暫く騒いでいると、やがて漁師さんが出て来て、
「カツオ食うか!?」と、声を掛けて下さって、
とれとれのカツオの刺身をドーン!!

いかにも漁師料理らしく、発泡スチロールのふたに、
ドーンとカツオを豪快に盛って出して下さいました。
うまそうでしょ(笑)いやあ、うまかったですよ!!(写真右)

こんな素敵な漁師さん達がいる漁港だからこそ、
きっとこの船が、ここを選んで漂着したんだ―。
って、何故か確信めいたものがあるんです。

インタビューを受けた漁師さんも、
どうやって、ここに来てくれたのかな?
そんな風に話されていたそうですよ。

なので、できれば震災の貴重な資料として、
この船、八丈で保存してくれればいいなあ・・・。
って、密かに思っています。

また来年、無事に島に行けたなら、
この船の前で、子どもたちに色んな話しができそうです。
きっと大きな学びにも繋がる筈です。

クリスマスイヴの今日、
この船はもしかしたら、サンタさんの海上ソリかも!?
きっとサンタさんに導かれて、
癒やしの島、八丈島に辿り着いたんだと思います(^_^)v