鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
2020/12/27 9:06:01|お魚のふ・し・ぎ?
園児に教えてもらっちゃいました!!
さあ、2020年も、いよいよカウントダウンです!!
明日がおおよそ仕事納め―。
そういう所が多い事でしょう。

全世界が、コロナで明け暮れた2020年。
お勤めの皆様、本当にお疲れ様でした。

様々な事情で、年末も年始もお仕事―。
そんな方も多くいらっしゃるとは思います。
特に医療従事者の皆様、
介護・福祉関連の皆様、
生活必需品を販売されていらっしゃる皆様、
心より感謝申上げます。

ところで、もう一つのブログで、
幼稚園・保育園での環境講演会の、
活動報告を紹介させて戴いて居りますが、
12月も続いて居りまして、
つい先日も、甲府市のある保育園様で、
講演させて戴きました。

毎回、講演会が終わると子ども達が、
自分のところに来てくれて、
色んな質問をしてくれてるんです(^_^)v

ちゃんと講演会の中でも、
「聴きたい事があったら聴いてね〜!!」
なんて、質疑応答の時間を設けてはいますが、
その時は、手を挙げてくれても、
どんな風に聴いたら良いか分かんなくなっちゃったり、
緊張しちゃって、質問忘れちゃったり・・・。
なーんです。

けど、終わってしまえば、
さすがに園児達のパワーは凄くって、
色んな質問が矢継ぎ早に飛んで来ます(^_^;)

で、その中に、
自分にクイズを出してくれた子が居たんです。
「世界一長いお魚は何だ!?」って、問題です。

で、自分はと云うと、こりゃ、簡単!!
『それは、さっき絵で見せたジンベエザメだよ!!」
って、答えたんです。
講演中に、自分が描いた絵を見てもらって、
海のいきものを当てるクイズをやっていまして、
真っ先に見てもらうのが、
実は大概、『ジンベエザメ』なんですよ。

そしたら、まさかのブッブー(>_<)
だって世界一大きい魚は、ジンベエじゃん!!
自信があったんですけど、正解じゃありませんでした(汗)
でっ、彼曰く、
「一番長〜い魚は、リュウグウノツカイだよ!!」
って、教えてくれたんですよ!!

確かに、長〜い!!
長いよねぇ。 素直に納得(^_^;)

それより、年長さんにもなるともう、
『リュウグウノツカイ』を、知ってるんだあ!!
って、そこに感激しちゃいました。

リュウグウノツカイって云ったら、
つい先日、お隣の静岡県沼津の、
某水族園の敷地内で、
泳いでる幼魚が見つかりましたよね!!
正にホットな魚ですよ。

で、大人げない自分はと云うと、
家に戻って真実をチェック!!
そしたら、確かに世界最大の魚類は、
やっぱり『ジンベエザメ』みたい・・・。

ですが、硬骨魚綱の中で世界最大は、
やはり『リュウグウノツカイ』でして、
ジンベエザメは軟骨魚綱に属する魚ですから、
彼の指摘は大正解!!
しかも、「長い魚は?」って、問題だもんね!?
うう、負けた(>_<) 
すっごーい!!

こんな風に、ちっちゃい生きものはかせ達に、
ギャフンと云わされちゃうのは、
恥ずかしながら良くあるんですよね〜。
やらかい頭で、どんどん知識を吸収しちゃうんだね。

進化が止まったおっさんの思考回路は、
もはやタジタジであります(T_T)

それに加えて、
なんと、殆ど釣れる事なんてないだろう―
と、思っていたのに、

このリュウグウノツカイが、
釣れちゃう場所もあるんだって!!
何処で釣れちゃうかって云うと・・・

「あつ森で釣れるんだよ!!」との、お言葉(^o^)
「えーっ、ホントに〜!?」
世のおっさんと呼ばれてる皆様、
「あつ森」は、分かりますよね!?

こっちも調べてみたら、やっぱりビンゴ!!
子ども達って、ホントに凄いよね〜(^_^)v

それでは、写真は両横綱のそろい踏み!!
東(左)ジンベエザメ!! 西(右)リュウグウノツカイ!!
これにて、打ち止め〜m(_ _)m

あっ、そうそう。
12月以降の講演会の様子は、
また来年になったら再開の予定で〜す!!

もいっこのブログも見に来てね〜(^_^)v







2020/12/26 9:06:01|釣魚料理
釣りで確保するお雑煮用の魚!!
♫♪ もう いくつ 寝ると〜

  お正月〜♪♪

ねっ。そうですよっ!!
昨日でクリスマスが終わって、
いよいよ今日から、街もお正月モード(^_^)v
2020年も、ホントあと4日あまりとなっちゃいました。

コロナ禍で、
あっという間に感じた方もいらっしゃるでしょうし、
思うようにならず、
ひたすら長く感じた方もいらっしゃるでしょう。

だからこそ、年の瀬とお正月くらいは、
穏やかに、平穏に、過ごしたいですよね。
ここに来てコロナ第三波が、
グワーっと押し寄せていますが、

どうか皆さんも、充分に感染対策をして戴いて、
元気に新しい歳を迎えて下さいね。
今年の感じが「密」に決まりましたが、
気持ちは密でも、
きちんとソーシャルディスタンスでいきましょうね。

ところで、お正月と云えば、
「お雑煮」で、ありますが、
日本には、地域地域で特色のあるお雑煮がたくさんあります。

そして、魚が入っているお雑煮も、
実は結構会って、その具材を釣って確保されている方も、
たくさんいらっしゃいます。

そこでこの投稿では、
実際に釣りで確保できそうな魚が入った、
お雑煮を幾つか紹介しますね。

先ずは東北エリアの、
特に仙台周辺で欠かせない雑煮の魚と云えば、
何と云ってもハゼです。

焼き干しにした大きめのマハゼが、
丸々入っているそうです。

北陸エリアでは、
魚の王様のブリです。
ダシにも具にも使われます。

他にも、日本海側のエリアでは、
ブリ雑煮のエリアは多い様ですよ。

そして、会津とか信州とか、
海から離れているエリアでは、
先にもちょっと触れたウグイ雑煮もあるそうです。

他にも、サケ、ニシン・ハタハタなど北の海の魚とか、
ダシにも使うトビウオ(アゴ)のお雑煮だとか、

きっと他にも、
「こっちはこんな魚を雑煮に入れるぞ!!」って、
おっしゃる方も、きっとたくさんいらっしゃりますよね(^_^)v

水の国「日本」は、
魚とは切っても切れない繋がりがあり、
その象徴的な食べ物こそ、
『お雑煮』なのでは、ないでしょうか!?

お正月の帰省を諦めた方も多いかもしれません。
なので、少しでも故郷の「お雑煮のにおい」を、
感じて戴けたら嬉しいです。

上の左の写真が「ハゼ雑煮」
右の写真が「ブリ雑煮」です!!







2020/12/25 9:06:01|釣魚料理
漁師さんの鮮やかな手さばき!!
直前の投稿で、
八丈島の八重根漁港に漂着した船―。
に、ついてお話ししました。

そして、八重根漁港には、
優しい漁師さんがいっぱい居て、
子ども達にお刺身を出して下さった―。
そんなエピソードも、お話ししました。

獲れたての新鮮なカツオを捌いてくれたのですが、
撮った写真の中に、お刺身を捌く漁師さんの、
鮮やかな手さばきを記録したいなと、
手元を写した写真も見つかったので、
昨日の続きで、紹介したいと思います。

お顔は全く写っていませんので、
こんなお刺身をつくる漁師さんの、
優しいお顔を想像しながら、ご覧下さい。

先ず、三枚におろしてから、
素早く皮を引いて、
写真の様な「割(さく)」の状態にするまでが、
やっぱり、すこぶる早かったですね。

写真は、お腹側(ハラモ)と、背中側の赤身を、
切り分けた写真ですが、
皮を引かれたカツオの皮下の脂の乗り、
凄いでしょう!?

見ていた子どもは、
目をまん丸に見開いて、
手の動きを追っていましたもん!!
もちろん自分もですけど・・・(>_<)

そして「平作り」にして、
右の写真の様に、
綺麗に発砲スチロールの蓋の裏に盛り付けてくれましたが、
やっぱり切り身が美しいので、
盛る器なんて選ばなくっても、美味しそうでしょ!?



 







2020/12/24 9:06:01|お気に入りの場所
10年もの月日が流れて・・・
先日、車のラジオから流れたあるニュースが、
どんっと、自分の胸に刺さりました。
別に、驚いたとか―。とか、そう言うのではなく、
なんとも感慨深いと云うか、
とっても不思議な感覚になりました。

どうして10年もの月日が流れた今になって、
どうしてあの場所に・・・。

って云う、感動と云うか、
もしかしたら、あの場所が選ばれたのかもしれない―。
そんな、「待ち人来たり」
みたいな、気持ちなのです。

あの場所と云うのは・・・。
それは、このブログでも度々お話ししている、
自分の大好きな場所であり、
第二のふるさととも感じている、「あの島」。

そうです。伊豆諸島の八丈島です。
その八丈島の中でも、
毎年、凄くお世話になっていて、
優しい方ばかりの、特に好きな場所である、
八重根漁港です。

その八重根漁港に、
東日本大震災で被災し、大津波で流された船が、
震災から10年が経とうとしているこの時期に、
流れ着いたと云うのです。

自分が八丈に行き始めたのは、
2005年からでした。なので、
当然、2011年にも行っている訳です。

それ以来、
今年コロナで行けなかった外は、
毎年行っているのに、
東日本大震災が絡んだような事は、
一度もなかったと記憶しています。

そこで、改めてこのニュースを取り上げた、
WEBニュースの記事をじっくり読み返してみました。
某王手新聞会社のWEB版の記事です。

その船が見つかったのは、今月10日の夕方です。
ですから、あの日から丁度9年と9ヶ月―。
となる、僅か一日前と云う事になります。
偶然にしても、凄いタイミングですよね。

以下が、その記事を原文のまま引用したものです。
一度、お読み下さい。

東日本大震災の津波で漂流した小型漁船が、
9年9カ月の歳月を経て、東京・八丈島で見つかった。

地元漁協が船の登録番号を確認し、
宮城県気仙沼市の漁協支所所属の船と判明した。

船内には大量のサンゴが付着しており、
どのようなルートを漂流したのか関心を呼んでいる。

船は10日夕、
同島の八重根漁港付近を漂っているのが見つかり、
漁協がロープでえい航して港に陸揚げした。
FRP(繊維強化プラスチック)製で、
全長約5・5メートル。

船の内側は鮮やかな彩りのサンゴで覆われ、
船内にたまった海水には
八丈島付近でも見られる海水魚
オヤビッチャがたくさん泳いでいたほか、
カニも出てきた。
 

登録番号から、
宮城県漁協唐桑支所(気仙沼市唐桑町)所属の船とわかった。
船の所有者と連絡がついたが、
八丈島での処分を依頼されたという。

海流に詳しい島の人は、
「潮の流れからすると、震災後に米西海岸付近に流された後、
北赤道海流で東南アジア付近に移動し、
黒潮に乗ってここに漂着したのではないか。

サンゴの付着具合から見て、
長い間、熱帯の海を漂っていたことも推測できる。
北太平洋を2周したのかもしれない」と話している。

近年では、東日本大震災で流された
岩手県釜石市の漁船が昨年8月、
沖縄県金武(きん)町の海岸で
約8年半ぶりに見つかった例がある。

以上 引用終わり

この記事を書いた方はお名前からして女性で、
しかも、八丈島にとても多いご苗字でした。

なので、きっと故郷で起きたこのニュースを、
記事にする事を、指名されたのかな・・・。
そんな想像もできました。

他の記事では、船の下にムロアジの群れが居た―。
って、書いてあるのが多かったのですが、

この記事には、敢えてでしょうが、
『オヤビッチャ』が、書かれています。
島では本当に馴染みの深い魚ですが、

割と本州の方は、
ご存じ無い方が多いんじゃないでしょうか?
そんな事からも、この記事を書かれたのは、
きっと八丈の方だろう・・・。
そう感じました。

ところで、上の写真をご覧下さい。
実は、どちらも八重根漁港で撮った写真です。

このブログでも、
もう一つの、「HOOK〜」の、ブログでも、
何度も書いていますが、

毎年の八丈キャンプの中で、最も大きなプログラムで、
野宿をしながら、1泊2日をかけて島を歩く、
『サバイバル踏破』と、云うプログラムがあります。

そして、ご覧の通り八重根漁港には、
屋根も、水道も、トイレもあるので、
格好の食事・給水・休憩のポイントになっていて、
敷地の一角をお借りする事を、
いつも快く協力して戴いて居ります。

そればかりか、港にどなたかスタッフの方がいらっしゃれば、
気さくに声を掛けて励まして下さいます。
しかも、運が良ければその日に水揚げされた新鮮なお魚を、
慣れた手でささっと捌いて下さり、
お刺身にして振る舞って下さる事もあるんです。

お魚がない時にも、ジュースやスイカなど、
子ども達が喉から手が出そうな程に、
その時欲しているものを、差し入れて下さったりもします。

本当に素敵な漁師さん達にお会いできる場所で、
指導者の自分達も、たまたまパトロールでそこに行くと、
子ども達と一緒にご相伴にあずかったりもします。

この時は、あいにくの雨模様でした。
赤い帽子は3班です。
雨宿りがてら休憩したこの時のメンバー達は、
港内の一角に、普段は見たこと無いような魚が、
集まっているのを見つけました(写真左)。

座布団くらいはありそうなトビエイに、
それにくっつこうとしているコバンザメもいました。
特に他の魚にくっついていないコバンザメの姿は、
どことなくマヌケで、ユーモラスな姿。
悠々と泳ぐトビエイ。

自分も一緒に、声をあげながら見ていました。
それを、後方からパチリとやった写真です。

壁画が見えますでしょ!?
あの先に船揚場があるんですよね。

暫く騒いでいると、やがて漁師さんが出て来て、
「カツオ食うか!?」と、声を掛けて下さって、
とれとれのカツオの刺身をドーン!!

いかにも漁師料理らしく、発泡スチロールのふたに、
ドーンとカツオを豪快に盛って出して下さいました。
うまそうでしょ(笑)いやあ、うまかったですよ!!(写真右)

こんな素敵な漁師さん達がいる漁港だからこそ、
きっとこの船が、ここを選んで漂着したんだ―。
って、何故か確信めいたものがあるんです。

インタビューを受けた漁師さんも、
どうやって、ここに来てくれたのかな?
そんな風に話されていたそうですよ。

なので、できれば震災の貴重な資料として、
この船、八丈で保存してくれればいいなあ・・・。
って、密かに思っています。

また来年、無事に島に行けたなら、
この船の前で、子どもたちに色んな話しができそうです。
きっと大きな学びにも繋がる筈です。

クリスマスイヴの今日、
この船はもしかしたら、サンタさんの海上ソリかも!?
きっとサンタさんに導かれて、
癒やしの島、八丈島に辿り着いたんだと思います(^_^)v



 







2020/12/22 9:06:01|釣り用語の解説
イソ釣りのポイントの見方とイソ釣り用語の解説をしてみます!!
暮れも押し詰まって来ましたが、
今年の釣り納めは、お済みですか?
また、来年の初釣りの予定はお決まりですか?

ところで今日は、「イソ釣り」について、
色々とお話しさせて戴こうと思います。

実際に、海岸線に突き出た岩場や、
沖にある海上に頭をもたげている岩場の事を、
「磯(イソ)」と、呼んだり、
特に沖の岩場は「瀬(せ)」と、呼んだりします。

まだこれから寒くなって来ますので、
初心者の方は、春になって暖かくなったら、
チャレンジして下さい。

また、イソ釣りのベテランの先輩方は、
これから自分が書く解説に、
ツッコんだり、同意戴けたりしたら幸いです。

では、上の2つの写真をご覧下さい。
両方とも、10月に仕事で行って来た、
山口県長門市にある、「地磯」です。
この二つの岩場は、地続きでさほど離れていません。

この二つの写真を先ずは見比べて戴いて、
用語の解説をしながら、この磯の何処で釣ればいいか・・・
ポイントの見方も解説していきますね。
太字になっているのが用語の解説です。

先ずは左の写真の磯ですが、
もしあなたが、私が写真を撮った手前の岩場から、
正面に見える亀の甲羅に似た、
大きな岩場の方へ向けて竿を出すと仮定します。

ここで釣りをする場合、
仕掛けを入れるポイントは、何処がいいでしょうか?
一緒に考えてみましょう。

先ず目を付けたいのは、大きな岩の右側に、
白い泡みたいに見える場所がありますよね。

この白い泡の様に見える場所を、
『サラシ』と、呼びます。
泡があると云う事は、当然ですが空気を含んでいる―。
と、云う事です。と、云う事は、
その泡の下は新鮮な空気が絶えずあるので、
魚も集まり易い場所である―。
と、云います。

実際に、『グレはサラシを釣れ!!』
と、云う言葉もあります。
『グレ』とはメジナの事で、
山口県の場合は、メジナは『クロ』と、呼ぶみたいです。

なので、サラシが見える辺りに仕掛けを入れると良いかも・・・。
そう思うかもしれません。確かに、サラシの下には、
結構、魚が居ると思いますが、
もっと良く、全体を見てみましょう。

ここからは、自分だったら・・・。
と、云う事で話しますが、こっちの方がいいぞ!!
と、ベテランさんはツッコんでくれるかもしれません。

では、解説しますね。
サラシの手前に白いさざ波が立っている様に、
見える場所がありますね。
それと、サラシの湧き方を見比べると、
大きな岩にぶつかる様に見えているので、
潮の流れは、壁になってる岩に向かっています。

一方、自分が写真を撮っている位置の左側には、
切り立った別の岩があって、
その手前は波が穏やかです。
なので、小魚は集まっているでしょうが、
大きな魚は、余りいないと仮定します。

先ず自分だったら、
先に左側にコマセを打って、小魚を集めます。
コマセは、魚を寄せる為の撒きエサの事です。
そして、撒くのではなく、打つ―。
と、表現します。

そこから、正面に仕掛けを入れて、
仕掛けに同調するように、
コマセを更に打ちます。
サラシに向かって行く潮に乗せるんです。

魚を掛けるポイントのイメージは、
サラシの手前です。

魚はハリ掛かりしたら、
サラシに向かって走る筈―。
そこを食い止めて、魚が私の方に顔を向けたら、
この勝負、自分の勝ちだと考えています。

逆に、大きな岩の右奥の方にも、
白い波が見えています。
が、良く見ると何かに覆い被さっている波です。
即ち、頭を出していない岩がある様です。

この見えていない岩の事を、
『カクレ根』とか、『シズミ根』
と、云って、ここに走られたら、
この勝負は、魚の勝ちです。
左の写真の磯の攻略法は、こんな感じでしょうか!?

では、皆さんは、
右の写真の磯の攻略法を、考えて下さい。

一番先っぽに見える濡れた岩から、
『サラシ』が、出ています。

この磯は、先端に向かって下っていますね。
余り先に立つと波を被るし、非常に危険です。
竿は敢えて、自分が写真を撮っている位置としましょう。

この解説は、長くなるので、
攻略のヒントを用語解説しますよ。

手前のサラシのその向こう。
潮は左から右に流れている様です。

こうした潮の流れですが、
見えていない岩場の方から流れて来ます。
この潮を「払い出しの潮―」
と、呼んだりします。

一方、サラシは岩にぶつかっていますから、
サラシの向こうの潮は、手前に押しています。
と、云う事は、異なる潮の流れがぶつかっている―。
と、云う事です。

こうした潮のぶつかる場所を
「潮目(しおめ)―」と、云って、
こうした場所もポイントになりやすい場所です。

さあ、これらをヒントに、
釣り方も含めて、攻略法を考えてみてくださいませ!!

魚を、引き上げる場所も考えないと、
折角、掛けても、獲れないかもしれませんよ(^_-)

こうしたポイントの一つ一つのピースを、
ジグソーパズルのように、繋げていくのが、
磯釣りの醍醐味ですよね(^_^)v